その描写が何を表すかが分からない子たち。

先日、とある小学生の授業をしていました。

国語の授業をしていたのですが、面白いというかあきれた現象があったのです。

 

国語の物語の中でとある描写が何を表しているのかを生徒に確認したんです。

その描写というのが、「○○は鼻をすすって・・・」というものです。

 

物語文ですから、この描写はそのまんまの意味ではありません。

ちゃんとした心情表現なんですよね。

その描写が何を言っているかがわからないと問題が解けなかったので、私は生徒に確認をしたんです。

 

すると、生徒は「えっ、寒かったんでしょ?」と言ってきたのです。

同時に授業をしていた中学生がそれを聞いて吹き出していましたが、その小学生がいかに的外れなことを言っているかがわかります。

 

私も笑ってしまったのですが、実はこの現象、他の小学生でも同じことが起こっていたのです。

別の小学生も同じ言葉を同じようにとらえていたのです。

 

もちろん、この子たちは国語が苦手な生徒です。

学校の授業もろくに聞いていないのでしょう。

国語の読解は文を読む力がなければ、問題が解けないわけですから、この現象はかなり深刻な問題なのです。

 

とはいえ、この子たちが特殊なわけではありません。

多くの小中学生が文を正確に読み解くことができていないのです。

これは圧倒的な文章を読む経験がないことが由来します。

 

活字に触れることが極端に少ない状況が続けばこうなってしまうのです。

そして、同時に家での学習のさせ方が間違っていることでもあります。

 

文章題を子どもに解かせているのか、そしてわからない言葉をどう調べるかを教えているのか、これらは学校でも教わりますが、家で徹底しないとできるようにはなりません。

 

読書が好きな子は勝手にこういう技術を身につけますけどね。

読書が嫌いな子は、ある程度は強制力をもって語彙力を鍛えないといけないのです。

 

家での学習が少ないとこういう状況が起こり続けます。

母国語である国語ができないというのは、他の教科もできなくなることを示唆しているのです。

 

我が子がスマホやタブレットばかりを見てはいませんか?

別に電子書籍でも構いませんので、活字を読ませた方がいいですよ。

 

ちなみに、漫画から入っても大丈夫です。

とはいえ、いまやその漫画の読み方も知らない子が多いですよね。

 

勉強ができない子というのは国語ができない子ともいえます。

その状況で慌てて塾に入れても成績は上がらないと思いますよ。

まぁ、国語の授業をとればいいのでしょうが、中学生で国語の授業を実施している塾も少ないですからね。

 

塾に入れる前に語彙力を鍛えることを徹底してください。

最低限の知識がなければ、学校の授業だって何を言っているかが分からなくなりますよ。

私たち教師が学習内容を伝える手段が日本語である以上、その言葉が何を言っているのかを理解させるのは大事なことですからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

テスト結果は必ず確認するようにしてほしい。

このブログでも何度も書いていますが、子どもの成績は必ず確認するようにしてください。

そして、もし悪かったとしてもただ叱るのではなく、今後どうしたらいいのかを話し合ってほしいのです。

 

単に点数だけを見て叱ってしまうと、子どもは今後成績を見せたくなくなるでしょう。

もう終わったことでネチネチ言っても仕方がないのですから、今後どうしたらいいのかを話し合って下さい。

 

では、何を話し合えばいいのか。

それは毎日の勉強の約束です。

 

もし、志望校に届いていないようでしたら、勉強の量を増やすしかなくなります。

結局点数が低いのは、その子の勉強量が足りない可能性が高いのです。

であれば、毎日どのくらい勉強するのかを約束させましょう。

 

これはテスト結果が返ってきたタイミングでしかできない話です。

テストの結果を見て、それが下がっているようでしたら、子どももマズいと感じるでしょう。

そういうわかりやすい状況だからこそ、話し合いができるのです。

 

数字というのは、現状を的確に表しているのですから、現状がマズいことは誰もがわかることだと思います。

現状がマズいというのは、勉強を毎日やっていない現状を指します。

 

スマホをいじったり、ゲームばかりしていては、勉強を満足にすることはできないでしょう。

スマホやゲームを制限してでも、勉強時間を確保するようにしないといけません。

 

何時から何時までは毎日勉強することを約束させましょう。

こういう具体的な話ができるのもテスト結果が返ってきたタイミングしかないと思います。

何もない状況では子どもは親の言うことを聞くことはないでしょうから。

 

このように建設的な話をするように心がけて下さい。

子どもにとっては悪い結果を見せるのは勇気がいることと思います。

ですので、頭ごなしに叱ることだけはやめてほしいですね。

 

そして、その後もテスト結果が返ってくる毎に、子どもと改善策を話し合ってください。

高校受験までに状況が良くなっていけば合格はできると思いますし、高校進学後も勉強の姿勢を継続させられるでしょう。

 

当たり前のことですが、良い結果だったら大いに褒めてあげてくださいね。

親に認められることはモチベーション維持につながりますので、褒めることは大事なことですからね。

 

うちの塾では今日、茨城統一テストを返却していきます。

必ずテスト結果をご覧いただき、子どもと話し合いをしてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

わからないと言っている場合ではない。

わからないからと勉強を諦めてしまう子というのは、最初のころから勉強を諦めてきた人生なんですよね。

そもそもが勉強は最初はわからないのが当たり前であり、色々な知識を得て初めてわかるようになってくるのです。

 

わからないと嘆いている子は、ほとんどがどこかで理解することを放棄したんです。

諦めなければきちんと理解できたかもしれないのに、その苦労から逃げたんですよ。

そういう苦労を経て初めて知能は上がってくるのですからね。

 

勉強ができるできないという違いは今までの積み重ねがあるかどうかなんですよ。

今までの積み重ねがないから、難しくなってくると途端に分からないとなってしまうんです。

 

中学の内容なら、少し頑張ればなんとか理解ができるかもしれません。

小学校の内容から復習する余裕もあるでしょうし、塾などの専門機関で教われば何とか理解できるでしょう。

 

しかし、それでも中3生からでは遅いとは思います。

何せ今までの2年間の積み重ねがないんですからね。

中1・2さらに小学生のころから勉強の経験がないというのは大きなハンデなんです。

 

ましてや、高校生になってからでは完全に手遅れとなります。

自分が入った高校が自分の実力相当の高校ならまだしも、背伸びをして入ってしまえば授業についていけないでしょう。

 

当たり前ですが、高校はレベルの低い子に合わせて授業をしてくれません。

義務教育ではないのですから、容赦なく置いていかれるんですよ。

 

進学校であれば、大学進学に必要な授業をやっていきますからね。

授業が難しくてついていけないというのなら、もう大学への進学は諦めた方がいいかもしれません。

 

たとえ分からないことがあっても夢を諦められないというのなら、勉強地獄になることを覚悟しないといけません。

優等生たちが小学生のころから積み上げてきた勉強時間を凌駕するだけの勉強量を、高校3年間でやらないといけないのですからね。

 

単純に計算しても、毎日4~5時間の家庭学習をやらないといけないでしょう。

そこまでしても優等生には敵いませんけどね。

何せ優等生は歩みを止めませんからね。

 

成績優秀者は勉強の習慣があるから成績がとれているのであり、大学に合格するまでは油断なんてしません。

簡単に落ちてしまう子は、そもそもが優等生ではないんですよ。

だから、脱落者なんてそうそう出てこないんです。

 

つまり、成績上位陣が崩れないのですから、成績下位者は尋常ではないほどの勉強をこなさないと追いつけないんです。

時間は有限ですからね、高校生になってから今までの行いを後悔したって遅いんですよ。

 

では、どうすればいいのか。

当たり前のことですが、簡単に逆転できるような裏技はありません。

いかに毎日コツコツと勉強するかしかないんです。

 

泥臭く時間があるだけ努力を続けるのです。

そして、効率良く勉強をやっていくことが大事になります。

もし、効率良いやり方が見つかれば短期間で大幅な上昇も狙えるかもしれませんよ。

 

もし、今あなたのお子さんが小学生なら、今から勉強の習慣は身につけさせておいて下さいね。

もし、あなたの子が中学生なら、今からでもどんどん勉強量を増やして下さい。

もしかしたら、高校入学までにそれなりの勉強量は確保できるかもしれませんから。

 

そして、もしあなたの子が高校生で有名大学に進学したいと願うなら、なるべく勉強することを強制してほしいですね。

自分の子がそれでも夢をおいかけたいと願うなら、中途半端な努力をしても夢は叶いませんからね。

 

自分の子に勉強において後悔してほしくないなら、しかるべき時にしかるべき行動をしないといけないんですよ。

もし、そんな勉強漬けは可哀想だと考えるなら無理しなくて良いですからね。

ぜひ、自由に遊ばせてあげてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

情報を得ようとしない子は痛い目にあうものなんです。

最近ネットでこんな記事?というか情報を見ました。

それは「入社当日に退職代行サービスに退職をお願いする新社会人がいる」って話です。

ツッコミどころ満載のこの記事ですが、どうして退職を決意したかというと配属部署が自分のやりたいことではなかったってことなんです。

 

まぁ、全員が全員、こんな行動をしているわけではないというのは重々承知しています。

ただ、こんな極端な行動に出てしまう子がいるというのが、今の社会なんです。

 

私の見解は100%この子が悪いってことです。

そもそもが自分の入ろうとした会社へのリサーチが甘すぎます。

このネット社会で情報が得られないなんてことはないでしょう。

 

会社に入ったときに、どんな部署があるのかくらい把握できるでしょうに。

そして、自分の希望の配属にはならない場合があるってことを事前に知らなかったのが問題です。

 

会社は総合的に社員を鍛えていくという考えがあり、最初は基本を学ばせる部署に配属するのが当たり前です。

そこで頑張ってまた違う部署で働き、経験を重ねてようやく自分の行きたい部署へ行ける可能性が出てくるわけです。

 

しかも、いろいろな部署で経験を重ねることで、自分が知らなかった適性ってものも見つかるかもしれません。

学生時代に思い描いたことってどうしても子どもの想像に過ぎません。

だから理想と現実とのギャップで心が折れるのでしょう。

 

ちなみに、大学生なんて子どもですからね。

年齢的に大人扱いされるだけで、社会にも出たことのないお子ちゃまなんですよ。

だから、判断が甘いし、そもそも全体的に幼稚なんですよね。

 

そして、自分の口から言い出せないという気持ちはわかりますが、いきなり退職代行サービスを利用するのもどうかと思います。

一般的に退職代行サービスはその職場のパワハラを恐れたり、上司からの説得を避けるために使うものです。

 

それなのに、入社当日では訳が分かりませんよね。

何も会社とのトラブルを抱えていない状況で、代行してもらわないと退職を申し出ることができないのは情けないですよね。

まぁ、それが今の使い方なんですと言われればそれまでですが・・・

 

この例からわかるのは、これだけ情報があふれている現代でも、自分から情報を得ようとしなければ何もわからないのです。

この新人君の例は、いかに情報を得ることをサボってきたかがうかがえますからね。

 

これは勉強でも同じことが言えると思います。

よく高校に入ったものの、自分の想像とは違うと、5月になってから不登校になってしまう子がいますが、これってただの情報不足なんですよね。

 

高校の情報だってネットからでも、先輩からでも、学校の先生からでも、もちろん塾の先生からでも聞くことができるでしょう。

その情報を集めることを怠ったから自分の想像とは違う状況に心が折れてしまうのでしょう。

 

まぁ、いかに情報を得ても理想とは違うことなんかよくありますけどね。

情報通りであることの方が少ないのですから。

とはいえ、夢ばかり見ているからそういうことになるのだと、この失敗から学べばいいだけなんですよね。

 

自分の理想を実現したいのであれば、環境を求めることは悪くないです。

しかし、その環境が悪いからといって、自分のやりたいことができなくなるわけもないんです。

 

逆境を乗り越えることで、人は成長しますからね。

4月の今、自分を取り巻く新しい環境に絶望している子もいるでしょう。

ただ、そんな理不尽は社会に出たら当たり前のことですよ。

 

予想外のことが起きてもワタワタしないように、いろいろなことを想定して新しい環境に乗り込んでほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

英語ができないのって、国語ができないからなんだよなぁ。

当たり前ですが、英語も国語も言語学です。

同じカテゴリーに入っているものなのですから、似ているところが多いんですよ。

 

全く異なるのが語順くらいで、それ以外は特に変わりはないんです。

例えば、主語や述語は必ず文に入っているというのは、国語でも英語でも同じなんです。

 

しかし、小学生は国語の授業をきちんと聞いていないんですよね。

主語だって述語だって、きちんと小学生で習う言葉ですからね。

 

修飾語だって接続語だって同じです。

小学生の段階でいろいろな言葉を教わっているのです。

 

ただ、小学校の先生自体が国語が苦手な人が多くなっている印象を受けますからね。

まともに国語を教えられているかどうかが疑わしいですよね。

とはいえ、前提として子ども自身がきちんと授業を聞いているのかが問題ではありますがね。

 

中学生になってからも国語では文法を指導します。

品詞の名前は中学生も少しずつ学んでいくんです。

特に用言は活用する語として、きっちり習っているはずです。

 

しかし、これもほとんどの中学生がまともに授業を聞いていないからか、習得ができていません。

中3生に「学校で習ったでしょ?」と聞いても微妙な顔で返事をします。

 

学校ワークにも問題はあるのですが、ろくに解いてこなかったんでしょうね。

時間をとって文法問題を数多く解かせればいいのでしょうが、学校の授業ではそこまで長い時間を割いてはくれないのです。

 

そもそもが国語を舐めている子が多いんです。

自分の母国語だから適当にやっていてもなんとかなるでしょ?と考えている子が多すぎるんですよね。

言語学としては国語も英語も同じなのですから、同じ量の勉強をしなければできるようにはならないのですよ。

 

基本的に英語ができないって子は、国語もできませんからね。

国語は得意だけど、英語が苦手って子は少ないんです。

まぁ、得意と言っているだけで、きちんと理解しているかどうかは疑わしいですけどね。

 

国語の点数が一番良かった子でも、その子がきちんと国語を理解しているかはわかりませんしね。

読解はできるだけで、国文法はできないなんて子はうじゃうじゃいるのですから。

 

こういった文法用語を知らないと、英語の説明を聞いても分からなくなるんです。

その傾向が顕著に出てくるのは、「動詞」という言葉です。

 

動詞とはなんぞやということが分からないと英語は詰みます。

動詞によって英文は分類できるようになるのですから、動詞という品詞を知らないだけでかなり理解から遠ざかることとなります。

 

前述した主語と述語も同様のことです。

英文にだって主語と述語は存在するのです。

小学校でその理解が及んでいない子が英文を解釈することはできないでしょう。

 

すべての勉強の基礎は小学生にあります。

小学生の勉強をバカにしてはいけませんよ。

勉強ができる子を作りたいなら、小学生のころから勉強の習慣を身につけさせないといけません。

 

まぁ、その前に授業をきちんと聞く姿勢が大事なんでしょうね。

それすらできていない子が今の世の中には数多く存在していますからね。

 

ちなみに、話が聞ける子に育てるかどうかは、学校ではなく親の仕事ですからね。

自分の言っていることを子どもが理解していないのは、きちんと聞いていないからです。

 

片手間に聞いている姿を見たら、必ず叱らないとダメですよ。

自分の話を流されている状況は非常にまずいんですからね。

家と同じことを学校でも同じようにするのですから、自分の話を真剣に聞かせることは大事な躾ですよ。

 

もちろん、目を見て話を聞くことが大事なことです。

保護者の方は、子どもが自分の目を見て話を聞いているか確認してみてくださいね。

特に大事な話なら、子どもに正座をさせながら聞かせるのも効果的だと思いますよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

勉強はできるようにならないと効率はよくならない。

タイトルはまぁ当たり前のことですよね。

勉強はできるからはかどるのであって、できなければはかどるわけもないんです。

 

水曜日の自立支援学習日の生徒の様子を見ても、それは顕著に表れます。

成績優秀な子は、2時間を有意義に使っているのです。

 

塾の宿題を終わらせ、英単語テストを覚え、学校ワークまでやっています。

毎日勉強している子は、塾の宿題は家でやっていますので、水曜日は学校ワークを中心にやっているんですよね。

 

しかし、能力が低い子は2時間の大半を英単語テストを覚えるのに使ってしまっています。

英単語テストを覚えるのが遅いためそうなってしまっているわけですが、別に家で覚えてくればいいのに、それはしないがために塾で大半の時間を使ってしまうのです。

 

要は毎日勉強していないんですよね・・・

 

勉強ができない子というのは、基本的に毎日勉強していないんです。

だから、効率が良くなっていかないわけです。

勉強のコツも何もかもが成長しないわけですし、せっかく授業で理解したことも一瞬で忘れていくわけです。

 

すべての勉強は積み重ねが物を言いますので、毎日勉強していない子が成長することはありえないのです。

 

逆に毎日勉強していればどうなるのか・・・

当たり前のことですが、成長しないわけがありません。

きちんと同じ時間毎日コツコツ勉強しているのに成長しないとしたら、もうそれはどうしようもできないのだと思います。

 

同じ時間勉強しているのに成果がある子とない子がいるのは、今までの積み重ねが影響しているのです。

成績が低い状態をほっておいてはいけませんよ。

 

それは癌といっしょで、放っておけばいずれ末期状態になっていくでしょう。

末期状態になれば、どれだけ手術をしても助かることはありません。

 

まぁ、あくまで勉強ですから、死ぬわけではないですけどね。

ただ、自分のやりたいことを諦めなければいけないことが起こってしまうでしょう。

 

いずれ大学を目指すのであれば、勉強の習慣を身につけないとダメですよ。

休みの日でも構わず勉強を続けるような強い意志をもって頑張らないと、いざやりたいことが見つかってもどうにもなりませんからね。

 

勉強をさせるのなら早めに行動してくださいね。

それをするのも、保護者の役目だと思いますよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

何度も言うけど、塾の言う通りに動けない子の成績は上げられないよ。

本当に切実に思いますが、塾の言う通り動けない子の成績は絶対に上がりません。

むしろ、塾の言う通りにできないのに、なんで塾に通ってんの?って言いたいですね。

 

これはうちだけではなくて、他の塾だって同じです。

他の塾だってそこの先生の言う通りにしなければ、成績は上がりませんよ。

 

まだ信頼関係がなければ、手放しで信じるのは難しいのかもしれません。

ただ、その塾を選んで入塾したんですよね?

だったら、まずは塾の言う通りにやってみましょうよ。

 

もし、塾の言う通りにやって、それでも成績が上がらないんなら、もうそれは塾の責任です。

生徒は一生懸命にやっているんですから、それで成績を上げさせてあげられないのだとしたら、完全に塾がいけないでしょう。

 

ただ、少しでも生徒に落ち度があるのなら、塾の批判はしないでほしいですね。

こっちは精一杯やっているんだ!!と胸を張って言えないのであれば、それはまだまだ改善の余地が残っているってことなんですよ。

 

塾はお金をもらって指導していますからね。

成績を上げるためのノウハウを売っているわけですから、そのノウハウを使わないなんてもったいないんですよ。

 

よく書店で参考書や問題集を買ってはみたものの使わない人がいるじゃないですか?

それだってせっかく買ったものを使っていないのですから、もったいないんです。

 

まぁ、私も学生の頃、同じ失敗をしていましたから、強くは言えないですけどね。

参考書や問題集って買ったら満足しちゃうんですよね。

買っただけでは意味がないのにもかかわらずに・・・

 

塾のノウハウや、書店で買った参考書や問題集も使わないと意味はないんです。

きちんと使いこなしてこそ初めて成果って出てくるんですよ。

 

ちなみに、自分の子が塾の言う通りに動いているのかは塾に直接確認してみてくださいね。

うちの塾なら、私にLINE送ってくれればすぐに確認できますからね。

もしくは、直接電話してくれればお子さんの状況をお話できますよ。

 

なぜ塾に通っているのに成績が上がらないのか・・・

その原因がどこにあるのか、それを確認するのは大事な保護者の役目ですよ。

しっかりと有意義なことをきちんとやって、費用対効果が良くなるようにしましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

塾に入れたら安心なんてことはない。

仕事柄、保護者が書かれているブログなどに目を通すことが多いのですが、よく書かれているのが、「塾を見つけて入れたら安心」という言葉です。

 

特に中学受験となると、塾選びは大変です。

首都圏の中学入試ではノウハウが大事になってきますので、塾の名前が大事になってくるんですよね。

 

日能研やらSAPIXなど、中学受験に強い塾がありますからね。

そこに入れれば、その塾のカリキュラムにのっかるだけで中学受験はOKになります。

 

この近辺でいえば、清真中学に特化したノーリツ学園でしょうかね。

やはり歴史がありますから、清真中学に入れるのであれば、一番手に上がってくる塾となります。

 

ただ、中学受験は小学校の授業とは連動していませんので、家での学習が重要になってきます。

塾に入れてカリキュラム通りに指導を受けても、宿題は大量でなおかつ基礎問題でさえ入試レベルで難しいのです。

 

親のサポートなしに問題集が解けるわけもなく、睡眠時間を削ってでも勉強するしかなくなります。

もちろん才能がある子はそうはなりません。

しかし、ほとんどの子がそんな才能を持ち合わせていないのです。

 

ここまで言えば、塾に入れたら安心ということにはならないことがわかると思います。

 

別にこの話は中学受験に限ってのことではありません。

普通の塾だって入れたら終わりなんてことはないんですよ。

 

そもそもが塾に入るきっかけは何なんでしょう?

成績がマズくなったからではないんですか?

 

であれば、家庭学習をやらせないと意味はないのです。

たとえ塾に入れても、宿題はやらないし、毎日勉強するわけでもないでは、成績は上がることはないでしょう。

 

多くの家庭が塾に入れたら終わり、塾にお任せになっていますが、それでは成績は上がってこないでしょう。

塾はあくまでも成績を上げる加速装置みたいなものです。

 

普段から勉強する習慣がない子がどうやって加速していくんでしょう?

当たり前のことですが、止まっているものを加速させたところで、速度はゼロのままですからね。

まずはゆっくりでも動くことが大事なんですよ。

 

4月になり、新しく塾に入った人も多いと思います。

しかし、その3ヶ月後に成績が上がっていくかどうかは、普段の過ごし方に関わってきますからね。

 

このブログでも何度も言っていますが、まずは毎日の勉強時間を確保しましょう。

その中で色々試行錯誤をして初めて成績は上がってくるんですからね。

塾に入れたらそれで終わりではなく、家でも全力でできることをやってみましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

成績表を確認するのは塾の義務。

とある小6生から中学生になったら成績表を見せるのかどうかを聞かれました。

うちは基本的に成績表は見せないといけませんからね。

この子も確認のために聞いたのでしょう。

 

私は「うんそうだよ、見せなきゃいけないよ。もし、見せたくないなら塾は辞めなきゃダメだからね」と答えました。

まぁ、ここまで言う必要はなかったでしょうが、最初が肝心ですからね。

ビシッと言っておきました。

 

なぜここまで成績の確認を重視するのか。

それは、うちの塾の目標が生徒の成績を上げることだからです。

 

楽しく勉強させるとか、ただ授業をするだとか、生徒を正しい道に導くとか色々な目標はあるでしょうが、うちの目標はあくまでも成績を上げることなんです。

もし、成績が上がらないなら、うちの塾のやり方がダメなんでしょう。

 

そして、成績は点数で出てきますからね。

お客様の満足度のような、よく分からない指標ではなく、単純に点数が上がることを良しとしているのです。

 

成績が上がって困ることはないですよね。

本人はもちろん、親も先生も周りの人にだって、良い成績をとることは好印象を与えるのです。

 

もし、成績表の確認を怠ったらどうなるのか。

そうなると、生徒はただの客になってしまいます。

お金を毎月持ってくるってだけのお客に成り果てるのです。

 

成績が上がらなくてもとりあえず通ってくれればいいという、何のために塾に通っているのか分からなくなるような状況になってしまうんです。

まぁ、悪い言い方でいうと、飼い殺しってやつですね。

 

生徒をただのお金を運ぶお客のように扱うのは、あくまでも塾の視点ですけどね。

それでも、きちんと成績が上げられていない塾は多いと思いますよ。

まぁ、うちも完璧ではないので、非難はできませんけどね。

 

また、成績を見るということは、その生徒の勉強方法を確認する良い機会なんです。

その子が頑張っていることが前提にはなりますが、頑張っているのに成績が上がらないのは勉強方法に問題があるのです。

 

であれば、それを修正してあげないと、いくら時間が経っても成績は上がりませんよね。

そういう機会を与えてくれるのが、成績の確認なんです。

 

もちろん家でも成績の確認はしないといけません。

親が子どもの成績に無関心になれば、子どもは絶対に勉強するようにはなりませんからね。

 

そして、塾に通っていてもその塾が成績の確認をしないのは、ただの怠慢だと思います。

ぜひ自分が通っている塾が使っているかを確認してみてくださいね。

 

成績を見るというのは、シンプルな作業ではありますが、とても大事なことですよ。

せっかく通う塾ですから、きちんと成果を出そうとしている塾を選んで下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

素直かどうかは大事な要素。

素直に人の話が聞ける子は絶対に成績が上がります。

最近、入ってきた子たちがまさにそうで、とても素直な子なんですよね。

 

こういう子って親がしっかりとしているから、塾の先生の言うこともよく聞くんでしょう。

きっと学校でも同じようにふるまっているでしょうから、先生からも気に入られていることでしょう。

 

素直に言うことを聞けるかどうかで、その子が伸びるかどうかは決まってくるのです。

疑ってかかったり、聞いているフリをする子、そもそも反抗して言うことを聞かない子は、絶対に成績が伸びません。

 

どれだけ指示が的確でも、授業がどれだけわかりやすかったとしても、その子の聞く姿勢がなっていなければどうにもならないのです。

こういう子って、あらゆる方向から叱られたり、説教を受けたりしていることでしょう。

 

当たり前のように、周りの指導者からは嫌われます。

指導者だって人間ですから、真面目に人の話を聞こうとしない子を応援する気にはならないのです。

 

塾だって同じです。

いくらお金をいただいていたとしても、素直に言うことが聞けない子には期待もしません。

まぁ、うちではかなり説教することにはなるでしょうが、他の塾ではお客様扱いになるでしょうね。

 

お客様というのは、お金を運んでくれる人という扱いです。

塾の指導に熱は入らず、その子の成績が上がらなくてもほったらかしになるでしょう。

 

塾が大事にするのは、素直な子だけですからね。

その子が成績を上げてくれさえすれば、塾は体裁を保てるのですから。

 

では、どうやったら素直な子に育つのか。

それは最低限の躾をすることが大事なんです。

 

挨拶はきちんとできているか、ありがとうと感謝の言葉を発しているのか、時間に遅れずに待ち合わせに行けているか・・・

人として当たり前の行動がきちんとできているかどうかで、その子が素直な子になるかどうかが決まるのです。

 

これって、社会人になっても大事なことですよね?

挨拶ができなければ、感謝できなければ、そして遅刻ばかりしていては信頼はなくなっていくのです。

 

当たり前の躾ができていなければ、素直な子にはなりません。

最近の子は感謝ができていない子が多い気がしますね。

これは、親が感謝の心を持っていないからなんですよね。

 

自分がどれだけの人の支援によって成り立っているのか・・・

そういう当たり前の感謝の心ってやっぱり大事になってくると思いますよ。

 

逆に恨み節ばかりの人が親になれば、子どもも同じように恨み節をつぶやくことになるでしょう。

親は子の鑑ですからね。

親が親なら、子も子なんですよ。

 

子どもを塾に入れて成績を上げてもらいたいと切に願うなら、きちんとした躾ができるように保護者本人も頑張らないとダメだと思いますよ。

子どもが社会に出てからも、周りのみんなに助けられるような存在になるかどうかは、人としての当たり前の行動にかかっていますからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

勉強って難しくなっていくものなのだから・・・

基本的に勉強というのは、難しくなっていくものです。

取り組みやすい分野はあるものの、どんどん難しくなっていくのが普通なのです。

 

であれば、点数を上げ続けるのは至難の業ということになります。

うちの塾生もほとんどの子が成績を上げますが、上げ続けられる子は一握りです。

 

まぁ、テストの成績というのは、天井がありますから無限に伸ばし続けるのは不可能なんですけどね。

高得点で維持できているのであれば、成長していることになるのでしょう。

 

特に数学、英語、国語という主要3教科は徐々に難しくなっていきます。

時期的にやる内容は固定されていますが、1年生よりも2年生の方が、3年生になれば一番難しくなるのです。

 

英語なんて、中1で分からなくなったら、もう終わりますからね。

基礎力がない子は、どんどんわからなくなっていくわけです。

 

例えば、be動詞と一般動詞の違いが分かるかどうかです。

ほとんどの子がここでつまづきます。

英文で一番大事な品詞が動詞であり、その動詞の区別ができなければ英文の構造を理解できないでしょう。

 

そもそもが英文のルールはbe動詞の文と一般動詞の文に分かれているわけで、一つ一つのルールがわからなければ、否定文も疑問文も作れないでしょう。

厳密にいえば助動詞の文もあるのですが、そのルールまで加わると頭は混乱するでしょう。

 

be動詞の文というのは、be動詞を使っている文すべてに適応できるわけですから、be動詞が何かを理解しない子は、同種の文法を理解できないってわけです。

一般動詞も同じで、一般動詞が分からなければ、三人称単数のsも理解できないですし、一般動詞の過去形も理解はできないでしょうね。

 

同様に助動詞の文のルールが分からなければ未来の文を理解することができませんし、ひいては現在完了の文も理解できないでしょう。

このように英語ほどつながりが強い教科は他にありません。

 

中2で本格的に助動詞の種類や不定詞、比較級などを習いますが、これらを理解できるのは基本文が理解できている子に限られます。

なぜなら、この内容の文法は、文の基礎の上に成り立っているからです。

 

このように英語は中1内容が一番大事であり、そこでつまづいている子がいきなり理解できるようにはならないのです。

これは高校生になっても続いていきます。

 

大学受験でも英語は避けることはできませんしね。

英語ができないということは、もう大学受験を諦めるレベルなんですよ。

 

何が言いたいのかというと、勉強はできるかぎり始めた方がいいってことです。

難しくなってから慌てて塾に入れても手遅れであることが多いんです。

 

ちなみに、英語に限っては中1になってからでは遅いと思います。

中1になる前にはある程度の文法事項はマスターしておいた方がいいでしょう。

特に単語を書くことについては、早めに慣れておいた方がいいでしょうね。

 

勉強は始める時期が大事になっていきます。

手遅れになってからでは、どれだけお金をつぎこもうが成績は上がっていきません。

早めに覚悟をもって子どもの教育の第一歩を踏み出してくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

能力がない子ってのは、適量の勉強をしていないだけ。

当塾にはもともと能力がある子、そして能力がない子がいます。

能力がない子は、少しずつ勉強して能力を上げていけばいいわけなんですが、それでも今までの勉強が足りないために能力が育ちきっていないんです。

 

子どもは各セクションで必要な勉強量というものがあり、そのセクション毎に勉強をしていないと能力が発達していかないんです。

例えば、小学生というセクションでは、読み書きそろばんと今まで言われきた、読解力、語彙力、演算力が養われるのです。

 

小学校の計算ドリルや漢字ドリル、教科書の音読などがまさにそれでその勉強をしていないかどうかで将来の能力は決まってくるのです。

小学生くらい遊ばせたいとか訳の分からないことをいう人がいますが、それは勉強をさせない理由にはなりません。

 

別に遊ばせたっていいんですよ。

それでも、毎日少しずつ勉強させるくらいはできるでしょう。

別にスポーツやっていたって、そのスポーツの練習前の30分くらい勉強させたっていいでしょう。

 

結局、子どもを勉強させない親って自分が面倒くさいだけなんですよね。

子どもがそのときにきちんと勉強していれば、後でどれだけ楽ができるか分かっていないんです。

 

セクション毎に的確に子どもに勉強をさせていた家庭は、勉強で困ることは少なくなっていくでしょう。

なぜなら、セクション毎に能力が成長し、勉強の難易度が上がっても対応できるからです。

 

そもそもが能力がない子なんていないのであって、その能力を育ててあげられなかったのはその家庭の方針がまずかっただけなんです。

きちんとやらせている家庭は、特に勉強には困っていませんからね。

 

勉強に困らないということは、塾に頼ることもしなくていいってことになるのです。

そういう子が学校の勉強だけで塾に通わずに1位をとるのでしょうね。

 

後で勉強に困るというのは、発見が遅れた末期がんの状況と同じなんですよ。

成績が下がるだけ下がってから、慌てて塾を探して入れてしまう。

それで何とかなるかと思ったら、成績は全く変化しない・・・

 

そりゃ当たり前って話で、もう末期がんの患者を救える医者なんてないんです。

どれだけ優秀な塾でも、そういう子の成績を上げるのは至難の業です。

 

それが遅れれば遅れるほど処置が間に合わなくなるんです。

なぜなら、勉強は時が経つにつれてどんどん難しくなるんですから。

 

勉強は難しくなっていくんです。

これは当たり前の真実です。

なのに早期に手を打たないのは、もう子どもの将来を見捨てているのと同じです。

 

まずは保護者が目を覚ましましょう。

やれることはあるはずです。

今からでも今日からでも子どもを机に座らせて、鉛筆を持たせ、宿題をやらせましょう。

 

勉強することがないなら、計算ドリルの2回目でも漢字練習でも構わないので、とにかく一定時間勉強させましょう。

教科書の音読だっていいですよ。

 

親子で一緒になって教科書の音読をしてみましょう。

我が子がいかに漢字が読めないのか、そして言葉を知らないのかがわかると思いますから。

 

どんなことでも適切なタイミングというのが存在します。

それを逃し続けていては、子どもの将来を明るくすることはできませんよ。

 

このブログを読んでいる賢明な読者の方なら必ずや行動してくれると信じています。

今からできることを頑張って、子どもが勉強で困らないようにしていきましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

勉強ができる子って結局親がしっかりしているだけ。

親がしっかりしていても、全員が全員勉強ができる子になるわけではありません。

ただ、勉強ができる子って、全員親がしっかりとしているんですよね。

 

この親がしっかりとしているというのは、子どもにきちんと勉強させることができるということなんです。

毎日少しでもいいから勉強するってことを、子どもにやらせることができているかどうかってことです。

 

子どもが嫌だ~と言ってもおかまいなしです。

子どもが勉強するのはその子の義務だと分からせることが必要なんです。

親が子どもの世話をするのが義務だとして、子どもにも勉強するのが義務だと植え付けるのです。

 

ある意味、対等な取引をすればいいってことです。

無償の愛なんていらないんですよ。

親が子どもにやってあげている以上、子どもはその対価に親の言うことを聞かないといけないんですから。

 

親が子どもに勉強をやらせることができれば、後はそれを継続することが大事になります。

勉強って蓄積ですから、日々勉強をしていけばどんどん経験値はたまっていくんですよね。

 

どんな状況でも、子どもが毎日勉強するのは大きいんですよ。

もちろん成果を期待したいところではありますが、その成果は必ず出てくるのでほっておけばいいんです。

 

勉強の習慣って、こういった親の力が大事になってくるんです。

子どもに言うことを聞かせられないというのは、親の力が弱い証拠ですからね。

なんとしてでも子どもに勉強をさせることができれば、それは一種の成功だと思います。

 

もちろん、頭ごなしに強制的に勉強させるのはどうかとは思いますが、子どもが反抗しまくるというのなら、そこは戦ってほしいですね。

女の子は小学高学年あたりから言うことを聞かなくなりますから、できればそれよりも早く子どもに勉強の習慣を身につけさせたいところです。

 

ちなみに、うちの親は頭ごなしに命令して私に勉強させましたよ。

勉強せずに遊んでいれば、強制的に説教を受けていましたからね。

まぁ、そのやり方は良くないとしても、子どもに勉強をやらせるならそれくらいやらないとダメなんではないでしょうか。

 

当たり前のことですが、暴力に訴えるのはダメですからね。

さすがにそこまでは推奨できません。

 

とはいえ、やり方は色々とあると思いますから、頑張って子どもを動かしてくださいね。

その蓄積がきっと子どもを良い方向に導いてくれますから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

授業では真の理解には至らないのよ。

授業って生徒をダメにするって知っています?

授業をただ受けていると、理解した気にはなりますが真の理解には至ってないんです。

 

なぜなら、授業というのは、その先生が理解したことを伝えているだけだからです。

理解しているのはあくまで先生側であって、生徒が理解できるかは本人次第なんです。

 

真の理解というのは、自分で調べてわかったことから生まれます。

自分が壁にぶち当たったときに、教科書やテキストなどを読み込み、「へぇ、そういうことだったんだ・・・」と感じたときに、理解というのは起こるのです。

 

そもそもが勉強していない子には起こらない現象なんですよね。

勉強していれば、できない問題にぶち当たります。

その問題をどう解けばいいのかを考えるわけです。

 

自力で解けたときには脳にドーパ-ミンがあふれだし、快感を得るのです。

そして、ますますその快感を追い求めて、自分で頑張って考えることを繰り返します。

 

頭の良い子の行動って、まさにこれなんですよ。

自分で考えて答えを出すことにこだわるんです。

そういう子にヒントなんて出そうものなら、「やめてください、今考えているんですから」と怒られる始末です。

 

その後、どうしても分からなかったとしても、調べることをやめません。

色々なテキストを見始め、類題がないか探し始めるんです。

そして、その類題を見つけ、解法の手がかりを見つけ出します。

 

再度、問題と向き合って、さっきの解法で問題が解けるのか試すのです。

そうして解けた場合も、快感が生まれます。

そして、その解法を覚えておこうと、類題を数題解き始めるのです。

 

この動きはただ授業を受けているだけではできないでしょう。

授業を受けるというのは、エサを待って口を開けているひな鳥のようなものです。

ピヨピヨ鳴いていれば、エサが口に運ばれるんですから、何も考えることはないですよね。

 

その中でも考えるだろう存在は、ひな鳥の中でも小さい子でしょうね。

体の小さいひな鳥は、他の兄弟に負けてエサがもらえない可能性があるので、工夫を始めるでしょう。

 

自分の境遇を悲観せず、がむしゃらに生きるために頑張っていくわけです。

真の勉強方法というのも、こうして生まれていくのかもしれませんね。

 

人間だって、追い詰められれば、それなりに考えるでしょう。

しかし、追い詰められる環境にはいないので、何も考えないんだと思います。

 

現実社会は辛い環境ですよね。

大人なら誰しもが感じていると思います。

そういう世の中で生きていくためには、考える力がどうしても必要なんです。

 

勉強をして学力が上がって、思考能力が上がっていけば、おのずと生きる力が身につくでしょうね。

自分に起こる逆境を乗り越える術を考えるのは、自分しかありませんからね。

 

子どもがいずれ自立して生活できるかどうかは、意外と自力で勉強できるかどうかにかかっていますよ。

与えられているもので満足している子は絶対に至らない境地ではありますけどね。

 

社会に出てからすぐにやられてしまうような子にしないためにも、甘やかして育てるのはやめた方がいいと思いますよ。

逆境を跳ね返せる子がこの社会でも生き抜いていけるのですから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

受験で勝てるようにするためには。

以前勤めていた塾で、ドーピングと称して、事前にテスト問題の内容を授業をとり扱って、生徒に高得点をとらせることをしていた講師がいました。

私はそれでとった点数に何の意味があるのかと、そのやり方を批判していました。

 

テスト問題は何が出るかわからないものですよね。

事前にテスト範囲を教えるのは良いとしても、テスト内容を教えてしまうのはいかがなものかと思います。

 

しかも、そのテストは有料ですからね。

お金を払っているテストに対して、そのような取り組みをするのはどうかと思いました。

 

そういう考えから、私はテスト問題を事前に見ることすらしていません。

テスト問題を見てしまえば、授業に偏りが出てしまいますからね。

 

テスト対策というのは、何が出てくるか分からないのが原則なんです。

だからこそ、事前にテスト範囲のどこから出ても大丈夫なように、まんべんなく準備をしていかないといけないんです。

 

それを塾生のメリットだと言わんばかりに、事前にテスト内容を教えてしまうのは論外なんですよね。

これは定期テストなどの学校のテストでも同じです。

 

塾の講師が予想をして、生徒にそこだけを対策させる塾もあるとは思いますが、そんなの生徒をダメにするだけですからね。

よく定期テスト予想問題をオリジナルで作成して、その問題をひたすらやらせる塾なんかもありますが、それで点数をとっても生徒の実力にはならないでしょう。

 

勉強は先が遠いものなんです。

どれだけ勉強すればいいのか、それは生徒それぞれで異なるのが当たり前なんですよ。

 

そもそも受験がそういう風にできています。

高校入試ならテスト範囲は中学3年間のすべての範囲です。

中1~3の内容がまんべんなく均等に出されるようにできているんです。

 

であれば、それらすべてを復習する必要があるわけです。

もちろん、今までテスト毎にきちんと勉強してきた子は問題ないでしょう。

忘れたところだけを復習すればいいだけだと思います。

 

しかし、今までサボりにサボってきた生徒がすべての範囲を復習するのは厳しいでしょう。

冬期講習くらいから頑張り始めたところで、受験までに間に合うはずはないんです。

 

大学受験ならなおさらです。

部活を引退した夏から頑張り始める人が多いとは思いますが、高校3年間の内容を復習するのは骨が折れるでしょう。

 

うちの塾では、高校受験は中3の夏から、大学受験は高3の春からを最低限のボーダーとしています。

あくまで推奨の時期設定ではありますが、それだけの時間を確保しないと受験で成功するのは難しいんですよ。

 

もちろん、今までも勉強は継続していることが望ましいです。

どれだけ期間を確保しようと、今までの基礎学力がないなら、受験ではまず成功しないでしょう。

 

勉強はどうしても積み重ねが必要です。

毎日コツコツ頑張って、能力を上げていって、胸を張って志望校に合格しましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

情報がある人はやっぱり強い。

私は塾講師ですから大学に行っていますし、教え子も何人も大学へ行かせているので、どのくらい勉強すれば大学に進学できるのかが大体わかります。

ましてや、どのくらいの学力があれば、大学入試レベルの問題が解けるのかも見えてきます。

 

一方で、子ども自身は何もわかりません。

まだ経験していないのですから、わからないのも仕方のないことです。

 

とはいえ、自分の学力を棚に上げ、自分の理想だけを語るのです。

それがどれだけの高みなのかも知らずに・・・

 

これは、保護者の方にも言えることです。

ご本人が大学に行かれているならまだわかるとは思いますが、そうでないならどうしたらいいのか分からないでしょう。

 

一番の上の子に関してはなおさらです。

初めてづくめの子育ての中で、どうやったらいいのかうまくいくのかなんて分からないと思います。

 

であれば、プロに頼るといいとは思います。

ただ、そうであっても、自分で調べることが大事だとは思います。

下準備をしておかないと、話を聞いてもピンときませんからね。

 

とある保護者は大学受験専門雑誌である『蛍雪時代』を買って読み込んでいました。

付箋を貼って、大事なところを何度も見返していたんじゃないでしょうか。

こうやって情報を得ることで、塾からの説明も学校からの説明も理解できるようになるんです。

 

私が言いたいのは、情報は得ようと思えば得られるってことです。

何もしなければ我が子の受験については何も手伝うことはできないでしょう。

親は率先して情報を吸収すべきであって、知らないからというのは言い訳にはならないのです。

 

逆に大学の情報を知っている保護者の方は強いです。

そもそもが自分が経験した知識を使って、子育てができるわけですから、優位に子育てを運ぶことができるんですよね。

 

まぁ、たまに過剰な教育熱のために、過度な子育てをされる方もいますけどね。

ただ、それでも大学に入るためにはどうしたらいいのかが分かっているのですから、かなり優位なんですよ。

 

大学に入れるためにはどうしたらいいのか、自分の子が大学に行くために必要な知識は身につけているのか、その見極めができなければ子どもを大学に導くことはできないでしょう。

 

残念ながら、塾に入れば大学に行けるなんてことはありませんよ。

そもそもが自学が必要なんですから、それができない子が大学に行けるわけもないのです。

 

 

情報がないのであれば、きちんと情報を得ましょう。

それがきちんとできて初めて、我が子を大学へ導けるのだと思いますよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

勉強ってのは毎日やんなきゃダメなのよ。

部活の練習って毎日やりますよね?

それってうまくなるためですよね?

 

一年生のうちは基礎練習から始まりますよね。

サッカーであれば、リフティング、パス、シュート練習などを毎日こなしますよね。

そして、ランニングを行い、スタミナをつけますよね。

 

二年生になり、試合にでられるようになってくれば、フォーメーションの動きを学び、セットプレーなどの応用的な練習が入ってきます。

試合形式の練習も始まっていくでしょう。

 

とはいえ、基礎練習も毎日続いていきますよね。

1年生のときよりも1年間が経過すれば、かなり上達していることでしょう。

 

そして、三年生。

メインの学年になれば、ますます応用的な練習が多くなります。

試合が近づけば、相手チームの研究をするチームもありますよね。

 

強いチームほど、頭を使った練習が始まっていきます。

サッカーって頭を使うスポーツですからね。

 

頭の悪い子って、ただうまいだけで試合で使えないんですよね。

だからこそ、総合的な力が要求されていくわけです。

 

このように部活であれば、その上達具合が見るだけでわかるわけですよね。

最初は補欠だった子が、レギュラーになるということは、監督に認められたってことですからね。

それって、毎日練習を見ているからわかることであり、試合に勝つために必要だからこそレギュラーにするわけですからね。

 

これを勉強に置き換えてほしいです。

勉強だって同じで、毎日勉強することで頭が少しずつ良くなっていくんです。

 

例えば、毎日計算練習をするんです。

そうすることで数学が得意になっていきます。

計算が速くなれば、学校の授業を聞く余裕も生まれていきます。

 

計算力は頭の回転にも影響を与えますので、数学的な考え方が身についていくんです。

しかし、これはあくまで毎日やって初めてなれるものであり、きまぐれに勉強しているだけでは無理でしょう。

 

他にも英単語を覚える、漢字を覚える、分からない言葉を調べるなど、サッカーでいう基礎練習というのは、勉強にも存在します。

英単語を覚えれば、英文を日本語訳することができます。

 

漢字を覚え、その意味を調べれば語彙力が身につき、読解力が身についていきます。

そうすれば国語の読解問題を始め、社会や理科ですらも得意になっていくでしょう。

 

これってすべて小学生の宿題なんですよね。

小学生の宿題って理にかなっていて、毎日コツコツこなせば、勉強の最低限度の能力が身につくようにできているんですよ。

 

もちろん、小学校によっては全く宿題を出さないところもありますから、自主的にやらないといけない場合もありますけどね。

その場合は、親が率先して子どもに勉強をやらせればいいんです。

 

毎日30分の勉強でも構わないでしょうね。

それだけでもかなりの能力を身につけることができますよ。

 

ちなみに、中学生は30分では足りません。

最低でも1時間以上は勉強させないとダメだと思いますよ。

高校生であれば、2時間以上でしょうか。

 

最低限それだけやっていっても、毎日こなすならかなりの量になりますからね。

塵も積もれば山となるってことです。

少しのものを積み上げるのは、最終的に大きな力になっていくんですよ。

 

子どもの能力を上げるのは簡単ですからね。

毎日きちんと勉強させるだけでいいんです。

それを毎日、平日だけでなく土日もですよ。

 

それをするだけで塾いらずの子どもにすることも可能です。

勉強ができるようになれば、自主的に勉強を始める子も出てくると思いますよ。

ぜひ、騙されたと思ってやってみてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

勉強しろと言ったところで勉強なんかしないでしょう。

「勉強しなさい」と言って素直に言うことを聞く子はどのくらいいるでしょうか?

「勉強しないと困ることになるよ」と言われて、どんな困ることになるのかを想像する子はどのくらいいるでしょう?

 

まぁ、ほとんどいないでしょうね。

特に親からの言いつけを突っぱねる子がほとんどでしょう。

 

親の言うことを聞かないのは、子どもが親をなめているから。

親が毅然とした態度で子どもに命令をしているなら、快くは従わないものの言うことは聞くでしょう。

 

いわゆる信頼関係ってのが大事なんですよね。

ただ、頭ごなしに命令するだけでは子どもはついてこないでしょう。

 

素直に言うことを聞かせるためには、言うことを聞いたら良いことがあることを実感させることが大事ですよね。

別にご褒美を渡せばいいわけではないですからね。

そうではなくて、真面目に勉強していたら周りからの評価が上がったらいいと思うのです。

 

人はある程度、周りから評価を受け始めると、その評価に見合った人間になろうと努力します。

うらやましいと言った視線だったり、周りからの信頼を受け取ると、人はその地位を守ろうとするのです。

 

そして、それが親の言うことを聞いた結果なら、なおさらいいでしょうね。

最初は嫌だったけど、親の言うことを聞いたら良いことがあるのなら、素直に聞いてみようかなと思うのです。

 

もちろん、親も子どもを褒めてあげないといけないですよ。

親の視線が高すぎて子どもを褒めるのができないという方もたまにいらっしゃいますが、褒めることができなければ子どもも素直には従わないでしょう。

 

些細なことでも褒めてあげて、そこから順に褒めるレベルを上げていけばいいんだと思いますよ。

最初から高望みしていては、子どもはげんなりしてしまうでしょうから。

 

 

ちなみにですが、先生の言うことだって子どもは聞きませんよ。

私だって生徒に言うことを聞いてもらえないんですよ。

 

これも信頼関係が問題なんですよね。

例えば、私の塾に通っていても全く成績が上がらなかったら、素直に言うことを聞こうとは思いませんよね?

しかもそれが続いてしまえば、塾を辞めようとするでしょうね。

 

逆に、成績が上がり始めると、私の言うことを聞く子になり始めるのです。

この塾に通っていたら、自分に得がある!!と思えば、生徒は素直に言うことを聞いてくれるんですよ。

 

ただ、これはもともと素直な子に該当することであり、ひねくれ者には効果はありません。

子どもは多かれ少なかれ、家庭の育成状況で変わってきます。

その家庭で、しっかりと子育てができていないのに、塾に来たからといってその性格までは変えられないんですよ。

 

そもそも塾ってそこまでの力はないですからね。

子育ては毎日が勝負ですよね?

その積み重ねは子どもが生まれてから始まっているのであり、その年月に塾は対抗できないんです。

 

塾に入ってから真面目に勉強するようになりました!!と言ってもらえることもありますが、それはその子の性格が変わったのではなく、その子が素直に言うことに従うようになっただけなんです。

 

もちろん、それは成功体験がないと無理な話です。

塾に通い始めてから人が変わったように勉強する子になるのは、もともとそれだけの素直さがその子にあっただけなんですよ。

 

あくまでも子どものベースは子育てをしている家庭にあります。

家庭がしっかりしていなければ、塾ごときではどうにもできませんからね。

子どもに素直に言うことに従ってもらいたいなら、親子の信頼関係を高めていきましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

独学のすすめ。

最強の勉強方法は一人で勉強することです。

 

教科書を読み込み、テキストを読み込み、そして問題を解く・・・

覚えるために繰り返し問題を解き、さらに難問にチャレンジしていく・・・

 

解説を読み、解法を理解し、もう一度自力で問題にチャレンジする・・・

覚えていたかどうかを自分でテストし、覚えていなければできるまで何度もチャレンジする・・・

 

文章を音読し、毎日作文を行うべく日記を書く・・・

わからない言葉はすぐに調べ、その言葉の使い方を学んでいく・・・

 

これらは独学のやり方の一端にしか過ぎません。

ただ、これらを実践していけば、授業なんて必要ないんです。

 

もちろん、これを実践するためにはそれなりの読解力が必要になります。

ただ、それも毎日こなすことでなんとかなります。

 

わからない言葉は辞書で調べれば良く、今ではネットですぐに意味が出てきます。

一つ一つ意味が分かっていけば、文章が何を言っているのかがわかるようになります。

日々勉強することで、毎日積み重ねることで、人は確実に頭が良くなっていくのです。

 

逆に言えば、毎日勉強しないから知能は発達していかないんです。

スポーツでもそうですが、何かを極めたいと考えるなら、それを毎日練習するじゃないですか?

 

勉強だって同じで、毎日コツコツ積み重ねばいいだけなんですよ。

そうすれば環境のせいにすることもないじゃないですか。

 

教える学校の先生の文句を言うこともなければ、塾への不満も言うこともなくなります。

近くに良い高校がなくても、独学で頑張れば良い大学には行けますしね。

 

書店に行けば、カラーでわかりやすくまとまっている参考書が大量にあります。

基本的にどの参考書も使い方次第できちんとタメになるようにできているんです。

 

要は使うか使わないかですね。

使えば頭は良くなりますし、使わなかったら頭が良くなることはありません。

当たり前のことですが、買って満足している場合じゃないんですよ。

 

もし、独学が定着すれば、自力で頭を良くできるわけです。

学校の授業も、塾の授業もいりません。

自分で勉強できればそれでいいんですから。

 

実は、私も独学で成績を上げていった者です。

まぁ、塾は通いましたし、学校も通ってはいましたがね。

しかし、あまり授業は聞いていませんでした。

 

それよりも家で通信教材で勉強していたんです。

通信教材なんて定期的に送られてくるんですから、やっているだけでどんどん頭が良くなりますよね。

実際、通信教材だけで定期テストの点数で満点をとるなんてやっていましたしね。

 

とはいえ、さすがに中3になったら高校受験の知識を得るためにも塾に入りましたけどね。

ただ、その塾の授業を聞いて、めちゃくちゃ頭良くなったかというと、そうでもありません。

 

ほとんど授業を聞いた記憶ってないんですよね。

それよりも自分で理解しようとした方が勉強はできるようになったのでね。

 

 

私は自分の経験があるので、独学こそ最強の勉強方法だと知っています。

最終的にテストで点数をとるのは自分なわけですから、自分がきちんと理解していなければ意味がないんです。

いくら授業が優秀だろうと、自分で理解をしようとしなければ、ムダなんですよね。

 

もちろん、授業で理解したことを使って、自分で理解を深めていけば問題ないですよ。

要は、他の力に頼るのではなく、自分の力で突き進んでみなさいってことなんです。

 

その力を身につけるためには、毎日コツコツ勉強することが大事になりますよ。

まずは、勉強時間を毎日確保することです。

毎日の経験が必ず、その子の知能に影響を与えてくれるでしょうから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

そこに行ったら大丈夫なんてことはない!!

今月は高校受験もありますし、このブログでも何度も言っていますが改めて言っておきます。

 

『進学校に行ったら大丈夫だと思わないでくださいね。』

 

進学校に行ったら大学に進学できるだけの授業を受けられるということです。

全員が全員、何もしないでも大学に進学させてくれるわけがないんです。

 

例えば、清真学園ありますよね?

清真に行ったらさぞかし有名な大学に進学できるだろうと期待しているんでしょうが、そんなことはありませんよ。

 

佐原高校だって、鉾田一高だって同じです。

そこに行ったら大丈夫!!なんてことは絶対にないんです。

 

もちろん学校の進学実績は立派ですよ。

有名な大学に進学している子は確かに存在します。

でも、その人数を数えてみて下さいね。

 

皆さんが知っている有名大学の合格者の人数ですが、数十人ではありませんか?

全校生徒の人数は知っていますか?

たいていの高校が一学年200人以上ですよ。

 

では、残りの生徒たちはどこ行っているんでしょう?

ほとんどの子たちが聞いたこともないような大学に進学しているんですよ。

誰でも行ける・・・というのは言い過ぎですが、大した努力もしないでも行けるような大学なんだと思いますよ。

 

なぜこんなことになるんでしょう?

受験する前は憧れていたはずです。

この高校に行って、有名大学に進学するんだと。

 

しかし、ほとんどの子たちがその夢は叶うことはありません。

なぜなら、夢見ているだけで何もしないからです。

 

有名な大学に進学するためには、中学生時代とは比べものにならないほどの努力が必要だというのに、高校に進学した途端、安易な考えに支配されてしまうのです。

環境は最高なんだから、高校に通っているだけで有名大学に進学できるだろ!!と。

 

そんなわけないのに・・・

そもそもこんな田舎の進学校が最高の環境であるわけがないのに・・・

 

有名大学は全国の高校生たちのあこがれの的ですよ。

みんなが行きたいと考えているところに、何も努力しない人間が行けるはずがないでしょうよ。

 

なぜこんな簡単なことに気づかないんでしょう。

 

ほとんどの子たちが受験が終わったら遊び惚け、せっかく身についた勉強の習慣をなくし、春休み中に昼夜逆転する子が現れ、高校最初のテストで最下層の順位をとる・・・

こうやってダメな高校生ができあがっていくのです。

 

高校に入ったら終わりではないんですよ。

高校に入る前から大学受験への勉強は始まっているんです。

 

しかし、ほとんどの人がその事実に気づかないんですよね。

だから、危機感を持たないんです。

 

やっている人はすでに勉強を始めているという事実に気づくことなく時間だけが過ぎていくんですよね。

そして、その継続した子だけが有名な大学に平気な顔して進学していくんです。

もちろん、血のにじむような努力を影でやりながらです。

 

何のためにその高校へ通うんですか?

今まで何のために努力してきたんですか?

それって大学まで進学して、自分のやりたいことをやりたいからじゃないんですか?

 

であれば、高校受験が終わっても努力は継続しないとダメですよ。

春休みは高校最初のテストで高得点をとるための努力をしないとダメです。

息抜きはしてもいいですが、毎日勉強しているのが条件ですからね。

 

周りが遊んでいても自分だけはやることやっていないとダメですからね。

人に先んじて初めて、人よりも良い結果を得ることができるんですからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

小学生のうちにやっておいた方がいいこと。

中学生・高校生を指導していると、その子の不足部分が分かってきます。

それは小学生の勉強であり、小学生の頃に備わってほしい技術が足りていないのです。

 

まずは計算力です。

九九が諳んじられるのは当たり前のことで、それを基にかけ算・割り算をスラスラ解けないといけません。

 

すばやく正確に計算ができるようになるまで、日々計算問題に向かわないとダメなのです。

欲をいえば暗算で計算ができるようになるまでの計算力があるといいですよね。

暗算ができるようになれば、検算ができるようになりますので、計算ミスがなくなっていくんです。

 

当たり前のことですが、算数の授業も、数学の授業も計算が速い子は余裕をもって受けることができます。

先生の説明に耳を傾けることができるのは、余裕がある子だけですからね。

 

次に漢字力です。

このブログでは何度もその必要性を書いていますが、漢字は意味を持つ表意文字です。

漢字のつくりやへんから、その漢字の意味を推測できるようになるためには、そもそも漢字が書けないと不可能です。

 

漢字を知ることは語彙力強化にもつながっていきます。

漢字の意味からその用語の意味を推測できるようになれば、理科だって社会だって得意になることでしょう。

 

漢字練習は毎日行い、日々漢字を覚えないといけません。

その際は、漢字の筆順まで正確に覚えた方がいいでしょう。

 

高校受験で筆順の問題が出ることもありますし、筆順が正しい漢字はきれいですからね。

きれいな文字を書く上でも、書き順は大事な要素ですから、しっかりと確認しながら覚えてもらいたいですね。

 

そして、英語の筆記です。

小学校の英語の授業は英会話メインです。

アルファベットくらいは、書く練習はするでしょうが、それ以外の英文やら英単語は書く練習はしないでしょう。

 

できれば家庭で英文の罫線が入った練習帳を用意して、少しずつ英単語を練習するといいと思います。

まぁ、フォニックスまで覚えられたら最高なんですけどね。

さすがに素人ではそこまではカバーできないでしょうから、早々に塾に入れてしまってもいいかもしれませんね。

 

上記の能力を小学生のうちに鍛えておけば、中学生・高校生になっても勉強で困ることは少なくなるでしょう。

逆にいえば、中学生・高校生で勉強に苦労している子というのは、上記のスキルが足りないんです。

 

例えば、数学ですが、計算が遅い=数学ができないとなってしまいます。

高校数学は一題を解ききるのに、膨大な計算量が要求されます。

途中で計算ミスがあれば最後まで解ききることができないのです。

 

結果、大学入試レベルの数学が解けるようにはならないでしょう。

いくら進学校に合格したとしても、大学受験レベルまで成長するかどうかはわからないわけです。

 

語彙力がなければ読解力も身につきませんので、自学ができなくなってしまいますしね。

英語のスペルが書けないのに、英語が得意になることもないでしょう。

中学生のころから英語が苦手であれば、高校生になっても英語は苦手なままでしょうね。

 

将来大学を目指すということは、基礎学力が高くないとダメなのです。

我が子を大学まで行かせたいと考えているなら、小学生のうちからやれることをやっていかないとダメですよ。

 

そこでの不足がずっと足を引っ張ることになるんですからね。

まずは、毎日のルーティーンを確立させましょうね。

 

計算ドリル、漢字ドリルは毎日やらせるのが大事ですからね。

そして余力があれば、英語の表記もやらせてみてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

これで本気になることでしょう。

昨日から茨城県の公立高校の出願が始まっています。

 

今年も波乱ですね。

昨年まで定員割れをしていたところが定員オーバーとなっています。

毎年予想はしていますが、全然当たらなくなってきましたね。

 

中3生の保護者の方はぜひ自分の子が受ける高校のHPをご覧下さい。

まだ志願先変更がありますので倍率は確定ではありませんが、参考にはなると思います。

 

定員オーバーということは不合格者が出るということです。

すなはち、油断をして点数を落としてしまうと不合格になってしまうということですね。

 

まぁ、本来は不合格者が出る受験が当たり前なんですよ。

全員合格する高校受験なんて、何も価値がないですよ。

 

うちの生徒もこの倍率を見て、尻に火がついた模様です。

私が口酸っぱく注意するよりも、よっぽど大きな刺激を受けてくれたようですね。

 

ここからはいかに点数をとるかの勝負となります。

まだ2週間はありますので、今までの勉強を加速させていけば、まだまだ伸びるはずです。

 

うちの塾生には過去問をやらせていますが、その過去問で弱点をあぶりだしてその弱点を克服しましょう。

それを一つ一つやっていくことで、本番での点数が決まってくると思います。

 

ちなみに、ここからは塾はほぼ手助けできません。

受験をするのは本人なのですから、自分で何とかするしかないのです。

質問には答えますが、それでも自分でできるようになるまで演習をしないといけないでしょう。

 

不合格者が出るというのは、受験者本人も家族の方も心配だと思います。

しかし、この方が学年の学力は上がってくるんです。

学年の平均学力が上がるということは、授業のレベルも高くできるということになります。

 

より良い授業を望んで高校に入るのですから、こちらの方がいいはずなんですよ。

さぞかし高校の先生も喜んでいるでしょう。

特に進学校ではこの状況の方が好ましいんですよ。

 

全員合格ということは学力が足りない子まで合格してしまいますからね。

案の定、こういう子は授業についていけませんので、授業では足手まといになります。

そして、こういう子がその学年の士気を下げてしまうんです。

 

受験は不合格者がいてなんぼの世界です。

とはいえ、たかだか数十人の不合格者が出るだけです。

その中に入らなければいいだけなんですから、合格なんて簡単ですよ。

 

残りの期間、ぜひピリピリした状況で受験勉強を楽しんで下さいね。

そして、ぜひしっかりと合格を勝ち取りましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

英語ができない子に英語を教えるのは大変。

英語って基本的には小学生の高学年から習い始めるんですが、その頃の英語はほとんど会話中心なので、英文の成り立ちなんて教わらないんですよね。

なのに、中学校に上がっても、小学校のときに習ったでしょ?というスタンスで英語指導が始まってしまうんです。

 

つまり、英語の成り立ちは教わらないまま、本格的な英語の授業が始まってしまうということです。

そして、英語の成り立ちがわからないということは、生徒たちは感覚で英語を考えるようになります。

 

ネイティブでない私たちが感覚で英語を理解しようと思っても無理に決まっているのです。

だから、表現だけを覚えていっても、その成り立ちがわからないので、どんどん英語がわからなくなっていくのです。

 

では、成り立ちを教えればいいじゃないかと思うかもしれませんが、英語をこじらせてしまった子に成り立ちを説明してもなかなか理解ができません。

我流のやり方が身についているのに、正しいやり方を見せたところでわかるわけもないのです。

 

うちの塾にも英語が壊滅的な状態で入塾する子がいますが、そういう子は基本的に英語が理解できるようになるためには膨大な時間がかかります。

高校受験までに間に合えばいいですが、短期間で分かるようになるためにはそれなりに才能がないと難しいのです。

 

下手をすると高校生になっても英語は分からないままという状況になっていくんです。

そうなると、大学に合格する可能性すらなくなってしまいます。

 

現在、中3生でも、英語が壊滅的な子には英語を一から指導しなおしています。

本来、受験前なので入試問題レベルを解くべきなんでしょうが、そのレベルの問題は解きません。

なぜなら、こういう子たちは入試レベルの問題は解けないからです。

 

英文の成り立ちが分かっていない子は、英語を日本語に直せません。

そんな状態で長文を理解し、問題を解いていくことはできないのです。

 

であれば、基本に立ち戻って指導した方が為になります。

高校生になったとき、最低でも英語の基本が身についていくように調整するのです。

 

最低限、英文の成り立ちを理解するためには、動詞の理解が必要になります。

英語というのは動詞が核になっているわけですから、まずはその動詞に注目することから始めるのです。

 

be動詞と一般動詞の違いが分からなければ英文の成り立ちを理解することはできません。

小学生だろうが、中3だろうが、そのことを理解しないと英文を解釈はできるようにならないんです。

 

うちの塾は英文の成り立ちを理解するように努めていきます。

なるべくなら小学生のうちに、動詞の違いくらいは理解するのが望ましいですね。

そうしないと中学生でますます英語が分からなくなり、どんどん英語が嫌いになっていきますよ。

 

英語が苦手でどうしようもない子は、英会話塾ではなく英文法を指導する塾に通って下さいね。

そうしないとどれだけ頑張っても英語は得意にはならないですよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

学校ワークをやらせてくださいね。

今日はうちの塾生向きの記事です。

来月中旬に中学校ではテストが実施されます。

そのために、学校ワークをやらせてください。

 

期日は来週の水曜日までです。

水曜日までに学校の授業で習ったところまでワークを進めて下さい。

来週の水曜日に確認をしますので、必ずやらせるようにしてください。

 

なお、丸付けも必ずやらせてください。

丸付けをやらないのは勉強とはいえませんので。

その後、学校ワークの繰り返しを、「繰り返しノート」を使ってやってもらいます。

 

一度ワークを解いても点数は上がりません。

繰り返し解くことで、テスト本番で正答が書けるようになります。

 

そのためには何度も書いて書いて書かないといけません。

ここで地道な努力をしないと、点数は上がっていかないのです。

 

ちなみに、2週間前にはテスト範囲が配布されますので、その範囲すべてを終わらせてもいいです。

学校ワークの提出がある場合は、早めに仕上げてもいいです。

 

歴代の成績を上げていった塾生は学校ワークの確認日前に学校ワークを仕上げています。

勉強にフライングはありませんから、どれだけ早くワークを仕上げても問題はないのです。

むしろその方が他の子を出し抜けるいうものです。

 

早めに解いて、その後繰り返し解き直した方が成績は絶対に上がります。

そのために塾の約束として、学校ワークを早めに仕上げてもらっているのです。

 

なお、学校ワークが終わらなかった子は、退塾の対象となります。

約束が守れない場合、塾に通う資格はありません。

 

私としても、頑張っている子は応援したいと思っていますので、ぜひお子さんにはしっかりと塾の約束を守らせて下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

成績を親に見せなくなったら終わっている。

子どもの成績表ですが、毎回ご覧になっていますか?

小学生はもちろんのこと、中学生も高校生も子どもの成績には注意を払わないとダメですよ。

 

子どもが成績を見せようとしないのは、親に叱られたくないからですよね。

良い成績は親に褒められたいから見せるわけで、悪い成績は見せようとはしません。

 

そして、子どもに無頓着な保護者の方は、そもそも子どもの成績表が配られていることに気づきません。

子どももそれを知っているので、親に見せないのが常習になっていくんですよ。

 

かくいう私も中学生までは親に見せていましたが、高校生になってからは見せませんでしたね。

もちろん、それは見せたくない成績だったからであり、見せてもガッカリされるだけでしたからね。

 

それでも、親に成績表を見せていれば何かが変わっていたのかもしれませんね。

親に成績表を見せるのは、節目のようなものですから、それを契機に勉強のモチベ-ションが変わっていたかもしれません。

それが怒られるだけだったとしてもです。

 

親が子どもの成績を見せるのは、子どもの勉強の機会につながっていきます。

次のテストでもふがいない成績をとりたくないと思うかどうかは、親の反応次第なんだと思います。

 

親は親で、子どもが成績を隠すのを何とかして阻止しないといけません。

年間行事予定表を見れば、いつテストなのかはわかると思いますので、テスト毎に成績を見るチャンスは出てくるはずです。

今は学校のHP上にも予定表が載っている場合もあるので、ぜひ自分の中学のHPをご覧いただければと思います。

 

親は先回りするくらいの勢いで、子どもの成績を追っかけないとダメです。

そこまで親が動けば、子どもはもう逃げられないと観念するでしょう。

素直に自分から見せるようになるためには、親が執念深く追っかける必要があるのです。

 

もし、それでも子どもが成績表を隠すようなら、担任の先生に確認してみるといいです。

成績表を配ったかどうかは、担任の先生に確認すれば一発でわかりますからね。

 

とはいえ、子どもが隠すということは、悲惨な成績になっている可能性が高いです。

そこは覚悟して成績表を確認するようにしてくださいね。

そして、ただ叱るのではなく、どうしたら次のテストで点数がとれるのかを親子で話し合ってください。

 

まずは、しっかりと家庭学習をする約束をしましょう。

そして、親がそれを監督することも心がけてください。

子どもに何かをやらせようと思ったら、親が率先して動かないとダメですよ。

 

それを続けて、家庭学習の習慣が身についたら、次のテストの結果は変わってくるかもしれません。

そこで変わってくれば、そのままの調子で勉強を継続してください。

当たり前ですが、成績の確認は引き続き行ってください。

 

一方で、どんなに頑張っても成績が上がってこないというのなら、塾に頼ることもアリかと思います。

ただ、何も努力せずにいきなり塾に行くのはダメですからね。

親子で協力して頑張って、それでもダメなときは塾に頼ってください。

 

いきなり塾を頼ってしまうと、そこがダメなときの対策がなくなってしまいます。

塾を転々とするのは、大変な労力ですのでオススメしません。

どの塾でも3ヶ月以上は頑張ってもらって、成果が出るかどうかを見極めてください。

 

もし、塾に頼ったとしても家での勉強習慣は継続しましょうね。

せっかく家での勉強習慣が身についたのに、辞めてしまってはもったいないですから。

 

このように、親子が情報を共有することが、成績を上げるためには大事になります。

子どもが親に成績を見せるようになるためには、それなりの努力が必要ですからね。

最初は抵抗したとしても、徐々に事態は好転していくと思いますから、頑張ってくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

ここから目標設定がいかに大事かがわかる。

今回はとある二つの例を紹介します。

この二つは近年のうちの生徒のことです。

 

2人の男子生徒がいました。

この2人の能力はほぼいっしょです。

2人ともゲームをこよなく愛し、友達もたくさんいるような元気な子です。

 

ただ、一方は偏差値高めの優秀な高校を目指していて、もう一方は特に目標がありません。

そんな2人が今までは同じくらいの成績だったのですが、一年が過ぎると大きな差ができてきたのです。

 

目標を持っている子は学校内でも高順位をとり、目標を持っていない子は高順位ではあるものの伸び悩んでいました。

伸び悩んでいるというよりかは、現状で満足している感じですね。

向上心ってものがないんです。

 

一方で上を目指している子は勉強から妥協がなくなってきました。

分からないものを分からないままにはしないようになってきましたし、私の言うこともよく聞くのです。

結局、向上心がある彼は、どんどん成績をあげていったんですね。

 

一年前にはほとんど大差なかった子が今では大きな差ができてしまいました。

目標があるかないかで、ここまで大きな差が出てくるんですよね。

 

ちなみに、2人の勉強時間はそこまで変わらないと思います。

塾での取り組みもきちんとこなしていますし、テスト前はきちんと勉強していますからね。

ただ、それでも目標があるかないかで成長度合いが変わってしまうんですよね。

 

そして、もう一つの例です。

こちらは2人の女子生徒です。

 

1人はうちの塾に長く在籍しそれなりの学力を持っている子、そしてもう1人は塾を掛け持ちしてまでうちの塾に在籍していた子です。

どちらかというと前者の方が優秀で、後者の方が学力的には穴が多い子でした。

 

しかし、目標が全く異なっていたんです。

前者の子はそこそこ学力があるにも関わらず大きな希望はありませんでした。

だからこそ、そこそこ勉強してそれなりの成績をキープしてきたんですよね。

 

ただ、必要以上の勉強は行わず、学生生活を満喫していたんです。

大きな夢を持つことも自分には無理だと諦めていました。

まぁ、これは兄弟を見ていて現実を知ったからというのもあるんですけどね。

 

もう一方の子は大きな夢を持っていました。

その子の学力ではとうてい叶わないような夢を持っていたのです。

私にも何度も叱責されてもめげずに上を目指し続けていたんです。

 

そして、後者の子は見事に目標を達成するのです。

学力が足りないことは十分に理解した上で、諦めることだけはしなかったんですよね。

もう一日中、体調をおかしくしてまで勉強をするような子でした。

 

その努力が実ったときには、どれだけ高い目標でも諦めずに挑み続ければ達成できるのだと私も感心しました。

別に前者の子がダメということを言いたいわけではないのですが、早々に諦めてしまっては大きな夢は勝ち取ることができないのです。

 

二つの例から分かることは、目標設定の大事さです。

どれだけ勉強したとしても、目標がある子とない子では大きく成果が変わってきます。

自分の枠を超えてでもその夢を目指したいという熱い気持ちがあれば、同じ勉強をしていても成果は変わってくるのです。

 

では、どうやったら子どもは目標を持つようになるのか。

それは将来について親子で考え続けることしかありません。

 

親が目標を決めてはダメですよ。

自分で決めた目標でないと、成果は出てきませんから。

 

そうではなくて、あくまでも子どもが目標を決められるように促していくのです。

これは簡単なことではありません。

何がきっかけで子どもが目標を持つかわかりませんから、何度もめげずにチャレンジするしかないんです。

 

逆に子どもが目標を決めてしまえば成長は楽になりますよ。

成績が上がっていけば勉強へのモチベーションも上がっていくでしょうからね。

ぜひ、親子の会話を盛んにしてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

周りの子たちは参考にならないと思う。

子どもたちに勉強のやる気を促すときに、必ず言う言葉があります。

それは「周りは勉強やっていないだろうけど・・・」

そして、その後に「自分たちは勉強するんだよ~」とつなげていくのです。

 

以前までは中3生のこの時期になると、さすがに受験前なので勉強をやろうとする子が出てきます。

しかし、今ではそんなことはありませんね。

なぜなら、高校受験自体が難しくなくなってきたから。

 

それは問題がということではありません。

そうではなくて合格自体が難しくなくなってきたのです。

 

気になったのなら高校の入試倍率を調べてみて下さい。

この近辺の公立高校の多くが定員割れを起こし、ほとんどの子が合格しています。

人気のある高校さえ受験しなければ、ほぼ合格してしまうのです。

 

そんな高校受験では、中3生に危機感を持たせることは無理でしょう。

まぁ、まだ倍率も発表されていませんから、どうなるかわからないと心配されている人はいるでしょうけどね。

 

ただ、学校の先生はこの事実をつかんでいますから、もう必要以上に生徒を焦らせることはないんですよね。

私だって、高校合格自体にはあまり興味がなくなってきていますしね。

 

そりゃほとんどの子が合格してしまう入試なんて不安視なんてできませんよ。

気にするのは定員割れしていない高校くらいです。

そういうところは不合格が出てくるでしょうから、油断せずに勉強しなきゃいけないんですよね。

 

このような状況ですから、以前よりも高校受験に向かって盛り上がっていこうってことはなくなっているんです。

少子化の影響は如実に表れてきているんですよね。

 

ただ、高校受験で終わりならいいんですが、進学校に通う子はそういうわけにはいきません。

大学受験が控えているわけですから、そこに向かって努力をしていかないといけないのです。

 

であれば、ギリギリ合格なんて狙っている場合ではありません。

高校は入れればいいわけではなく、そこできちんとついていくことが大事なんです。

 

高校受験がぬるいと、どうしても生徒自身の学力は上がってきません。

それは高校生の質を下げることにつながり、ひいては学校の授業の低下にもつながっていくのです。

 

事実、進学校の先生たちは、生徒の学力の低さを嘆いているらしく、生徒をかなりの頻度で叱責しているようです。

学力が低いにも関わらず努力の様子もないんですから、そりゃ怒りたくもなりますよね。

 

今の高校現場はそれだけ悲惨な状況になっているのです。

であれば、高校受験でできる限り上位で受かることを狙わないとダメです。

 

大学受験はこんなぬるい受験にはなりませんよ。

しっかりとした学力がなければ解くことすらできないでしょう。

 

中学生の子を持つ保護者の方は、できるかぎり子どもの学力を高めてください。

最低でも周りの子と同じことなんて辞めてくださいね。

この地域の子たちは親も含めて勉強への意識が低すぎますから。

 

何をすれば人よりも先んじられるのか・・・

それを考えて行動しなければ、子どもが世間で通用することはないでしょう。

おおげさかもしれませんが、子どもの将来を案じているのなら、最善の選択をするように心がけましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

テストの準備ってのは早めに始めた方がいいに決まっている。

来月、各中学校で定期テストが行われることと思います。

大体2月中旬になるでしょうか。

今から考えると、大体3週間後ですね。

 

3週間前となれば、もうテストに向けて動き出さないといけません。

最低でもうちの塾生には動き出すように指示しました。

 

なぜなら、学校ワークの確認をテスト一週間前に行うからです。

普段から勉強しているならまだしも、勉強不足の子は今から意識的にワークを進めないといけません。

 

そうしなければ、一週間前に学校ワークを仕上げることはできないでしょう。

だからこそ、今から始めていかないといけないのです。

 

本来なら学校ワークは学校の授業が進んだ分だけ進めないといけません。

そうやって毎日コツコツやっていれば、学校ワークがたまってしまうなんてことはないのです。

 

そうやって授業内容が頭に残っている状態で、学校ワークを何も見ずに解いていくのです。

丸付けをきちんとやって、間違った問題は再度取り組み、問題の解き方を暗記していくのです。

 

コツコツ勉強している子というのは、こういう動きができています。

最低でも土日にまとめて学校ワークを進めるくらいのことはしているでしょう。

そこまでしないと成績上位にはいられませんからね。

 

もし、そんな勉強しなくても成績上位にいるのであれば、それはその子に勉強の才能があるだけとなります。

凡人がそういう子を真似したところで、うまくいくわけがないですから、参考にしてはダメですよ。

 

ほとんどの人が凡人なのですから、日頃からコツコツ勉強をやっていくべきなんですよ。

成績上位になりたいのであれば、そのくらいの覚悟をもってやっていくべきだと思います。

 

かく言う私も凡人ですから、中学生時代は毎日コツコツ勉強していました。

まぁ、強制的に勉強させられていたというのが正解なんですけどね。

親が厳しい人だったので、やりたくない勉強を我慢してやっていましたね。

 

とはいえ、今の自分があるのも、その頃の強制力だと思うので、今ではありがたかったですけどね。

当時は嫌で嫌で仕方がなかったですが笑

 

毎日強制的に勉強させらていたおかげで、成績は上位にいることができましたね。

どんな形にしろ勉強はすればするだけ上がるのですから、とりあえず勉強はした方がいいんだと思います。

 

当時の私は勉強は嫌いでしたが、成績上位に居続けることは守り続けましたからね。

一度上位をとってしまうと、そこから落ちたくないって思うんですよ。

だからこそ、当時の私はテストの点をどうやってとればいいのか考えましたね。

 

そこで思いついたのがテスト勉強を一ヶ月前から始めるというものでした。

一ヶ月後にテストがあるわけですから、そこから逆算してやるべきことを決めていったのです。

 

毎日勉強するのが強制でしたから、計画を立てたらそれを少しずつ実行していくだけで良かったのです。

そして、結果は最高得点を更新することができたんですよね。

まぁ、その一回だけしかその計画はやらなかったんですけどね。

 

とはいえ、前もって計画を立てて実行することで、成果が出たことは自信につながりましたね。

そして、テストというのはできるだけ早めに準備をしていくことで、高得点がとれるのだと悟りました。

 

まぁ、今から考えるとごく当たり前のことなんですけどね。

ただ、当時中学生だった私が誰のアドバイスももらわずに、そうやって動けたのは良かったかなと思います。

 

さすがに一ヶ月前から準備するのは早すぎるのかもしれませんが、テストで高得点をとりたいならぜひ真似してほしいですよね。

ちなみに、うちの塾生たちにはこの成功体験をなぞってもらっているのです。

そして、しっかりと準備をした子はテストで高得点がとれています。

 

楽をして高得点をとることはできませんからね。

コツコツ少しずつ準備を進めて、目標の点数に到達するように頑張りましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

漢字で書かないことを続けるとどうなってしまうのか。

うちの生徒はそこそこ優秀な生徒がいるんですが、そういう生徒でも漢字で書かないことが多いんですよね。

テストでは、漢字はわからないけど、言葉は知っているからひらがなで答えを書いて丸になっているんです。

だから、点数はとれているというわけです。

 

ただ、これって漢字で書けて初めてきちんと理解したことになるのです。

このブログでは何度も言っていますが、漢字は表意文字であり、ひらがなは表音文字なのです。

そのため、ひらがなでは、その言葉の意味を推測することすらできないのです。

 

例えば、歴史でよく出てくる征夷大将軍という言葉ですが、これは蝦”夷”を”征”討するために作られた役職なんです。

漢字で書けばその意味がわかりますよね。

 

しかし、それをひらがなで書くとどうなるのか。

「せいいたいしょうぐん」

これでは何のことだか分かりませんよね。

 

響きだけで何を言っているのかはわかるとは思いますが、意味を考えようとしたときには全く分からなくなることでしょう。

これは社会だけではなく、理科だって数学だって英語にだって、漢字で書くことは大事なことなんですよ。

 

 

当たり前のことですが、国語にだって大事な知識ですよね。

漢字を覚えていくことで、少しずつ語彙力が鍛えられていくわけですから、それがゆくゆく読解力につながっていくわけです。

 

漢字をないがしろにするのは、小学生のころから始まっていると思います。

子ども自身が漢字を軽視しているから、わからないときはすぐにひらがなに頼ってしまうのでしょう。

 

これは親の教育が影響しているともいえますよ。

子どもが安易に漢字ではなくひらがなで書いていたら、注意しないといけません。

そして、漢字練習をしっかりとさせて、漢字に強い子を作っていかないとダメなのです。

 

最終的に大学受験となれば、漢字が分からない子は、参考書を読んでも理解ができないことになってしまいます。

参考書が理解できないとなると、自学ができないということになってしまいますからね。

 

我が子を大学まで導いてあげるためにも、漢字を覚えさせることを徹底してくださいね。

これは英単語を覚えるよりも大事なことですからね。

しっかりと漢字力を身につけさせて、いずれ自学ができるように育てていきましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

泥臭い勉強は絶対に必要である。

今年の共通テストは英語が難化したとされています。

ネイティブの人たちに解かせても解くことができない問題があるらしいですね。

自分はまだ解いてないので、時間を見つけて解いておかないとですね。

 

この大学受験共通テストですが、年を追って難しくなっています。

それもそのはずで、情報の処理能力を問われているわけですから、文章を素早く読んでどの意味を理解し、そしてそれを解けないといけないのです。

 

これは国語だけの話ではなく、すべての教科で共通した認識なのです。

理科だろうが、社会だろうが、数学でさえも問題文がめちゃくちゃ長くなってきています。

 

問題文が長いということは、それを読む読解力が問われているわけです。

国語や英語では当たり前に問われていくる資質が、他の教科でも問われるようになったといことです。

 

センター試験時代とは全く異なる試験になってしまったというわけですね。

以前のテストと同じように考えると痛い目に見るということです。

 

とはいえ、やらなきゃいけないことは特に変わっていません。

読解力が問われるのですから、語彙力を鍛えていくしかないんです。

 

語彙力はすべての教科のもとになるものです。

我々日本人にとって語彙力こそ、読解力に直結するものなのです。

 

では、どうやって語彙力を鍛えるのか。

それは、漢字に強くなることから始まります。

 

漢字一つ一つの意味を理解していかないといけないのです。

漢字を覚えるのですから、漢字練習だって欠かせません。

漢字を読めるだけではなく、書けるようにもならないといけないでしょう。

 

それをコツコツ小学生のころから続けることで、漢字力は鍛えられていきます。

これは国語だけでなく、他の教科でも同様です。

 

社会でも理科でも用語は漢字で表記されています。

その用語に使われている漢字だって、きちんと書けるように練習しないといけないのです。

 

言葉を覚えるのは、地道な努力しかありません。

何度も書いて覚えたり、辞書で意味を調べたり、覚えた言葉で文章を作ったり・・・

 

こういう地道な行動をして初めて語彙力は身についていくようになるのです。

そして、その語彙力が身につかないと、大学共通テストで点がとれないってわけです。

 

もちろん、大学受験では共通テストは必ず受けなくてはいけないものではありません。

国公立の大学に進学したいのであれば、受けなくてはいけませんけどね。

 

まぁ、共通テストだけの話ってわけではなく、これからの人材は情報処理能力が問われるんですよ。

だからこそ、まずは語彙力として漢字を鍛えましょうと提案しているわけです。

 

どれだけ技術が発展しようと、勉強の本質は変わりませんよ。

覚えなきゃいけないことはきちんと覚えなきゃいけないですし、その知識はどんどん必要となってくるんです。

 

楽して大学に進学することはできませんからね。

まずは目の前の勉強をしっかりとやっていきましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

そりゃ勉強は早めに始めたほうがいいに決まっている。

「うちの子も中学3年生になったことだし、塾を探そうかね~」

とのんきに塾探しをされる方は多いと思います。

 

そりゃ塾代はできるだけ抑えたいですよね。

出費が少ない方が家計は助かるのが当たり前ですから、そういう考えも分からないではないです。

 

ただ、それってもう手遅れだって分かっています?

手遅れでないのは、今まで自宅できちんと勉強させてきてそれなりに成績がとれている子だけでしょうね。

そういう子はそれなりに勉強の経験値がありますので、中3から塾にいれても大丈夫でしょう。

 

そうではなくて、家では遊び放題させておいて、成績は底辺まで落ち込んでいる・・・

そんな状態の子を塾に入れたところで、もう手遅れなんだってことなんです。

 

そもそも中3の一年間だけ塾に入れたって、今までの勉強がおろそかになっていてはすぐについていけるわけがないでしょう。

個別指導塾ならまだしも、集団授業の塾では授業についていけないと思います。

 

後で入ってきた子に合わせてくれる集団授業塾なんてあるわけがないですからね。

そうなると個別指導塾ってなるんでしょうが、個別は授業の単価が高いですからね。

 

しかも、大手の個別指導塾はあなたの子が勉強ができないと見るや、大量の授業を提案してきますよ。

必要以上の授業までとることを勧めてくるようになり、せっかくここまで節約してきたのに、逆に高い授業料を払う羽目になるでしょう。

 

まぁ、お金だけの問題ではないんですけどね。

中3となると、もうすでに2年分の授業は終わってしまっているわけで、特に主要三教科である国語・数学・英語は今までの蓄積が問われますから、もうついていけるようになることはないでしょう。

 

理科・社会だって今までの勉強がおろそかになっているんですから、中3内容からいきなりついていくことはできません。

例えば、理科の中3内容のイオンなんて、今までの知識がない子が理解できるわけもないんです。

それこそ、中1の物質の性質、中2の化学変化を理解して初めて理解できるかどうかって話なんですよ。

 

社会だって同じで、今までの歴史が分かっていない子に、現代の歴史を学ばせたって理解ができるわけもないんです。

まぁ、公民分野であれば、最初から学ぶことができますので、やる気次第でなんとかなるでしょうが、社会に興味のない子では厳しいでしょうね。

 

勉強ってどうしても継続が必要で、中1の最初のころから丁寧に理解をしていかないと、中学内容を理解し続けることはできないんですよ。

もっと言えば小学生のころから勉強をしていないと、いくら中1からといっても勉強はできるようにならないでしょうね。

 

なぜここまで断言できるかというと、勉強をしていない子って書くのが苦手だからなんです。

書くのが苦手ということは、学校の板書を写すことが遅いってことになります。

 

黒板に書かれていることを写すのが遅いとなると、もう先生の話を聞き取ることができないんです。

写してる途中で板書は消されてしまいますしね。

 

真面目な子ほど、ノートをきちんととろうと頑張りますからね。

書くのが遅いのに、ノートをきちんととろうとしたって、無理な話なんです。

 

そして、もっと致命的なのが問題を解くのが遅くなるということになります。

書くのが遅いというのは、答案用紙に答えを書くのも遅いってことなんです。

ある意味、書くのが苦手というのは学習障害レベルで勉強ができないってことになるんですよ。

 

では、どうしたらいいのか。

それは小学生時代から漢字の書き取りや、計算ドリルなどをきちんとやらせるしかないです。

とにかく書く練習をしていかないと、書くのが速くなることはないですからね。

 

最近の子はスマホが普及した弊害なのか、書くことに不慣れな子が多いです。

書くという行為ができないというのは、勉強ができないということに直結するのです。

 

そういう状況で学校教育にタブレットを導入していくのは危険だと思いますけどね。

ますます書くことから離れてしまえば、どんどん現代っ子の学力は下がっていくでしょう。

 

このブログを読んで不安に思われる方は、我が子の筆記スピードを見てみるといいですよ。

きちんとした字で見やすい字で素早く書けているのかどうかは、子どもの勉強姿を見るだけで分かると思います。

 

もしそれで自分の子が書くのが遅いと感じたら、毎日毎日漢字練習やら英単語練習をやらせてください。

そして、練習後に必ずテストをし、ただ練習するだけというのを防いで下さい。


それだけでも、書くのが速くなるとは思いますよ。

どれだけの時間がかかるかわかりませんが、高校に入るまでにある程度の書くスピードを身につけさせた方がいいとは思います。

 

勉強って、手の運動でもあるんですよ。

だからこそ、経験が大事になってくるんです。

 

できるだけ早めに勉強できる環境を用意してあげてくださいね。

この地域に塾はたくさんありますから、探せばきっと良い塾を見つけられると思いますよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

自分なら大丈夫と思うことなかれ。

大人は色々な経験をしてきたから、子どもの行く末がわかります。

なぜなら、我々大人は少なからず後悔をしているからです。

 

自分の後悔を目の前の子どもにしてほしくないと考えるのは、親にとっては自然な流れですよね。

その思いが強くなればなるほど、親は子どもに厳しく接するのだと思います。

 

子どもの行く末がどうなってもいいと思っているなら、何もしない親になっているでしょ?

子どもに自由に行動させている親は、子どもの行く末なんか案じていないんですから。

 

そもそも子どもは今まで何も成功体験をしてきていないんです。

あなたの子が高校生だとしたら、高校受験が成功体験だったとか言いだしそうですね。

もし高校受験で成功体験と言いたいなら、倍率が2倍以上で偏差値が70を超える難関高校に合格していないと成功体験とは言えないでしょうね。

 

まぁ、そういう高校に合格する子って、高校合格を成功体験とは考えないんですけどね。

あくまでも高校合格は通過点ですからね。

そのことをよく理解しているんですよ。

 

まだ成功体験をしたことがない子どもにとって、これからの試練はすべて困難なことだと思います。

どのくらいやればその壁を突破できるのかなんて分からないってことなんです。

 

だから、受験前になったら自分はその大学に合格できるだけの学力になる!!という期待は捨てた方がいいんです。

それは何の根拠もないですよね?

 

何度も言いますが、高校受験は成功体験には入りませんからね。

もし、高校受験でうまくいった体験にすがって、自信をもってしまっているなら、そんな自信は早めに捨てた方いいでしょう。

 

とはいえ、現時点で十分な実績を持っているなら、自信を持ってほしいですけどね。

それは、高校内で上位20%に入っているかどうかです。

そこまでの上位にいるのであれば、胸を張ってこれからの勉強に勤しんでほしいと思います。

 

一方でそんな高順位をとっていない人は、まずは現実を直視してくださいね。

あなたの考える「きっと大丈夫だろう」という期待は幻なんですからね。

 

周りを説得できる成果を出したいなら、まずは順位を上げなければいけません。

誰が見ても、頑張って成果を出していると認めてくれる証拠を出さないとダメなんですよ。

 

あなたの子が根拠のない論理を振りかざしてきたら、数字で見せろと優しく言ってあげてくださいね。

どんだけ子どもが親にいきってこようが、そんなの数字で見せてくれないと信じることはできないのだと、しっかりと子どもに伝えましょう。

 

今年度の共通テストは終わりました。

来年の共通テストまでは一年しかありませんからね。

 

今まで成果があげられなかった子が一年でどれだけの成果を出すのか・・・

あまり期待はできないかもしれませんが、希望の大学に合格してもらうためには必死こいて勉強させましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

子どもに勉強やらせるのかどうかは親の方針次第だと思います。

3日間のお休みをもらい、今日から通常授業再開となります。

ここからは当分の間は通常授業を淡々とやっていく感じになりますね。

 

では、本題に。

子どもに勉強をやらせるのは、将来を案じてのことだと思います。

 

それなりの学歴を身につけさせて、自分のやりたいことをやらせる・・・

そのために、幼少期より勉強をやらせ、高い学費を払って大学まで行かせるんですよね。

 

うちは塾ですから、そういう希望を持った子どもを預かることが多いです。

しかし、それは勉強で身を立てさせたいからと考えるから起こる行動ですよね。

 

スポーツで身を立てようとするなら、塾なんて縁がない場所になりますからね。

塾なんて通わせている時間があるなら、とにかく練習をさせるべきだと思いますしね。

 

とはいえ、スポーツで身を立てることができるのは、ほんの一握りではあります。

全員が全員、スポーツを続けて自分で食べていけるのかは分からないんです。

だからこそ、勉強はさせておこうと考えるのでしょう。

 

ただ、勉強が嫌いな子に勉強をやらせるのは大変なことです。

そもそもがやりたくないことですから、無理矢理やらせても成果は出てこないでしょう。

であれば、やらせるべきではないと思います。

 

少々乱暴な意見ではありますが、勉強できなくたって生きていくことはできます。

いくら勉強しなくたって、少子化のご時世ですから、入れる高校はあると思いますしね。

就職先だって、ここからは人手不足の時代ですから、選ばなければ職にはありつけますよ。

 

贅沢さえ言わなければ、最低限の生活はできるんです。

いくらここから日本が衰退していくといっても、生活レベルが激変するとは思えませんしね。

 

このような社会で生きるわけですから、そこまで過度に勉強させようとはいないでいいでしょう。

安心して遊ばせておけばいいんです。

それよりも好きなスポーツを専念させてあげましょう。

 

「え~それでも我が子にはある程度可能性を残してあげたいんですよ~」

 

そんなこと言われても勉強嫌いな子に育っちゃったんですから仕方がないです。

もし、それでも勉強だけはやらせると思うなら覚悟をしてくださいね。

 

その覚悟とは何か。

それは子どもに嫌われる覚悟です。

子どもが何と言おうが徹底的に勉強させてください。

 

スマホ?ゲーム?そんなのやらせるくらいなら、毎日勉強させましょうよ。

優先すべきなのは勉強なんですよね?

だったら、子どもが好きなことをやらせている場合ではありません。

 

子どもにきちんと勉強をやらせたいなら、親が泣き言言っている場合ではありませんよ。

子どもに勉強をやらせるためにどう働きかけるかを考えるべきですし、そのための努力をしてくださいね。

 

ここまでやっても子どもが勉強してくれないって言うなら同情もしますけどね。

残念ながら親自身の努力が足りないような気がしますよ。

 

全員が全員、素直に言うこと聞いてくれればいいのでしょうが、子どもはそんなに簡単じゃないですよね。

でも、子どもの将来を本気で案じるなら、我が子と本気で渡り合ってくださいね。

 

そんなことはできないというのなら、子どもの自由にさせてあげてくださいね。

勉強しなくたって死んだりはしませんからね。

安心して子どもの好きなことに没頭させてあげてくださいね。

 

厳しいことを書きましたが、子どもをどう育てるかは親の責任です。

自覚を持って毅然とした態度で子育てをしてほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

冬期講習2023 8日目

冬期講習8日目です。

 

さて、冬期講習もいよいよ佳境ですね。

生徒たちも良い具合に仕上がってきました。

 

中3生の集中力も大分身につきましたね。

夏からここまで勉強を継続させた甲斐がありましたかね。

 

とはいえ、結局は点がとれないと意味はありません。

ここからはシビアに点数と向き合っていく時期ですね。

受験本番で成功するためには、自分で点をとる技術を身につけないといけません。

 

うちの塾は基本的に本人の力を伸ばすことを狙っています。

だからこそ、必要以上の助けはしないようにしています。

 

つまり、塾としては手取足取り指導したりしないってことです。

なぜここまでそれを徹底するのか。

 

もちろん、意地悪ってわけじゃないですからね。

昔の私は生徒に過保護でしたからね。

しかし、それで生徒がきちんと育ったためしがありません。

 

結局、私の力が及ばなくなると、生徒自身の力が不足して志望校に落ちていくのです。

そういう姿を見てきたからこそ、今は生徒に過剰な干渉はしないようにしています。

 

塾なしで受験に勝つ子がいる以上、塾の力なんて本来はいらないんです。

そして、そうやって自分の力で勝ち上がった子が本当に強いといえるんです。

 

受験生にとって、この高校受験が終わりではありません。

その先にはるかに厳しい大学受験が待っているわけです。

 

本当の成功は、高校に合格することではなく、希望の大学に合格して自分の希望の進路へ進むことです。

それまでは決して手を緩めるべきではないんですよ。

 

我が子を大学まで行かせたいと考えているなら、甘やかしは一切不要ですよ。

大学に合格するまでは勉強を継続させるだけの強い気持ちを持って下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

あの有名人だって、誰でもできることを続けてここまで来た。

大谷翔平選手の話は、毎日テレビでやっていますね。

ドジャース入団とか、年俸総額などが主な内容ですが、やっぱり注目すべき点は、彼の生き方なんですよね。

 

大谷を特集していたテレビ番組で、彼が生きていく上の心構えが紹介されていました。

それは、「昨日できなかったことを今日できるようにしていく」ってものです。

つまり、日々成長することを心に誓っているんですよね。

 

これって誰だってできることじゃありませんか?

日々成長することなんて、どんな落ちこぼれだってできるでしょう。

問題なのは、そのための努力に手を抜かないってところですけどね。

 

大谷の偉業を真似してくださいと言っても、できるわけはないでしょう。

いまや彼は世界一の野球選手ですからね。

 

ただ、大谷だって、いきなりここまでスゴイ選手になったわけではないです。

コツコツ、コツコツ日々努力をしてここまで成長しただけなんですよね。

 

そして、彼のスゴイことは人生計画まで作成していたということです。

残念ながら、その計画と現実ではズレが生じているようですが、それでも壮大な計画だったことに変わりはありませんし、ズレがあったといってもほとんどを実現しているのです。

 

ここから分かることは、大谷はそんな壮大な漫画のような活躍であっても、できないと思ったことはないんでしょうね。

できないと思わずに、成長の壁を作らずにここまで上り詰めてきたんです。

 

かつて、イチロー選手も「周りからできないと言われてきたけど、それに反発してできるように努力をした」と言っていました。

偉業を達成することっていうのは、自分を信じる力と毎日成長する持続力があればいいってことなんです。

 

私たちのような凡人でも、日々成長するために努力をすることはできます。

できないと思わなければ、挑戦していく限りやりたかった偉業を達成できるかもしれないのです。

 

もちろん、才能も大事だとは思います。

しかし、才能は望んでも得ることができないことですよね。

だったら、行動だけでも真似をしてみるといいんじゃないでしょうか。

 

勉強の世界でも同じです。

できないと思ったことは、できるようにはなりません。

日々成長しようと思っていない子は成績が上がっていくことはないでしょう。

 

かの有名人は特別なことをしていたわけではないですからね。

毎日毎日やれることを精一杯やって、成長していってほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

根拠のない自信に関しては数字で示させろ。

今日で保護者面談が最後でした。

約1ヶ月の間やってきましたが、今回もいろいろと貴重な意見を聞くことができましたね。

 

で、今日はその中でよく出てくる話題を今回のテーマとします。

それは子どもの根拠のない自信についてです。

 

親が子どもに「このままで本当に受かるの?」というと、子どもは「大丈夫だよ。受験勉強をちゃんとやったら受かるから」と言うことがあります。

これって何も根拠がないんですよね。

 

そもそも親が子どもにこういう話をするのって、点数がとれていないからじゃないですか?

今までの勉強不足でひどい点数をとっているからこそ、親は子どもを心配して声をかけるんだと思います。

 

それなのに、大丈夫という根拠はなんなのでしょう。

子どもは親がよくわかっていないと思っていて、こういう言葉を吐くのです。

それに騙されてはいけませんよ。

 

毅然とした態度で、親は子どもを諭さないといけません。

こういうときは、「だったら、数字で示せ!!」と言ってください。

 

結局は点数やら偏差値やらがしっかりとしていないと受験は成功しないのです。

合格点というものがきちんと存在しているのですから、それが足りていないなら確実に受かる根拠などないのです。

 

他にも「中3・高3になったら、ちゃんと勉強するから大丈夫だよ!!」って言う言葉も信じてはいけません。

今勉強ができていない子が、受験間近になったらできる保障はありません。

 

そういうなら、「今からやってみせろよ」と言ってください。

きっとそういうことを言う子は、すぐには勉強できないでしょうから。

 

根拠のない自信がある子というのは、現状を棚に上げて話をしていることが多いんです。

親を黙らせるために、ありもしないことを言い出すんですよ。

 

親が子どもに声かけをする必要がない子というのは、そういう根拠のない自信はないものです。

たとえ今の成績が合格圏にあったとしても、「油断したら落ちる」という恐れがあるので、言われなくても勉強を続けるのです。

 

模試でA判定をとっていても、落ちることがあるのが大学受験ってものですからね。

こういう優秀な子の思考というのは、参考にすべき点が多いのです。

 

本来ならこういう考えができていないといけないのです。

むしろ、勉強のやりすぎで周りが心配するレベルでないとダメなんじゃないでしょうか。

 

甘ったれたことばかり言っているなら、厳しく子どもを制してくださいね。

受験前になったらやるんだったら今すぐ勉強を始めて、合格点をとってこい!!と子どもに声をかけてくださいね。

そうして初めて受験に成功する可能性が出てくるのですから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

高校生になってから後悔したって遅い。

大学受験を考えているなら、高校選びからきちんとしないとダメだと思います。

中学生時に勉強していなければ、行ける高校は限られてきますからね。

誰でも入れるような高校に行ってしまったら、大学受験はうまくいくかどうかわかりません。

 

基本的に進学校以外は、大学受験に特化した授業は行っていません。

進学校以外の高校に進学したのならば、自分から情報を集めて大学受験に向かって勉強しなければいけないのです。

 

大学受験で合格するためには、それなりの準備が必要になります。

それこそ、小学生のときからコツコツと勉強していることが望まれます。

 

残念ながら、中学時代に英語が苦手だった子は、大学受験は諦めた方がいいかもしれません。

当たり前のことですが、大学は高等教育機関です。

英語の資料を読むことも当然出てきますし、そこで英語が読めないとなると単位がとれなくなってしまうのです。

 

その前に受験がありますから、英語が苦手なだけで大学には受からないでしょうね。

推薦入試で合格を狙うこともできますが、そのためには定期テストで高得点をとり続け、内申点を上げておかないといけません。

それだけの勉強ができているなら、大学受験もクリアできるかもしれませんね。

 

もし、偏差値の低い高校に入ってしまい、高1・2時に勉強をしない毎日を過ごしていたら、高3になってから頑張ったところで大学に入るのは難しいと思います。

それこそ、Fランク大学のような、受験さえすれば受かってしまうような大学にしか進学できないでしょう。

 

Fランク大学に入ったら最後、その子に未来はないでしょうね。

就職活動で苦労するのは目に見えていますし、中にいる学生の質がどうしても悪いですからね。

 

ちなみに、そういう大学の教授陣も優秀な人はいませんよ。

優秀な教授は軒並み、優秀な大学で教鞭を振るっているでしょうから。

 

大学受験を考えているなら、できるかぎり進学校に入った方がいいです。

できるかぎり偏差値の高い高校に入った方が、大学への進学成功率は上がるでしょう。

 

まぁ、そこに入っただけでは意味はないですけどね。

結局は、努力を続けていったものだけが、自分の行きたい大学に行けるのですから。

 

進学校に入ったら偏差値の高い大学に行ける・・・ってことではありません。

そこで努力した者だけが、良い大学に進学できるんですよ。

 

結局は、頑張ったものしかうまくいかないようにできているのです。

近道もなければ、裏技だってありません。

愚直に日々努力をすることしか、頭を良くする方法はないのです。

 

大学進学はそんなに簡単ではありませんよ。

中学の頃から一つ一つ準備をしていって初めて大学を選ぶ権限が与えられるのです。

 

そのためにも、日々勉強してくださいね。

自分の進路を決定づけるのは自分しかできないんですからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

毎日1時間の効果は絶大。

勉強を毎日やりなさい。

ではどのくらいやればいいのか。

最初は1時間程度でもいいと思います。

 

1時間でも毎日勉強を続けていけば、3週間くらい経つと習慣化されるようになると思います。

そして、勉強で頭を使っていくと、どんどん思考力がアップされて、できる問題が増えていきます。

 

そうなると1時間の勉強では足りなくなっていきます。

できることが増えていけばそれだけ、勉強をやりたいという気持ちにつながっていきますからね。

徐々に時間が増えていくことになると思います。

 

三ヶ月も勉強を続けると、どんどん勉強スピードが上がっていきますから、効率の良い勉強ができるようになるでしょう。

同じ1時間でも始めたてとは雲泥の差です。

 

効率が良くなれば、短期間にやれることが増えていきますから、2時間くらい勉強をするとかなりの勉強ができることになります。

受験生はもっと長い時間勉強しなければいけないでしょうが、勉強の習慣が身についているのであれば問題はないでしょう。

 

そして、中学時代にその習慣化ができていれば、高校に入ってからも継続していくだけで良くなります。

続けていくことで勉強の技術はどんどん洗練されていきますから、ますます効率良く勉強ができるようになっていくのです。

 

高校内容になると膨大な量の勉強が必要になっていきますが、勉強の習慣さえ身についていれば問題なくクリアできるでしょう。

続けていくだけで問題なく大学まで進学できると思いますよ。

 

一方で、これをゲームに置き換えたらどうでしょうか。

子どもは何も言わずともゲームをやります。

基本的に1時間じゃきかないですね。

 

2時間、3時間と際限なくゲームをすることでしょう。

それも毎日毎日飽きもせず・・・

 

ゲームもいずれ習慣化され、ゲームをしないと気持ち悪い状況になっていきます。

いわゆるゲーム中毒ってやつですね。

 

しかも、今はたちが悪いことに、課金システムなるものがありますから、親の目を盗んで課金をしたりします。

親が請求額を見て唖然となるなんてケースもあるのです。

 

それほどに毎日やるってことには中毒性があるんですよね。

さすがに親も子どもからゲームを取り上げたり制限をかけようとしますが、時すでに遅しで、子どもは言うことを聞きません。

下手をすれば、ゲームがやりたいと暴れ出す子も出てくるのです。

 

そりゃ当たり前のことで、毎日2,3時間やっていることをいきなり制限がかかったら、人間の体は拒否反応を起こすんですよ。

今まで放置していたツケっていうのが、中毒になってから顕著に表れるのです。

 

もちろん、これは親の責任です。

子どもに好き勝手にゲームをやらせていたんですからね。

 

それも毎日ですよ?

中毒にならない方がおかしいですよね。

 

当たり前のことですが、ゲームを毎日やっていたって何もいいことはありません。

プロゲーマーにでもなって、Eスポーツの選手になろうものなら、まだ志が高いかもしれませんが、そうなると2,3時間の練習では足りないでしょうね。

 

一日の大半をゲームに費やすくらい、一つのゲームにのめり込まないと、とてもじゃないですが、Eスポーツの大会では勝てないでしょう。

勝てなければ賞金も出ませんから、下手なプロゲーマーはただのニートと同じなんですよ。

 

さて、話が飛びましたが、ゲームやらスマホを毎日やらせていたって、自分のやりたいことはできませんよ。

逆に勉強を続けていれば、学力も上がり、自分の行きたい進路にも進め、そしてやりたい職業に就けるかもしれないのです。

 

どちらの方が夢が広がるかは、わかりますよね。

もちろん、ゲームを息抜きにやるなら問題はないでしょう。

しかし、勉強をやった上で、あくまで息抜きでゲームなりスマホなりをいじらせてくださいね。

 

どんなことでも毎日やっていたら習慣化はされるでしょう。

ただ、正しい習慣化ができないと子どもは不幸になるだけだと思いますよ。

子どもに何をやらせるのか、それを明確化して子育てを頑張って下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

中学生までを指導する塾はこんな感じ。

うちは高校生まで指導していますが、塾によっては中学生までを指導しているところがあります。

そういうところは、基本的に高校に合格させることを最終目標としています。

 

そりゃ当たり前のことで、高校に受からせてしまえば、それでおさらばですからね。

後は、自分で何とかしてくださいって感じになるのはわからなくはないですよね。

 

私も以前は中学生までしか指導しない塾に勤めていました。

そこでは、なんとか高校に受からせるために指導していました。

それがギリギリだろうが関係なしに、合格さえすればいいと考えていたのです。

 

一昔前は今のように高校に合格することが楽ではありませんでしたからね。

倍率もそこそこあり、どんな高校でも不合格者が出るような受験でした。

だからこそ、合格させることを最優先としたのだと思います。

 

ただ、これでは高校に入ってからが心配です。

高校受験を最終目標にしてしまう指導というのは、子どもに勘違いさせてしまいます。

高校に受かればそれで終わりなのだと・・・

 

塾側がなんとしてでも高校に受かれと言ってくるのですから、子どもたちは受かればそこで終わりと思ってしまうでしょう。

しかし、当たり前のことですが、そこで終わりな訳がないんです。

 

進学校に受かるために勉強してきたのなら、最終目標は大学に合格することですよね。

であれば、ギリギリ合格なんて目指してはいけないのです。

受かるのであれば、真ん中より上で受かるくらいの勢いで勉強しなくてはいかないのです。

 

真ん中よりも上にいれば、その位置をキープすることを考えていけば、大学に進学することは可能でしょう。

もちろん、勉強を続けていけばという話ですがね。

 

最終目標が大学に合格することだということを知らずに進学校に行ってしまうと、待っているのは破滅でしょう。

まずは、合格後に勉強しようという気がないでしょう。

 

今まで死ぬ気で勉強して、頭の良い進学校に入れたのですから、春休みは開放感たっぷりに遊び尽くすことになります。

ライバルが春休みもコツコツと勉強している中で、それを知らずに遊び惚けるのです。

 

この時点で、もう勝ち組と負け組に分かれているんですよね。

たとえ余裕で合格できたような子でも、虎視眈々と上を目指しているような子たちに抜かれていくのです。

 

3年後に結果が出てくるわけです。

何のためにその高校に入ったのかを後悔しながら反省するんですよね。

まぁ、時すでに遅しですよね。

 

私は高校生まで指導している塾はそこら辺を考慮して指導していると思います。

そういう塾は、高校で合格したあとも塾を継続してほしいと願っていますからね。

だからこそ、次は大学受験だ!!と意識を次に持って行こうとしてくれるのです。

 

もし、今入っている塾が中学生までしか指導していない塾であるなら、意識付けは家の人がやらないといけないですよ。

高校に受かったからといって、ゴールじゃないんだよ!!と子どもに言い続けなきゃいけないんです。

 

うちの塾生には私が声がけを続けますけどね。

それでも家でも同じような声がけはしてほしいですよね。

 

子どもが真に行きたいと考えている進路に進んでもらいたいと考えるなら、子どもの努力を最後まで支え続けないといけないんですよ。

そのためにも、高校に受かったら子どもに任せるなんて訳の分からない理論は捨ててくださいね。

 

本当のゴールは大学に受かるまでですからね。

まぁ、理想のゴールはもっと先に用意されているでしょうが、勉強という観点でいえばゴールは大学合格ですからね。

とにかく油断せずに子どもを監視してくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

根拠のある自信をつけよう。

うちの塾は生徒に勉強することを勧めています。

だからこそ、水曜日に2時間の自習を設け、宿題もそれなりの量を出しているのです。

テスト前は3時間×3日間の自習を強制し、中3生は講習中は朝から夕方まで自習を強制します。

 

世間にはこれ以上に勉強させる塾がありますが、うちではこれが精一杯なんですよね。

最低でもこれだけの勉強をやってもらわないとダメとしているのです。

 

本来なら、もっと長い時間自習をさせたいんですよね。

例えば、朝10時から夜10時まで、ひたすら勉強させるとかやりたいんですけどね。

まぁ、この地域ではやりすぎだと思う人も多いでしょうね。

 

このように、それなりに勉強させている塾がうちなわけですが、これって自信をつけてもらうためにやっているんですよね。

ある一定以上の勉強時間を超えると、基本的には成績は上がっていきます。

 

上がらない場合は、今までの蓄積が足りないからなんですよね。

学校の授業をそれなりに聞いてきたり、宿題をそれなりにやってきた子なら、勉強時間が多くなるだけで成績が上がるんです。

 

成績が上がると受験が楽になりますよね。

好成績をとり続けていれば、受験に不合格になるかもしれないと不安になることもないんです。

 

実際に私は高校受験ではありますが、受験前に不安になることはありませんでした。

それなりに勉強をしてきたから、それなりに成績はとれていたんですよね。

とはいえ、今から考えるとまだまだな成績だったので、もっと不安になるのが当たり前だったとは思いますけどね。

 

普段の勉強を習慣づけていれば、基本的にこの近辺の高校に受からないなんてことはありません。

そこまでレベルの高い高校はこの近辺にはないですからね。

毎日コツコツやっていればそれなりの成績になっているわけですから、ハッキリ言ってこの地域の子は勉強しなさすぎなんですよね。

 

まぁ、それは近隣の中学の平均点を見れば分かります。

圧倒的に学力が低い地域だということは一目見ればわかると思います。

 

その中で成績が低いというのは、単純に勉強量が足りていないんですよ。

だから、受験近くになると、途端に不安になるんです。

 

「このままで受かるかな??」

「このままだと落ちるかも・・・」

 

こういう不安を口にするのは、たいてい今までの勉強が足りていないんです。

受験する高校に対して、自分のとっている点数が低いとなれば、不安にもなるでしょう。

まぁ、不安って成績の良い子も同じようにしているので、一概に成績が低いから不安になるともいえないんですけどね。

 

ただ、今まで成績を取り続けてきた子は、受験前になったからといって慌てることなく、淡々と勉強を続けるのです。

あたかも、今までの延長線のように、平然とした態度で勉強を続けるんですよ。

 

これこそが根拠のある自信ってヤツなんですよね。

今まできちんと努力をして、きちんと成績をとってきた・・・

この事実があるからこそ、自信を持って受験に臨めるんです。

 

根拠のある自信を持つためには、中途半端な努力では足りませんよ。

毎日コツコツ、どんなときでも勉強を続けるって、本当に忍耐のいることですから。

だからこそ、それが続けられれば大いなる自信を持つことにつながりますよ。

 

中3生・高3生はもう手遅れですが、中高1・2年生の子なら今から努力しても遅くはないですよ。

後悔しない人生を歩むためにも、今日から早速勉強を開始してくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

大学の学費を安くするためにも・・・

大学の学費ですが、国公立大学が安く私立大学は高いです。

さすがに、そのくらいはご存じですよね。

 

では、どのくらい違うのか。

4年生の大学において、国公立大学は250万程度、私立大学は450万程度です。

 

私立大学はピンキリですけどね。

文系だと安く、理系だと高めです。

そして、薬学部や医学部などは6年通ってそれぞれ1000万、2500万程度かかるといわれています。

 

ただ、最低でも200万程度の差があるわけです。

つまり、それだけ国公立大学に行くのは難しいってことになるわけです。

もちろん、国公立大学も首都圏にある優秀な大学から、地方にある大学まで千差万別ではありますので、難易度もかなり変わってきます。

 

地方にある国公立大学であれば、そこまで合格するのは大変ではないように見えますが、それでも受験に使う科目数が多いので、かなりの量の勉強をやらないといけないのです。

一次試験として大学共通テストがあり、そして各大学の二次試験が存在します。

どちらも合格点に満たなければ、合格を勝ち取ることはできないのです。

 

一方で私立大学は3教科で受験ができます。

そのため、得意な3教科を集中的に勉強すれば、合格点に届くかもしれません。

国公立大学と比べてもその科目数は半分以下ですから、私立大学に入ること自体はそこまで大変ではないのです。

 

とはいえ、こちらも難易度はピンキリですから、地方の国公立大学に入るよりも私立の大学に入る方が大変だということは往々にしてあるわけです。

とはいえ、学費が200万ほど浮くわけですから、とにかく大学に進学したいと考えるのなら、国公立大学を目指した方がいいでしょう。

 

では、どうやったら200万の学費を浮かすことができるのか。

当たり前のことですが、そんなに簡単なことではありません。

 

基本的にこの近辺の高校であれば、上位20%にいないと国公立大学には受からないでしょう。

それこそ、毎日血のにじむような努力をして、なんとか受かるかどうかになるのです。

 

家庭が裕福で学費は問題にしないってことなら、私立大学に進学してもらえばいいとは思いますが、そうではないのならできるかぎり学費は抑えた方がいいでしょう。

もし、学費が払えないとなると、奨学金で支払うことになります。

 

奨学金は利子はかからないとしても、あくまでも借金ですから、その返済は子どもが卒業後に行うことになります。

卒業してから30歳まで手取りの給料から奨学金が差し引かれるのです。

当たり前のことですが、子どもは大変な生活が待っているでしょう。

 

では、返済の必要のない奨学金はどうなのか。

その奨学金を受けるためには、子どもが優秀でなければダメなのです。

 

結局、学校の成績というのは、学費に関わってくるということになります。

日々努力しているものは、大学に行くのも楽になるっていうのは当たり前のことなのです。

 

それなのに、努力をしていない高校生が多すぎますね。

大学に行くために進学校に入ったにも関わらず、大学に入るための努力をしないというのはどういうことなのでしょう。

 

保護者も保護者ですね。

子どもを大学に行かせるために進学校に通わせているのに、ずっと遊ばせておいてどうするんでしょう。

 

サボればサボるだけ大学進学はキツくなっていくのです。

学費が高くなっても、サボった本人がいけないってことなんでしょうね。

まぁ、自業自得ってことです。

 

大学に行かせたいと考えるなら、それなりのことをやらせましょう。

高校生になったのだから、もう口出ししないなんて考えは捨ててくださいね。

もし、子どもに口だししないのなら、大学の学費くらい奨学金に頼らずに出してほしいですね。

 

学費はどうしてもかかってしまうものです。

そして、どれだけの学費をかけようが学ぶ内容にそこまでの差異はありません。

であれば、できるだけ学費が安くなるように努力をしてましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

どこの高校に行こうが変わらない。

この近辺の高校なら、どこに行ってもそこまで変わらないと思います。

要はそこでどれだけ勉強するかどうかです。

 

偏差値が高いからとその高校に入ったところで、授業についていけず落ちこぼれてしまえば、希望の大学へは行けないでしょう。

もしくは、それなりに学力があっても、その高校に入ってから勉強をしなければ、希望の大学へは行けないのです。

 

要は、どんな高校に入ろうが、そこで一生懸命勉強できないのであれば、希望の大学へは行けないってことです。

そして、希望の大学へ行けずに滑り止めの大学に進学することになれば、その大学が最終学歴になるわけです。

 

例えば、Fランと言われる大学を滑りどめで合格し、そこに進学したとします。

お金を払えば誰でも行けるような大学に進学して、そこから就職活動をしたとします。

残念ながら、その大学からは良い就職先へは就けないでしょう。

 

なぜなら、企業もその大学のレベルは把握しているので、その大学を卒業した人を良く思ってはいないのです。

単に大学の名前だけで、面接を落とされることもあるでしょう。

 

就職先にこだわらなければ、人材不足の現代であれば就職はできるでしょう。

しかし、就職先を選ぶことはできないんじゃないかと思います。

 

最終学歴という話でいえば、高校名は最終学歴として残ることはありません。

そもそもこの近辺の高校のことを、東京などの都会の人が知っているわけもありません。

それだけ地名度が低いのですから、高校名って価値を持たないんですよ。

 

高校名で威張ることができるのは、この近辺に住んでいる人だけでしょうね。

さらに、少子化になって高校自体に入りやすくなっていますから、さらに追い打ちをかけて価値がなくなっているんですよ。

 

結局、高校なんてものに価値はなくて、努力ができるものに価値があるように世の中はできているんです。

その努力の証明が大学の名前になるわけです。

だからこそ、どの高校に進学しようとも、一生懸命勉強を続け、自分の行きたい大学に通ってほしいのです。

 

その大学が地名度抜群であれば、どこにいっても自慢ができるでしょう。

さらに、どんな企業でも、努力の量をみとめてくれますので、大学名を出すだけでもそれなりの企業に就職はできるかもしれませんよ。

 

もちろん、人としての魅力を高めないとダメですけどね。

大学名だけでその人が表せるかといったらそんなことはありませんので。

 

要は良い高校に入るだけで満足はしてはいけないってことです。

どんな環境に入ろうが、努力をして自分を高めていければいいんだと思いますよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

塾・予備校が成績を上げてくれるわけではない。

高校生にとって、塾・予備校は本来ならいらないものだと思います。

なぜなら、自分で勉強することによって成績は上げることができるからです。

逆に自学で勉強ができるようにならなければ、塾・予備校に行っても成績は上がってきません。

 

私も大学受験時に予備校に通いましたが、成績が上がったと感じたのは授業を受けたからではなく、自分で勉強を頑張ったからです。

むしろ、あれだけ授業を受けましたが、どんな授業だったのかを全く覚えていません。

 

結局は授業を受けずとも、自分で勉強をするだけでも大学は受かったのでしょう。

しかし、自分で勉強していくのはそんなに簡単なことではありません。

 

そもそも自分を律して勉強を継続していれば、成績が上がらずに困ることはないんです。

それができないから、成績が落ち込んでいくわけですね。

そして、成績が落ちて困ってから塾やら予備校に駆け込むわけです。

 

これでは、せっかく塾や予備校に入っても成績が上がることはないでしょう。

自分で勉強する習慣がないのですから、塾や予備校で授業を受けても意味はないんです。

 

間違ってほしくないのは、塾・予備校に入ったから成績が上がるのではないってことです。

大金をはたいて多くの授業を受けさせたところで、自学ができないのであれば成績は上がらないでしょう。

 

では、塾・予備校は何のためにあるのか。

その第一の利点は自学でできなかったところを補填するためにあるのです。

 

そもそも学校の授業を聞いていれば、新しい知識の説明を受けることができます。

集中して聞いていれば、学校の授業だけでその知識の理解はできるでしょう。

もちろん、これは学校の先生にもよりますがね。

 

しかし、学校の授業すら聞けていないのであれば、ますます塾やら予備校は意味がないです。

なぜなら、そういう子は塾や予備校の授業も集中して聞けないでしょうから。

 

理想なのは、学校の授業をしっかりと聞いて、それでも理解できなければ自学で理解するように努力し、それでも理解できないときに塾や予備校に頼ることなのです。

 

そこまで努力してから塾や予備校の授業を聞けば、すっと内容が自分の中に入ってくることでしょう。

逆にそこまでの努力をしないと、どれだけ素晴らしい授業を受けようが意味はないのです。

 

第二の利点はペースメーカーとして利用できることです。

学校でも受験勉強のペース配分は教えてくれますが、大半は自分で考えて行動することとなります。

そのサポートができるのが塾や予備校なんだと思います。

 

大手の予備校であれば、生徒1人1人にチューターがつき、定期的に面談などで勉強の進捗状況を確認してくれますし、塾などでも先生が受験生に対して何をすべきなのかを教えてくれます。

これだけでも受験生にとっては心強いと思います。

 

とはいえ、結局は本人が勉強しなくてはいけないのには変わりありませんけどね。

とはいえ、孤独に走り続けるよりも、伴走してくれるかのように近くでアドバイスがもらえるのは助かると思います。

 

このように塾・予備校は本人が勉強するという条件を満たせば有意義なものになります。

逆に、そうでなければ意味はないのです。

 

前提として自分で勉強することを心がけてください。

高校生になっても塾や予備校に頼るのは、それができてからでも遅くはないですよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

自称進学校に物申す!!

今から話すのは私の偏見であり、事実に基づいているわけではありません。

とはいえ、今までのその高校を見てきて感じたことを書いていくわけで、あながち間違ってはいないと思っています。

 

それは自称進学校についてです。

それがどの高校を指して言っているのかは差し控えますね。

さすがに名指しでは批判できないので。

 

まずは、自称進学校を説明します。

自称進学校というのは読んで字のごとく、進学校であると自称している高校のことです。

 

まぁ、昔から進学校という位置づけではあったんですが、最近の進学実績を見るととても進学校とは言えないんです。

だから、自称進学校と揶揄されるようになってしまったんですよね。

 

そもそも進学校というのは、東大や京大などの最難関国公立大学を数名輩出している高校を指します。

もしくは、旧帝大や早慶などの難関大学をそれなりの人数を輩出している高校を指すのです。

 

偏差値50代の高校ではそれは叶わないため、自称進学校と言われてしまうんですね。

そもそもが集まってくる学生の質が低いですから、そこまでの進学実績をあげろというのが無理な話なんです。

 

だからこそ、この学校は国公立大学に進学させることにこだわります。

できるだけ多くの学生を国公立大学に進学させれば、進学実績は優秀だと思うのでしょう。

実際に国公立大学に進学するのは、選択教科の数が多いことからも大変なんです。

 

まんべんなく、不得意なく、いろいろな教科を勉強しなくては、国公立大学に進学することはできませんからね。

だからこそ、中途半端な進学校である、自称進学校はその合格数を稼ごうとするのです。

 

しかし、それが生徒の希望なのかというとそうではありません。

生徒本人は国公立大学に進学したいと考えているわけではないのに、この学校の先生たちは国公立大学に進学することを勧めてくるのです。

 

特に優秀な成績をとっている子には、国公立大学に進学することを強く勧めてきます。

なんとしてでも進学実績を伸ばしたいんでしょうね。

 

さらに、推薦で大学受験をしようとする子を止めにかかります。

推薦で大学を進学しようとする子は、基本的に成績優秀者ですからね。

学力で大学に合格してもらい、自分たちの指導力が優秀なのだと知らしめたいんでしょう。

 

仮に生徒が国公立大学に合格できたとしても、それは学校の先生のおかげではないですけどね。

本人が頑張ったから合格できるまでの成績になったんですよ。

それは学校の先生のおかげではなく、生徒が偉大だからです。

 

そして、そういう生徒がほとんどいないからこそ、少しでも確率を上げるべく優秀者に国公立大学を勧めるのです。

ハッキリ言って浅はかな考え方ですよね。

そもそもがそんなくだらないことをやっているから、進学実績が上がってこないんだと思います。

 

真の進学校というのは、こういう自称進学校とは真逆なんですよ。

生徒の行きたいところにきちんと行かせるというスタンスなんです。

なぜなら、自分たちの指導に自信があるからなんですよ。

 

上記のような姑息な手を使わずとも、胸を張って生徒を送り出すことができるんです。

当たり前ですが、生徒に自由に選ばせたとしても、国公立大学に行きたい子は自然と合格してきてくれますよ。

何せ本人が行きたいんですからね。

 

推薦で大学に行きたいって言う子も学校側が背中を押してくれます。

推薦で大学に進学できるということは、その子が今までその高校で頑張ってきたからですからね。

そのおかげで大学に進学できるのですから、真の進学校の先生は笑顔で送り出してくれるんですよ。

 

そもそも自称進が推薦で大学に行くことを拒むのは、自分たちの指導力がないと言っているようなものです。

本来なら、自分たちが作ったテストで高得点をとり続け、一生懸命授業参加している生徒を応援するものではないですかね。

 

それを進学実績がどうなのか知りませんが、推薦で大学に行くことを否定するなんて何事かと思ってしまいます。

当たり前のことですが、高校の先生に生徒の希望を否定する権利はないんですからね。

 

もし、高校の先生に自分の希望を否定されたとしても、そんなことに従う必要はありませんよ。

自分で希望が言えないなら、代わりに親に自分の希望を伝えてもらってください。

それで突っぱねるような高校は本当に最低だと思いますから。

 

あくまでもこの主張は私の推測をもとに語っています。

しかし、そういう印象を持たせてしまっているのも事実です。

 

私の教え子の中にも被害者がいますからね。

自称進学校にはこういう行動は自重してもらいたいですよね。

生徒のためを思うのであれば、こういう行動が間違っていると思ってほしいところです。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

指導のしすぎは諸刃の剣。

とある中2生ですが、1学期の途中から理社も指導することになりました。

基本的にはうちの中学生は1コマで数学と英語の指導を受けているのですが、2コマ目になると理科と社会の指導を受けることになります。

 

ほとんどの生徒は1コマだけ授業を受け、理科と社会、国語は自力で勉強しています。

本来なら理科と社会も指導した方がいいのでしょうが、私はそれをやりません。

 

なぜなら、それをやると塾への依存度が上がってしまうからです。

数学と英語は百歩譲って指導した方がいいと思っていますが、理科や社会などは自力でなんとかした方がいいのです。

 

そうでないと、高校では通用しないですからね。

高校の授業は膨大な量の知識を、かなりのスピードで進めていくわけですから、自分で理解する力がないと太刀打ちできないのです。

 

塾の依存度が上がりすぎてしまうと、生徒も塾に頼り切りになり考えることをしなくなります。

それでは、何のために学力を上げてきたのかがわからなくなります。

理想はすべての教科で自力で勉強を進めることですから。

 

とはいえ、上記の子も1年生から2年生の1学期途中まで自力で頑張ってもらいました。

テスト前はひたすら学校ワークと向き合い、何度も問題を解いていましたね。

ただ、それでもだんだんと成績が落ちてしまったので、塾の授業を増やすこととなったんです。

 

で、今回のテストが試金石になったのですが、しっかりと高得点をとってくれたようですね。

塾で指導するのは極力避けていたのですが、それでもいざ授業をするとなると、成果を出さないといけませんからね。

その成果が出てくれたことで私もホッとしています。

 

塾で指導をすれば、理科社会は基本的に成績が上がります。

要点を押さえて指導しますので、学校の授業がわからなくなることはないでしょう。

そして、学校ワークも教科書を見ずとも解けるようになっていきますから、塾の指導で成果が出ないということはないのです。

 

とはいえ、本人の努力も伴わなければ、成績は伸びませんけどね。

もともと努力ができる子が塾の授業でさらにパワーアップしたんですよ。

だから、単に塾で指導したからといって、全員成績が上がるわけでもないんです。

 

今回は指導をした話になりましたが、塾の指導を受けていない子もしっかりと理科社会の点数をとっている子はいます。

その子たちは、塾が勧めるテスト対策をきちんとやっているからこそ、点数がとれているわけです。

 

必ずしも塾の授業が必要だとは私は思いませんが、塾を有効に利用することは悪いことではないのでしょうね。

1人でも多くの子が、自力で点数がとれるよう、今後も指導していきたいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

塾や予備校に頼らないで済むなら頼らない方がよい。

進学校に進学して、そこで毎日家庭学習を頑張っていれば、成績が大幅に下がることはありません。

基本的に成績が下がっていく子というのは、勉強時間が足りないのです。

 

それなりの進学校に通っているのであれば、中学時代はそこそこの成績がとれていたのでしょう。

しかし、いかに中学時代に優秀でも、あくまでも中学生の範囲でって話になります。

高校生になった途端、勉強の手を緩めて成績が下がっていく子は、まぁ多いのです。

 

そうなると、塾や予備校に通わなきゃってなるかもしれませんが、その状況で塾やら予備校に通っても意味はないでしょう。

そもそもが毎日勉強できていないのですから、いかに塾や予備校で良い授業を受けたとしても成績は上がらないのです。

 

かの有名なトライのCMは見たことがある方は多いと思います。

アルプスの少女ハイジを使った、インパクトあるCMを展開していますからね。

あれで印象に残らないなんてことはないでしょう。

 

そのCMなんですが、最近のCMで良いこと始めているんですよね。

それは生徒の自習管理を行うってものです。

最近のCMで言っていますから、気にとめて見てみてください。

 

これってトライですら、成績を上げるためには自習が大事だと認めているってことなんです。

そうでなければ、自習管理をするなんて宣言するわけがないですからね。

 

今までは特別講習に参加すれば成績が上がる!!って感じのスタンスだったのに、ようやく本気で成績が上がるために行動するようになったって感じですね。

まぁ、この自習管理だけで生徒全員がきちんと自習するようになるかはわかりませんが、結局は授業だけが立派でも意味はないってことなんですよ。

 

家庭学習を徹底して行い、子ども本人が勉強方法を組み立てることができているのであれば、正直、塾や予備校はいらないんですよ。

むしろ、進学校の成績上位陣は、塾や予備校に通っていない子が多いんです。

 

なぜなら、そういう子は自習の力を信じているからです。

所詮、授業を受けたところで、本人が理解できなければ意味はないんです。

それを成績上位陣は知っているんですよ。

 

むしろ、塾の授業で時間をとられたくないし、宿題や課題を出されて自分の勉強のペースを崩されたくないんです。

 

もちろん、指導に尖った塾はありますので、そういう塾に通うのであれば意味はあるかもしれません。

しかし、そういう塾に通うとなると、ほぼ管理されることになるので、自分の時間なんてとれないですよ。

 

かの有名な東大志望者が通う「鉄緑会」なんて、授業がハイレベル・ハイスピードすぎてついていくのがやっとですからね。

それなりの学力がないと入ることもできないレベルですから、こういった尖った塾に通うのは意味があるかもしれませんね。

 

私が言いたいのは、いくら塾や予備校に通おうが、本人が勉強しないんだったら意味がないってことです。

大事なことは、毎日根気強く勉強をやりきる気持ちでありその習慣です。

 

せっかく進学校に入ったのですから、そこのトップを目指す気持ちで頑張らないと、憧れの大学に進学することはできませんよ。

そもそもが高校の勉強は難しいのですから、毎日勉強するのが当たり前だと思いますよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

偏差値の高い高校や大学に行く価値とは。

偏差値の高い高校や大学に入るためには、人よりも秀でていないといけません。

それこそ、血のにじむような努力が必要となるでしょう。

 

しかし、その先にはその努力に見合うような利点が存在しているのです。

 

それは、人脈であり環境です。

優秀な子がそろっている環境というのは、それだけで価値があるのです。

 

少々偏見めいた話になりますが、偏差値の低い学校はいじめなどが横行する傾向があります。

高校に行っても、大学に行ってもそれはつきまとうのです。

 

なぜなら、偏差値の低い学校はやる気のない子が集まる傾向があるからです。

暇な子というのは、周りにちょっかいを出すことで暇をつぶしていくのです。

 

時間があればあるほど、その有り余った力は自分に使われることなく、周りに使うことになります。

ストレスがたまれば、そのエネルギーを周りに発散していくのです。

 

偏差値が低い学校でも、何か没頭できることがあれば問題はありません。

例えば、部活が熱心だったりすれば、そのエネルギーは練習によって費やされることとなり、周りにかまけることはなくなるでしょう。

 

要は没頭する何かがあれば問題はないんですよね。

偏差値の高い学校に通うとなると、それなりに上を目指している子の集まりになります。

今まで努力をして、その学校に入ることを勝ち取った子の集まりですから、それなりに価値があるんです。

 

そういう集団に所属すると、なんだかんだ周りからの刺激を受け続け、自分を昇華させることが可能になります。

周りが頑張っているんだから自分も!!と頑張ることになるんですよね。

 

まぁ、そういう集団にも落ちこぼれは存在するようになりますから、そこに入ってしまうと大変ですけどね。

しかし、そういう集団の真ん中にいるだけでも、恩恵を受けることは可能でしょう。

 

さらに良い友人と出会える可能性も高いでしょう。

それが卒業後にも付き合える良い友好関係になっていければ、最高ですよね。

 

そういった意味で、偏差値の高い学校に入ることはメリットがあるのです。

まぁ中には、高学歴でも犯罪に手を染めるような人もいますけどね。

そういう人に近づかなければ、問題なく良い人脈が作れると思います。

 

できるだけ努力をして高みを目指しましょう。

上を目指して損をすることはないと思いますよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

やっぱり字がきれいな子の成績が伸びる。

きれいな字を書く子は成績が伸びる・・・

今まで指導してきた中で、これは絶対だなと思います。

 

字がきれいな子って、そもそもが汚く書くことを嫌がるんですよね。

例えば、英単語の練習やら漢字の練習でもきれいに書くことを優先します。

きれいな字で英単語を覚えると記憶に残りやすいですし、漢字にいたってはへんやつくりにも意識が回ります。

 

計算に関しても、計算過程をきちんと書くので間違いも少なくなりますし、考え方も理解しやすいです。

確認もしやすいですから、計算間違いなどにも気づくことができるようになるのです。

 

計算だけではなく、図形の問題を解くときにも、メモをきちんととることができますし、図形を写したりするのも得意になります。

図形がきれいに書けるというのは、その図形が立体だった場合、立体的にとらえることも可能になるのです。

 

このように、字がきれいということから、これだけのメリットが考えられます。

実際、うちで上位に入っている子は、きれいな字を書く子が多いです。

 

さらに、字がきれいだということは、周りに与える影響にも関係してきます。

きれいな字を書こうとする子は、問題を適当に答えようとはしないんですよ。

問題に対して真摯に向き合うので、その姿勢が周りからの評価につながるのです。

 

真面目に一生懸命に目の前の問題に取り組んでいる子は、周りが必ず応援してくれます。

その姿勢を示すときに、一番役立つのが字のきれいさなんですよ。

 

字のきれいさは家でも指導可能です。

汚い字を修正すればいいのですから、どんな人でも指摘できますよね。

 

ちなみに、私が言っているきれいな字というのは、周りが見てもきちんと読める字のことですからね。

別に賞がとれるほど美しい字を書けと言っているのではないんです。

だからこそ、親の目から見て読めなければ汚い字と判断してしまっていいのです。

 

字に関しては、親がどれだけ子どもに時間をかけるかで変わってきます。

汚い字の子というのは、残念ながら親が子どもに目をかけていないんです。

末っ子ほど字が汚くなるというのは、下の子になればなるほど親の目が届かなくなるからなんでしょうね。

 

字をきれいに書けるかどうかは、小学生の低学年で決まってきます。

それ以降ですと、字をきれいにすることは難しくなっていきますよ。

 

遅くとも小学生のうちにきれいな字が書けるように、おうちで指導してくださいね。

きれいな字が書けるか書けないかで、中学の成績はガラッと変わってきますよ。

ぜひ、今からでも子どもの字のチェックをしてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

どんな子でも成績を上げられると思ってた時期もありました。

塾講師になり立ての頃は、高校受験なんて1年みっちり教えればすぐになんとかなると思っていました。

しかし、数年塾講師をやっていると、それが無理なんだってことが分かったのです。

 

3年目のときでしょうか。

最初の塾から別の塾に転職した1年目のことです。

2年間は塾講師としての経験を積んでいたので、指導においては困ることはなかったです。

 

とはいえ、私が最初に指導したのは個別指導塾でした。

次の塾は集団授業塾だったので、授業の仕方が全く別物だったんですよね。

黒板で全体に説明するってことがいかに大変なことか分かっていなかったんです。

 

それでも、熱心に指導したおかげで、教え子のほとんどが成績を上げ、無事に第一志望に合格させることができました。

しかし、一人だけどう頑張っても成績が伸びない子がいたのです。

 

その子が進学先に選んだのは進学校でした。

しかし、全くといっていいほど、成績が足りなかったんです。

その進学校は当時吹奏楽部が強く、その子もそこに入りたかったんでしょうね。

 

それなりに努力はしたのだとは思いますが、それでも成績が足りないのですから、合格できるわけもなく、その子は滑り止めの高校に進学していったのです。

この頃まで、自分が熱心に指導さえすれば、なんとかなると思っていました。

 

しかし、どれだけ手を尽くしてもその子の成績を上げることは叶わなかったのです。

その後も、数人ですが成績を上げられずに、志望校に入れることができなかった子がいます。

 

ほとんどの子が志望校に合格していきますが、やはり不合格になった子の方が記憶に残るんですよね。

塾講師としては負けってことですからね。

全員志望校に合格させてナンボの世界ですから、1敗でも負けは負けなんですよね。

 

ただ、私たち塾がどう頑張っても成績が上がらないって子はいるんです。

そして、それは今までの勉強の経験値が極端に少ない子なんです。

 

小学校のときに、計算ドリル・漢字ドリルなどを毎日きちんとやっていれば、最低限の勉強量は確保できたことになります。

逆に、そうでなかった場合は、後でどれだけ頑張ったとしても、成績が上がることはないでしょう。

 

人の能力って、一朝一夕で伸びるものではないんです。

コツコツ積み重ねたことによって、初めて伸びていくものなんですよね。

 

私はここまで塾講師をやっていて、成績が上がらない子の多くが勉強の経験自体がないことに気づきました。

どれだけやる気があっても、今までの積み重ねがない子の成績は上げられないのです。

 

毎日の積み重ねっていうのは、小学校時代だけでもかなりの量になるのです。

それがない状態ですと、中学・高校からの成績の伸びはないでしょうね。

 

私が塾講師になるきっかけは妹を指導していたからなんですが、その妹もそれなりに勉強はしていましたからね。

勉強した経験がある子に教えるのは、そこまで大変なことではないんですよ。

だからこそ、私が指導すればどんな子も成績を伸ばせると勘違いしていたんでしょうね。

 

覚えておいていただきたいのは、成績を上げることにおいて、一番大事なことは勉強の積み重ねなんです。

やる気だったり、勉強方法だったりっていうのは、二の次なんですよ。

 

もし、小学生のときに勉強の積み重ねがないのであれば、今からでも構いませんので、毎日コツコツやっていくしかありません。

 

それでも、時間が許す限りしか成長はできないでしょう。

受験までに間に合えば良いですが、間に合わなければ夢を諦めないといけません。

 

毎日コツコツ勉強するのはマストですからね。

それができなければ成績が上がることはないんです。

少しずつで構わないので、頭を良くする行動をしてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

輪をかけてひどい中3。

土曜日は理社の集団授業をやっているのですが、終了後10分かけて私の話をしています。

この授業は中3生だけが参加していて、受験生に向けて話をしているんですね。

 

まぁ、毎週、いろいろな話をしていますが、根本は勉強をしろという話です。

この地域の子の特徴ですが、まぁ勉強しないんですよ。 

 

自主的に勉強している子はほぼいない状態で、親がしっかりとしているところだけ子どもが勉強している状態なんですよね。

先日も、成績上位の中3生の子と話をしていたのですが、その子いわく周りの勉強への意識が低すぎて引いているとのことでした。

 

その子は優秀なんですが、決して才能にかまけているわけではなく、しっかりとした努力によって学力をキープしているんですよね。

その子の目には、周りが勉強していない状況が異常に映っているんです。

 

仮にも受験生ですよ。

受験生が部活がないからと、放課後遊びまくっているというのがこの地域の現状なんです。

 

この地域の高校のレベルが低すぎるというのも問題なんですけどね。

目指す場所がないのだから、がむしゃらに勉強しよういう子はいないんです。

 

そういう地域ですから、私は塾講師をしながら勉強しない子をたくさん見てきました。

とはいえ、この世代は輪をかけてひどいですね。

 

土曜日の私の言葉に影響を受ける子がゼロな状態です。

何も感じ取ることができないんですよ。

焦ることもなければ、自分が置かれた状況も分かっていないんです。

 

この週末勉強を頑張った子がいればいいでしょうが、連休の今、勉強している子はいないでしょうね。

さすがにこの状況に私も辟易してきました。

 

これをご覧になっている勤勉な保護者の方なら伝わるとは思いますが、この状況を作ったのはこの地域の最悪な雰囲気です。

周りの子があなたの子に影響を与えてしまっているんです。

 

そこから脱出するためには、親の力がどうしても必要になりますよ。

何が正義なのか、何が大事なことなのか、きちんと伝えて下さいね。

いくら私が生徒にハッパをかけても、子ども本人の意識が低いままでは伝わることはありません。

 

公立の高校受験までは後100日ですよ。

その程度の期間、勉強という努力を続けられないのなら、あなたの子は今後頑張ることはないでしょう。

 

せっかくの人生の岐路です。

しっかりと頑張った上で、高校受験を体験させてほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

勉強なんて結局はやるかやらないかです。

生徒に対して、私たち塾側は問題の解き方や考え方を教えることができます。

しかし、それをしっかりと自分のものにするかは、その子次第です。

 

私たちからも「この問題は何度も解き直しをして完璧にしておきなよ~」とは言いますが、それでもその子がやるかどうかはわかりません。

さらに「この問題は入試に出やすいから、できるようにしておかないとダメだよ~」と伝えていますが、それで生徒がやるかどうかはわかりません。

 

結局、生徒自身が習ったことを理解し、テストの問題で解けるようにならないと意味はないのです。

 

もちろん、どれだけ言われても勉強しない子は成績なんてちっとも伸びません。

モチベーションがもともとないんでしょうね。

何で勉強しているかが分かっていないんです。

 

今頑張ることで受験に合格できるかどうかが決まるというのに、そういう先を見据えることができないんでしょうね。

まぁ、今まで勉強してこなかった子って、想像力がないですから、直前にならないと焦ることがないんですよね。

 

これは、親が言っても学校の先生が言っても、我々塾の先生が言っても同じです。

その子自身がやらなきゃ!!と思わない限り、勉強することはないでしょう。

 

もし、それでも子どもに勉強をやらせてほしいと願うなら、首根っこ捕まえて押さえつけてやらせるしかないですよね。

当たり前のことですが、そんな虐待めいたことできるわけもありません。

 

やらなかったらバツを与えるくらいまでしかできないですよね。

塾としては、塾に自習に来させるくらいでしょうか。

しかし、それでも言われてやっている勉強では、成果は乏しいんですよね。

 

今まで指導してきた子で、急激に成績を伸ばした子というのは、私たちのアドバイスをきちんと聞く子でした。

基本的に素直な子が多いんですよね。

そして、素直な子っていうのは、きちんと将来を見据える練習ができているんです。

 

それも今まで受けてきたアドバイスなんでしょうね。

将来のことを考えないとダメだよ!!と言われたから、その通りに将来のことを考え続けているんでしょう。

 

結局、今までの有益なアドバイスを聞いてきた子は、成績をきちんと伸ばすことができるんです。

 

とはいえ、中にはそれでも成績が上がらない子っていうのもいますけどね。

頑張って勉強しているし、アドバイスを聞きながらも成績が上がらない子がいます。

 

こういう子は残念ながら、勉強に目覚めた時期が遅い可能性があります。

例えば、中学2年生から一生懸命勉強するようになった子です。

 

こういう子はそこから習っていることを習得するのは早くなるのですが、今までの積み重ねがないので、成長が止まってしまうんです。

勉強って言うのは積み重ねが大事ですから、小学生の頃に習った計算や漢字の読み書きがとても大事になるんですよ。

 

せっかく勉強に目覚めても、今までサボってきた分は残ってしまうのです。

こういう子はやる気があるのにもったいないなと感じてしまいます。

もっと早くやる気になっていれば、こんなに困ることにはならなかったのにと。

 

勉強は今までの経験がとても大事になるのです。

散々サボってきたのに、いきなり受験前に勉強をやらせたってムダなのは、こういう理由があるからなんですよ。

 

思い立ったが吉日という言葉がありますが、その思い立った日が遅かったら意味はないのです。

大事なことは継続です。

できれば小学生のころからしっかりと勉強させる習慣は身につけてもらいたいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

そんなに簡単なものではない。

この近辺の高校は偏差値が高いところでも偏差値64程度の清真学園、偏差値60程度の佐原高校くらいしかありません。

進学校であれば、鉾田一高、市立銚子高校もありますが、最近ではどんどん学力を落としている様子ですので、レベルが高いとは言い切れません。

 

偏差値60を超えればそれなりに頭が良いということにはなりますが、有名大学に進学できるかといったらかなり厳しいと言わざるをえません。

そもそもがこの偏差値というのは、中学生の成績においてのものです。

 

中学生の模試というのは、それこそほとんど勉強しないような子も受けています。

ピンからキリまでの中学生が受けている偏差値なので、偏差値60を超えたといってもそこまで大したことがないのです。

 

しかし、大学の偏差値60というのは、レベルが違います。

この偏差値は「大学を目指している子」の中での偏差値ですので、この偏差値の中には高校卒業後、就職したりや専門学校に行ったりする子は入っていないのです。

 

ある意味、進学校の中で決められた偏差値なのです。

それなりに学力がある子が進学校に通っているわけですから、偏差値の価値も高くなるわけです。

 

ということで、高校の偏差値60と大学の偏差値60は全くの別物なんですよ。

これを勘違いしている人が多いんですよね。

 

自分は偏差値60の高校に通っているんだから、大学だって偏差値60くらいのところには合格できるだろう・・・

そう考えている人が多いんです。

 

しかし、実際は佐原高校の中で大学偏差値60に受かるような子というのは、上位20%程度でしょう。

ほとんどの子が偏差値50~55程度の大学にしか受からないのです。

 

ましてや、早稲田大学や慶応大学といった有名私大は偏差値が70を超えますので、佐原高校であれば上位5%以内に入っていないと厳しいでしょうね。

 

そもそもが高校の偏差値が中途半端だと、中途半端な授業しか受けることができないのです。

偏差値が70の高校では、かなり高度な授業を行っています。

それこそ、有名大学の問題レベルを扱っているのです。

 

そういう高校で3年間みっちり鍛えられれば、ほとんどの子が有名大学に進学できるでしょう。

逆に言えば、そういう高校に通っていない以上、有名大学に進学するなんて夢物語なんです。

 

では、この近辺の高校に通っていたら有名大学には行けないのか。

決してそんなことはありません。

高校に入ってからも継続して毎日長時間勉強すれば良いのです。

 

有名大学に進学することを夢見て、毎日勉強すれば高校の上位10%に入ることは可能でしょう。

そうすれば、もしかしら有名大学に進学できるかもしれませんよ。

 

残念ながら、この近辺には優秀な高校がないのです。

だからといって、有名大学に進学できないことはありません。

可能性はゼロではないのですから、きっちり勉強していけばいいのです。

 

もし、学力で大学に進学したいと考えているなら、高2の10月から勉強を開始しましょう。

もっと早めに始められれば合格の可能性が大きくなりますよ。

 

自分で計画を立て、少しずつ進めていきましょう。

受かった大学の名は自分について回ります。

 

優秀な大学に進学すれば、周りに自慢することも可能ですよ。

そのためにも、上位に入る努力を始めてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

丸付けで自信をなくす子どもとは・・・

問題を解いたら丸付けをする!!

これは勉強をする上での絶対のルールです。

 

丸付けをしないと、その問題が解けたのかがわかりません。

間違えたらやり直しをしないと、その問題が解けるようになったとはいえませんよね。

 

しかし、勉強のできない子の多くが、丸付けをしないんです。

丸付けをしない子というのは、ただ問題を解いてるだけなんですね。

それができているかどうかを気にしないんですから、やれと言われた勉強をただやっているだけなんです。

 

勉強しているだけマシかもしれませんが、それでもせっかく勉強しているのだから、成果を追求してもらいたいですよね。

丸付けをしてそこで間違えたのなら、再度解き直しをすればいいんです。

 

勉強ができる子というのは、できるようになるまで何度も解くものなんです。

人なんて一日経てば7割は忘れてしまうんですから、何度も解かないと覚えてられないんですよ。

 

覚えられないということは、テストの点だって上がらないってことになりますよね。

たとえ毎日勉強しようが、間違ったやり方で勉強を続けても成果は出ないんですよ。

 

ただ、丸付けをきちんとやっていても、成果が出ない可能性もあるんです。

それは、せっかくあっているのにバツをつけてしまったり、間違っているのにマルをつけてしまう子です。

 

正解しているのに、バツをつけてしまうというのは、計算問題でよく起こります。

例えば、計算をして「1/4(四分の一)」っていう答えを出したとします。

しかし、解答は「0.25」と表記されています。

 

計算が苦手な子は、それを見ると、間違ったと勘違いしてしまうんですよね。

逆に計算が得意なら、その答えが同値であることに気づき、マルをつけることができるんです。

 

ここで問われるのは、小学校で習った計算能力なんですよ。

小学校時に、きちんと計算問題と向き合った子は、違う答えを書いたも間違っていないことにきづけるんです。

勉強は継続が大事であることがよくわかりますよね。

 

一方で、間違っているのにマルをつけてしまう場合です。

これは漢字の表記ミスでよくわかります。

 

漢字にはへんやつくりがありますよね。

そのへんやつくりが間違っているのに気づかずにマルをつけてしまうんです。

 

私が宿題のチェックをしているとすぐに気づくんですが、漢字に無頓着な子というのはどうしても漢字が正解かどうかに鈍感なんですよね。

もちろん、そのまま漢字を覚えてしまいますので、テストでは不正解となってしまうわけです。

 

このようにたとえ丸付けをきちんとしていても、残念な子は残念なままなんですよ。

とはいえ、丸付けをしているわけですから、勉強のやり方が間違っているわけではないんですよね。

 

そういうミスに気づき、丸付けの精度を上げることなくして、成績は上がってこないんだと思います。

要は、丸付けもテクニックが必要ってことですよ。

 

丁寧に丸付けをすることで、正解を出すことは容易になっていくと思いますから、きちんとした丸付けをしているかを確認してみて下さいね。

意外と丸付けができていない子は多いですから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

テストが近づけばテスト勉強するのが当たり前なんですよ。

うちの塾の近くの中学校では来週にテストが実施されます。

とはいえ、定期テストと呼ばれるものではなく、実力(評価)テストと呼ばれるものです。

 

従来の定期テストと違うのは、そのテストの多くが業者に頼んだテストを実施しているというところです。

業者のテストというのは、それなりに難易度が高めになりますので、従来の定期テストと比べて点数がとれにくくなります。

 

本来なら学校の先生が一から作るべきなんでしょうが、このテストは学校の先生の負担を軽くする目的のために実施されるようになったようです。

しかし、実際には単元テストが数多く実施されることとなり、その採点作業やら集計作業やらで先生の負担は大きくなっている気がしますね。

 

しかも、この実力(評価)テストになってから、この中学の学力はどんどん低下している気がするのです。

そもそもがそこまで学力の高くない中学ですから、ここ数年でますます学力が下がってきている気がしますね。

 

新しい取り組みがうまくいかないとなれば、従来のやり方に戻せばいいと思いますが、そう簡単にはいかないんでしょうね。

そもそも従来のやり方のときでも、それなりに優秀な生徒は出てきていたはずですし、点数がとれやすい方がモチベーションにつながると思うんですけどね。

 

簡単すぎなテストはダメだとは思いますが、テストはそれなりに手応えがある方がいいような気がするのです。

テスト勉強を頑張れば頑張るだけ成果が出るようなテストの方が、生徒のやる気は上がると思うんですけどね。

 

とはいえ、時代は変わってきているわけですし、どんなテストでも全力で取り組むことが大事になるわけですから、テスト前はしっかりと勉強してほしいですね。

テスト前すら勉強しないってことになると、じゃあどこで本気になって勉強するの?ってことになってしまいますからね。

 

保護者の方も、来週のテストまでは毎日のようにテスト勉強をさせてくださいね。

まぁ、毎日勉強するのは当たり前のことなんですけどね。

 

一方で、毎日勉強している人は、このテストは通過点だと思って、スンといった感じで通り抜けてくださいね。

特に受験生は、高校受験が本番になるわけですから、テストが終わったからといって勉強の手を緩めてはいけませんよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

健康管理も受験勉強の一つですよ。

今もまだコロナはありますし、インフルエンザもありますし、プール熱などの感染病すらあります。

このところの気温差で、単に風邪を引いている子もいます。

風邪によって発熱もすることでしょう。

 

一旦体調不良になってしまえば、その間は勉強することはできません。

体調が悪いまま勉強したところで、成果を出すことは難しいでしょうし、集中もできないでしょう。

 

であれば、体調を回復させることに専念した方がいいと思います。

快復したら、またもりもり勉強すればいいのですから。

 

しかし、体調管理をせずに、何度も体調不良になる子がいます。

バカは風邪を引かないなんて言葉もありますが、本当はバカこそが風邪を引くのです。

バカだから自分の体調管理もできないのです。

 

特に受験生にとって、勉強時間を削られることはあってはなりません。

そんなのは合格することを放棄しているのと同等です。

毎日コツコツ勉強することで成果は出るのですから、病気で止まっているわけにはいかないのです。

 

であれば、体調不良にならないことも受験勉強の一つだと思うことが大事になるのです。

マスクをつけることもそうですが、家に帰ってうがい・手洗いをするなど、予防する方法は色々あると思います。

 

なるべく集団になる場所には行かないようにするとか、家族が体調不良になったら近づかないようにするとか・・・

自分が病気にならない工夫はいくらだってあることでしょう。

 

こういう予防をしっかりとやっていくことが体調管理には必要なのです。

気温が下がってきたら、なるべく厚着をすることも大事ですし、栄養のあるものを食べることも大事なことです。

 

ただ、しっかりと予防していても病気になるものはなってしまいます。

とはいえ、それが仕方がないなのか、それとも当然なのかでは話が違うのです。

なるべくなら、しっかりと予防はしたけど病気になってしまったという状況になってほしいですね。

 

元気なのに勉強をしないのは論外ですが、勉強したいのに病気でできないのも、それは悲しいことです。

せっかく受験勉強をするのであれば、万全の体調でやってほしいですね。

保護者の方も、ぜひお子様の体調管理をしっかりと監督してくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

コツコツ英語を習っているとこうなる。

うちの英語指導は小6から始まります。

それも会話重視ではなく、がっつりと英文法を指導します。

 

一年先取りで英語を指導するのですが、一年間みっちりと指導していくと、大体中1の半分くらいまでは終わるくらいになります。

そのくらい終わっていれば、中1になったときにすぐに学校の英語の授業に対応できるようになります。

 

中1の最初の段階である程度終わっていれば、英語につまづくことはないでしょう。

そして、中1の間にゆっくりと英語を進めていくのです。

しかも、躓いたときには戻って指導することも可能なんです。

 

先取りでやっているからこそ、学校の授業を無視して進めることができるのです。

中1の英語は中学英語の基礎が詰まっていますからね。

ここで反復して指導できるのは、かなりのメリットなんですよ。

 

現中1生のほとんどが学校の授業よりも先取りで進めることができています。

中にはとっくに中1内容が終わっていて、今はひたすら英作文をやっている子もいます。

もう3ヶ月以上は英作文をやりながら中1内容を復習しているのです。

 

さすがに中2内容に入ろうかという話をしていて、最後に中1のまとめテストをやってもらっているのですが、まぁスラスラ解くんですよね。

まとめということは、本来は3月に解く問題ですよ。

それを、間違いなくスラスラ解いているんですから、かなりの英語力になっているんだと思います。

 

中2の子の中にも、比較まで終わっている子が出てきました。

後は受け身の文が残っているくらいなので、年内には中3内容には入れるでしょう。

 

中3の子もすでに中学内容が終わっている子が二人ほど出ています。

その子たちは11月から受験対策に入ることができると思います。

 

全員が全員、うちの小6から英語を習っているわけではないのですが、うちの英語指導を習っているとどんどん先取りされていくんですよね。

早く進めているからといって、演習量が少ないわけではありません。

きちんと英作文までやりながら、カリキュラムを進めているのです。

 

ちょっと前まではここまでの指導はできませんでしたから、今の子たちは全員ではないにしろ、よくやってくれていると思います。

英語ができるかどうかというのは、大学受験にも関わってきますからね。

中学時代に英作文までできるようになれば、十分に大学受験で戦っていけると思います。

 

英語だけというわけではありませんが、基本的な能力を鍛えるのは早めの方がいいですよ。

できれば小6くらいから塾に通わせることを考えるのをオススメします。

 

うちも小学生は若干名募集をしています。

英語が苦手になってからでは遅いですからね。

できるだけ早めに塾を探して下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

一日の動きに勉強を組み込むようにしてくださいね。

今日から通常授業再開となります。

1週間お休みをいただき、だいぶリフレッシュさせてもらいました。

 

1週間前はぎっくり腰になり、どうなることかと思っていましたが、なんとか痛みがおさまり、旅行にも行けることができました。

1年に1度の旅行なので、この旅行ができないとストレスがたまっちゃうんですよね。

 

なんとか無事に旅行に行くこともできたので、気分一新で仕事に邁進できそうです。

 

さて、今日の本題に。

先日、とある高校生と一日の動きに関しての話をしていました。

 

毎日どれだけの勉強時間を確保しているのかが気になったんですよね。

それなりの大学を目指すなら、毎日勉強しないと無理ですからね。

進学校に通っている以上、毎日コツコツ勉強するのは当たり前なんです。

 

その高校生は部活をやっている子です。

部活から家に帰るのは19時半、そこからご飯を食べて20時半、お風呂に入ってスマホをいじって・・・とやっていたら23時になっているそうです。

 

そして、そこから勉強を開始しようとするものの、やはり眠くなってしまい朝勉強しようと考え早めに就寝します。

しかし、朝は起きられず、結局勉強しないことに・・・

 

話を聞いてみると、勉強を毎日していない子って大体こんな感じなんですよね。

私も高校生時代はそんな感じだったのでよくわかります。

ただ、この状況を続けていては、大学に進学するのは難しいでしょう。

 

そして、よくよく話を聞いてみると、スマホが使えるのは21時半までとのことでした。

こういうルールが家庭で決まっているのは、大変いいことだとは思うのですが、21時半までにスマホを使ってしまうと、そこから勉強を始めても少々遅い気がします。

 

もちろん、スマホを終えたらすぐに勉強を開始すればいいわけですから、その子の意思次第でなんとかなるとは思います。

ただ、スマホをいじるのが先だと、勉強はどうしてもなぁなぁになってしまい、やらないことが多いのです。

 

ここで私からの提案は、勉強してからスマホをいじるようにすればいいということです。

勉強を2時間やったら、1時間はスマホをいじることができる・・・

という順番であれば、勉強をしない日はなくなると思います。

 

何せ子どもにとって、スマホで遊ぶのは生命線ですからね。

スマホで遊べなくなるくらいなら、勉強することを選ぶでしょう。

 

毎日の動きに関しては、なかなか子どもだけでは制御できません。

せっかく子どもが家のルールに従ってくれるのであれば、そのルールを利用して勉強を一日のルーティーンに組み込んでしまいましょう。

 

高校生は誘惑が多いですから、親が守ってあげないとダメですよ。

放置するなら放置するで、子どもがどうなっても構わないくらいの覚悟を持って下さいね。

中途半端に放置するくらいなら、後悔する前に動き出しましょう。

 

高校生といっても子どもです。

親の理想通りの動きなんてしてくれませんよ。

規律を守らせ、当たり前の動きをさせることが、子どもの進路につながっていくのですから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

お金を出しているのは親なんだって知らせてほしい。

嫌々塾に通っている子を除くと、たいていの子は自分が好んで塾に通っているはずなんです。

親が強制的に行かせているならまだしも、そういう状況であれば塾で一生懸命勉強するのは当たり前なんです。

 

あ、ちなみに、うちの塾は子どもが行きたいと思っていなければ、入らなくてもいいですからね。

親が強制的に入れるのを私は良しとしませんので、もしうちの塾生でも子どもが塾に行きたくないと言っているなら辞めてくださいね。

 

私は塾に行きたくないと言っている子を教えたくはないんです。

なぜなら、そういう子は絶対に成績が上がらないですから。

自主的に勉強する気がないなら、成績って本当に上がらないんですよ。

 

もし、塾に入れたいと思うなら、最低でも子どもに塾に行かなきゃマズいってことを教えてあげてください。

ただし、「成績下がっているし、家でも勉強しないんだから、塾に行きなさい!!」と言うのは最低の誘い文句なので辞めてください。

 

そもそも家で勉強していないんだから、成績下がっているんですよ。

だったら、まずは家で勉強させてくださいね。

塾に入れるかどうかはそれからでも遅くはないですから。

 

話が逸れましたね。

塾に行くのって、授業料がかかるじゃないですか。

最低でも月に1万円以上は出て行くと思います。

 

それだけのお金をかけたんだから、それなりの成果を出さないと割に合いませんよね。

もちろん、その費用に見合った対価を支払うのは、塾側の責任です。

塾は保護者様からいただいたお金で運営できているわけですから、全力で成果を出さないといけないのです。

 

塾は当たり前のように対価を支払う努力をしていると思いますが、それと合わせて子どもにお金を払ってあげているんだと分からせてください。

あなたが行きたいって言った塾なんだから、そこで最大限の努力をしなきゃいけないんだからねと言うのは親の権利だと思います。

 

何なら、どれだけ塾代がかかっていると思っているの!!塾行っているんだから、成績上げるために一生懸命努力しなさいとでも言ってください。

そこで、子どもがなら塾辞める!!って言うなら、本当に辞めさせてくださいね。

親側も本気なんだということを教えてあげてくださいね。

 

子どもが塾に行くのは当たり前と思ってしまうのは、もったいないことだと思うのです。

あまり、子どもにお金の話をするべきではないと考えている方も多いとは思いますが、お金の認識をしっかりとさせるのは、大事なことだと思いますよ。

 

これだけ物価が上がっている時代ですからね。

子どもの頃からお金の感覚を学ばせておくことは大事なことだと思いますよ。

 

ひいてはスマホに関しても、子どもにしっかりと認識させてくださいね。

そのスマホ代は誰が払っているのか、子どもは分かっていますか?

もしかしたら、スマホは自分のものだと勘違いしているんじゃないですか。

 

それってとんでもない勘違いですからね。

そのままの状況にしておくことは絶対に辞めた方がいいでしょう。

スマホ代は親が払っているのだから、親がその管理をすることは何も間違っていないのです。

 

もし、じゃあ自分で払うと言い出した、高校生からでもいいのでバイト代で払わせてくださいね。

自分で稼いだお金なら文句は言わないよとでも言って、お金の大事さを学ばせて下さい。

 

家庭内でスマホのルールを決めるとだだをこねる子がいますが、それは完全に間違っているんですからね。

そのスマホの契約者は親なんじゃないですか?

解約だって親ができるのでしょう?

 

それを子どもの言いなりになっている場合ではありませんよ。

子どもがスマホをきちんと使えないなら、親はそのスマホの使用権を剥奪できるんですからね。

 

子どもにスマホを渡すなら、必ず最初にルールを設定するべきです。

子どもがスマホにはまって勉強しないなら、それは百害あって一利なしだと思いますよ。

 

塾もスマホもタダではありませんからね。

親が一生懸命働いたお金で行かせてやっているのであり、使わせてやっているのですから子どもに好き勝手にさせないようにしてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

本当にこの地域の子は勉強をやっていない。

この地域で指導していて思うのは、この地域の子たちは本当に勉強やんないなってことです。

まぁ、これは親の意向が大いに表れているので、子どもに責任があるわけではないんですよね。

 

親が子どもに勉強させようと思わなければ、子どもは勉強をやろうなんて思わないですからね。

そもそも、親自体が勉強をしなくてもなんとかなっちゃっているんですよね。

 

就職もできているし、結婚もできているし、子どももいて幸せに暮らしている・・・

学歴がなくともそれなりに生活ができるのがこの地域ですから、勉強が大事だと思うこと自体が少数派なんでしょうね。

 

とはいえ、塾講師として思うのですが、この地域はそれでも異常ですよ。

子どもに勉強させると、それなりに成績が上がり、塾なんて行かせなくてもいいものですが、この地域のほとんどの子が塾に通っていますよね。

 

これって単純に家で勉強させてないからなんですよ。

地域によっては、塾に通っている子が圧倒的に少ないというところもあるんです。

 

以前、パソコンスクールで知り合った人が言っていましたが、この地域は異様に塾があるらしいです。

この地域に引っ越したときに、塾がいたるところにあって驚いたそうです。

10万足らずの人口しかいない地域で、この塾の数は異常なんですよ。

 

これが意味するところは、それだけ親が子どもに勉強させていないということに直結するんです。

いかに共働きが多くなったとはいえ、親が子どもに勉強させることをサボってはダメです。

 

子どもは親の背中を見て育ちますからね。

例えば、子どもが勉強している目の前で親がスマホをいじったり、テレビを見ていたり、ゲームをしていたらどうでしょうか。

子どもは不満に思うのではないですかね?

 

そして、子どもが「勉強しているんだから、テレビを消してよ」と言ってきたらどう返しますか?

「一日中、仕事して疲れているんだよ!!うるさいって言うなら、自分の部屋で勉強しろ!!」と怒鳴ったりしませんかね?

 

まぁ、ここまでひどくないにしろ、子どもが勉強している姿を見て、協力してあげようという親はどれだけいるでしょうか。

しかも、両親がそれぞれ協力的でないと意味はありませんからね。

 

子どもに勉強をさせてくださいね。

それも学生でいる間は継続的にですよ。

家を出て一人立ちするまでは、ずっと勉強させないとダメなんですからね。

 

高校生になったら、手が離れるなんて大きな間違いですよ。

大学に行かせる考えが少しでもあるなら、その大学進学までは勉強させ続けましょう。

 

子どもはゆくゆくは巣立つと思います。

自分で自分の道を選んで進んでいくハズなんです。

 

そのためには、それなりの学力は必要ですよ。

学生時代に学んだ知識を活かして、人は社会で戦っていくんですから、最低限の知識は身につけさせてあげましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

 

教えすぎは諸刃の剣です。

諸刃の剣とは、振り上げると自らを傷つける恐れがあることから、利益をもたらす可能性がある一方で、損失をもたらす可能性があることのたとえです。

 

教えるという行為も、そういうところがあるんですよね。

教えてあげることで、生徒は理解します。

理解すれば問題が解けるようになるわけで、そうすると点数が上がります。

 

これが利益なわけですね。

基本的に教えてもらうという行為は、こういった利益を生むものだと考えられています。

 

しかし、一方で、生徒の考える力を奪っている可能性もあるのです。

我々塾講師がわかりやすく教えれば教えるほど、生徒は考えなくなっていきます。

 

塾に依存することが多くなれば、下手をすると学校の授業を聞かなくなるといった事態にまでなりかねないのです。

そして、塾に依存することで、自学ができなくなっていきます。

 

中学までは塾に通っていても、高校は塾を辞めて自力で勉強していくと決める子は多いです。

しかし、前にいた塾に依存している子は、自分で考えて行動することができないのです。

 

そうなると、高校での成績はどんどん下がっていってしまいます。

何せ自分で考えて勉強してこなかったのですから、高校の勉強についていけるわけもないんです。

 

こういうジレンマが教えるという行為にはあるのです。

良かれと思って教えすぎてしまうと、子どもはどんどん弱ってしまうんです。

 

だからこそ、塾は教えることを抑えないといけないのです。

最近、塾業界では自学塾が増えてきているのは、こういったことが理由なんですよ。

 

自らが考えて学んでいく・・・わからないことがあったら塾の先生に聞く・・・

こういった指導形態の塾が増えてきているんです。

 

自学がメインですから、生徒は自分で考えて行動しなくてはいけません。

自分のことなんだから自分で考えなさいというスタンスで指導しているのです。

 

このメリットは、この先も自学ができるようになるといったものです。

私も自学で成績を伸ばしたことがありますので、ツボにはまれば絶大な効果をもたらすことがわかります。

 

そもそも勉強というのは、教わらなくても自分で調べて進めることができます。

わからないからといって、諦めてしまう子というのは、そもそもが勉強できる以前の問題なんですよ。

 

あまり塾に依存してはダメですよ。

自分のことは自分で考えるようにしなくては、いざといったときに困ってしまいますからね。

 

私も教えすぎは辞めるように心がけています。

こう教えたら生徒はわかってくれるだろうと思っても、その教え方は生徒にはやりません。

簡単なやり方というのは、生徒の思考力を阻害してしまいますからね。

 

生徒が自主的に考えて行動できるような仕組みを、うちの塾でも取り入れたいところですが、生徒の自主性に頼るのは、かなり恐いんですよね。

いつかは試してみたいものですが、どうやったらうまく自学塾になるのか、検証が必要ですね。

 

自学こそ、一番の勉強方法であるというのは、私の意見でもあります。

そのためには、家庭学習をすることが何よりも大事ですからね。

とにもかくにも、家庭での勉強は必ずやらせてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

達成感を味わってもらいたい。

我々大人もそうですが、大きな仕事をきちんと仕上げることができたら、満足しますよね。

仕事上がりのお酒はさぞかしおいしいことでしょう。

 

これって子どもも同じだと思うんですよね。

課題が出されて、その課題をきちんと仕上げたら達成感を味わうことができるんですよ。

 

結果がついてくればなおさら嬉しいですよね。

とはいえ、結果はそこまで考えずともノルマをきちんと達成してほしいのです。

 

中3生の課題はそこまで多くはありません。

ただ、それなりに時間をかけてこなさないといけませんし、勉強ができない子はスラスラ解くことができないので、それなりにストレスがたまるでしょう。

 

そもそも勉強ができなくなったのは、怠惰な自分がいけないわけですからね。

今までろくに勉強してこなかった子が、いきなり受験勉強を始めたって、問題がスラスラ解けるわけもないんです。

 

ただ、そういう子が何もしなければ、何も成長はできません。

苦戦しながらも、わからないことを調べて問題を解くってことができないと、成長はできないのです。

 

中3生の多くが今まで勉強してこなかった子です。

だからこそ、課題をこなすのに苦労していますが、それでも歯を食いしばって乗り越えてほしいのです。

 

その乗り越えた先には必ず達成感とその子の成長が待っているわけですからね。

日々少しずつ勉強することで、徐々に成長することができるわけですから、頑張って勉強をこなしてほしいのです。

 

今回の課題からは勉強のできない子は日割り課題をやらせることとしました。

毎日のノルマをきちんとこなして、水曜日の課題テストに備えてほしいですね。

 

根性論はもう古いとは思いますが、今も昔もやり遂げた達成感は何物にも代えがたいですからね。

根性を出して、課題をやり遂げてほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

 

やることやって成績が上がらないなんてことはない。

このブログでも何度も紹介しているんですが、うちの中3生には高校受験のために課題を出しているんですよね。

そして、課題テストでその成果を出してもらっているんですが、まぁ頑張らない子が多いんですよ。

 

そういう子たちは課題テストの点数が低くなるのも当たり前のことなんですよね。

そして、その状況を見て毎週のように私に雷を落とされている子がいるんです。

 

もちろん、きちんとやってくる子もいますけどね。

ただ、今年度はちゃんとやってこない子の方が多いので、叱る私も大変なんです笑

 

まぁ、叱ったくらいでやってくるなら苦労しないんですけどね。

何度も説教をしなきゃいけないということは、その生徒が一向に勉強してこないってことですから。

 

ちなみにですが、この課題に関しては特にお金をいただいていません。

ある意味サービスでやっているものなんです。

だから、私はいつでも辞めることができるんですよね。

 

単に課題を出すといっても課題表の作成、課題ノートのチェック、課題テストの採点、課題テストの再テストの準備など、やることが多岐にわたっているんです。

かなり大変な作業をしないと、この課題をやらせるのは難しいんですよね。

 

だからこそ、やる気がないなら課題なんて辞めたっていいんですよね。

そもそも、うちの塾はやる気がないと入ってほしくないと思っている塾ですからね。

やることやらないなら、辞めてもらっていいんですよ。

 

もし、やることやっているのに成績が上がらないなら、その次の段階に行けますからね。

どうやったら成績が上がるようになるのか、それを試行錯誤できるようになるわけです。

 

塾の仕事は生徒の成績を上げることですからね。

別に勉強なんてこちらが楽しくしようと思わなくても、勝手に生徒が楽しむものなんですよ。

なぜなら、勉強がわかるようになれば勝手に勉強なんて楽しくなりますからね。

 

せっかくやってもらっていることは、ありがたく享受することも大事なことですよね。

本来であれば、自分で考えてやらなきゃいけないことなんですから。

 

やらないならやらないで、こちらも容赦なく辞めさせてもらいますからね。

せっかくのチャンスを棒に振るうのか、それともそれを活かして自分の成長に利用するのか、各生徒次第ですね。

 

今日は少々愚痴らせてもらいました。

このブログを読まれている中3生の保護者の方は、是非自分の子が課題をきちんとやっているかを確認して下さいね。

ちなみに、課題は毎日やるものですから、勉強やらずにのんびりしているのはありえませんからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

勉強が早い者勝ちなのは真実!!

うちの中学生・高校生には優秀な生徒も数人いるのですが、その子たちのほとんどが小学生からうちの塾に通塾している子なんですよね。

 

今年、国公立大学に合格した子は、小5からうちの塾に通っていました。

高2の数学で上位者に名前が載る子は、小5からうちの塾に通っています。

 

中3の学校で2位をとっている子も、小5からうちの塾に通っています。

中2の学校で2位をとっている子は、小6からうちの塾に通っています。

そして、中1の10位以内をとっている子は、一人を除いて全員小6からうちの塾に通っているんです。

 

他にも優秀な子がいますが、その子たちは塾に通わずとも優秀な子たちなので、自分で勉強ができる子なんですよね。

うちの塾には中学生の途中から入塾していますが、その時点ですでに優秀者なんです。

 

小学生でうちの塾に入塾した子がなぜ優秀になるのかというと、それは英語を早期に学ぶからなんですよね。

しかも小学生用の英語ではなく、がっつり中学生用の英語を学んでいくんです。

 

ちなみに、うちは小6から英語を学ぶことを推奨していますので、ほとんどの子が英語を勉強しています。

大体、中1に上がる前に、中1の半分の内容は終わりにしますね。

 

小6で英語を学んでいる子は、中1に上がっても英語で苦労することはありませんからね。

英語が得意科目になるのですから、全体の勉強もよくなっていくのです。

 

他の理由としては、中1の最初のテストでしっかりと勉強させるからですね。

うちの塾生は全員、うちの塾のやり方でテスト勉強をしてもらいます。

きちんとうちのやり方に従って勉強する子は、大体高得点をとってきますからね。

 

最初の成績が高水準であれば、生徒はその成績を基準に勉強するようになるんですよ。

だからこそ、最初のテストはとても大事なものとして捉えているんです。

 

ちなみに、最初のテストで高得点をとっている子が、落ちこぼれになるケースはほとんどありません。

生徒自身がプライドを持つようになるので、安易に成績を落としたりしないんですよね。

 

こうして、中学で優秀であれば、高校もそれなりのところに入学できますし、中学で点数の取り方を知っている子は、継続して高校でも点数がとれるようになるんです。

高校で点数の取り方がわかれば、そのまま大学受験でも点数を上げていくことができますからね。

 

それなりの大学に進学したいのであれば、こういう継続って大事なんですよ。

成績を上げて困ることなんてないですからね。

優秀な成績をとれば、周りの目も変わりますし、親子の関係も良好でいられるんじゃないでしょうか。

 

勉強の始め時は人それぞれだとは思いますが、それでもできるだけ早めに塾に入れるなりして、勉強を始めさせた方がいいですよ。

遅ければ遅いほど、勉強は取り返しがきかなくなりますからね。

 

将来、それなりの大学に進学してもらいたいと考えるなら、ぜひ早めの入塾をご検討くださいね。

もちろん、うちの塾でなくとも構いませんからね。

他塾ともども体験をして、自分に合った塾を探して下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

過保護な親と、放任する親。

保護者の方を見ていると、過保護な方もいれば、子どもを放任されている方を見かけます。

もちろん、バランスのとれた方もいるのですが、中にはどちらかに偏っている方もいるんですよね。

 

過保護になると、子どもの勉強に首を突っ込むことになります。

丸付けや勉強内容、勉強のペースなどの勉強の計画までも親が決めようとするのです。

 

こうすれば、子どもの勉強習慣は身につくでしょうが、子どもの自主性はなくなってしまうでしょう。

そして、子どもが成長して、親がそれを管理できなくなると、途端に破綻してしまいます。

 

そうなると、子どもは自分で色々なことを決めないといけなくなり、自主性がない子どもは無気力な子になってしまう可能性すら出てくるのです。

 

一方で、放任している場合、子どもは自由に考え、自由に勉強するかもしれません。

しかし、ほとんどの子が放任されると、遊びに走ります。

勉強なんてほぼせずに過ごすので、どんどん成績が下がっていくんですよね。

 

中3生の秋頃の三者面談で、学校の先生から高校進学が危ないことを知らされます。

そうなって初めて親は慌て始めるんですよね。

今まで散々放置していたくせに、いきなり塾を探してきて、子どもをそこに入れようとするんです。

 

ハッキリ言ってかっこ悪いですよね。

放置するなら放置するで貫き通せばいいのにと思ってしまいます。

今まで放置されてきた子が、勉強なんてするわけがないですから、結局塾に入れても意味はないんですよね。

 

そして、この地域では、そういう子でも高校には合格できてしまうので、塾のおかげでもないのに、高校合格を勝ち取ってしまうのです。

まぁ、その後、その高校を無事に卒業できるかはわかりませんけどね。

 

このように一長一短なんですよね。

過保護は子どもの自主性を奪い、放任は子どもの勉強する意欲をなくさせるんです。

 

では、こういうタイプの親はどうしたらいいのが正解なんでしょうか。

 

まずは、過保護タイプですが、子どもの勉強への干渉の仕方を変えましょう。

子どもの勉強内容を管理するのではなく、子どもの勉強量を管理するといいのです。

 

例えば、子どもに○○時間から○○時間まで勉強させます。

その時間、集中して勉強させるためにも、親の見えるところでやらせて、スマホなどは預かってしまいます。

 

とにかく、集中しているかどうかだけ監視するんです。

ちなみに、勉強内容は子どもに決めさせて下さい。

 

今日は何を勉強する予定なの?と聞いてもらって、子どもが何を勉強するかを決めさせてあげるのです。

そのときはめちゃくちゃな勉強内容だと思わなければ、口出しをしないでください。

 

親子で話し合って、勉強内容を決めるのが理想的でしょうか。

親がすべてを決めるのは辞めた方がいいと思いますよ。

 

もちろん、丸付けも自分でやらせてください。

丸付けをさせて、きちんとできているかを確認してあげてください。

いい加減にやっているなら、丸付けのやり方を教えてあげるのです。

 

そうやって、親が代わりにやることを辞めるだけでも、子どもの自主性は守られるでしょう。

大事なことは子どもの可能性を信じることです。

長い目でみてあげることが大事なんですからね。

 

一方で放任タイプはどうしたらいいのか。

放任自体はそのまま続けてもらっていいのですが、価値観については正しく伝えないとダメです。

 

勉強をしないとどうなるのか、将来の夢を実現するためにはどうすればいいのかなど、大人だからこそ伝えられることを子どもに伝えて下さい。

いくら放任だからといって、親が何もしないというのは間違っていますからね。

 

もちろん、成績には目を光らせて下さいね。

成績が下がることは許しちゃダメですよ。

 

まぁ、遊んでばかりいては成績は下がってしまうでしょうから、ただ放任するのは危険なんですけどね。

それでも自主的に勉強できるのであれば、放任されていた方が伸びるんですよ。

 

夢や目標がハッキリしていれば、めちゃくちゃ成果を出すでしょうね。

残念なのは、その逆で夢も希望もない状態で放任されると、子どもは何もしなくなってしまいます。

 

そうなってしまえば、いくら子どもを信頼しているといえど、放任は悪だということになってしまいますからね。

もし、それでも子どもに干渉したくないというなら、子どもがどういう状態になっても信じ続けて下さいね。

 

高校に行けなくなるとかで慌てないで下さい。

むしろ、高校に行けなくても強く生きなさいと言ってあげて下さいね。

慌てて、いきなりポリシーを変えても、困るのは子どもですからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

ちゃんと勉強しているかどうかなんて、お見通しですよ。

生徒には宿題ノートを配布しています。

授業内容を宿題で出し、それをそのノートでやってもらうわけです。

次の授業の最初にチェックをし、生徒がどうやって勉強してきたかを確認します。

 

できのいい生徒は、問題のある勉強はしてこないので、チェックも全体を見てザッと見て終了します。

まぁ、たまに変なことやっているので、それを注意するくらいですかね。

 

問題なのは、成績が低い生徒ですね。

宿題をやるタイミングも遅いですので、授業内容を忘れてから宿題をやってきます。

やり方を忘れてから宿題をしているのですから、まぁできないのが当たり前なんですよね。

 

そうなるとどうするのか、答えを写してやってきたことにするんです。

丸とバツを適度に散らして、自力でやってきたと偽装するわけです。

ただ、それが雑なので、私に見抜かれてしまうんです。

 

そもそも成績が低い子は、問題の難易度など推し量れるわけがないので、難しい問題にも丸をつけてしまうんですね。

その子の実力では決して解けない問題に丸をつけてくるのだから、バレるのも当たり前です。

 

まぁ、成績が低い子は考えることが幼稚ですからね。

騙そうとしても、完璧には騙せないんですよね。

 

私もそういう子のチェックは念入りに行うので、私の見落としも少ないわけです。

ということで、こういう生徒は私に説教されることが確定となります。

 

何のために塾に来ているのか、自力でやらないと意味がないとか、できないならできないままの方がよっぽどいいとか・・・

まぁ、正論という正論を滔滔と語っていくんですよ。

 

成績が低い子がこのような宿題の仕方をしている以上、成績が上がることはないですからね。

とはいえ、たまに見落としてしまうこともあるんですけどね。

 

しかし、私はできるだけきちんと見つけてあげることを心がけています。

こういう不正って、早めに見つけてあげないといけないんですよね。

 

そうしないと、味を占めて何度も不正をすることになりますからね。

ダメなものはダメとしっかりと教えてあげることも大事なことなんですよね。

 

ただ、注意してもあまりに改善が見られない場合は、塾を辞めてもらうことになります。

そんな態度で塾に通ったところで、何も成果を出すことはできないですからね。

 

お金をムダにしないためにも、私の塾では潔く辞めてもらいます。

他塾だと、飼い殺しにする場合もありますけどね。

成果が出ずとも月謝を取り続ければいいわけですからね。

 

しかし、そんなのは、お互いに不幸だと思います。

せっかくの縁で塾に来てくれたのだから、入って良かったとは思ってもらいたいものですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

勉強以前の話・・・。

うちの塾は、毎週水曜日に「なべ塾の便り」と称して、お知らせを配っています。

私が生徒に向けての一言が書いてあり、それ以外には塾のお知らせが書いてあります。

期日についても書かれているので、そのお知らせを見ないと、締め切りなどが分からないようになっています。

 

なぜ、このお知らせを作っているかというと、生徒に話しをする機会ってあまりないからなんですよね。

授業中は基本的に授業の話で終わってしまいますからね。

他の話をすることもありますが、基本的には授業内容の説明で終わってしまいます。

 

一週間で生徒に想っていることを紙に書き出し、生徒に読んでもらっているのです。

 

他の理由としては、私の伝え漏れを防ぐためですね。

口頭で生徒に伝えていると、どうしても伝え忘れが出てしまうんですよね。

塾としては期日を守ってもらいたいわけですから、伝え漏れをするのは論外なんですよね。

 

だからこそ、毎週手間ではあるものの、お知らせを作って生徒に配っているのです。

 

しかし、読まない子が出てくるんです。

そして、読まないがために、期日を守らない生徒が出てくるんです。

 

塾としてはお知らせを配っている以上、落ち度はないですからね。

この場合は完璧に生徒が悪いとなってしまいます。

単に読まないのが悪いというわけです。

 

そもそもこういうお知らせを読まない子って、学校の便りも読んでないですよね。

そして、親にも大事なお知らせを見せないことが多いと思います。

 

保護者の方の中には、他の保護者の方から聞いて、初めて締め切りがわかったということはありませんか?

それも期限ギリギリになってようやくそのお知らせの存在を知ったということが。

 

まぁ、こういう子ってそのお知らせの大事さが分かっていないんですよね。

これは、親がその価値を教えなかったことに起因しています。

小学校低学年の頃から、口酸っぱく、こういうお知らせは必ず親に見せること!!と言いつけておけば、その子はお知らせを軽んじることはないでしょう。

 

しかし、長男長女ならまだしも、次男次女は親からあまり言われなくなっているせいで、その大事さがわからないんですよね。

親も二番目の子どもからは子育ての手を抜き始めますので、長男長女ができたことが、下の子ができないなんてことがよくあるんです。

 

二人以上子どもがいる場合は、同じくらい面倒を見ることは難しいですから、仕方のないことではあると思いますがね。

とはいえ、こういう大事なものを大事と思えないのは、いつか必ず取り返しのつかないことを起こす可能性があるのです。

 

うちの塾は、このお知らせを読まないことを注意するようにしています。

お知らせを読まないということは、塾の取り組みを軽んじていることになりますからね。

軽んじている塾に通って、どうやって成績を上げるのでしょうか。

 

塾との信頼関係は、何も授業だけのことではないんだと思いますよ。

塾だって信頼してくれない生徒の成績を上げようなんて思いませんからね。

 

こういった勉強以前の話が意外と大事なんですよ。

保護者の方も我が子がしっかりとお知らせ管理ができているか確認してみてくださいね。

大事なものを大事と感じられないのは、かなりマズいと思いますからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

数学の文章題を解けるようになるためには、経験させるのが一番。

数学の文章題が解けない子は、非常に多いです。

図で書いて説明しても、どういう式にすればいいのかがわからないのです。

想像ができないからでしょうが、この主な原因は経験の問題なんですよね。

 

例えば、中1の子が文章題を解けないのは、小学生のうちに文章題を解いてこなかったからなんです。

しかも、小1・2の低学年の文章題すら解いた経験がないんです。

 

もし、解いていたとしても、何をやっているかが分からないんでしょうね。

学校の先生が図や表で説明してくれているのに、なんでそんな式になるのかが理解できないんです。

 

ぼぉーと話を聞いている子がこういう症状になりやすいですね。

学校の授業を集中して聞いていないからこそ、なんでそうなるかが分からないのです。

 

そういう経験はしているけど、何をやっていたのかは理解をしていない子は、中学生になっても文章題は解けません。

いくらそういう経験をしていても、その中身まで理解していないと意味はないのです。

 

これは高校生になっても同じことです。

高校生だって文章題が解けない子は多いです。

それは中学時代に文章題が解けるようになっていないからなんです。

 

そもそも高校の文章題って、その基礎を中学で習っていますからね。

小学生、中学生と習ってきた延長上に、高校の文章題もあるわけですから、一つ一つ丁寧に習ってきたなら問題なく解くことができるんです。

 

しかし、高校で文章題ができない子っていうのは、総じて数学が苦手な子が多いです。

そして、数学が苦手な子って、中学で文章題を勉強していないんですよね。

 

塾で指導していても、数学ができない子は計算までしか指導することができません。

なぜなら、数学ができないということは、計算のような基本問題ができないということですからね。

 

基本ができていないのに、応用である文章題を指導するわけないですからね。

そして、学校の授業が進んでしまえば、それに合わせて塾の授業も進めるしかないんです。

 

そうすると、どんどん文章題を勉強する機会は失われていくんですね。

そうやって、中学時代、もし塾に通っていても文章題は習わずに高校へと進学してしまうんです。

 

さすがに何も経験がない子が高校生になったからといって、いきなり文章題が解けるようになるわけもないんです。

今までの経験が何もなければ、どうやって考えていいのかさえ分からないんですから。

 

数学は計算がすべてというように、計算力がない子が数学が得意になることはありません。

そして、その計算力だって一朝一夕で身につくわけもないんです。

 

小学校時代にドリルを配られているとは思いますが、そのドリル二回転はやってますか?

学校の先生によっては、やった分だけシールがもらえますから、そのシールほしさに頑張る子もいたことでしょう。

 

そういう経験が一貫してあるのであれば、問題なく計算力はついているでしょう。

しかし、そういうドリルをやっていないのであれば、数学が得意になることはないでしょうね。

 

そもそもドリルは親が子どもにやらせるものですからね。

ドリルをやっていないのは、子どもがいけないのではなくて、親の管理が甘いんですよ。

 

やることやっていなければ、文章題なんて解けるようになるはずがないんです。

たまに、面談で「うちの子、文章題が苦手で・・・」って言われることがありますが、その子ができないのは文章題ではなくて、計算なんですよね。

 

計算を素早く正確にできていなければ、文章題は解けませんよ。

なぜなら、そういう子は学校の先生の説明を聞く余裕がないんですから。

 

将来、大学に進学させたいと考えていて、そして数学を使わないといけないのなら、小学生から計算を頑張らせてくださいね。

コツコツ積み重ねができないなら、数学は絶対にできるようにはならないですからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

有名大学に進学したいならそれなりに時間を犠牲にしないとダメ。

皆さんはどれだけの大学の名前をご存じでしょうか。

 

東京大学や京都大学は日本でトップの大学ということはご存じですよね。

早稲田大学や慶応大学なんかも、優秀な大学だということは知っていると思います。

 

ちなみにその大学の偏差値は70を超えます。

この近辺の高校では太刀打ちできないレベルなんですよね。

 

清真学園だったり、佐原高校であるなら、なんとか数名が行けるレベルでしょうか。

何十名もの高校生がそこに行けるわけがないんですよ。

 

では、箱根駅伝で有名な大学ならご存じでしょうか。

駅伝で強く、偏差値が高い大学は青山学院大学、明治大学、中央大学、法政大学などがあります。

 

その大学に行くのも、そんなに簡単なことではありません。

清真学園、佐原高校レベルでも上位層にいないと行けるレベルではないでしょうね。

 

そもそもが有名大学に行きたいと思っている子は、全国にたくさんいて、他の地域にはレベルの高い高校がうじゃうじゃあるわけです。

それこそ、この地域にはないレベルの高校が存在していて、そういう高校からも上記の大学を目指そうという子が多いんです。

 

残念ながら、最初の学力の差が激しいですから、そういう地域の子たちと戦っても勝てるわけもないんです。

この地域で普通に暮らしているだけでは、有名大学などは行けないでしょうね。

 

有名大学に行きたいとなれば、生半可な努力では足りません。

当たり前のことですが、清真学園に通おうが、佐原高校に通おうが、大学進学が約束されたわけではないのです。

 

その高校の上位層に入って初めて、上記のような有名大学に進学できるわけです。

であれば、まずは上位層に入ることを目標に、人以上の努力をしないといけないのです。

 

毎日3時間以上の勉強、土日は10時間の勉強をしましょう。

しかも集中して、効率が良い勉強をしなくていけません。

ちなみに、その間の遊びは我慢するしかないですね。

 

ある意味、禁欲生活をすることで、その勉強時間を確保するしかないのです。

そこまでやって、初めて有名大学の門をたたくことができるでしょうね。

 

有名大学に行けば、最終学歴はその大学になります。

履歴書に書くのも、自分の出身大学を語るのも、すべてその有名大学となるのです。

 

いまや学歴社会ではないといいますが、それでも最終学歴はその人の努力の証ですからね。

胸を張って将来を生きていきたいなら、それなりに勲章というものは大事なんですよ。

 

とはいえ、その勲章をひけらかして生きる人は周りから嫌われますからね。

ほどほどにはしてほしいですがね。

 

もちろん、勉強だけやっていればいいというわけではないです。

ただ、有名大学に行きたいと思うならそれなりに覚悟して努力をしていかないといけないというわけですよ。

 

有名大学に行きたいのであれば、できるだけ学力をつけて、できるだけ良い高校に入って下さいね。

競争に勝つことが前提とはなりますが、勉強して損をすることはありませんよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

高校で勉強するのは、将来への投資である。

先日、うちの卒業生が遊びに来ました。

大学はまだ夏休みですから、実家に帰ってきているついでに顔を出してくれたんですね。

 

いろいろ積もる話もあり、1時間くらい話をしました。

総じて楽しそうな話ばかりで良かったです。

 

この子が大学に合格したのも、そんなに簡単な道のりではなかったんですよね。

小学生からうちの塾にいたわけですから、学校以外で勉強したのはうちだけでした。

その分、こちらの責任も大きく、無事に大学に合格したときはホッと胸をなで下ろしました。

 

「勉強しろ」と言っても、やったりやらなかったり、それでも塾で勉強をしろと言われ続けたことが功を奏したのだと思います。

とはいえ、第一志望の大学に合格したわけではないので、手放しでは喜べないんですけどね。

 

で、いろいろと話をしている中で、高校生活の話になり、いろいろと質問してみました。

 

「第一志望の大学じゃないけど、後悔はないの?」

「いや、よく考えてみたら、そこまで第一志望の大学に行きたいっていう熱意はなかったですね」

 

「じゃあ、後悔はないってこと?」

「はい、今の大学で楽しんでます」

 

「高校時代にもっとやっておけば良かったことって何?」

「もっとちゃんとした部活に入って、高校生活を楽しみたかったですね」

 

「あ~そういう気持ちもわかるけど、ガチの部活入ってたら今の大学はいけないよ」

「えっ、そうなんですか?」

 

「そりゃそうだよ。だって、部活入ってたら確実に勉強時間減るし、ただでさえ少なかった勉強時間がさらに少なくなったら、今の大学に行けるわけないでしょ?」

 

こんな感じで話をしていましたかね。

確かに、勉強を多めにしていると、青春をエンジョイする時間はないでしょう。

しかし、青春をエンジョイすれば、希望する大学には進学できないことが多いのです。

 

もちろん、部活をしながらでも勉強できる子もいるでしょう。

ただ、この地域は高校までの距離が遠すぎます。

 

部活から帰ってくると家に着くのは夜遅くですからね。

疲れて帰ってきたらもう勉強する気力はないでしょう。

 

それでも、勉強できる子は意思が強いですから、逆に受験でうまくいくんですけどね。

しかし、そんなのは一握りの子だけですからね。

 

そんな根性がある子なんて、ほとんどいないんですよ。

残念ながら上記の子は、そんな根性はありません笑

 

高校生活を楽しむことを犠牲にしてでも勉強はした方が良いんです。

なぜなら、自分の行きたい大学に行くことが一番その子のためになるからです。

 

大学は最終学歴ですからね。

ずっとその大学名を背負って生きていくことになるんですから、できるだけ有名な大学に進学した方がいいんですよ。

 

そして、大学生活の方が絶対に楽しめます。

勉強をしなきゃいけないのは変わりませんが、それでもガツガツやる必要はないですからね。

もし、資格をとりたいなら頑張って勉強した方がいいでしょうが、卒業するためならそこまで頑張らなくても大丈夫ですからね。

 

実際に上記の子は大学生活が楽しいと言っています。

高校生活は犠牲にはなってしまいましたが、今が楽しいのなら万々歳じゃないでしょうか。

 

高校時代に勉強するのは、将来への投資です。

そこで頑張ることが将来の道を切り拓くこととなるのです。

 

だからこそ、遊んでばかりいてはダメですよ。

きちんとやることやって、自分の行きたい大学に進学できるように頑張って下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

結局、早めに始めたもの勝ちなんですよね。

高校三年生になると、今まで勉強してこなかったことを反省します。

これは進学校の生徒のあるあるですね。

どれだけ偏差値の高い高校に通おうが、勉強してこなかったことを後悔するのです。

 

後悔してももう時は戻ってきません。

そこから一念発起して、大学受験のための勉強を開始していくのです。

しかし、今まで怠惰な生活を過ごしてきた子に、いきなり受験勉強ができるわけもありません。

 

できても3日間くらいでしょうか。

そこから失速して1ヶ月後には、以前と同じ怠惰な生活に逆戻りです。

そして、そこでまた心を入れ替え、頑張ろうと動き出します。

 

次は、少しは長続きします。

2週間くらいは続くんではないでしょうか。

ただ、1ヶ月続くかどうかは微妙ですね。

 

特に、現役生は学校の行事などがありますからね。

定期テストに文化祭に体育祭など、イベントが始まってしまうと生活リズムが崩されて、また勉強しない毎日が続いてしまうんです。

 

こうしてのらりくらりと夏休み前まで来てしまいます。

もちろん、継続的に勉強はしていませんから、成績が上がることはありません。

7月の模試の結果も散々なものになってしまいます。

 

ここで、また心を入れ替えて、夏休みこそ頑張るぞと意気込みます。

そうして、夏休みは毎日10時間の勉強をしようと心に決めます。

3日間は家で10時間の勉強を成し遂げることができます。

 

しかし、徐々に家の中の誘惑に負け始め、家では勉強できないことを悟ります。

この時点ですでに一日10時間の勉強は破綻しているわけです。

 

場所を移して勉強するぞ!と図書館に移動して勉強をします。

しかし、もともと根性がない子が朝から夕方まで図書館で勉強できるわけもないんです。

昼飯を食べに外に出た時点で集中は途切れ、午後はろくに勉強しない状況になります。

 

結局、図書館には朝10時から夕方5時までいましたが、勉強に集中できたのは3時間程度です。

家に帰ってしまえば、また誘惑に負けて勉強をしません。

もう何日も10時間の勉強ができていないことになります。

 

こうして、やったりやらなかったりを繰り返し、夏休みが過ぎていきます。

最後に受けた模試もすぐに自己採点しましたが、ひどい有様でした。

そりゃ計画通りに勉強できていないんですから、そうなるに決まっています。

 

そして、夏が終わり、もう秋と冬しか残っていない状況になって、ようやく尻に火がつくこととなり、一生懸命勉強するようになります。

学校が終わったら、学校の図書室で勉強し、終電で家に帰ります。

家に帰ったら、今日やった勉強の確認をして就寝します。

 

今までの失敗を受けて、もう二度と勉強を止めることはありません。

テストなどのイベントはあったものの、それでも習慣的に勉強をすることができました。

 

なんとか冬になるまで勉強は継続します。

ただ、12月に受けた最後の模試の結果は、少々成績が伸びたものの、志望校には届いていません。

なんとか冬で挽回するんだと心に決めて、冬休みは毎日10時間の勉強を成し遂げることができました。

 

そして、大学受験本番・・・

まずは、第2志望の大学から受験します。

自分なりにうまくできたと思いますが、残念ながら受験失敗です。

 

次は第3志望の大学を受けます。

ここは自分の実力でも受かりそうな大学です。

もう失敗できないぞと意気込んで受験をします。

 

しかし、その大学も不合格となります。

そして、最後に第1志望の大学です。

ここまで合格がなかったわけですから、第1志望の大学を受けたところで合格できるわけもないですよね。

 

もちろん、不合格となります。

ここまで全滅です。

このままではどこの大学にも行くことができなくなります。

 

急遽今からでも受けることができる大学を探します。

日程的にまだ受けることができる大学は数件ですがありました。

しかし、そこはどんな大学なのかよく分かりません。

 

オープンキャンパスに行ったのは第1志望と第2志望の大学だけでしたから、急遽受けることになった大学なんてよくわからないのです。

とはいえ、もうそこしか受ける大学はありませんから、出願して受験をします。

 

なんとかそこの大学では合格を勝ち取ることができました。

そして、浪人はできない状況だったため、よくわからないけどその大学に進学することに決めました。

 

その子の大学生活は何のために勉強しているかが分からない状態で続いていきます。

高い学費を払ったにも関わらず、結局何の目的も持たずに大学に進学したのです。

これで大学での勉強を頑張ればいいのですが、はてさてどうなることでしょう。

 

・・・・・・・

さて、これは架空の高3生を想像して大学受験までを想定してみました。

大体、こういう道を行く子が多いんじゃないでしょうか。

 

高校に入るときは希望に胸を膨らませて、勉強頑張るぞ!!と思っていた子が、結局、希望の大学には行けず、誰でも行けそうな大学に進学するんです。

しかし、こういう悲劇は至るところで起こっているのです。

 

せっかく進学校に入ったところで、希望の大学に進学できる子なんて一握りなんですよ。

 

では、どうやったら、この悲劇を回避できるのか。

それは高1から毎日勉強すればいいんですよ。

毎日毎日コツコツ勉強していれば、もしかしたら高3の段階で模試の結果は悪くないかも知れませんから。

 

もっと言えば、中学生から一生懸命勉強すべきですし、ひいては小学生のころから真面目に勉強すべきなんですよ。

結局、勉強なんてものは早めに始めた方が有利になるようにできているんですから、単純に早めに勉強すればいいんです。

 

いいですか?

自分の子どもに将来良い大学に進学してもらいたいと考えるなら、早期に勉強を始めさせて下さいね。

 

高3になってから後悔したって遅いんですよ。

上記のような悲劇を起こさないようにするためにも、毎日コツコツ勉強させるように心がけて下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

勉強をやってこなかった負債は、その子の可能性をつぶすこととなる。

小学生のころ勉強してこなかった子・・・

漢字練習やら計算ドリルなどを真面目に解いてこなかった子・・・

学校の宿題が出されていたのに、毎日きちんとやってこなかった子たち・・・

 

こういう子は中学生になって勉強を始めても成績を上げることはできません。

なぜなら、勉強の基礎が何もないからです。

勉強はどんな状態でもやる気さえあればなんとかなるものではないのです。

 

もちろん、これは極端な話です。

そもそも小学校時代に全く勉強してこなかった子の方が少ない存在ですからね。

まぁ、最近はどんどんそういう子が増えてきてはいますけどね。

 

親が子どもの勉強の管理をしなかった場合、たいていの子は勉強の経験値が乏しいのです。

もし、そういう子が成績を上げたいと考えたとしても、自力で上げることはできないでしょう。

 

それこそ、マンツーマンで指導してもらわないとどうにもならないでしょうね。

家庭教師を雇ったり、個別指導塾でたくさんのコマをとったりして、とにかく手取り足取り指導してもらうのです。

 

まぁ、かなりのお金はかかるでしょうが、今までのツケがたまっていたと考えれば、その費用も我慢して払わないといけないでしょう。

そして、そうやって指導漬けにすると、もうその子どもは自力で勉強はできなくなるでしょう。

 

高校生になっても、指導してもらわないとテストの点数がとれないわけですから、卒業するまでその子にはお金をかけ続けるしかありませんね。

そこまで指導漬けにしてしまえば、自分の力で頑張れと言ったところで、その子は何もできないでしょうから。

 

本来であれば、勉強は自分の力でやるものなんですよね。

教わらないとできないというのは、おかしな話なんですよ。

 

教科書を読んだりテキストを読んだりして物事を理解し、問題を繰り返し解いて暗記していかないといけないのです。

それを先生に聞けばいいやという安直な考え方をしていれば、その子はもう自力で勉強することはできないでしょう。

 

勉強ができるようになるのに、近道はありません。

毎日コツコツ勉強をして、少しずつ自分のやり方を身につけないといけないのです。

 

人によっては膨大な時間がかかることでしょう。

それでも、毎日コツコツやることで、必ず自分なりの勉強の仕方が身についていくのです。

 

何もしなければ、どんどん可能性はなくなっていきますよ。

子どもの将来を憂いているのであれば、今すぐにでも勉強の習慣を身につけさせましょう。

 

その積み重ねがあれば、いざというときその子は自力で勉強ができると思いますよ。

そして、もしかすると、塾に通わずとも好成績をとることも可能になります。

ぜひ、実践して、子どもの可能性を広げてあげてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

夏期講習2023 14日目

夏期講習14日目です。

 

生徒たちの中にもやる気のある子とない子がいます。

まぁ、当たり前のことなんですが、そういう子ってどうやって育てられてきたのかに興味があるんですよね。

 

基本的にはやる気のある子は親の管理が行き届いているケースが多いですね。

しっかりと子どもが親にビビっているんです。

だからこそ、親の言うことをきちんと聞こうとするんですよね。

 

自動的に勉強してくれれば楽なんでしょうが、子どもが勝手に勉強するわけがないんです。

もし、自動的に勉強する子がいたとしたら、それも親の誘導なんですよね。

 

先日、広島の原爆ドームの近くで、英語を使って外人にガイドをしている小4の子がテレビで紹介されていました。

その子は別に英語を使いたいと思って、このガイドを始めたわけではないそうなんです。

 

この子は小1の頃に原爆の被害について興味をもち、その悲惨さを外人に伝えたいと考えたんだそうです。

それを伝えるためには英語が話せないといけないと思ったそうなんですよ。

 

そして、この子の母親がガイドをやってみたらと勧めたそうです。

ちなみに、何もせずに英語ができるようになったわけではなく、幼少期から英語で映画を見続けて英語を習得したらしいのです。

 

これも親の影響でしょうね。

子どもが興味を持っているものを的確に把握し、それを伸ばしてあげているんです。

無理強いすることなく、子どものやる気を促しているんですから立派ですよね。

 

子どもはほっといても勝手に育つものではありません。

結局は親が賢くならないと子どもも賢く育たないんですよね。

 

小4でここまでの意識に育つのであれば、中学生なんかもっと意識が育っていないとダメではないでしょうか。

要は、親が子どもにどう育ってほしいと考えるかです。

 

きちんとしたビジョンがない子育てでは、子どもは立派に育ちませんよ。

厳しくするときは厳しく、褒めるときは徹底的に褒めてくださいね。

何事もメリハリは大事ですから、ぜひ子どもを良い方向に導いてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

夏期講習2023 9日目

夏期講習9日目です。

 

当たり前のことを言いますが、私が言ったとおりに動いて損をすることはありません。

なぜなら、私のアドバイスはすべて生徒の成長を考えて発せられているからです。

 

今までの教え子の中で、私のアドバイスを聞いて損をしている子はいません。

誰しもが大成功とはいかないまでも、成功は成し遂げているのではないでしょうか。

 

大成功と言うのは第一志望に合格できたかどうかです。

残念ながら、開業以来、全員の生徒を第一志望合格に導けてはいません。

逆に成功というのは、第一志望とはいかずとも、満足した進学先を選ぶことができたことを指します。

 

私のアドバイス通りに動いて成功しない子は今まで出てきていないのです。

逆にいうと、私のアドバイス通りに動かないと失敗する可能生が高くなります。

 

これは生徒自身もそうですが、保護者の方も同じことです。

私が保護者面談でお願いしたことを実行できなかった場合、基本的に子どもは成長しません。

 

これは塾と保護者の連携がうまくいっていないから起こることで、塾だけがいくら頑張っても生徒の成長を促すことはできないのです。

 

私が保護者の方にお願いすることは、家庭学習についてと勉強へのルール設定です。

例えば、必ず数時間の勉強をさせてくださいとお願いします。

そして、それを親が管理してほしいとお願いするのです。

 

他には、スマホをいじってばかりいる子に関しては、勉強中スマホを預かってもらうように要請します。

結局スマホがあれば、集中して勉強できませんから、勉強中はスマホを預かってもらいたいということです。

 

基本的にはこの二つを実行してもらいたいのです。

他にも要請することはありますが、この基本的な行動ができているだけでかなり子どもの成績が変わってきます。

 

私が言いたいのは、生徒だけでなく、保護者の方も子どもの成績に関与しているということです。

塾に投げっぱなしで放置している家庭は、子どもの成長は見られません。

残念ながら、保護者の方のレベルが低いと、せっかく良い方策を実行しても意味がなくなってしまうのです。

 

これはうちの塾だけの話ではありません。

今までいろいろな家庭を見てきましたが、塾が全部やってくれるんでしょ!!というスタンスの家庭の子の成績は成長しませんでしたよ。

 

やるなら徹底的に!!

塾からの要請は子どもだけでなく、保護者の方も変わるチャンスだと思って下さいね。

 

もし、塾に文句があるなら、やることやってから言いましょうね。

ご家庭が全力で頑張っているのに、成績が伸びないのは、完全に塾のせいですからね。

 

うちも同様です。

もし、うちのやり方に文句があるのなら、徹底的にそれを実行してから言ってほしいです。

 

中途半端な行動は何も生みませんからね。

やるべきことをしっかりとやって、堂々と塾に文句を言ってくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

夏期講習2023 7日目

夏期講習7日目です。

 

夏期講習中は、普段数学英語の授業をとっている子たちにも、理科社会も指導しています。

一部の子は数学英語だけですけどね。

ある条件をクリアしている子は、理社も指導しているんです。

 

指導する内容は予習ですけどね。

2学期で教わる内容を今のうちに指導しているんです。

 

夏が終わる頃には、1ヶ月半くらいの内容が終わるでしょうかね。

当分は、学校の授業をもう知っている状態で受けることができるわけです。

 

昨日もせっせと理科社会の指導をしていたんですが、私は用語を覚えるときは漢字で書くことを推奨しているんですよね。

漢字が嫌いで、ひらがなに頼る子がいるんですが、そういう子って成績が伸びなくなるんですよ。

 

漢字一つ一つには意味がきちんと存在するわけですから、漢字を丁寧に覚えることで用語の意味を正確にとらえることができるんです。

それをおろそかにして勉強を進めても、結局は漢字の意味がわからないまま覚えることになるので、伸び悩んでしまうんです。

 

私たち日本人にとって、漢字は大事な言語の一つです。

その数は膨大ですから、その都度覚えるようにしないと、どんどんツケがたまってしまうんですよ。

 

もし、中3生になって本格的に受験勉強に臨もうとしたとしても、漢字の積み重ねがない子が用語を覚え直そうとしても、簡単にはできなくなってしまうんです。

 

大事なことは中1・2の時にしっかりと用語を漢字で覚えさせることなんです。

ですから、私は授業中はもちろんのこと、宿題のノートでもひらがなで書いてあるのは、かなりしつこく指摘します。

 

「漢字で書きなさい!!」

こう言われている間は、成績の伸びがないでしょうね。

 

勉強のできる子って漢字で覚えることを当たり前のこととしているわけですから。

そういう子たちに追いつくことは絶対にありえないんですよ。

 

ひらがなを書くのは楽ですからね。

でも、それを続けることを許してしまっては、本当に大事な知識は身につかないままになってしまいますよ。

 

できれば、小学生のうちに漢字で書くことを徹底してほしいですよね。

年齢が低ければ低いほど、勉強の基本姿勢はしっかりと身につきますからね。

これは家庭でもできることだと思うので、ぜひ家庭学習の様子をチェックしてみてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

夏期講習2023 5日目

夏期講習5日目です。

 

夏期講習で勉強させて思うのは、本当に勉強やらないなぁといったことです。

中1・2生に関してですが、休みになった途端、全く勉強しなくなった子が多いんではないでしょうか。

 

かく言う私も夏休みはのんびりしていましたから、あまり偉そうなことは言えませんがね。

とはいえ、今なら当時の私はいかに勉強不足だったかがわかります。

 

勉強の必要量って、人それぞれではあるんですが、それでも多すぎるってことはないんですよ。

むしろほとんどの子が少なすぎるんです。

もし、毎日勉強しているといっても、それでも1時間程度しかやっていないなら少ないんです。

 

勉強時間ゼロの子は論外ですよ。

成績が上がらないのは自業自得ですからね。

何もやっていない子が、良いことが起こるわけがないんですから。

 

私が言いたいのは、勉強頑張っている子はもっと頑張ろうということなんです。

せっかくの夏休みなら、毎日3時間は勉強しましょう。

 

3時間なんて大したことないですからね。

午前中に8時から11時に勉強したら終了です。

午後は遊びほうけていいんじゃないですか?

 

それでも毎日3時間を続けてみましょう。

きっと夏休み中に頑張った成果が2学期になったら出てくるでしょう。

 

適正の勉強量というのは、人がどこを目指しているかによりますけどね。

例えば、将来医者になりたいなら、中学生時代から毎日3時間以上は勉強した方が良いでしょう。

 

これは学校が普通にあるときですけどね。

休み中なら6時間以上は勉強した方がいいんじゃないですか?

これが多いのか少ないのかは、その子の能力によりますけどね。

 

多くの人が勘違いしているのは、今やっている勉強が適切な量だと思っていることなんです。

この地域のほとんどの子が勉強やりませんからね。

自分が勉強しているとしたら、さぞかし自慢したくなるでしょう。

 

ただ、この地域は異常なほど勉強していないですからね。

それなりの偏差値がある地域なら、毎日毎日頑張って勉強するのは当たり前なんですよ。

 

中学生の時期から夏休みは毎日8時間は勉強しています・・・

なんて言う子がうじゃうじゃいるんですよ。

こういう子と比べたら、3時間の勉強なんて少なすぎると思いませんか?

 

自分が勉強で身を立てたいと考えるなら、中途半端な努力ではダメですよ。

この地域は学力底辺地域だということを知って下さいね。

 

その地域で順位が下ってことはどれだけヤバいことなのか・・・

早めに気づくことが大事なんですからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

明日やろうはバカ野郎。

このタイトル、今やらなきゃいけないことを先送りにする人を指します。

怠け者のほとんどは、この考えで動いていることが多いですよね。

まぁ、例に漏れず私もそういう人だったりしますが。

 

しかし、何かを成し遂げようとするなら、この考えは捨てないといけません。

勉強において、今やらなきゃいけないことは今やらないといけないのです。

 

これを先送りにしていくと、どんどんやることがたまっていきます。

そして、どんどんやることが多くなってくると、人は何もできなくなってしまうのです。

 

だからこそ、毎日コツコツ勉強するのです。

今、目の前の勉強を愚直に続けていくことが何よりも大事なんですよね。

特に、大学受験でそれなりにレベルの高い大学を目指そうというのなら、コツコツ勉強していかないと届くことはないでしょう。

 

実は、先日、切羽詰まらないとやらないと思うと自分を評価した子がいました。

こういう子って、いざ切羽詰まってやらなきゃいけないとなっても、勉強しないんですよね。

 

受験が迫ってきたら、本気になって勉強するだろう・・・

自分をそのように評価をしているのをよく見かけますが、何を根拠に言っているんでしょうか。

 

そもそも受験が迫ってきてから本気になれるなら、今すぐに本気になれるでしょう。

もう受験間近だと想定して、一週間ほど本気になって勉強してみなさいよ。

絶対にできないと思いますよ笑

 

今勉強できない子というのは、先送りにして逃げている子です。

そして、受験で勝てる子は、平気な顔して毎日コツコツ勉強していますしね。

 

まぁ、絶対に受験間近になったら勉強できないということはないんでしょうけどね。

でも、それで合格できる子って、すでに成績がそれなりにとれている子だけですよ。

 

そこまで本気で勉強はしていないけど、それなりに点数をとれています。

っていう子は才能があるから、本気になってからでも受験に間に合うでしょう。

それ以外は、先送りにしても良いことはありません。

 

目の前の勉強から逃げてはいけません。

制限時間はすでに決まっていて、高校生に許されている時間は3年しかないのです。

その期間をフルに使ってやっと、優秀な大学に進学することができるのだと思いますよ。

 

今週から夏休みに突入です。

高3生が勉強するのは当たり前として、高1・2の子たちも受験勉強を想定して勉強を始めた方がいいですよ。

 

やるのは夏前までに習った内容の復習です。

理解が不十分になっている分野は必ずこの夏に復習してできるようにしておきましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

無理って言っている子は本当に無理になる。

言霊ってご存じですか。

人には言霊があり、言っていることが実現してしまうというものです。

 

言霊と調べると、「言葉に内在する霊力」となっています。

もちろん、迷信だとは思われる方が多いとは思いますが、意外とそうではないんですよ。

 

言葉って人を誘導するものなんです。

もし、何かを目指している子が、「どうせ無理だろうし・・・」と声を発しているとしたら、その子が夢を叶えると思えますか。

周りでその言葉を聞いていたら、「あぁ、無理だろうな・・・」と思ってしまうと思います。

 

逆に、「今は無理でも、必ず実現してみせます!!」と力強く言っている子がいたらどうでしょうか。

何か実現できるような気になってきませんか。

 

言霊というのは、その子の気持ちが乗っているものなんです。

だからこそ、そこには力があり、その子の行く末を占うものになってしまうんです。

 

先日、とある高校生が「数学は無理です」とか話していたので、私はとっさに「無理って言ってたら、本当に無理になるよ」とその子を咎めました。

「無理」と発言したら最後、その子にどんだけの才能があったとしても、絶対に数学が得意になったりはしません。

 

人は無意識に制限を作ってしまう生き物ですから、自分の可能性を信じなくなったら成長はしなくなってしまうんです。

ある意味バカになって開き直って、大きな野望を口にした方が、その子は成長できるんです。

 

ただ、口だけではダメですけどね。

口だけの言葉は言霊は入ってませんので。

最終的には行動することが大事になってくるのですが、言葉と行動が伴えば最強なんですよ。

 

もし、お子さんがマイナスなことばかり言っているようでしたら、必ず叱ってくださいね。

マイナスなことばかり言っている子が成長することはありえませんので。

 

当たり前のことですが、保護者の方もマイナス発言はしないでくださいね。

言霊は本人だけでなく、周りにも影響を及ぼしますからね。

 

子どもがネガティブになってしまうのは、もしかしたら親の発言が関係しているのかもしれないのですから。

子どもの前ではいつも前向きな発言をするように心がけてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

自分で勉強すればいいだけ。

昨日も書きましたが、塾に行かずとも学校で一位をとることはできます。

実際に近くの中学校の一位は塾に行っていない子ですからね。

しかも、中2と中3の一位は塾に通っていないそうです。

 

これは家庭学習を徹底してやっていればいいわけなんですが、それでも足りないことがあります。

きっと、こういう子たちも学校の先生の授業に満足しているわけではないんです。

 

もちろん学校の先生の中には素晴らしい授業をしている人もいるでしょう。

しかし、大半の先生の授業はそこまでいいものではありません。

まぁ、これは教務だけに専念できない学校の先生のつらさと言ったところでしょう。

 

では、なぜ、一位の子は一位になりえたのか。

それは、自らが勉強する術を持っているからなんです。

 

どうやったら、自分で勉強できるようになるのか。

それは教科書を読解することなんです。

 

私たちが中学校のときとは違って、今の教科書は本当によくできています。

カラフルですし、イラストもかわいいですし、何より要点までまとまっていますし。

市販の参考書ももちろんわかりやすいですが、それに頼らずとも教科書だけで十分に勉強はできるんです。

 

では、なぜあなたの子どもは教科書で勉強しないのか。

それは読解力そのものがないからです。

いくら教科書が優秀であっても、読み解く力がなければ意味はありません。

 

一位の子が塾に頼らずとも一位でありえたのは、毎日のたゆまぬ努力はもちろんのこと、教科書を読み解く力に長けているのです。

学校の授業がわからなくても、教科書を読み込む力さえあれば、塾なんていりません。

 

実は、私は自分で勉強することができた子でした。

学校の先生の説明はわかりずらく、聞いててもちっともわかりません。

むしろ、家で教科書や参考書を読んで理解した方が、よっぽど理解ができたんです。

 

だから、私は学校の授業は真面目に聞く子ではありませんでした。

教え方がうまい先生の授業はよく聞いていましたが、よくわからない先生の授業は半ばボイコットしていたのです。

 

中には私のことを嫌っていた先生もいましたね。

授業態度が悪いために通知表は5がもらえませんでしたしね。

ちなみに、そのときの定期テストは100点でしたが。

 

さすがに私のようになれと言ってはいません。

ただ、別に授業に頼らずとも、毎日自学をしていれば、成績は上がるんです。

まぁ、私は一位だけはとったことがありませんでしたけどね。

 

しかし、今思えば、もっと学校の先生に頼っていればと思います。

いくら自学で理解するといっても、子どもの理解力は拙いものですからね。

本当に専門的な知識をもっているわけではなかったので、間違って理解していたことも多かったですからね。

 

なので、学校の先生の話を聞くことは大事なことなんだと思いますよ。

結局は、自分の役に立つ情報をしっかりととらえることが大事なんですよ。

きっと一位の子は、そういう動きができているんでしょうね。

 

ぜひ、こういう子の動きは真似をしてほしいです。

いずれ塾からは離れなきゃいけないときが来るでしょう。

そのときに、自分の力で這い上がることができなければ、何も成し遂げることはできませんよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

うちの塾は、小っちゃい塾ではあるけれども。

うちは私1人でやっているため、規模的にはかなり小さいです。

大手の設備と比べても、かなり小規模な設備でやっています。

まぁ、最低限のことができるといった状態でしょうか。

 

それでも、上位10%に入っている子は9名います。

上位10%というのは、100名いたら10位以内を指します。

まぁいわゆる優等生ってやつでしょうね。

 

こんな小規模な塾でもそれだけの優秀者が在籍しているんです。

とはいえ、これは塾の功績ではなく、たまたまできる子が在籍しているってだけですけどね。

 

ちなみに、うちの生徒の多くは大きくジャンプアップしたわけではなく、中1の最初から上位に居続けるんですよ。

だから、よく広告で見るような100位から10位にジャンプアップみたいことは起こってはいないんです。

 

点数を100点アップとかは何人も成し遂げたことはありますけどね。

それでも上位10%に入れるようになった子はいないです。

 

本当は劇的に成績アップみたいな子を作ってみたいんですけどね。

まぁ、これも運が絡む話ですので、狙ってできることではないんですけどね。

 

話を戻します。

うちの優秀者の多くは、最初から優秀だった・・・というよりも小学生のころから在籍していた子が多いんです。

そして、中1の最初のテストからしっかりと勉強させてきたので、優秀者のまま中学校生活を過ごせるのです。

 

つまり、もし、我が子に優秀者になってもらいたいなら、早めに塾などの学習機関に入れてしまった方がいいんですよ。

もしくは、家庭学習の習慣をきちんと身につけさせた方がいいんです。

 

オススメは後者ですけどね。

塾はお金がかかりますし、本来勉強というものは自らの力でやっていくものですから。

家庭学習をしっかりとやらせ、成績が少しでも下がったら塾に入れるのが理想かもしれませんね。

 

最悪なのは、後手に回ることなんです。

つまり、成績が下がってから慌てて塾に入れたり、慌てて家で勉強させたりするのはダメってことです。

 

優秀な生徒の多くは、その親の行動力が素晴らしいです。

親がしっかりとした考えのもと行動しているから、子どもも立派に育つんです。

 

だからこそ、親が子どものために行動してくださいね。

何かしらの行動をしないと、どんどん状況はマズいものになってしまい、取り返しがつかない状態になってしまいますからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

夏期講習において大量の授業は必要ないですよ。

うちもそうですが、7月の末から他塾でも夏期講習が始まると思います。

特に受験生にとっては、この夏が学力を上げるチャンスになりますから、塾の夏期講習には参加した方がいいでしょうね。

 

しかし、いくら受験で必要だからと言って大量の授業をとる必要はありません。

大手の個別指導塾になると、この夏期講習で多くの授業をとることを推奨されます。

金額にすると、10万を越えてきたりします。

 

大手の個別指導塾の先生は、塾の講師だけでなく営業マンだったりもするので、いかにもその授業数が必要だということを説得してきます。

そのセールストークに乗っかってしまうと、膨大な授業数を入れられてしまうのです。

 

私はこのブログで何度も書いていますが、授業だけでは成績を上げることができません。

授業よりも自学の時間を多くした方が成績は上がるのです。

 

もちろん、授業でわからないことを教えてもらうのは効果的です。

しかし、授業を受け続けてどんどん理解できたところで、問題演習をして復習しなければ意味はないのです。

 

せっかく理解したことも、授業後の勉強が不足していれば、頭に定着せずに消えてしまいます。

毎日90分3コマ以上の授業を受けると、それだけで疲れてしまいます。

授業後に自学する気力がなくなるほど、授業をとってはいけないのです。

 

要はバランスが大事なわけです。

授業だけ大量にとっても意味はないんですよ。

 

ただ、塾側からすると授業を増やさないと講習費を上げることはできませんからね。

執拗に授業数を増やすことを勧めてくるのは異常だと感じてくださいね。

もし、そこの個別指導塾を信用していて、先生の言う通りに動きたいと思っても、自学の時間がしっかりととれているかは確認して下さい。

 

私が考えるベストな授業数は一日2コマまでです。

それも毎日ではなくて一日おきが理想でしょう。

授業日の次の日は、授業で習った内容を復習した方がいいと思います。

 

もしくは、毎日1コマ授業を受けて、その後に残って自習をさせてもらってください。

家に帰ればゆっくりとしてしまいますから、授業後にしっかりと問題演習できるように、塾の自習スペースで勉強させてください。

 

このようにバランスのとれたペースで勉強ができれば、きっと成績は上がってくるはずです。

とはいえ、夏休み中に成績は上がらないんですけどね。

 

成績が本格的に上がってくるかは、3ヶ月以上真剣に勉強したかどうかに関わってきます。

いくら夏期講習で勉強しても、その期間内に成績が上がるのは、以前から努力してきた子に限られるのです。

 

大事なことは塾の言いなりになって、授業のコマ数を増やさないことです。

自分の子どもがどれだけ努力できるのか、それをしっかりと見極めた上で、最良の夏期講習を選択してくださいね。

 

なお、申し訳ありませんがうちの塾の夏期講習は新規生を募集していません。

夏期講習をご希望の方は他塾に体験授業を受けた上で最良の塾をお探し下さい。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

優秀な子と平凡な子の違いは授業を受けるスピードに関わっている。

同じ個別指導を受けていても差ができてしまうのは、その生徒の能力に関わってきます。

優秀なら理解が速く、個別指導の授業もどんどん進んでいきます。

 

どんどん進んでいけるということは、学校の授業に追いつかれることなく、先取り学習ができていくということです。

そして、あまりにも進みすぎてしまえば、復習の時間さえ確保できます。

 

つまり、うちのような個別指導の塾において、優秀な子ほど得をしているということになるのです。

 

一方で、平凡な子はどうなのか。

こういう子たちは、まず書くのが遅いです。

書くスピードが遅く、そして字が汚いのも特徴です。

 

字が汚いというのは、字を覚えるのにも苦労しますし、計算問題のミスも多発してしまいます。

そもそも計算過程をきれいに書けないのですから、ミスをしても気づくことがないのです。

 

そして、何を取り組むのもいい加減であるという特徴があります。

一つ一つを堅実に行っていくということができないのです。

 

これは周りのスピードに追いついていないことが影響しています。

周りがどんどん進むから、何とかして追いつきたい・・・

でも、自分の能力ではどうもならないから、手抜きをして進めていく・・・

 

こういった悲しいプロセスがあり、勉強のできない子になっていくのです。

もし、集団授業の塾に通っていたら、もろに影響を受けるでしょうね。

 

勉強のペースに追いついていけないということは、落ちこぼれになるということになります。

塾でも学校でも落ちこぼれになってしまえば、この子の中の勉強のモチベはなくなっていくでしょうね。

 

うちは個別指導ですから、その生徒のペースに合わせて指導はできます。

ただ、この場合も生徒のペースが遅ければ、どんどん学校の授業から置いていかれることになるのです。

 

うちの授業も週に1回程度しかありませんから、授業で教えられる内容は大したことがありません。

理解を深められるかは本人の努力次第になってしまうのです。

 

ただ、勉強のモチベがない子は自学も思うようにはできません。

結局、勉強時間が足りないために、この子は落ちこぼれから脱却できないということになってしまうのです。

 

大手の個別指導塾なら、増コマを提案されるでしょうね。

授業時間が少ないのであれば、増やして指導時間を増やすしかないのですから。

 

もちろん、その分の授業料は増えてしまいます。

多額の授業料を払っているのに、成果が薄くて見えないのは、授業時間を増やしたところで意味がないからなんです。

 

大事なことは授業時間を増やすことではなく、自学時間を増やすことなんです。

授業で理解したことを覚えているうちに必ず復習をする・・・

これが王道の勉強方法であり、これ以上の勉強方法はありません。

 

凡人が秀才に抵抗するためには、時間をかけるしかありません。

家で遊んでばかりいる子が、日の目を見ることはありませんよ。

そういう子ほど早めの努力を始めないと手遅れになります。

 

テスト結果が芳しくないのであれば、すぐに家庭学習をさせましょう。

家で勉強させることを約束として親が管理することから始めて下さいね。

 

いきなり塾に頼るのは辞めた方が良いと思いますよ。

なんでもかんでも外に頼るのは自分を弱くしますからね。

まずは内で努力をしてどうしようもなかったら、外の力を借りていきましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

言うことを聞いていれば、ほぼ100%成果は出る。

今回とある中学校のテストで、うちの生徒二人が数学で100点をとってきました。

どうやらその学年では100点をとった子は三人いるらしく、そのうちの二人がうちの生徒だったとのことです。

 

まぁ、こういう快挙は年に数回はあるのですが、大体こういう快挙を起こす子って私の言うことを聞く子なんですよね。

今回の範囲は、計算が合っているかの確認をきちんとすれば必ず満点がとれるよと言い続け、そしてそれを実践してくれたわけです。

 

基本的に私は生徒に同じ指導をしていますが、私の言う通りに勉強できるかどうかで成果は変わってくるのです。

この子たちは小学校時代からうちに通い続けている生徒です。

うちのやり方が染みついているからこそ、私の言う通りに行動できるんでしょうね。

 

成績が上がるかどうかを決めるのは、素直に私のアドバイス通りに動けるかです。

私は効果的なアドバイスしかしません。

それを信じて行動すれば、悪いことは起こらないのです。

 

ちなみに、このアドバイス通りに動くというのは、難しいですよ。

何せ私のアドバイスは厳しいですからね。

子どもがその通りに動けるかどうかは、正直微妙なところです。

 

では、どんなアドバイスをするのか、それはどんな風に勉強すればいいかを言うだけです。

私は塾生に毎日勉強するように指示しています。

学校の授業が進んだら、その分だけすぐに学校ワークをやりなさいと指示しているのです。

 

人は時間が経つと授業内容を忘れますからね。

まだ覚えているタイミングで復習をしないと、全く問題が解けなくなりますし。

であれば、授業で習ったことがまだ頭に残っているうちに勉強するのです。

 

しかし、このアドバイスをきちんと聞いている子は少ないです。

正しい勉強方法を伝えているのに、実践する子は少ないのです。

こういう子は塾に通っても成績は上がりません。

 

かたくなに私の言うことを聞かない子なんて数学は30点代ですよ。

もう笑えないくらい点数が低いんです。

まぁ、これは当たり前のことで、この生徒は私の言う通りに動いてませんからね。

 

ここからわかるのは、たとえ塾に通っていたとしても、成績が上がるかはその子次第なんです。

その子自身が動かなければ、いくら塾が優秀でも成績は上がらないんですよ。

 

うちの塾で成績を上げている子は素直な子が多いです。

完璧にアドバイス通り動けないとしても、なるべく塾の言う通り動くようにする・・・

そんな子が多いんですよね。

 

ちなみに、塾のルール通り動けない子は、私から説教食らっていますからね。

そして、あまりにもルール通り動けないなら、退塾してもらっています。

まぁ、最近は退塾者はいませんけどね。

 

これはうちの塾だけの話ではありませんよ。

他塾に通っても、その塾の言うことを聞かないなら成績が上がらないのは当たり前なんです。

それは塾が悪いのではなくて、その子自身が悪いんですよ。

 

もし、うちの子は悪くない、塾が悪いと言いたいなら、まずは塾の言う通り行動しましょう。

塾のアドバイス通り行動しているのにも関わらず成績が上がらないなんていうのは、それは確実に塾のせいですからね。

 

せっかくお金を払って通っている塾です。

最大の成果が出るように一生懸命に取り組んで下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

漢字ができない子が勉強に苦労するのは当たり前。

私的には漢字はめちゃくちゃ大事だと思っています。

本来なら、英単語よりも漢字の方が大事です。

 

なにせ私たちは日本人ですからね。

圧倒的に英語よりも漢字を見る方が多いのです。

 

そもそも漢字ができない子は勉強ができません。

どれだけ他の教科で点数をとっていようが、私は能力が低いと思ってしまいます。

 

とはいえ、私も漢検1級は持っていないので、ものすごく漢字ができる人と比べると能力的には劣ってしまいますけどね。

それでも、常用漢字であればたいていは理解できますので、やはり漢字は大事だといわざるをえないんです。

 

なぜここまで漢字を推しているのかというと、学生たちが読んでいる教科書は日本語で書かれているからです。

日本語で書かれているからこそ、漢字の意味をしっかりと知ることは大事なことなのです。

 

漢字は表意文字ですからね。

漢字でできている熟語などは、漢字の意味から類推することで熟語の意味を推し量ることができるのです。

 

漢字の知識がないということは、その用語の意味がわからないということになり、国語だけでなく他教科にも影響が出てくるのです。

数学の用語も、英語の説明もすべて日本語で書かれているわけですから、主要教科もできなくなっていくんですよ。

 

だからこそ私は漢字で書くことを注意し続けますし、漢字のワークなどをやるときはテストをすることを推奨しているのです。

漢字で覚えることで初めてその言葉の意味を理解できるのですから、漢字で書かずにひらがなで覚えたところで意味はないのです。

 

ひどいのは漢字の読み方がわからず、ひらがなで書いた答えが間違ってしまうことです。

漢字もできないし、用語の正確な言い方もわからないでは、点数をとれないのも仕方のないことなんです。

 

まぁ、今の日本人全体の漢字力が下がってきていますからね。

テレビのテロップやネットの記事などを見ていても誤字脱字が目立ちますしね。

大人でも漢字のミスが多いのですから、一概に子どもだけを非難することはできませんが、それでも漢字を大事にしないのは問題なんです。

 

漢字が得意でない子は、本が読めなくなりますよ。

漢字ができないというのは、語彙力がないことにもつながっていきますからね。

 

それでは大学受験は突破できないでしょうし、大学でレポートなどを書くことができるかどうかも謎です。

レポートが書けなければ大学は卒業できませんよ。

 

社会に出たって報告書やら提案書などを書かなきゃいけない仕事に就くのなら、漢字力は必要ですよ。

どれだけ技術が発達しても、われわれは日本語を使っていくのですから、漢字をしっかりと覚えていくことは将来に役立つんです。

 

勉強の意味という観点でいえば、漢字を覚えることは最も有意義なんじゃないですかね?

せっかく勉強しているのですから、漢字から逃げることなく、しっかりと意味を含めて覚えてもらいたいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

この地域の教育レベルはとてつもなく低い。

塾の近辺の高校の偏差値はとても低いです。

今までの地域一番の公立高校である佐原高校ですら、偏差値が56程度まで落ち込んでいます。

 

これは、少子化の影響が大きいのは間違いないのですが、それ以外にも子どもたちの学力低下が考えられます。

極端に勉強しなくなった子が多くなってしまい、夢も持たない子が増え続けている影響なのです。

 

残念ながら、この地域の子が有名大学に進学することは困難になりつつあります。

勉強のやる気のない子が多くなってしまい、学校の雰囲気もどんどん悪化しています。

 

今までなら進学校の雰囲気は勉強について前向きではありました。

しかし、それももうすでにおかしくなっているのです。

 

普段から勉強せず、スマホで遊び続ける高校生が増加することで、この地域の学力は地に落ちてしまいました。

もともとそこまで高くはありませんでしたからね。

 

人口の多い都心部であれば、偏差値が65程度の高校が存在しています。

そういう高校に通うだけの実力があるなら、有名な大学に進学することも可能でしょう。

 

ちなみに、私が言っている有名大学というのは、箱根駅伝で聞くような大学から東大のような誰もが知っているような大学を指します。

 

ネームバリューの高い大学に進学したくても、この地域の学力では太刀打ちできないのです。

 

もし、有名大学に通いたいというのであれば、それこそ地域でトップを目指すしかありません。

これだけ学力レベルの下がった地域にいるにも関わらず、それでもトップ立てないというのは、全国レベルには敵わないということになります。

 

毎日勉強するのは当たり前、しかも模試で好成績をとる必要があります。

学校内でトップクラスになったといっても、それはあくまでも地域の高校のトップでしかありません。

全国の猛者と戦えるのは模試しかありませんからね。

 

ちなみに、模試だからといって何でもいいわけではありません。

河合塾模試や駿台模試レベルで好成績をとらないと意味はないのです。

 

しかし、この地域の高校が採用しているのは、進研模試です。

この進研模試、トップクラスの高校では採用すらしていません。

 

偏差値が65を超える高校では、進研模試は実施しないのです。

つまり、裏を返せばそれだけこの地域の高校のレベルが下がっているということなのです。

 

この現実について知っているのはほんのわずかです。

教育に携わっていたとしても、知らない人は知らない情報なのです。

 

別にどこでもいいから大学に進学できればいいのであれば問題はありません。

しかし、そんな三流大学に進学しても、就職なんて簡単にはできませんよ。

 

学歴社会はいつまでも社会に根ざしていますし、大学の名前はその人の能力を示す一種のラベルみたいなものですから。

もちろん、18歳の頃における能力でしかありませんけどね。

 

ただ、有名大学に進学したということは、努力を続けてきたのだと認めてもらえるのです。

大学に進学した人は、その人がどれだけの努力をしてきたのかを大学名で判断できますからね。

 

この底辺の地域でのし上がっていくためには、人以上の努力をするしかありません。

我が子の立身出世を願うなら、高校に入っただけで満足なんてしないでくださいね。

この地域のレベルの高校では、入学できたからといって、何も偉くはないのですから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

逃げ癖をつかせないためには。

子どもは基本的に弱い生き物です。

意思が弱く、自分から言い出したことでも成し遂げることができません。

ちょっと大変になってくると弱音を吐き始め、徐々にやらなくなっていきます。

 

そして、その姿を見た親が少しでも逃げることを許してしまうと、子どもは簡単に逃げるようになります。

できれば親は子どもの逃げを許すことなく、子どもの頑張りを応援しつづけてほしいのです。

 

もちろん、嫌なことを続けることはありません。

しかし、子どもが一度決めたことをすぐに放り投げてしまうのは、子どもにとって悪影響でしかないのです。

 

普段から逃げ癖がついてしまうと、いよいよ本番となったときも逃げることを選択します。

勉強で言えば、志望校に関してそうなることが予想できます。

 

自分の実力よりも高みを目指すことになるのを諦めてしまうのです。

本来、志望校を諦めるかどうかは、ギリギリまで考えることができます。

高校受験であれば、1月いっぱいまで考えることができるのです。

 

ギリギリまで志望校を目指し、どんなに頑張ってもその高みへ上がることができなければ、諦めざるをえないでしょう。

しかし、早々に志望校を諦めてしまうのは、非常にもったいないことなのです。

 

そもそも早期に志望校を下げてしまうと、勉強しても成績が上がらなくなります。

人は目標が高くないと、成長はしないものなのです。

 

あまりにも高い目標でなければ、人はそこを目指して頑張りますからね。

もし、その目標に届かなかったとしても十分に成長することができるのです。

 

子どもが逃げ出すことを防ぐためには、親がある程度コントロールするしかありません。

そのためには、子ども自身が決めたことは必ず守らせることが大事になってくるのです。

 

諦めようとしてもすぐには許可してはいけません。

もう少し頑張ってみようよと背中を押してあげることが大事なのです。

 

もしあまりにも聞き分けがないなら、強引にでもやらせることも必要かもしれませんけどね。

それでも、何かを成し遂げる経験の方がよっぽど大事なんですよ。

 

これから夏を迎え、受験生にとっては山場をむかえます。

目標は高く設定し、それに向かって行動していかなければ、子どもの成長はないでしょう。

成長がなければ志望校の合格は難しいかもしれません。

 

諦めるのはあがいた後だと思います。

最低でも才能がないなんてくだらない理由で諦めさせないでください。

やることやってからでないと、才能がないかどうかはわかりませんからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

テストが返却されたら大いに反省してほしい。

中学生のテストが終わり、その答案が返却されてくる頃だと思います。

保護者の方には、その結果を見てその点数だけに注目するのではなく、テスト勉強を頑張れたかを確認してほしいんです。

 

例えば、低い点数をとってきた教科に関して、その勉強は十分に行ったかを確認してみましょう。

勉強時間が不足していたり、勉強内容が網羅できなていなかったりしたら、その反省を活かして次のテストに備えればいいわけです。

 

しかし、もしわかんないと言ってきたら、その子はその点数に関心がないことになります。

そもそも高得点をとろうと勉強していなければ、反省を促したところで反省できるわけもありません。

 

そういう場合は、まずは意識付けからなんとかしないといけません。

点数に無頓着な子というのは、成績がどんどん下がり続けます。

親がいくら怒ろうが、子ども自身が何とも思わないんですから、成長するはずもないんです。

 

ある程度、熱意を持ってテスト勉強をしていれば、その結果に憤慨するはずです。

何でもっときちんと勉強してこなかったのかと・・・

 

この気持ちが何よりも貴重なんですよね。

こういう反省の気持ちがなければ、人は成長していかないんです。

 

別に一度のテストの結果が悪くても問題はありません。

最終的に入試で点数がとれればいいわけであり、一位を目指しているのでもなければ、問題はないんです。

 

逆に悪い点数をとることは、その子を強くさせます。

失敗をしなければ反省することもないですからね。

適度な失敗はあえてしたほうがいいんですよ。

 

うちの子の中にも今回のテストで失敗した子がいました。

その子はいかにもばつが悪そうな顔で、点数を報告してくれましたが、私はその点数については何も言いませんでした。

 

しかし、勉強で不足していたことがあったのではないかという指摘はしました。

基本的にはどういうテスト勉強をするのかは、生徒に任せているのですが、その子の勉強方法って未熟なんですよね。

 

どうしても好きな勉強しかしないところがあって、そういう甘さが点数に表れてしまったんですよ。

きちんと反省をすれば、次からは改良した勉強方法を試すことができます。

 

もちろん、それが適切な勉強方法になるかどうかはわかりませんけどね。

この子の今後の動向を期待したいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

入ることがゴールだと思ってはいけない。

うちに1人、公立の付属中の子がいます。

そして、この子には何度も成績を上位でキープするように話をしています。

 

実際、最初のテストでは上位にいられているので、私の指示通りになっています。

もちろん、これは本人が勉強したから成し遂げられたことです。

とはいえ、塾からこんな話をされなかったら、同じような成果が出ていたかはわかりません。

 

これは高校生にも同じことが言えます。

進学校に入ったということは、大学進学を希望しているということです。

であれば、学校の上位を目指すべきなんです。

 

どれだけ立派な高校に入ろうとも、その全員が有名大学に進学できるわけもないんです。

高校受験はあくまでもその高校に通える権利を得るだけなんですよね。

そこがゴールではなく、そこからがスタートなんですよ。

 

しかし、多くの親たちは、高校受験をゴールだと勘違いしています。

地域で一番の高校に入ったのは、さぞかし自慢できることなんでしょう。

我が子の優秀さに鼻高々になるのはわからないでもないですが、高校受験って何も成し遂げていないんですからね。

 

正直、高校はどこに通おうが構わないと思います。

もちろん優秀な高校に通った方が、良い授業は受けられるでしょう。

ただ、それでも自らが勉強しないのであれば、落ちこぼれになるだけなんです。

 

上記の付属中の子の同級生の中には、テストだというのに全く勉強しない子がいるらしいです。

何のために付属中に進学したのかと疑ってしまう話ですが、実際にそういう子は多いんでしょうね。

 

基本的にこれは子どもが悪いのではなく、親が悪いんですけどね。

親の認識が甘ければ、子どもが危機感を持って勉強するわけもないでしょう。

 

どの集団でもそうですが、その集団の落ちこぼれになってしまっては終わりです。

最初夢見ていた理想の進路には、到底進むことはないでしょう。

 

努力を止めた人間に待っているのは、誰もが行けるような進路しか残されていません。

社会はそんなに甘くはありませんからね。

歩みを止めずに努力し続けている人がいるのだという現実をしっかりと認識した上で、子どもが進むべき道を見て下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

勉強は挽回が難しいものなんです。

成績が下がってきたから塾に入れよう・・・

もう受験生だから受験勉強のために塾に入れよう・・・

 

こういった理由で塾を探される方は多いです。

というか、ほとんどがこういったマイナスな理由なんですよね。

 

もちろん、塾に入れればそれなりの成果は期待できるでしょう。

わからなかったことがわかるようになるわけですから、勉強だって楽しくなるかもしれません。

 

しかし、勉強はすべてがつながっているものなんです。

塾に入れる時期が遅くなればなるほど、その子の中に勉強の穴が広がっていきます。

その穴を塞ぐのは容易ではなく、下手をすると普通に塾に通う子たちよりも時間がかかってしまうかもしれません。

 

受験生などは手遅れになることもあると思います。

時間が限られているにも関わらず、今までの負債をなんとかするのに時間がかかってしまっては、理想的な成長は成し遂げられないでしょう。

 

別に塾に入れるのがすべてではありません。

もし、上記の理由が出てきたのなら、まずは勉強の習慣を身につけさせることから始めてみてください。

勉強の才能がある程度あれば、自学だけで勉強はどうにかなる可能性があります。

 

塾にいれるのが時期尚早だと思うならなおさらです。

何もしなければ成績は下がっていくのが当たり前なんですから、手をこまねいてないですぐに動き出しましょう。

 

では、理想的な勉強のタイミングはいつなんでしょうか。

答えは早ければ早いほうがいいとなります。

とはいえ、幼児教育では早すぎる可能性もあるので、どの教育から始めるかを考えた方がいいでしょう。

 

小4くらいまでは家庭学習メインでやらせるのが良いかと思います。

まだそのくらいまでなら、保護者の方も教えることが可能かと思いますし、家庭学習が習慣化されればそれだけで成績はキープできますからね。

 

小5くらいから勉強のレベルも上がってくると思いますから、塾にお世話になるのも手だと思います。

ただ、ここで相性の悪い塾に通うことないように、しっかりと下調べはしてほしいですけどね。

 

第一優先は家庭学習の定着です。

たいていはここで問題は解決できるはずです。

それでもどうしようもなかったら塾に入れることを検討しましょう。

 

これならマイナスな理由ではなく、プラスな理由になっていると思います。

状況に押しつぶされることなく、余裕をもって最適解を出して下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

自分の好きなようにやってみたらいい!

先日、とある高校生から進路について質問されました。

いろいろと悩んでいたらしく、それなりの時間相談に乗りましたが、なんとかスッキリできたみたいですね。

 

基本的に私は、高校生に推薦入試を勧めています。

それは、一番大学に受かりやすいからです。

 

大学入試は一般入試で勝負する方法もありますが、どうしても成績が届かなかったり、倍率が高くて合格しづらかったりしてしまいます。

特に首都圏の有名大学の合格は困難を極めており、一般入試で受かる可能性は本当に低いのです。

 

とはいえ、推薦入試だって楽な道ではありません。

高校の定期テスト毎にしっかりと点数をとり続けなくてはいけませんし、課題をきちんと提出したり授業態度を良くしたりと、学校では優等生でありつづけないといけません。

 

それを最低でも高3の前期まで続けなくてはいけませんから、かなり辛い道のりなのです。

それだけ辛い道のりでも、推薦入試、特に指定校推薦で大学を受験できれば、かなり合格がしやすいのです。

 

推薦入試は青田買いの意味合いが強いですからね。

優秀な生徒を先にとってしまいたいということで、大学側も甘めに判定してくれるんですよ。

 

ただ、推薦入試の風当たりは強いです。

通っている高校次第ですが、高校側が推薦入試自体を否定してくる場合があります。

 

そもそも推薦って優等生でしか選べない受験方法なんですけどね。

我が生徒を誇ることはあっても、否定することはしないはずなんです。

 

しかし、高校の先生が認めているのは学力で勝負する一般入試で合格することなのです。

高校の指導力が優れているのだと、周りに伝えたいのでしょうが、そんなのただの見栄でしかありません。

 

その指導力を売りにして生徒募集につなげたいと考えているのでしょうが、商売の素人が考えそうな浅はかな考え方ですよね。

私立高校の中には真逆の行動、つまり推薦入試を推しているところもあるんですよ。

私も戦略的にそちらの方が正しいと思いますけどね。

 

頑張っている生徒を素直に送り出せないのは、高校側のゆがんだ考えでしかありません。

だからこそ、どれだけ高校の先生が止めようが、胸を張って推薦入試を狙ってほしいのです。

 

そもそも推薦入試を狙うということは、一般入試にも良い影響がありますからね。

しっかりと三年間勉強を続けるわけですから、全く勉強してこなかった人よりも有利に話が進むはずなんですよ。

 

一般入試に回らざるをえない人の多くが、高3まで勉強してこなかった子ですからね。

部活を一生懸命頑張っているならまだしも、ダラダラと高校生活を過ごしてきた子が一年でなんとかなるわけもないんです。

 

中学時代によっぽど優秀なら話が違いますけどね。

もともとが要領の良い子でないと、高3の一年勉強したくらいで、有名大学に受かるわけもないんですよ。

 

ただ、私は必ず推薦で大学を受験しろとは思っていません。

例えば、自分の行きたい大学が推薦入試を実施していなかったり、高校の指定校推薦の中に自分の学びたい学部がなかったりしたら、推薦入試は避ける以外ありません。

 

また、自分の可能性を試したいというのなら、学力で大学受験をするのもアリでしょう。

あくまで3年間勉強するという前提であれば、自分の可能性に賭けてみる価値はあるでしょうね。

 

要は、最終的には自分の好きなようにやってみたらいいんです。

あくまでも私が言っているのは、大学への最短経路ですからね。

最短経路といいつつ、かなりの茨の道ではありますがね。

 

自分の力で成績を伸ばせるのであれば、その力を信じることも大事です。

大学に受かるのですら、人生の通過点に過ぎませんからね。

人間的に大きくなるためには自力で生きていく力がどうしても必要ですから。

 

よくよく考えて最適な進路先を決めてくれればいいのだと思います。

ちなみに、私はアドバイスはすれど、こうしなさいとは言いません。

 

決めるのはあくまでも自分ですからね。

そこを間違えないようにしてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

生徒の意識はどこに向かっているか。

うちの塾ではテスト前にかなりの勉強をやらせます。

今日がそのテスト日だったので、前日までそれなりに勉強をやらせました。

 

基本的には自分で考えて勉強してもらっています。

もし勉強方法が分からないなら、学校ワークの繰り返しをやってもらっていますね。

 

中には教科書を読み返す子がいたり、ノートまとめをする子もいます。

まぁ、ノートまとめはあまり効果的な勉強方法とはいえないので、なるべくなら辞めてもらっていますけどね。

 

それでも、やってみて失敗しないと人は反省しませんからね。

基本的にはなんでもいいからやってみろというスタンスで勉強させているのです。

 

自由に勉強をやらせてみてわかるのは、その子の勉強に対する意識です。

 

ワークの問題を解いていて、分からないことがあったら分かるようになるまで粘っているかどうか。

知識を整理しなくちゃいけないのに、その知識の整理がきちんとできているか。

間違えた問題は解けるまで繰り返し解いているか。

 

以上のような取り組みを自然とできているか。

それによって生徒の意識が分かってくるのです。

 

当たり前ですが、言われてやっているだけの子は、行動のレベルが低いです。

どうしても適当にやってしまうところがあるので、テスト勉強をしてもその努力がテストの点数に反映されることはないでしょう。

 

単にテストの点数を上げたいと願っているかどうかなんですけどね。

テストの点数を上げたいと考えるなら、それにふさわしい行動があるはずなんです。

 

しかし、テストの点数を上げたいと考えていない子は、行動そのものの効果が薄いんですよ。

効果が薄いのはテストで点数をとるイメージができていないからなんです。

こればかりはテストの点数をどうやってとっていくのかが経験でわからないとダメなんですどね。

 

基本的に試行錯誤をしながら勉強方法を突き詰めていかないといけません。

今回のテストで失敗をしたら次にどういかすかが大事になってくるわけですよ。

 

そのためにも、結果が出たら即反省しないといけません。

失敗の記憶が新しいうちに反省をしないと、せっかくの経験がムダになってしまいますからね。

 

テスト結果は今週中、遅くとも来週までには出ると思います。

頑張って結果がどうだったのかしっかりと確認するようにしてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

成果を出していれば、進路は選べるものなんです。

子どもの多くが夢を持たず、何を目標に勉強を頑張ればいいのかがわかっていません。

今の日本では将来の夢に憧れを持つのは厳しいのかもしれませんがね。

 

とはいえ、どういう道に進むかはいずれ決めなきゃいけません。

そうしなければ、高校選びも、そしてその先の進路も決めることができませんからね。

 

理想はなりたいものが決まっていることです。

なりたいものが決まっていれば、逆算しながら目標を決めればいいだけですからね。

 

例えば、看護師になりたいとします。

その場合は、大学に進学するか、専門学校を目指すかを決めないといけません。

もし、大学を目指すとしたら、どの大学がいいかを選ばないといけません。

 

最低でも進学校に通わないと大学に合格するのは難しいですからね。

自分の実力にあった進学校に何としてでも進学しなきゃいけません。

 

であれば、中学時代にどれだけの勉強をしなくてはいけないのか。

大学進学に有利な高校は、それなりの成績がないと受かることはできません。

 

そもそもギリギリ合格を狙っているようでは、その高校で落ちこぼれになるのは目に見えていますから、しっかりとした成績で受験しなければいけないでしょう。

 

もし、小学生の頃から夢がハッキリしているなら、目の前の勉強を頑張るほうがいいでしょう。

勉強の基礎は小学校で決まりますからね。

 

小学生時代に勉強が不得意の子が、中学に上がったらできるようになるなんてことはありませんよ。

小学校ごときの問題が解けない子が、中学の問題が解けるわけもなく、ましてや高校の勉強に追いつけるわけもありません。

 

すべては小学校で決まるといっても過言ではないほど、小学校の勉強は大事なんですよ。

 

もし、もう小学校は終わってしまって、小学生のときに勉強した記憶がなければ、中学の勉強を頑張らないといけないに決まっています。

結局はコツコツ努力をしてきた子が勝つようにできているんですから、思い立ったらすぐに行動に移さないといけないんですよ。

 

一方で、日々勉強をし、成績は上位で居続けるなら、早めに進路を決める必要はないです。

成績が良いということは、進路を選ぶことができるってことですからね。

やはり努力をしている子は強いんですよ。

 

進路が決まっていないから頑張らないのはマズいですからね。

将来の夢を選べる立場になるためには、しっかりと目の前の勉強を頑張りましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

最初のテストを頑張らせることの意義。

中1生にとって、最初のテストが迫っています。

このテストが順位が出る最初のテストという中学校も多いと思います。

順位が出ることで、自分がどの程度の位置にいるのかが見えてくるわけですが、この順位はできるだけ高い方が良いでしょう。

 

なぜ順位にこだわるのかというと、高い順位というのはその子のプライドに関わってくるからです。

人は好成績を一度でもとると、その成績をキープしようと考えます。

最低でも前の順位よりも下がることのないように、次のテストでも準備をしっかりとしようとするのです。

 

こうすることで、成績上位者は成績を維持しようと努力します。

誰から何を言われずとも、自然と勉強するようになるのです。

 

もし成績が下がったとしても、一度でも好成績をとっていれば、以前の順位に戻そうと努力をします。

すべてはプライドから来るものであり、プライドが高い子は行動自体が変わってくるのです。

 

だからこそ、この最初のテストが大事になってくるのです。

最初のテストでこけてしまえば、そのままこけ続けることになってしまいます。

それこそどん底まで落ちて、初めてヤバいと感じ始めるのです。

 

ただ、それではもう遅いんですよね。

一度どん底を味わった子は、自分の力を信じることはできません。

どうせダメだろと諦めから入ってしまい、勉強をさせようと思っても全く動かなくなってしまうのです。

 

もし、そのタイミングで塾に入れても、「焼け石に水」状態になってしまいます。

塾に通い続けても成績が上がらずに、くすぶり続ける子になってしまうだけなのです。

 

中には塾の授業で勉強が分かるようになり、どんどん勉強が楽しくなるケースもあるでしょう。

ただ、そんなのはまれなケースであり、誰もがそうなるとは限らないのです。

 

こういうことを想定してすると、いかに最初のテストが大事なのかがわかると思います。

最初のテストにおける成功がその子の未来を決めるといっても過言ではないのです。

 

しかも、最初のテストは比較的簡単ですからね。

これから行われるテストはどんどん難しくなっていきますし、やらなきゃいけない範囲も拡がっていきます。

どんどん点数をとることが難しくなってくるのですから、最初のテスト以上に取り組みやすいテストはないんですよ。

 

最低でもテストに向けて頑張らせることが大事です。

頑張っても成績がとれないとショックではあると思いますが、単純に勉強の量が足りないだけの可能性もあるので、この経験は次のテストに活きてくるのです。

 

最悪なのは、何も努力をしないことなんです。

勉強は経験が大事ですから、頑張った経験だけでもやっておいた方が良いんですよ。

 

この土日にテスト勉強を頑張らせるのは大事ですよ。

テストを大事に思えない子は、その後の勉強にも支障が出てきますからね。

ぜひ、この機会にしっかりと頑張らせて下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

やる気のない子に指導するのはしんどい。

うちの入塾規約には生徒自身が勉強へのやる気があるかどうかを条件としています。

そのやる気というのは親ではなく、子ども自身が持っていないといけません。

 

親がどれだけ子どもに勉強してほしいと思っていても、それが子どもに伝わっていないなら、うちの塾には入ってほしくはありません。

なぜなら、勉強のやる気がない子が、うちのカリキュラムについてくるのはキツいからです。

 

勉強を効率よくスマートに指導していく・・・こんな理想的な指導を私は目指していません。

うちの塾は何度もノートに問題を解き、暗記するために何度も練習し、何度も頭を悩ませて勉強してもらう場所です。

つまり、自分の力で成果を出してもらいたいと考えている塾なんです。

 

だからこそ、塾技みたいな裏技はあまり教えません。

テスト対策プリントなるものを配布したりもしませんし、テスト対策授業を別途実施することもありません。

 

愚直に努力することで生徒自身に強くなってもらうことを願っているのです。

自分の力で成果をあげた人間はその経験が今後の人生の糧になります。

そういう経験を重ねるからこそ、人は創意工夫ができるようになるのです。

 

では、やる気のない子が入塾するとどうなるのか?

まず、うちのやり方についてくることができません。

 

例えば、英単語テストです。

毎週2回の英単語テストが合格できません。

 

やる気のない子はコツコツ準備することができませんからね。

そもそもそれで成績を下げているわけですしね。

やる気のある子はなんとかしてクリアしようと頑張りますが、やる気のない子はそんな根性は持ち合わせていないわけです。

 

他には、学校ワークの確認です。

うちはテスト前に学校ワークをやっているかの確認をします。

 

本来は学校ワークは普段の勉強でやっておくべきですから、別に苦労してやることではありません。

しかし、大半の子がワークをやっていないわけで、テスト前になって慌てて勉強するのが普通なんです。

 

ただ、それでもやる気のある子はきちんと期日までにやってきます。

それこそ、寝る間を惜しんでまでやり遂げてきます。

それだけ成績を伸ばしたいと考えているからであり、やる気のある子はそういう行動ができるのです。

 

残念ながらやる気のない子は期日内に終わらせることはありません。

だから、罰を受けることとなるのです。

 

罰といっても塾で強制的に勉強させるだけですけどね。

家で勉強できないなら塾に来て勉強しろというのがうちのやり方ですので。

 

このようにうちのやり方についてこれないということは、成績も伸びないということになります。

だからこそ、やる気のない子はうちの塾には入ってほしくないんです。

さすがに成績を伸ばそうと考えていない子の成績を上げることは難しいですからね。

 

とはいえ、うちで勉強を強制的にさせられると、徐々に点数を伸ばしていくんですよね。

そうなると、少しずつやる気は出てくるのですが、そこまで生徒を指導するのは骨が折れるのです。

 

できればやる気のある状態で塾に来てほしいとは常々思っています。

そして、そのやる気を引き出すのは親の仕事なんだと思いますしね。

何でもかんでも塾に丸投げでは、思うように成績は上がっていきませんよ。

 

ちなみに、これはうちの塾だけの話ではありません。

他の塾だってやる気のある子を欲していますよ。

 

塾に入る前に、子どものやる気を上げる努力はしてくださいね。

少しでもやる気がある状態なら、塾に入れる効果は絶大になりますからね。

よろしくお願いしますね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

身を立てるのに一番簡単な方法が勉強である。

中高生くらいの年だと運動が好きな子は大勢います。

部活も楽しいし、部活以外の時間も練習に没頭する子もいます。

中には、部活が終わってから夜に別の場所で運動をする子がいます。

 

運動自体は素晴らしいものであり、何かに熱中できるのも立派なことです。

しかし、運動は頑張っても先がないことが多いです。

 

運動はどうしても才能に左右されます。

子どもの頃からやっていたとしても、才能がなければ身を立てるのは難しいです。

 

サッカーだって、野球だって、卓球だって、日本の中には才能がある子だけが生き残っていけるのです。

もちろん才能だけではいけません。

それに合わせて努力することも伴わないと上には立てないでしょう。

 

運動で飯を食っていくというのは、本当に選ばれたものだけなんです。

ましてや、プロになれるのは、ほんの一握りです。

地元では一番でも、県大会、関東大会、全国大会と範囲が広くなっても一番でいられるかはわからないのです。

 

一方で、勉強は誰にでもチャンスはあります。

やればやるだけそれなりに伸びていくものですから、勉強を頑張った方が将来に役出つことが多いんです。

 

例えば、将来やりたい仕事において資格が必要だったりした場合です。

学生のころから勉強が得意であれば、その資格の勉強も自学でやっていけるでしょう。

 

もちろん、資格もピンキリですから、難関資格に合格するのは難しいですけどね。

ただ、一般の資格であれば努力次第で合格することは可能なんです。

 

そして、その資格を活かして、仕事をすることができますからね。

資格の種類にもよりますが、お金を稼ぐことに直結しているんですよ。

 

もし、学生時代に勉強を頑張っていなければ、勉強の能力が乏しかったら、社会に出てから苦労することは目に見えています。

勉強の能力というのは仕事でも発揮するものですから、勉強ができないという人は、仕事もできなかったりするんですよ。

 

まぁ、こんなことは私に言われなくても保護者の方が一番分かっていますよね。

大人になれば、勉強の能力がないことに、打ちひしがれることが多いですからね。

かくいう私も、中途半端にしか勉強してきませんでしたから、後悔だらけなんですよね。

 

別に私は運動を否定しているわけではありません。

そうではなく、運動をしながらでも勉強はできるということなんです。

もし、運動で夢破れたとき、勉強をやってこなかったツケは必ずまわってきます。

 

運動に専念しても将来が約束されているなら問題はないですが、そんな人はほとんどいないでしょう。

であれば、運動しつつも勉強もやらせた方が良いですよ。

 

世の中には運動を頑張りつつ、勉強も頑張っている子もいます。

しかも、どちらも一流なんですから。

ちなみに、運動は頑張るけど、暇な時間はゲームばかりしているという子は大成しませんよ。

 

まぁ、運動に専念したいというなら、それでもいいですけどね。

ただ、後悔だけはしないでくださいね。

運動は怪我で挫折する場合もありますし、何の保証もないんですからね。

 

一流のアスリートはゲームなんかで暇つぶしなんかしませんしね。

大谷翔平が夜、外食に行かないという話はご存じですか?

そんなことしているくらいなら、寝て体力を回復させるために時間を使うらしいですよ。

 

余分な時間をゲームなどに費やしているようでは一流にはなれません。

やるなら徹底的に後悔のないようにしてほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

最低でも、テストはイベント化した方が良い。

中学生の定期テストが近づいています。

一部の中学は実力テストとなっていますが、どちらにしろ通知表の数値を決める大事なテストです。

 

ゆくゆくは高校受験に必要な成績ですので、頑張らないといけません。

本来なら勉強は毎日やらなきゃいけないものですから、テストをイベント化するのではなく、普段の勉強の延長線上ととらえるべきです。

 

しかし、それはあくまで理想ですし、子どもたちも毎日コツコツ勉強をしているわけではありません。

毎日勉強していないとしても、テスト前くらい勉強するのが当たり前とするべきです。

 

つまり、テストをきちんとイベントと認識することが大事なのです。

イベントとは体育祭であったり、文化祭であったりです。

 

こういうイベントはきちんと準備をした上で実施するじゃないですか。

テストもそうあるべきだと言っているんですよ。

 

まぁ、テスト勉強は個人競技みたいなものですからね。

団体で行動する体育祭やら文化祭とは違うかもしれません。

ただ、イベントとしてとらえることができなければ、頑張る理由がなくなってしまいます。

 

保護者の方もテストだから勉強しろと言いやすいですよね。

テスト前なんだから遊ぶのを我慢させるのも大事なことですしね。

 

メリハリをつけるなら、テスト後にゆっくり遊ばせればいいと思います。

ただ、何度も言いますが、勉強は毎日やらせるものであり、テストが終わっても通常通り勉強させるのがいいとは思いますけどね。

 

逆にテストをイベント化できないと、後々大変なことになります。

イベント扱いしても行動できないのは、社会人になってからマズいと思います。

 

どんな会社にも繁忙期なるものがあり、そこで社員一丸になって頑張ることになると思います。

節目節目に頑張ることが強制されるわけですから、学生時代に頑張る経験はさせておいた方がいいのではないでしょうか。

 

勉強は量をやらせることが何よりも大事になります。

効率なんて後から考えればいいんですよ。

まずは、きちんと努力する理由を作ってあげることが大事だと思いますよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

勉強しない高校生の末路。

先日、とある進学校のテスト結果を生徒から見せてもらいました。

そこには点数と人数の関係が書かれていました。

例えば、50点をとった生徒は上から数えて何番目か、などのように書かれています。

 

驚いたのは、赤点(30点以下)をとった子がたくさんいたことでした。

仮にも進学校であるなら、定期テスト前に勉強するのが当たり前です。

それなのに、全く勉強していないのだろうという子がかなりの数いたのです。

 

ちなみに、このテスト自体は難しくありません。

ほとんどが基本問題ですし、事前にどこから問題が出るかも教えてもらっていましたしね。

正直、ちょっと勉強すれば、そこそこ点数がとれるだろうといった内容でした。

 

それにも関わらず、低得点の子がこれだけいるという事実・・・

その進学校の質がかなり低下していることがよくわかります。

 

なお、うちの子たちはなんとか上位20%にはいる程度でした。

まぁ、私からはこれでも「もっと点数をとらなきゃいけないよ」と言われています。

 

結局は、いくら進学校に通おうが、そこで頑張らないと成績は下がってしまうんです。

そもそも高校の勉強は難しいのが当たり前です。

であれば、それに必死になってついていかないとダメなんですよ。

 

うちの塾生は普段から私がハッパをかけています。

私の要求は上位10%を目指しなさいですからね。

そこを目指さないのはありえないんですよ。

 

高校で下位の成績を取り続けていると、当たり前ですが大学受験はうまくいきません。

有名な大学に合格することは不可能だと思いますよ。

行けたとしても、誰でも行けるような大学でしょうか。

 

Fランクといわれる、まるで価値がないと思われる大学に通ったところで、それは人生の汚点にしかなりませんからね。

社会人になってから、出身大学を聞かれても胸を張って答えられるんでしょうか?

普通の感覚なら恥ずかしくて答えられないでしょうね。

 

未だに社会に出ると出身大学の名前はつきまといますからね。

みんなが知っている大学は、みんなが行きたいと思っているところですから、行くのも難しいんですよ。

しかも、以前と比べて、合格がしにくくなっているんです。

 

こんな田舎に住んでいる高校生が、勉強もしなくなったら終わりですよ。

高校生になったら自分が考えて行動できると勘違いしている保護者の方は多いですが、何もしなければどんどん状況が悪化するだけですからね。

 

自分の子が胸を張って社会を生き抜いていけるかどうかは、どんな場面でも頑張れるかどうかで決まってきますよ。

大学に行くのがすべてではありませんが、せっかく進学校に行ったのなら、行って良かったという結果を出してほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

今年度の保護者面談が始まりました。

うちの塾では年に2回の保護者面談を行っています。

6月と10月あたりに行うようにしていて、今回は今年度の第1弾ですね。

 

保護者面談では、子どもの家庭での勉強の様子や、子どもの進路に関して話すようにしています。

親から見た子どもの様子は、塾側は分かりませんからね。

こちらの子どもへの印象と親の子どもの印象を照らし合わせるようにしているのです。

 

大体は塾からの印象と親からの印象はそこまで違いはないのですが、それでも大きく違う場合もありますからね。

話を聞いて子どもの違った顔も知っておくことは大事なのです。

 

塾の生徒は思春期まっただ中ですからね。

なかなかに扱いが難しい場合もあるわけです。

塾としては、きちんと成績を上げることが使命なわけですが、こういうすりあわせも大事になるんですよ。

 

逆に保護者面談をしないということは、授業だけで子どもの成績をなんとかしようとしていることになります。

それは、なかなかに難しいでしょうね。

 

子どもを育てる以上、どうしても塾と家庭の連携は必要になりますからね。

連携がうまくいけば、子どもの成績はどんどん上がっていきます。

 

そもそもが塾の指導に満足していなければ、連携もとれませんからね。

この保護者会では、塾への満足度も確認しているんですよ。

 

保護者面談がうまくいくと、塾としてもホッとします。

生徒の成績以外に塾の評価を聞ける機会はないですからね。

 

親が子どもに対して何を期待しているのかを確認することで、塾の指導方針も定まってきます。

入塾面談でも確認はすることですが、時間が経過して変化が生まれると、希望自体も変化していきますし。

 

随時、その変化を確認することも大事なのです。

特に子どもの進路に関しては、何度も変化しますね。

 

子どもの興味が変わったり、子どもの成績が変わったりすれば、その進路先も変わっていくものなのです。

それを確認せずに塾も対応しつづけることはできませんから、随時確認することは大事な作業なんですよ。

 

まぁ、保護者面談自体は任意参加にしていますので、必要がない場合は無理に参加しなくてもいいですけどね。

ただ、なるべくなら、参加してもらえればと思います。

少しでも塾と保護者の連携はとったほうがいいでしょうから。

 

他塾に通っている方も、通っている塾の保護者面談は参加した方がいいですよ。

そこで、自分の要望をハッキリと言わないと、子どもは良い方向に成長しませんからね。

 

どの塾に通おうが、親と塾の連携は必要です。

ぜひ保護者会を利用してくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

周りの環境に影響を受けないためには。

ご存じの通り、この地域は学力が低いです。

茨城県全体で見ても、レベルは最低です。

近くにある進学校の偏差値はどんどん下がり、それに伴い生徒の質も下がりつつあります。

 

それもこれも、学校の雰囲気が悪いからですね。

良くも悪くも、子どもは学校の色に染まってしまいます。

 

どうしても底辺の子たちが学校の色をどんどん悪くしてしまうため、学校の先生がいくら頑張っても、学校の質が悪くなるのを止めることができないんですよね。

では、どうしたら、周りの影響を受けないようになるのか。

 

それは学力だけでも上げることで回避できます。

そして、近場の高校ではなく、少し背伸びをしてでも遠くの高校に通うべきなのです。

最低でも千葉県の高校に通うのがいいんではないでしょうか。

 

あくまで勉強で身を立てたいと考えるのであればです。

部活を頑張りたいやら、アルバイトをしたい、地元に就職をしたいというのであれば、近場の高校で事足ります。

 

ただ、大学受験ということを視野に入れるのであれば、学力はできるだけ上げて、できるだけ環境を変えた方がいいのです。

環境が変われば、付き合う人間も変わってきます。

付き合う人間が変われば、その子自体も変わってくるのです。

 

学力が高めの高校であれば、そこに通う子のレベルも高くなります。

くだらないいざこざなどはかなり少なくなりますし、競争があるので級友と切磋琢磨して成長することができるのです。

 

学力が高めの高校に通うためにも学力はできるだけ上げておいた方がいいわけですが、今いる中学の中でも上位にいる方がお得です。

上位の子たちはそれなりに意識が高いですから、その中の競争を楽しんだ方が、勉強のしがいがあるんですよね。

 

たとえ今、悪い環境にいるとしても、勉強だけはできますからね。

ただ、学校の授業はうるさくて集中できないでしょうから、家庭学習はどうしても必須になりますけどね。

独学さえできれば、学校の環境がどれだけ悪かろうと、成績を上げることはできますので。

 

環境は人によって作られていきます。

そして、優秀な人が集まった環境は比較的落ち着いているのが当たり前です。

今いる最悪の環境から抜け出すのも、結局は学力が解決してくれるのです。

 

そして、その高校で頑張って、ぜひ優秀な大学を目指してほしいです。

大学だって、偏差値によって集まってくる人は変わってきます。

 

優秀な環境には優秀な人材が集まってくるんですよ。

大学での人脈は一生ものですから、ぜひ良い環境を目指してほしいですよね。

 

勉強は自分の環境を変えることができる唯一のものです。

今の現状に不満があるのであれば、勉強を頑張らせることをオススメしますよ。

現実逃避を続けても、良いことは何もないですからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

塾の価値はいかに勉強をやらせるかで決まる。

この田舎の地域にも数多くの塾があります。

全国で数えても、かなり数の塾が存在しているでしょう。

あまりにも生徒数が少ない塾は論外ですが、それなりに生徒を集めているのであれば、一定の信頼があるのだと思います。

 

信頼というのは、通っている生徒が満足しているということです。

成績が上がっている子が一定数いて、その子たちの満足度が塾を支えているのです。

 

ただ、そういう塾でも、そこまで生徒に負荷を与えていなかったりします。

授業がしっかりとしているのは当たり前としても、授業以外は何もしないという塾があるのです。

 

そして、そういう塾でも成績を上げている子がいます。

しかし、それは塾の手柄というよりも、その子の能力が高いからという可能性が高いのです。

 

うちの塾生でも、他の塾に行っても成績が良いだろうと思われる生徒はいます。

もともとの能力が高いですから、授業の良し悪しでさほど影響は受けないのです。

 

何せ一回授業をしてしまえば、一発で理解してしまうんですからね。

一方で、理解が遅い子は何度も私に同じ指摘を受けないと、できるようにならないですからね。

 

このように能力が高い子というのは、どこの塾に行っても大丈夫なんです。

むしろ、塾に行かなくてもそこそこの成績はとってくると思いますよ。

勉強のやる気があって、一定の能力がある子なら、どの塾に行っても成果を出すでしょう。

 

では、塾の価値はどこにあるんでしょうか。

 

それは一定の強制力があるかないかだと思います。

基本的に生徒は自ら勉強しようとはしません。

自ら率先して勉強している子の方がレアなのです。

 

子どもでも大人でも同じなのは、自分でペースを作って走り続けるのは大変だということです。

そういうペース作りを塾がやってあげることで、その子はそれに乗っかって勉強していけば良いことになります。

 

そこに塾の価値があるのではないかと思います。

授業の質よりむしろ、そちらの方が価値があるのではないかと思います。

 

うちでは毎週の英単語テストやら、水曜日の自立支援学習日だったり、テスト前の学習道場など、やたらと勉強を強制します。

それは、私自身がその勉強量こそ、適量だと考えているからです。

 

本来なら強制的に勉強をやらせるのは下策なんです。

生徒の自主性に任せて、生徒に自主的に勉強するように促す・・・

これが理想なんですよね。

 

これができないのが、うちのダメなところなんでしょう。

世の中には、生徒の自主性を促して、自ら努力させるような塾もありますからね。

そういうカリスマ的な塾と比べると、うちは平々凡々な塾なんでしょう。

 

とはいえ、このやり方で一定の成果をあげていることも確かです。

生徒にとって何が良いことか、とにかく考え続けることが大事なんですよね。

うちは愚直にそのやり方を行っていこうと思います。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

成績が上がるタイミングを間違えないで。

うちの子の成績が下がった・・・

または、学校の成績がヤバい・・・

ってことになってから、慌てて塾に入れたとします。

 

そこは評判の高い塾です。

そこに入った生徒はみんな成績を上げています。

 

よく口コミをチェックして、評判のいい塾に入ることができた・・・

よし、これで大丈夫だろう・・・

と安心するのです。

 

そして、最初のテストを迎えます。

塾に入ってから1ヶ月はたっていることだし、さぞかし成績が上がっているだろうと期待することと思います。

 

しかし、結果はあまり芳しくないままです。

上がった?いや、変わってない!?ってこともありえます。

 

あんなに評判のいい塾なのに騙された・・・と考えてしまう人もいるでしょう。

もう信じられない、他の塾を探した方がいいのかしら・・・と不安になる方もいるでしょう。

 

ただ、ここで少し待ってもらいたいのです。

成績が上がるのに、1ヶ月では無理だということを知っていただきたいです。

 

もちろん、中には1ヶ月でも成果を出す子もいるでしょう。

しかし、それは例外なんですよ。

すべての子がそうなれるわけではないんです。

 

そもそも勉強してこなかったから、成績が下がったのでしょう?

勉強の下地が出来ていない子が、いくら塾の授業を受けたからといって、1ヶ月では成績は上がりませんよ。

 

基本的に成績が上がるまでの期間は3ヶ月を要します。

3ヶ月コツコツと塾の言う通りに勉強して、それで成果は出るものなのです。

 

もちろん、ただ塾に通うだけではダメです。

やる気を持ち、塾の言うことをきちんと守らないとダメなのです。

それができて初めて成果は出てくるんですよ。

 

間違ってほしくないのは、塾に入れたら親の仕事はないと思ってしまうことです。

むしろ、塾に入ってからの方が親の仕事は始まるのです。

 

塾の授業で理解したことをムダにしないためにも、家できちんと復習するように促しましょう。

宿題が出ているなら、きちんと家でやらせましょう。

課題が出ているなら、きちんとやっているかどうかを確認しましょう。

 

こういうことができていないと成績は伸びないのです。

逆にいえば、ここまでのことをやって成績が伸びないのであれば、それは塾のせいということになります。

 

ただ、どんな塾でも塾の言う通りに動いていれば、一定の成果は出るようにできています。

だからこそ、塾のやり方を信じてほしいです。

 

すぐに子どもの可能性を見切ってしまう保護者の方は、大変失礼ですが、自分が勉強して成果をあげた経験がないのだと思います。

自分の努力で成果をあげたことがある人は、成績がそんなに簡単に上がることがないことを知っています。

 

そして、自分の子どもがどれだけ足りないのかもわかるはずなのです。

しかし、それを見誤るということは、それは親自身の経験が乏しいからなのです。

 

経験していないことは大人でも想像することが難しくなります。

まして、子ども自身が想像できるわけもないのです。

 

逆にいえば、親自身が勉強を頑張った経験があるのであれば、子どもにどうやって勉強したのかを語ってください。

ぜひ自分の成功体験を話してあげてほしいのです。

 

子どもは親が今までどれだけ頑張ってきたのかを知りません。

親であれば誰しもが頑張ってここまで成長してきたのだと思います。

であれば、努力した経験を子どもに語らないのはもったいないですよ。

 

子どものやる気しだいで成果は変わってきます。

まずは、子どものやる気を上げることです。

それが何よりも大事なことですからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。