成績を親に見せなくなったら終わっている。

子どもの成績表ですが、毎回ご覧になっていますか?

小学生はもちろんのこと、中学生も高校生も子どもの成績には注意を払わないとダメですよ。

 

子どもが成績を見せようとしないのは、親に叱られたくないからですよね。

良い成績は親に褒められたいから見せるわけで、悪い成績は見せようとはしません。

 

そして、子どもに無頓着な保護者の方は、そもそも子どもの成績表が配られていることに気づきません。

子どももそれを知っているので、親に見せないのが常習になっていくんですよ。

 

かくいう私も中学生までは親に見せていましたが、高校生になってからは見せませんでしたね。

もちろん、それは見せたくない成績だったからであり、見せてもガッカリされるだけでしたからね。

 

それでも、親に成績表を見せていれば何かが変わっていたのかもしれませんね。

親に成績表を見せるのは、節目のようなものですから、それを契機に勉強のモチベ-ションが変わっていたかもしれません。

それが怒られるだけだったとしてもです。

 

親が子どもの成績を見せるのは、子どもの勉強の機会につながっていきます。

次のテストでもふがいない成績をとりたくないと思うかどうかは、親の反応次第なんだと思います。

 

親は親で、子どもが成績を隠すのを何とかして阻止しないといけません。

年間行事予定表を見れば、いつテストなのかはわかると思いますので、テスト毎に成績を見るチャンスは出てくるはずです。

今は学校のHP上にも予定表が載っている場合もあるので、ぜひ自分の中学のHPをご覧いただければと思います。

 

親は先回りするくらいの勢いで、子どもの成績を追っかけないとダメです。

そこまで親が動けば、子どもはもう逃げられないと観念するでしょう。

素直に自分から見せるようになるためには、親が執念深く追っかける必要があるのです。

 

もし、それでも子どもが成績表を隠すようなら、担任の先生に確認してみるといいです。

成績表を配ったかどうかは、担任の先生に確認すれば一発でわかりますからね。

 

とはいえ、子どもが隠すということは、悲惨な成績になっている可能性が高いです。

そこは覚悟して成績表を確認するようにしてくださいね。

そして、ただ叱るのではなく、どうしたら次のテストで点数がとれるのかを親子で話し合ってください。

 

まずは、しっかりと家庭学習をする約束をしましょう。

そして、親がそれを監督することも心がけてください。

子どもに何かをやらせようと思ったら、親が率先して動かないとダメですよ。

 

それを続けて、家庭学習の習慣が身についたら、次のテストの結果は変わってくるかもしれません。

そこで変わってくれば、そのままの調子で勉強を継続してください。

当たり前ですが、成績の確認は引き続き行ってください。

 

一方で、どんなに頑張っても成績が上がってこないというのなら、塾に頼ることもアリかと思います。

ただ、何も努力せずにいきなり塾に行くのはダメですからね。

親子で協力して頑張って、それでもダメなときは塾に頼ってください。

 

いきなり塾を頼ってしまうと、そこがダメなときの対策がなくなってしまいます。

塾を転々とするのは、大変な労力ですのでオススメしません。

どの塾でも3ヶ月以上は頑張ってもらって、成果が出るかどうかを見極めてください。

 

もし、塾に頼ったとしても家での勉強習慣は継続しましょうね。

せっかく家での勉強習慣が身についたのに、辞めてしまってはもったいないですから。

 

このように、親子が情報を共有することが、成績を上げるためには大事になります。

子どもが親に成績を見せるようになるためには、それなりの努力が必要ですからね。

最初は抵抗したとしても、徐々に事態は好転していくと思いますから、頑張ってくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。