優秀な子と平凡な子の違いは授業を受けるスピードに関わっている。

同じ個別指導を受けていても差ができてしまうのは、その生徒の能力に関わってきます。

優秀なら理解が速く、個別指導の授業もどんどん進んでいきます。

 

どんどん進んでいけるということは、学校の授業に追いつかれることなく、先取り学習ができていくということです。

そして、あまりにも進みすぎてしまえば、復習の時間さえ確保できます。

 

つまり、うちのような個別指導の塾において、優秀な子ほど得をしているということになるのです。

 

一方で、平凡な子はどうなのか。

こういう子たちは、まず書くのが遅いです。

書くスピードが遅く、そして字が汚いのも特徴です。

 

字が汚いというのは、字を覚えるのにも苦労しますし、計算問題のミスも多発してしまいます。

そもそも計算過程をきれいに書けないのですから、ミスをしても気づくことがないのです。

 

そして、何を取り組むのもいい加減であるという特徴があります。

一つ一つを堅実に行っていくということができないのです。

 

これは周りのスピードに追いついていないことが影響しています。

周りがどんどん進むから、何とかして追いつきたい・・・

でも、自分の能力ではどうもならないから、手抜きをして進めていく・・・

 

こういった悲しいプロセスがあり、勉強のできない子になっていくのです。

もし、集団授業の塾に通っていたら、もろに影響を受けるでしょうね。

 

勉強のペースに追いついていけないということは、落ちこぼれになるということになります。

塾でも学校でも落ちこぼれになってしまえば、この子の中の勉強のモチベはなくなっていくでしょうね。

 

うちは個別指導ですから、その生徒のペースに合わせて指導はできます。

ただ、この場合も生徒のペースが遅ければ、どんどん学校の授業から置いていかれることになるのです。

 

うちの授業も週に1回程度しかありませんから、授業で教えられる内容は大したことがありません。

理解を深められるかは本人の努力次第になってしまうのです。

 

ただ、勉強のモチベがない子は自学も思うようにはできません。

結局、勉強時間が足りないために、この子は落ちこぼれから脱却できないということになってしまうのです。

 

大手の個別指導塾なら、増コマを提案されるでしょうね。

授業時間が少ないのであれば、増やして指導時間を増やすしかないのですから。

 

もちろん、その分の授業料は増えてしまいます。

多額の授業料を払っているのに、成果が薄くて見えないのは、授業時間を増やしたところで意味がないからなんです。

 

大事なことは授業時間を増やすことではなく、自学時間を増やすことなんです。

授業で理解したことを覚えているうちに必ず復習をする・・・

これが王道の勉強方法であり、これ以上の勉強方法はありません。

 

凡人が秀才に抵抗するためには、時間をかけるしかありません。

家で遊んでばかりいる子が、日の目を見ることはありませんよ。

そういう子ほど早めの努力を始めないと手遅れになります。

 

テスト結果が芳しくないのであれば、すぐに家庭学習をさせましょう。

家で勉強させることを約束として親が管理することから始めて下さいね。

 

いきなり塾に頼るのは辞めた方が良いと思いますよ。

なんでもかんでも外に頼るのは自分を弱くしますからね。

まずは内で努力をしてどうしようもなかったら、外の力を借りていきましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。