今日も祝日ですが、うちは平常運転です。
そして、明日から1週間はGW休暇でお休みになります。
通常授業、自習などが一切できませんのでご注意ください。
また、このブログもこの間は休止させていただきます。
中学生にはこの期間中に学校ワークをやってもらうよう指示をしています。
このブログをご覧の保護者の方は子どもがしっかりと学校ワークをやっているかをご確認下さい。
高校生も来月は定期テストがあると思いますので、このGW休みを利用してテスト勉強をしてほしいですね。
年度最初の定期テストですから気合いを入れて取り組んでほしいものです。
もちろん、休み中に家族でお出かけもありだと思います。
だからといってこの休み中に何もしなくていいわけはありません。
休み中出かけるなら前もって勉強させるなどして、計画的に過ごしてもらいたいですね。
何事も前もって準備をしておくのは大事なことです。
ギリギリになって慌てることがないように、しっかりと取り組ませて下さいね。
なお、中学生の学校ワーク確認は5月8日(水)となっています。
その締め切りまでに学校の進度までワークを進めるようにお願いします。
それでは、今日はこの辺で。
今年度から導入した和訳テストですが、まだまだ英語ができる子くらいしか合格できていませんね。
英単語テストと並行して受けてほしいものの、特に期日は設けていないので、生徒の自主性に任せています。
とはいえ、率先してテストを受けている子が多いのにはびっくりしましたね。
自ら考えて行動できている結果だと思います。
まぁ、講習毎にテストをやらされていますからね。
その経験が活きているのではないかと思います。
勉強ほど自主性が大事なものもありませんからね。
ただ、言われたことを愚直にやるだけでは成績は伸びませんからね。
自分なりの工夫をすることが何より大事なわけで、それができて初めて成績が上がってくるのだと思います。
和訳テストは英文を忠実に日本語訳してもらうことを狙っています。
教科書の内容を私が日本語訳しており、それを参考に日本語に直す練習をしてもらっているのです。
教科書の日本語訳に関しては、教科書ガイドなどを参照すれば載ってはいるのですが、あれは日本語らしさを追求しているものなので、少々使えないんですよね。
教科書ガイドの日本語訳を覚えたところで、それが英単語一つ一つの意味と連動していないので、和訳が得意にはならないでしょう。
一方で私は英単語の意味を一つ一つしっかりととらえて日本語訳をしていますので、意味の塊を意識できるようにしています。
英単語テストと連動するように意識して作っているので、英単語テストで覚えたことがきちんと使えるようにしているのです。
和訳テストを始めたのは、いくら英単語テストで英単語の意味を覚えたところでそれを実践する場がなければ意味がないと考えたからでした。
学校で和訳を重視していないので、せっかく覚えた英単語も使いどころがなかったんですよ。
和訳テストを続けることで、英語を自然に日本語に直すことができるようになると信じています。
まだまだ成果が出てくる時期ではないですが、一年後やって良かったとなるようにしっかりと運営していければと思います。
ちなみに、和訳テストがたまってしまった場合は、強制的にテストを受けに来てもらうことも考えています。
自主性を重んじてはいるものの、動かないのであれば強制的に動かします。
願わくば言われる前に和訳テストを受けてほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。
先日、とある小学生の授業をしていました。
国語の授業をしていたのですが、面白いというかあきれた現象があったのです。
国語の物語の中でとある描写が何を表しているのかを生徒に確認したんです。
その描写というのが、「○○は鼻をすすって・・・」というものです。
物語文ですから、この描写はそのまんまの意味ではありません。
ちゃんとした心情表現なんですよね。
その描写が何を言っているかがわからないと問題が解けなかったので、私は生徒に確認をしたんです。
すると、生徒は「えっ、寒かったんでしょ?」と言ってきたのです。
同時に授業をしていた中学生がそれを聞いて吹き出していましたが、その小学生がいかに的外れなことを言っているかがわかります。
私も笑ってしまったのですが、実はこの現象、他の小学生でも同じことが起こっていたのです。
別の小学生も同じ言葉を同じようにとらえていたのです。
もちろん、この子たちは国語が苦手な生徒です。
学校の授業もろくに聞いていないのでしょう。
国語の読解は文を読む力がなければ、問題が解けないわけですから、この現象はかなり深刻な問題なのです。
とはいえ、この子たちが特殊なわけではありません。
多くの小中学生が文を正確に読み解くことができていないのです。
これは圧倒的な文章を読む経験がないことが由来します。
活字に触れることが極端に少ない状況が続けばこうなってしまうのです。
そして、同時に家での学習のさせ方が間違っていることでもあります。
文章題を子どもに解かせているのか、そしてわからない言葉をどう調べるかを教えているのか、これらは学校でも教わりますが、家で徹底しないとできるようにはなりません。
読書が好きな子は勝手にこういう技術を身につけますけどね。
読書が嫌いな子は、ある程度は強制力をもって語彙力を鍛えないといけないのです。
家での学習が少ないとこういう状況が起こり続けます。
母国語である国語ができないというのは、他の教科もできなくなることを示唆しているのです。
我が子がスマホやタブレットばかりを見てはいませんか?
別に電子書籍でも構いませんので、活字を読ませた方がいいですよ。
ちなみに、漫画から入っても大丈夫です。
とはいえ、いまやその漫画の読み方も知らない子が多いですよね。
勉強ができない子というのは国語ができない子ともいえます。
その状況で慌てて塾に入れても成績は上がらないと思いますよ。
まぁ、国語の授業をとればいいのでしょうが、中学生で国語の授業を実施している塾も少ないですからね。
塾に入れる前に語彙力を鍛えることを徹底してください。
最低限の知識がなければ、学校の授業だって何を言っているかが分からなくなりますよ。
私たち教師が学習内容を伝える手段が日本語である以上、その言葉が何を言っているのかを理解させるのは大事なことですからね。
それでは、今日はこの辺で。
高3生は運動部はインターハイ予選で、文化部は文化祭で引退すると思います。
そして、そこから大学受験に向けて受験勉強を開始していくのでしょう。
時期的には大体7月始めくらいでしょうかね。
中3生も総体で引退となります。
県大会まで行ければ7月末まで引退が伸びますね。
塾に通っていれば夏期講習などに参加して、本格的に受験勉強を開始するでしょう。
基本的に部活をやっていれば、夏前に引退という流れになるでしょう。
そして、部活動を一生懸命やっている子はそこまでは部活に専念し、引退してから頑張ろうと思っていることでしょう。
ただ、それでは部活引退後に集中して勉強できるかどうかは不明です。
なぜなら、部活が終わってから勉強を開始したところで、三日坊主になるのがオチだからです。
練習で疲れているからと勉強できない子は、引退後になってからも勉強に集中はできないのです。
もし、引退後に受験勉強ができるだろうと考えているなら、今から始めないとダメでしょう。
練習と勉強の両立をやっていかないとダメなのです。
なぜなら、練習によって勉強時間が圧迫され、思うように勉強できない窮屈さを味合わないといけないからです。
練習をやっていたとしても少しでもいいから勉強しようとする子は、時間が制限されているからこそ思いっきり勉強はできないでしょう。
モヤモヤしながら勉強と部活を両立しようと日々過ごしていくわけです。
このように負荷を感じながら勉強を続けることで、引退してから思いっきり勉強できるようになっていくのです。
このように部活と勉強を両立していくと、部活引退後はたがが外れたように勉強に没頭できるでしょう。
部活組の理想は練習時間を勉強に回すことができることですからね。
ちなみに全国大会常連の強豪部に所属している場合は、勉強の両立は諦めましょう。
そもそも一日中練習しているはずですから、さすがに練習後に勉強はできないでしょう。
この場合は思いっきり部活に専念した方が、引退後の勉強もはかどるでしょう。
強豪部に所属している子は部活への集中力がハンパないですからね。
それを勉強に活かすことができれば、短期間で一気に成績を上げることも可能でしょう。
約半年した期間が残っていなくても、それなりの大学には受かっちゃうんじゃないでしょうかね。
部活引退してから本格的に受験勉強ができる子というのは、こういう強豪部に入っている子やもともと才能がある子に限られます。
凡人の場合は、部活引退したとしても勉強に専念できるとはならないでしょう。
凡人は基本的には負荷を自分に与えないとダメなんですよ。
その負荷も少しずつ慣れていくと思いますから、できるかぎりキツい生活をやっていく必要があるのです。
もし、部活と勉強が両立できれば、スケジュール管理がとてもうまくなります。
これは受験のスケジューリングにも活用できますからね。
受験生としては有能なスキルとなるわけですよ。
部活が今後続くとしても、それが勉強しなくていい理由にはなりませんよ。
10分でも勉強したら勉強したことにはなるのですから、0分だけは作らないように日々頑張ってほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。
このブログでも何度も書いていますが、子どもの成績は必ず確認するようにしてください。
そして、もし悪かったとしてもただ叱るのではなく、今後どうしたらいいのかを話し合ってほしいのです。
単に点数だけを見て叱ってしまうと、子どもは今後成績を見せたくなくなるでしょう。
もう終わったことでネチネチ言っても仕方がないのですから、今後どうしたらいいのかを話し合って下さい。
では、何を話し合えばいいのか。
それは毎日の勉強の約束です。
もし、志望校に届いていないようでしたら、勉強の量を増やすしかなくなります。
結局点数が低いのは、その子の勉強量が足りない可能性が高いのです。
であれば、毎日どのくらい勉強するのかを約束させましょう。
これはテスト結果が返ってきたタイミングでしかできない話です。
テストの結果を見て、それが下がっているようでしたら、子どももマズいと感じるでしょう。
そういうわかりやすい状況だからこそ、話し合いができるのです。
数字というのは、現状を的確に表しているのですから、現状がマズいことは誰もがわかることだと思います。
現状がマズいというのは、勉強を毎日やっていない現状を指します。
スマホをいじったり、ゲームばかりしていては、勉強を満足にすることはできないでしょう。
スマホやゲームを制限してでも、勉強時間を確保するようにしないといけません。
何時から何時までは毎日勉強することを約束させましょう。
こういう具体的な話ができるのもテスト結果が返ってきたタイミングしかないと思います。
何もない状況では子どもは親の言うことを聞くことはないでしょうから。
このように建設的な話をするように心がけて下さい。
子どもにとっては悪い結果を見せるのは勇気がいることと思います。
ですので、頭ごなしに叱ることだけはやめてほしいですね。
そして、その後もテスト結果が返ってくる毎に、子どもと改善策を話し合ってください。
高校受験までに状況が良くなっていけば合格はできると思いますし、高校進学後も勉強の姿勢を継続させられるでしょう。
当たり前のことですが、良い結果だったら大いに褒めてあげてくださいね。
親に認められることはモチベーション維持につながりますので、褒めることは大事なことですからね。
うちの塾では今日、茨城統一テストを返却していきます。
必ずテスト結果をご覧いただき、子どもと話し合いをしてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。