そんなに簡単なものではない。

この近辺の高校は偏差値が高いところでも偏差値64程度の清真学園、偏差値60程度の佐原高校くらいしかありません。

進学校であれば、鉾田一高、市立銚子高校もありますが、最近ではどんどん学力を落としている様子ですので、レベルが高いとは言い切れません。

 

偏差値60を超えればそれなりに頭が良いということにはなりますが、有名大学に進学できるかといったらかなり厳しいと言わざるをえません。

そもそもがこの偏差値というのは、中学生の成績においてのものです。

 

中学生の模試というのは、それこそほとんど勉強しないような子も受けています。

ピンからキリまでの中学生が受けている偏差値なので、偏差値60を超えたといってもそこまで大したことがないのです。

 

しかし、大学の偏差値60というのは、レベルが違います。

この偏差値は「大学を目指している子」の中での偏差値ですので、この偏差値の中には高校卒業後、就職したりや専門学校に行ったりする子は入っていないのです。

 

ある意味、進学校の中で決められた偏差値なのです。

それなりに学力がある子が進学校に通っているわけですから、偏差値の価値も高くなるわけです。

 

ということで、高校の偏差値60と大学の偏差値60は全くの別物なんですよ。

これを勘違いしている人が多いんですよね。

 

自分は偏差値60の高校に通っているんだから、大学だって偏差値60くらいのところには合格できるだろう・・・

そう考えている人が多いんです。

 

しかし、実際は佐原高校の中で大学偏差値60に受かるような子というのは、上位20%程度でしょう。

ほとんどの子が偏差値50~55程度の大学にしか受からないのです。

 

ましてや、早稲田大学や慶応大学といった有名私大は偏差値が70を超えますので、佐原高校であれば上位5%以内に入っていないと厳しいでしょうね。

 

そもそもが高校の偏差値が中途半端だと、中途半端な授業しか受けることができないのです。

偏差値が70の高校では、かなり高度な授業を行っています。

それこそ、有名大学の問題レベルを扱っているのです。

 

そういう高校で3年間みっちり鍛えられれば、ほとんどの子が有名大学に進学できるでしょう。

逆に言えば、そういう高校に通っていない以上、有名大学に進学するなんて夢物語なんです。

 

では、この近辺の高校に通っていたら有名大学には行けないのか。

決してそんなことはありません。

高校に入ってからも継続して毎日長時間勉強すれば良いのです。

 

有名大学に進学することを夢見て、毎日勉強すれば高校の上位10%に入ることは可能でしょう。

そうすれば、もしかしら有名大学に進学できるかもしれませんよ。

 

残念ながら、この近辺には優秀な高校がないのです。

だからといって、有名大学に進学できないことはありません。

可能性はゼロではないのですから、きっちり勉強していけばいいのです。

 

もし、学力で大学に進学したいと考えているなら、高2の10月から勉強を開始しましょう。

もっと早めに始められれば合格の可能性が大きくなりますよ。

 

自分で計画を立て、少しずつ進めていきましょう。

受かった大学の名は自分について回ります。

 

優秀な大学に進学すれば、周りに自慢することも可能ですよ。

そのためにも、上位に入る努力を始めてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。