そこに行ったら大丈夫なんてことはない!!

今月は高校受験もありますし、このブログでも何度も言っていますが改めて言っておきます。

 

『進学校に行ったら大丈夫だと思わないでくださいね。』

 

進学校に行ったら大学に進学できるだけの授業を受けられるということです。

全員が全員、何もしないでも大学に進学させてくれるわけがないんです。

 

例えば、清真学園ありますよね?

清真に行ったらさぞかし有名な大学に進学できるだろうと期待しているんでしょうが、そんなことはありませんよ。

 

佐原高校だって、鉾田一高だって同じです。

そこに行ったら大丈夫!!なんてことは絶対にないんです。

 

もちろん学校の進学実績は立派ですよ。

有名な大学に進学している子は確かに存在します。

でも、その人数を数えてみて下さいね。

 

皆さんが知っている有名大学の合格者の人数ですが、数十人ではありませんか?

全校生徒の人数は知っていますか?

たいていの高校が一学年200人以上ですよ。

 

では、残りの生徒たちはどこ行っているんでしょう?

ほとんどの子たちが聞いたこともないような大学に進学しているんですよ。

誰でも行ける・・・というのは言い過ぎですが、大した努力もしないでも行けるような大学なんだと思いますよ。

 

なぜこんなことになるんでしょう?

受験する前は憧れていたはずです。

この高校に行って、有名大学に進学するんだと。

 

しかし、ほとんどの子たちがその夢は叶うことはありません。

なぜなら、夢見ているだけで何もしないからです。

 

有名な大学に進学するためには、中学生時代とは比べものにならないほどの努力が必要だというのに、高校に進学した途端、安易な考えに支配されてしまうのです。

環境は最高なんだから、高校に通っているだけで有名大学に進学できるだろ!!と。

 

そんなわけないのに・・・

そもそもこんな田舎の進学校が最高の環境であるわけがないのに・・・

 

有名大学は全国の高校生たちのあこがれの的ですよ。

みんなが行きたいと考えているところに、何も努力しない人間が行けるはずがないでしょうよ。

 

なぜこんな簡単なことに気づかないんでしょう。

 

ほとんどの子たちが受験が終わったら遊び惚け、せっかく身についた勉強の習慣をなくし、春休み中に昼夜逆転する子が現れ、高校最初のテストで最下層の順位をとる・・・

こうやってダメな高校生ができあがっていくのです。

 

高校に入ったら終わりではないんですよ。

高校に入る前から大学受験への勉強は始まっているんです。

 

しかし、ほとんどの人がその事実に気づかないんですよね。

だから、危機感を持たないんです。

 

やっている人はすでに勉強を始めているという事実に気づくことなく時間だけが過ぎていくんですよね。

そして、その継続した子だけが有名な大学に平気な顔して進学していくんです。

もちろん、血のにじむような努力を影でやりながらです。

 

何のためにその高校へ通うんですか?

今まで何のために努力してきたんですか?

それって大学まで進学して、自分のやりたいことをやりたいからじゃないんですか?

 

であれば、高校受験が終わっても努力は継続しないとダメですよ。

春休みは高校最初のテストで高得点をとるための努力をしないとダメです。

息抜きはしてもいいですが、毎日勉強しているのが条件ですからね。

 

周りが遊んでいても自分だけはやることやっていないとダメですからね。

人に先んじて初めて、人よりも良い結果を得ることができるんですからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。