ちゃんと勉強しているかどうかなんて、お見通しですよ。

生徒には宿題ノートを配布しています。

授業内容を宿題で出し、それをそのノートでやってもらうわけです。

次の授業の最初にチェックをし、生徒がどうやって勉強してきたかを確認します。

 

できのいい生徒は、問題のある勉強はしてこないので、チェックも全体を見てザッと見て終了します。

まぁ、たまに変なことやっているので、それを注意するくらいですかね。

 

問題なのは、成績が低い生徒ですね。

宿題をやるタイミングも遅いですので、授業内容を忘れてから宿題をやってきます。

やり方を忘れてから宿題をしているのですから、まぁできないのが当たり前なんですよね。

 

そうなるとどうするのか、答えを写してやってきたことにするんです。

丸とバツを適度に散らして、自力でやってきたと偽装するわけです。

ただ、それが雑なので、私に見抜かれてしまうんです。

 

そもそも成績が低い子は、問題の難易度など推し量れるわけがないので、難しい問題にも丸をつけてしまうんですね。

その子の実力では決して解けない問題に丸をつけてくるのだから、バレるのも当たり前です。

 

まぁ、成績が低い子は考えることが幼稚ですからね。

騙そうとしても、完璧には騙せないんですよね。

 

私もそういう子のチェックは念入りに行うので、私の見落としも少ないわけです。

ということで、こういう生徒は私に説教されることが確定となります。

 

何のために塾に来ているのか、自力でやらないと意味がないとか、できないならできないままの方がよっぽどいいとか・・・

まぁ、正論という正論を滔滔と語っていくんですよ。

 

成績が低い子がこのような宿題の仕方をしている以上、成績が上がることはないですからね。

とはいえ、たまに見落としてしまうこともあるんですけどね。

 

しかし、私はできるだけきちんと見つけてあげることを心がけています。

こういう不正って、早めに見つけてあげないといけないんですよね。

 

そうしないと、味を占めて何度も不正をすることになりますからね。

ダメなものはダメとしっかりと教えてあげることも大事なことなんですよね。

 

ただ、注意してもあまりに改善が見られない場合は、塾を辞めてもらうことになります。

そんな態度で塾に通ったところで、何も成果を出すことはできないですからね。

 

お金をムダにしないためにも、私の塾では潔く辞めてもらいます。

他塾だと、飼い殺しにする場合もありますけどね。

成果が出ずとも月謝を取り続ければいいわけですからね。

 

しかし、そんなのは、お互いに不幸だと思います。

せっかくの縁で塾に来てくれたのだから、入って良かったとは思ってもらいたいものですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。