大学の学費を安くするためにも・・・

大学の学費ですが、国公立大学が安く私立大学は高いです。

さすがに、そのくらいはご存じですよね。

 

では、どのくらい違うのか。

4年生の大学において、国公立大学は250万程度、私立大学は450万程度です。

 

私立大学はピンキリですけどね。

文系だと安く、理系だと高めです。

そして、薬学部や医学部などは6年通ってそれぞれ1000万、2500万程度かかるといわれています。

 

ただ、最低でも200万程度の差があるわけです。

つまり、それだけ国公立大学に行くのは難しいってことになるわけです。

もちろん、国公立大学も首都圏にある優秀な大学から、地方にある大学まで千差万別ではありますので、難易度もかなり変わってきます。

 

地方にある国公立大学であれば、そこまで合格するのは大変ではないように見えますが、それでも受験に使う科目数が多いので、かなりの量の勉強をやらないといけないのです。

一次試験として大学共通テストがあり、そして各大学の二次試験が存在します。

どちらも合格点に満たなければ、合格を勝ち取ることはできないのです。

 

一方で私立大学は3教科で受験ができます。

そのため、得意な3教科を集中的に勉強すれば、合格点に届くかもしれません。

国公立大学と比べてもその科目数は半分以下ですから、私立大学に入ること自体はそこまで大変ではないのです。

 

とはいえ、こちらも難易度はピンキリですから、地方の国公立大学に入るよりも私立の大学に入る方が大変だということは往々にしてあるわけです。

とはいえ、学費が200万ほど浮くわけですから、とにかく大学に進学したいと考えるのなら、国公立大学を目指した方がいいでしょう。

 

では、どうやったら200万の学費を浮かすことができるのか。

当たり前のことですが、そんなに簡単なことではありません。

 

基本的にこの近辺の高校であれば、上位20%にいないと国公立大学には受からないでしょう。

それこそ、毎日血のにじむような努力をして、なんとか受かるかどうかになるのです。

 

家庭が裕福で学費は問題にしないってことなら、私立大学に進学してもらえばいいとは思いますが、そうではないのならできるかぎり学費は抑えた方がいいでしょう。

もし、学費が払えないとなると、奨学金で支払うことになります。

 

奨学金は利子はかからないとしても、あくまでも借金ですから、その返済は子どもが卒業後に行うことになります。

卒業してから30歳まで手取りの給料から奨学金が差し引かれるのです。

当たり前のことですが、子どもは大変な生活が待っているでしょう。

 

では、返済の必要のない奨学金はどうなのか。

その奨学金を受けるためには、子どもが優秀でなければダメなのです。

 

結局、学校の成績というのは、学費に関わってくるということになります。

日々努力しているものは、大学に行くのも楽になるっていうのは当たり前のことなのです。

 

それなのに、努力をしていない高校生が多すぎますね。

大学に行くために進学校に入ったにも関わらず、大学に入るための努力をしないというのはどういうことなのでしょう。

 

保護者も保護者ですね。

子どもを大学に行かせるために進学校に通わせているのに、ずっと遊ばせておいてどうするんでしょう。

 

サボればサボるだけ大学進学はキツくなっていくのです。

学費が高くなっても、サボった本人がいけないってことなんでしょうね。

まぁ、自業自得ってことです。

 

大学に行かせたいと考えるなら、それなりのことをやらせましょう。

高校生になったのだから、もう口出ししないなんて考えは捨ててくださいね。

もし、子どもに口だししないのなら、大学の学費くらい奨学金に頼らずに出してほしいですね。

 

学費はどうしてもかかってしまうものです。

そして、どれだけの学費をかけようが学ぶ内容にそこまでの差異はありません。

であれば、できるだけ学費が安くなるように努力をしてましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。