進学校では生徒を大学に進学させるために色々な施策を行っています。
授業では大学受験に必要な知識を教えますし、高3になれば過去問の演習などもやってくれます。
問題集まるまる使って共通テスト対策をやってくれるところだってありますし、大学受験で使えるテクニックを教えてくれるところだってあるのです。
大学入試の仕組みについても説明してくれますし、職業人講話では有名大学に進学した卒業生が在校生に仕事について語ってくれるのです。
週末は模試を実施してくれますし、その結果で面談までやってくれるのです。
進学校とはそういうところであり、その施策を利用しない手はないんですよ。
一方で、進学校でないとどうなるのか。
それはそれはひどいものになります。
そもそも生徒に大学を目指させようとは思っていません。
授業レベルも低いですし、大学受験に必要な知識を教えてもくれません。
教科書もすべてを教え終わきることはありません。
中途半端なところで終わって、生徒たちを卒業させていくのです。
模試を実施しない高校もありますからね。
まぁ、生徒の大半が大学を目指していないんですから仕方がないですけどね。
とはいえ、そんな環境で、どうやったら大学を目指すことができるのでしょう。
自分の通っている高校が進学校でないのであれば、大学受験に必要な情報は自ら集めなければならなくなります。
学校の先生に任せていても、有力な情報は入ってこないのですから、ただ学校に通っているだけでは大学へは行けないんですよ。
このように進学校は大学受験において、かなり恵まれているんです。
ということは、それを利用しないのはもったいないんですよ。
例えば、進学校は毎週のように英単語テストを実施してくれます。
市販の英単語帳を配布し、それを使って毎週範囲を決めて英単語テストを実施してくれているのです。
それなのに、この英単語テストをいい加減にやっている子多過ぎます。
大学受験でどうしても必要になってくるのが英単語力だとわかっているから、進学校は毎週実施してくれているのです。
そんな好意を無視するのはアホという他ありません。
もし、学校が英単語テストを実施しないのであれば、それは自分でやらなきゃいけないということになるのです。
毎週自分で範囲を決めて、毎週決まった日にテストをしていくのです。
採点は自分で行い、周りとどれくらい違うのかを自分で調べないといけないのです。
ただ一つ英単語テストだけとっても、自分でやることを考えれば、高校のテストを利用した方が効率がいいに決まっています。
だからこそ、英単語テストには全力で取り組む必要があるんですよ。
覚えておいてほしいのは、進学校になぜ入ったかってことです。
大学に行きたいのであれば、目の前の試練に真面目に取り組むしかないのです。
学校が行っている施策をうまく利用すれば、自分の行きたい大学に行けるかもしれないんです。
高1の子はまだ新年度が始まったばかりですからね。
せっかく高校がやってくれていることを利用しない手はありませんよ。
ぜひ利用するだけ利用して、自分の行きたい大学に合格できるように頑張って下さいね。
それでは、今日はこの辺で。