素直かどうかは大事な要素。

素直に人の話が聞ける子は絶対に成績が上がります。

最近、入ってきた子たちがまさにそうで、とても素直な子なんですよね。

 

こういう子って親がしっかりとしているから、塾の先生の言うこともよく聞くんでしょう。

きっと学校でも同じようにふるまっているでしょうから、先生からも気に入られていることでしょう。

 

素直に言うことを聞けるかどうかで、その子が伸びるかどうかは決まってくるのです。

疑ってかかったり、聞いているフリをする子、そもそも反抗して言うことを聞かない子は、絶対に成績が伸びません。

 

どれだけ指示が的確でも、授業がどれだけわかりやすかったとしても、その子の聞く姿勢がなっていなければどうにもならないのです。

こういう子って、あらゆる方向から叱られたり、説教を受けたりしていることでしょう。

 

当たり前のように、周りの指導者からは嫌われます。

指導者だって人間ですから、真面目に人の話を聞こうとしない子を応援する気にはならないのです。

 

塾だって同じです。

いくらお金をいただいていたとしても、素直に言うことが聞けない子には期待もしません。

まぁ、うちではかなり説教することにはなるでしょうが、他の塾ではお客様扱いになるでしょうね。

 

お客様というのは、お金を運んでくれる人という扱いです。

塾の指導に熱は入らず、その子の成績が上がらなくてもほったらかしになるでしょう。

 

塾が大事にするのは、素直な子だけですからね。

その子が成績を上げてくれさえすれば、塾は体裁を保てるのですから。

 

では、どうやったら素直な子に育つのか。

それは最低限の躾をすることが大事なんです。

 

挨拶はきちんとできているか、ありがとうと感謝の言葉を発しているのか、時間に遅れずに待ち合わせに行けているか・・・

人として当たり前の行動がきちんとできているかどうかで、その子が素直な子になるかどうかが決まるのです。

 

これって、社会人になっても大事なことですよね?

挨拶ができなければ、感謝できなければ、そして遅刻ばかりしていては信頼はなくなっていくのです。

 

当たり前の躾ができていなければ、素直な子にはなりません。

最近の子は感謝ができていない子が多い気がしますね。

これは、親が感謝の心を持っていないからなんですよね。

 

自分がどれだけの人の支援によって成り立っているのか・・・

そういう当たり前の感謝の心ってやっぱり大事になってくると思いますよ。

 

逆に恨み節ばかりの人が親になれば、子どもも同じように恨み節をつぶやくことになるでしょう。

親は子の鑑ですからね。

親が親なら、子も子なんですよ。

 

子どもを塾に入れて成績を上げてもらいたいと切に願うなら、きちんとした躾ができるように保護者本人も頑張らないとダメだと思いますよ。

子どもが社会に出てからも、周りのみんなに助けられるような存在になるかどうかは、人としての当たり前の行動にかかっていますからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。