能力がない子ってのは、適量の勉強をしていないだけ。

当塾にはもともと能力がある子、そして能力がない子がいます。

能力がない子は、少しずつ勉強して能力を上げていけばいいわけなんですが、それでも今までの勉強が足りないために能力が育ちきっていないんです。

 

子どもは各セクションで必要な勉強量というものがあり、そのセクション毎に勉強をしていないと能力が発達していかないんです。

例えば、小学生というセクションでは、読み書きそろばんと今まで言われきた、読解力、語彙力、演算力が養われるのです。

 

小学校の計算ドリルや漢字ドリル、教科書の音読などがまさにそれでその勉強をしていないかどうかで将来の能力は決まってくるのです。

小学生くらい遊ばせたいとか訳の分からないことをいう人がいますが、それは勉強をさせない理由にはなりません。

 

別に遊ばせたっていいんですよ。

それでも、毎日少しずつ勉強させるくらいはできるでしょう。

別にスポーツやっていたって、そのスポーツの練習前の30分くらい勉強させたっていいでしょう。

 

結局、子どもを勉強させない親って自分が面倒くさいだけなんですよね。

子どもがそのときにきちんと勉強していれば、後でどれだけ楽ができるか分かっていないんです。

 

セクション毎に的確に子どもに勉強をさせていた家庭は、勉強で困ることは少なくなっていくでしょう。

なぜなら、セクション毎に能力が成長し、勉強の難易度が上がっても対応できるからです。

 

そもそもが能力がない子なんていないのであって、その能力を育ててあげられなかったのはその家庭の方針がまずかっただけなんです。

きちんとやらせている家庭は、特に勉強には困っていませんからね。

 

勉強に困らないということは、塾に頼ることもしなくていいってことになるのです。

そういう子が学校の勉強だけで塾に通わずに1位をとるのでしょうね。

 

後で勉強に困るというのは、発見が遅れた末期がんの状況と同じなんですよ。

成績が下がるだけ下がってから、慌てて塾を探して入れてしまう。

それで何とかなるかと思ったら、成績は全く変化しない・・・

 

そりゃ当たり前って話で、もう末期がんの患者を救える医者なんてないんです。

どれだけ優秀な塾でも、そういう子の成績を上げるのは至難の業です。

 

それが遅れれば遅れるほど処置が間に合わなくなるんです。

なぜなら、勉強は時が経つにつれてどんどん難しくなるんですから。

 

勉強は難しくなっていくんです。

これは当たり前の真実です。

なのに早期に手を打たないのは、もう子どもの将来を見捨てているのと同じです。

 

まずは保護者が目を覚ましましょう。

やれることはあるはずです。

今からでも今日からでも子どもを机に座らせて、鉛筆を持たせ、宿題をやらせましょう。

 

勉強することがないなら、計算ドリルの2回目でも漢字練習でも構わないので、とにかく一定時間勉強させましょう。

教科書の音読だっていいですよ。

 

親子で一緒になって教科書の音読をしてみましょう。

我が子がいかに漢字が読めないのか、そして言葉を知らないのかがわかると思いますから。

 

どんなことでも適切なタイミングというのが存在します。

それを逃し続けていては、子どもの将来を明るくすることはできませんよ。

 

このブログを読んでいる賢明な読者の方なら必ずや行動してくれると信じています。

今からできることを頑張って、子どもが勉強で困らないようにしていきましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。