中3生は受験まで後1ヶ月といったところですね。
私立の受験も終わり、後は公立高校の受験を残すのみとなります。
うちの塾は基本的に夏から受験勉強を本格始動し、冬までにある程度の形までもっていきます。
その間、課題を課し、毎日勉強する習慣作りをしていくのです。
そして、毎週課題テストをやらせ、その点数で合格に近づいているかどうかを確認していきます。
できなかった問題は、できるようになるまで再度調べさせ、わからないことがなくなっていくようにしていきます。
何度もやり直しをさせ、それでもできなかった場合は、私が解説をしてどうやって解くのかを教えていきます。
そして、次の日から再テストをやらせていきます。
再テストの合格点は満点合格です。
できなった課題テストのやり方をしっかりと暗記させ、できなかった問題をできるようにしていくのです。
こうやって、夏から12月まで、毎週中3生に受験勉強をやらせていきます。
さらに課題テストの結果は集計し、塾内に掲示をします。
身近にいるライバルがどのくらいの点数をとっているのか、自分はどの位置にいるのかを明確化します。
努力が足りないのなら、足りないことを指摘します。
勉強方法に関しても、どうやればいいのかの相談に応じます。
過去の先輩たちがどうやって課題をやったのかを、先輩達が残したノートを見せて教えていきます。
そして、その先輩がどうやって受験に成功したのかの話をするのです。
こうやって毎週毎週、中3生のサポートをうちの塾はやっていきます。
ただ、そのサポートは12月いっぱいまでです。
1月以降は中3生に塾は何も言わなくなっていくのです。
もう今までこれでもかというくらいに、受験勉強をやらせてきましたからね。
後は、本人たちがどうやって成績を上げ、どうやって合格するのかを考えていけばいいのです。
最後は自分の力で合格を勝ち取らないと、塾に依存しすぎることになってしまいます。
私は何度も塾がなくとも成績は上がると、このブログで言っています。
事実、塾に行かなくても志望校に合格している子はいるわけですからね。
塾がやってあげるのは、中3生を本物の受験生にしてあげることだけでいいのです。
後は、自分で考え自分の足で歩んでいけばいいのだと私は考えます。
もちろん、ここまでしっかりと受験勉強ができていた子ではないと安心はできません。
逆に言えばここまでついてきた子なら、安心して受験に送り出すことができるのです。
生徒にとっては大変なことでも、受験をする上では当たり前のことなのです。
むしろ、他の子たちが勉強しなさすぎだと思いますよ。
きちんとしたことをやって、きちんと仕上げるのが、うちの塾の方針になります。
後は、受験本番を待つのみですね。
しっかりとやってきた子なら合格は固いでしょうから、自信を持って受験に向かってほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。