今年のうちの高3生は2人だけだったんですが、どちらも推薦入試で大学合格を決めました。
2人ともよく頑張りましたね、本当におめでとうございます。
推薦入試を受けるためには、そもそもが内申点をきちんととらないといけませんからね。
高3の前期まできちんと定期テストで点数をとり続けた者だけが推薦入試が狙えるのです。
確かに、一般入試を経た方が学力は上がるでしょう。
世間には、推薦入試は価値がないという人も少なからずいます。
ただ、高校生活をきちんとやりきるのも大変なことなんですよね。
たいていの生徒が推薦入試など視野に入れずに高校生活を過ごします。
高3になっていよいよ大学入試を意識しなければならないときになって、初めて勉強を開始するものが出てくるのです。
下手をすれば成績はどん底まで落ちている可能性がありますから、そこから大学に受かるレベルまで学力を上げるのは大変でしょう。
勉強の習慣も身についていませんから、最初は勉強をやるだけで苦痛なのだと思います。
ただ、それは今まで怠惰な生活を過ごしてきたのがせいなのです。
日頃から勉強の習慣がある子は、学力もそれなりの水準を保っているでしょうから、結局は勉強は日々行っていた方がいいということになります。
推薦入試でもし合格できなかったとしても、一般入試にまわればいいだけの話ですからね。
基本的に推薦入試は狙った方がいいのです。
特に国公立大学も学校推薦がもらえれば、推薦で受験をすることができますからね。
もちろん狭き門ではありますが、一般入試で共通テストを受けることを考えると圧倒的に合格するのは楽だと思いますよ。
高3になって一生懸命勉強するんだという覚悟がある人は、遊び惚けててもいいですけどね。
それでも、高3になって本当に勉強できるかどうかはわからないと思いますよ。
そもそもが高3になって本気で勉強できるのなら、普段から勉強するのは余裕でしょうからね。
大学に進学したいと考えるなら、高1からきちんと勉強をしないとダメですよ。
最低でも定期テスト前はきちんと勉強して、テスト結果を良いものにしておいてください。
いざ推薦入試で受験したいと考えても、途中からでは取り返しはきかないですからね。
それでは、今日はこの辺で。