自分が本当にそれになりたいのかを考えてほしい。

大学受験を考える場合、大学や学部を選ぶのは自分の進路によると思います。

 

例えば、教師になりたいという希望があるのなら、志望学部は教育学部になるわけです。

しかも、教員養成学部の方が教師になりやすいとなると、国公立大学を選ぶ傾向が強くなるわけですよね。

 

医者になりたいなら医学部に進学するしかないし、看護師になりたいなら看護科のある学部になります。

尖った職業ほど、行かないといけない学部は制限されていくわけです。

 

一方で将来は公務員になりたいとかなら、行く学部は拡がります。

経済学部でもいいでしょうし、法学部でもよくなっていきます。

在学中、公務員試験のための勉強は必要にはなってきますが、大学の学部は比較的柔軟に選ぶことができるでしょう。

 

もし、尖った職業に就きたいのであれば、モチベーションをハッキリとさせた方がいいでしょう。

例えば、漠然と将来は医者になろうと考えていたとします。

 

そういう子は、まず医学部に合格できるまでの学力を上げることができないでしょう。

最初から優秀な子が医学部を目指すなら話は違いますが、そうではない子が医学部を目指すとなると、尋常ではないほどの努力が必要になってくるでしょう。

 

これは、他の職業でも同じです。

尖った職業になればなるほど、優秀な大学に行こうとすればするほど、勉強へのモチベーションはその職に就きたいかどうかで決まってくるのです。

 

子どもからの憧れがあれば問題ないでしょうね。

看護士を目指す子が幼少期に入院をしていて、その担当看護士に憧れる・・・なんていうのは、その職に就きたい気持ちとしてはアリでしょうね。

 

そして、その職に就きたいと考えるのであれば、その職に就くだけのふさわしい人材に育たないといけません。

例えば、教師になりたい子が、勉強が苦手なままなのは問題ですよね。

まぁ、勉強ができない子が教師になろうとはあまり思わないでしょうがね。

 

できるかぎり自分のなりたい教師像に近づく努力は必要でしょう。

大学に行くためには勉強することが第一ですが、その職に就きたいとなれば、また別の素養が必要でしょう。

 

もちろん、学生にできる範囲で構いません。

憧れの職業に就くことを想像して努力することは大事なことですからね。

自分のできる範囲で行動してほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。