宿題に細かい指示をするのは、完璧に理解させたいからである。

うちの宿題は生徒の実力に比例して多くなります。

成績がいまいちの子は、塾で指導したところしか宿題には出しません。

一方で、成績が優秀な子は、塾で指導していない発展問題まで宿題を出します。

 

成績がいまいちの子は、そもそもが自分で勉強ができない子です。

だからこそ、塾の授業でできるようにしてから、宿題で同じような問題を解いてもらうのです。

 

成績優秀者は、塾で習ったこと以上のことが求められます。

実力テストの問題を解けるようにするためには、日頃から難問に触れておかないといけませんから。

ゆくゆくは入試問題が解けるようにならないといけないわけですし、日頃から鍛えていないといけないのです。

 

理科や社会にいたっては、習ったところもう一度解いてきてもらいます。

しかも、宿題で2回同じ問題を解いてきてもらうのです。

授業で一回解いていますので、計3回同じ問題を解くことになるのです。

 

毎週のように同じ問題を3回ずつ解いていくと、学校ワークなどは教科書に頼らなくとも自力で解けるようになります。

ワークを自力で解けるということは、定期テストや実力テストでも問題が解けることにつながっていきます。

 

演習量に比例して成績が伸びていくのが理科と社会ですから、たとえ同じ問題でも繰り返し解くのには意味があるのです。

これだけの量の勉強をして初めて成績が上がってくるかどうかになるのです。

 

成績が伸びないのは、単純に勉強不足なのです。

問題を解く量が圧倒的に少ないから、点数がとれないんですよ。

逆に何度も何度も同じ問題でも繰り返し解く子というのは、しっかりと点数がとれるようになってくるのです。

 

これは別に塾に通っていなくてもできると思います。

学校ワークを日頃から解き進め、家庭学習で繰り返し解けばいいのです。

学校ワークはよくできた問題集ですから、やり方次第で点数を伸ばすことはできるんですよ。

 

先日、とある生徒が宿題の指示を無視して宿題をやってきました。

当たり前のことですが、指示通りにやってこないものは却下です。

その子にはもう一度指示通りに宿題を解くようにさせました。

 

これも当たり前のことですが、塾の指示通りに動かないものは成績は伸びません。

案の定、この生徒はその宿題の問題の解き方がわかっていませんでしたからね。

 

せっかくお金を払って通っている塾ですから、中途半端なことはやめさせた方がいいでしょう。

やることをきっちりやって、成果を出してもらいたいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。