残念ながら、ただ勉強しているだけでは伸びない。

私はこのブログで何度も子どもに勉強させてほしいとお願いしています。

しかし、ただ長時間勉強させていても、伸びる子と伸びない子ってのが出てきます。

 

伸びない子っていうのは、どういう子かというとただ勉強をやらされているだけの子なんですよね。

そもそもがなんで勉強しているのかが分かっていないんですよ。

 

例えば、家庭学習の内容が単純な英単語の練習だけとか、漢字練習だけになっているのです。

これって何のために練習しているのかが明確になっていないのであれば、意味のない勉強になります。

 

もし、親に勉強しろって言われたから、仕方なく勉強している・・・ってことなら、この練習はただの時間稼ぎにしかなりません。

そうではなくて、英単語を覚えたいとか漢字を覚えたいという目的があって練習をしているのであればいいのです。

 

そして、こういう子はただ練習するだけでは終わりません。

練習したあとに、きちんと覚えているかをテストしてみたり、間違った問題をさらに練習していくみたいな工夫をしていきます。

 

さらに次の日も確認するくらいの執念まで見せることでしょう。

それだけその英単語やら漢字やらを覚えたいという熱意があれば、勉強方法はどんどん変わっていくのです。

 

一見するとムダな勉強のように見える方法でも、その子なりの目的があって取り組んでいるなら何も問題はないのです。

しかし、そうやって目的意識を持って勉強している子が少ないんですよね。

 

そもそもが頭が固いんです。

工夫という工夫ができないから、どれだけ長時間勉強しようが成績は伸びないんですよね。

自分の目標に合わせて、柔軟なやり方で勉強ができる子こそが成績を上げることができるんでしょうね。

 

目的を持つためにはどうしたらいいのかというと、将来の進路をしっかりと決めることが一番手っ取り早いでしょうね。

将来なりたいものが決まっていれば、そこからは逆算して目標を決めていけばいいのです。

 

学生時代にどれだけのことが積み重ねができるかで、将来の進路が決まっていきますからね。

できれば小学生くらいから、将来の進路に向けて動き出すといいと思います。

 

そうすれば、勉強の質も時間をかけて向上させることができますからね。

勉強はどうしても積み重ねが大事になってくるので、今までの積み重ねがない人はいくら頑張っても成績は伸びないんですよ。

 

ただ勉強させるだけでは意味がありません。

なぜ勉強しなきゃいけないのか、どうしたら自分の将来の夢に近づくことができるのか。

それがわからないまま勉強していても、効率のいい勉強方法を生み出すことはできませんよ。

 

せっかく時間をかけて勉強するのですから、できるかぎり効率の良い方法を選びましょう。

楽をして成績を上げることはできませんが、できるかぎり短い時間で成果をあげることはできなくはないですよ。

 

そのためには、常日頃から考えることが大事です。

何も考えずにただ長時間勉強していても、自分の頭は柔らかくはなっていかないですからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。