基本的に高校生はほったらかし。

うちの塾はこちらから高校生に勉強の指導はほとんどしません。

やるのは、授業中に話を聞くことくらいです。

 

生徒に今直面している勉強の悩みを聞いて、そのアドバイスをするだけです。

日々、勉強していれば必ず問題に直面しますからね。

その解決のお手伝いくらいはしてあげようといった感じです。

 

まぁ、アドバイスができるのもその生徒が勉強していればって話ですけどね。

そもそも勉強していなければアドバイスなんてできませんから。

 

勉強していない子に関しては、勉強しろっていうくらいですかね。

まずは、勉強してもらわないと何も始まらないですからね。

 

なぜ、勉強の指導をしないかというと、高校の勉強は自分のやり方を見つけないとどうにもならないからです。

膨大な量の勉強をこなしていかないと、大学受験には太刀打ちできませんからね。

 

塾のアドバイスというのは、あくまでも私の勉強方法を伝えることと同じなんです。

私の勉強方法は私が試行錯誤して身につけたものです。

だからこそ、私には合っているやり方とは思いますが、他の子にも通用するかはわからないのです。

 

本屋に売っている勉強方法が載っている本も同様です。

本の通りに同じように行動しても、成果が出るかどうかは疑問ですね。

なぜなら、それはその本の作者が編み出した勉強方法であり、その本の作者だけが最大限の効果が出るものだからです。

 

もちろん、その勉強方法は理にかなっていますから、一定の成果は出るでしょう。

しかし、その本の書いてある通りの効果が出るかは疑問なんですよね。

 

そもそも、大学に合格している人って、そういう本に頼っていないんです。

コツコツ毎日毎日勉強して、どうやったら成績が上がるのか、どうやったら大学に受かるのかを考えて考えて、いろいろなやり方を試行錯誤して初めて、自分のやり方を見つけることができるのです。

 

大学に受かっている人の多くは、そういうプロセスを経て大学に受かっているんですよ。

アドバイスを聞かないと動きことができないという子は、そもそも大学には合格できないですからね。

 

勉強本に頼るなとは言いませんが、自分で苦労もしないで自分に合った勉強方法を見つけようなんて虫がいい話なんてありませんよ。

楽して何かを得ようと思うのが間違いであって、そんな取り組み方では成果が出る勉強はできないでしょうね。

 

そういう考えがあって、私からは勉強方法の指示は行いません。

もちろん時期的な話はしますよ。

いつ頃までに基礎を終わらせた方がいいとか、赤本を買うタイミングだったり、理科社会科目の取り組むタイミングだったり・・・

 

生徒が困るであろう時期的なアドバイスはどんどん行っています。

そもそもそれが塾に通うメリットですからね。

 

ただ、そのアドバイスはしますが、そのやり方には何も口出ししないってことです。

失敗するなら失敗して、それを次に活かせばいいんですよ。

要は最終的にビリでもいいから、大学に合格すればいいってだけです。

 

合格者の中に入るためにも、まずは自分でやってみましょう。

試しては失敗して、試しては失敗してを繰り返すことで、真の勉強方法が見つかると思いますよ。

ぜひ有効な勉強方法を見つけて下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。