やることやらなきゃダメに決まっている。

うちの中3生にはかなりの量の勉強を課しています。

本来、塾がここまで指示するのは良くないことなんですが、自分から動こうとしない子に関しては、ある程度強制的に勉強させないといけません。

 

待っていたって、動きだそうとはしませんからね。

この近辺の中3生が動き出すのは、例年通りだと1月以降です。

最後の三者面談で、先生から行ける高校がないと言われてやっと動き出すんですよね。

 

それを聞いた保護者も慌て始めて、今からでも入れる塾を探して強引に入れるのです。

たかが2ヶ月くらいではあるものの、受験まで面倒を見てくれる塾を探すわけです。

 

そんなの焼け石に水ですけどね。

さすがに受験まで残り2ヶ月でできることなんてありません。

せいぜい、その子が解けそうな問題を、塾で解かせて終わりです。

 

いきなり入試問題を解かせても解けるわけがないですからね。

この問題とこの問題だけ解けるようにすれば大丈夫だよと言って、何とか生徒のモチベーションを上げて、受験に合格してもらうのです。

 

ちなみに、この場合、塾に入れなくても受験は合格しますけどね。

レベルの低い高校の場合、そもそもが不合格になることがないんですよ。

だから、学校でヤバいと言われても、別に塾に頼らなくても合格はできると思いますよ。

 

まぁ、うちはそういう子は受け入れることはありませんから、関係ないんですけどね。

くれぐれもギリギリになって困らないようにしてほしいと思うだけです。

 

とはいえ、うちの子たちだって放っておいたら何もしませんけどね。

勉強しない毎日を過ごして、ギリギリまで受験に合格できるか不安がっているなんてことになってしまいます。

 

そうならないためにも、夏期講習から毎日のように勉強させ、9月以降も課題を課していくのです。

受験勉強とはなんたるかを教えていかないといけないんですね。

 

ただ、かなりの量の勉強をやらせることになるので、生徒にとっては地獄です。

過去にも数人はついてこれずに塾を辞めていますからね。

 

だからといって、受験は中学3年間の範囲から出題されるわけですから、手を緩めている場合ではありません。

できないのであれば、塾を辞めるのも仕方のないことだと思います。

 

ちなみに、量が多いと感じるのは、今までの勉強量が足りないだけなんですけどね。

優秀な子たちは、そこまで大変な思いはしていませんからね。

何事もコツコツやってきた子にとっては、一見厳しそうに見える試練もすぐに乗り越えてしまうんですよ。

 

大学受験は高校受験の比ではありませんからね。

高校受験で大変な思いをして乗り越えた経験がなければ、大学受験を乗り越えられるわけもないですからね。

大学まで行きたいと考えているなら、高校受験に全力で取り組んだ方がいいですよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。