小学生のころ勉強してこなかった子・・・
漢字練習やら計算ドリルなどを真面目に解いてこなかった子・・・
学校の宿題が出されていたのに、毎日きちんとやってこなかった子たち・・・
こういう子は中学生になって勉強を始めても成績を上げることはできません。
なぜなら、勉強の基礎が何もないからです。
勉強はどんな状態でもやる気さえあればなんとかなるものではないのです。
もちろん、これは極端な話です。
そもそも小学校時代に全く勉強してこなかった子の方が少ない存在ですからね。
まぁ、最近はどんどんそういう子が増えてきてはいますけどね。
親が子どもの勉強の管理をしなかった場合、たいていの子は勉強の経験値が乏しいのです。
もし、そういう子が成績を上げたいと考えたとしても、自力で上げることはできないでしょう。
それこそ、マンツーマンで指導してもらわないとどうにもならないでしょうね。
家庭教師を雇ったり、個別指導塾でたくさんのコマをとったりして、とにかく手取り足取り指導してもらうのです。
まぁ、かなりのお金はかかるでしょうが、今までのツケがたまっていたと考えれば、その費用も我慢して払わないといけないでしょう。
そして、そうやって指導漬けにすると、もうその子どもは自力で勉強はできなくなるでしょう。
高校生になっても、指導してもらわないとテストの点数がとれないわけですから、卒業するまでその子にはお金をかけ続けるしかありませんね。
そこまで指導漬けにしてしまえば、自分の力で頑張れと言ったところで、その子は何もできないでしょうから。
本来であれば、勉強は自分の力でやるものなんですよね。
教わらないとできないというのは、おかしな話なんですよ。
教科書を読んだりテキストを読んだりして物事を理解し、問題を繰り返し解いて暗記していかないといけないのです。
それを先生に聞けばいいやという安直な考え方をしていれば、その子はもう自力で勉強することはできないでしょう。
勉強ができるようになるのに、近道はありません。
毎日コツコツ勉強をして、少しずつ自分のやり方を身につけないといけないのです。
人によっては膨大な時間がかかることでしょう。
それでも、毎日コツコツやることで、必ず自分なりの勉強の仕方が身についていくのです。
何もしなければ、どんどん可能性はなくなっていきますよ。
子どもの将来を憂いているのであれば、今すぐにでも勉強の習慣を身につけさせましょう。
その積み重ねがあれば、いざというときその子は自力で勉強ができると思いますよ。
そして、もしかすると、塾に通わずとも好成績をとることも可能になります。
ぜひ、実践して、子どもの可能性を広げてあげてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。