夏期講習22日目です。
勉強ができる子っていうのは、単純にいうと今までサボっていなかった子なんですよね。
勉強っていうのはタイミングが大事で、習ったことをすぐに自分のものにすることが大事なんですよ。
基本的に勉強できなくなるというのは、「後回し」を続けてきた結果なんです。
今勉強したくないし、後でやればいいか!
今はよくわかんないけど、適当にやってたらわかるようになるでしょ!
どうせテスト前に復習するし、今はわからなくてもいいか!
こんな「後回し」を続けると、どんどん勉強はわからなくなります。
なぜなら、勉強はどんどん難しくなっていくものですから。
最初の基本で理解できていない子が、標準問題、発展問題とレベルがアップしていってついていけると思いますか?
こういう子の問題って、小学生から始まり、中学生になってひどくなり、高校生になったら手遅れになるんですよ。
だからこそ、早めに対処できるようにしなきゃいけないんです。
では、どうやって対処するのか。
それは勉強の習慣を作ることです。
基本的に子どもが「後回し」をするのは、親の背中を見ているからです。
親自身が「後回し」の天才ではありませんか?
やらなきゃいけないことをすぐにやっつける!そういう姿を見せていれば、子どもはそれを見習うんじゃないですか?
もし、親がきちんとやっていて子どもが見習うことができていないなら、子どもに真似させないともったいないですよ。
一番身近な手本が理想の行動を見せないでどうするんですか。
まずは、子どもが勉強する時間を設定してください。
必ず何があろうとその時間は勉強することを決めて下さい。
そして、今日は何を勉強するのかを確認、子どもの勉強後は勉強の確認をしてください。
子どもといっしょになって勉強しろと言っているわけではないんですから、そのくらいのことはやってもらわないと困りますよ。
親がぐーたらしているのに、子どもの成績をガミガミ言う資格はありませんから。
親子が協力して勉強に立ち向かわなければ、成績が向上することはないですからね。
ぜひ、2学期からでも構いませんので、親子で成績UPを狙って下さいね。
それでは、今日はこの辺で。