夏期講習17日目です。
昨日、とある高3生と話をしていました。
話の内容はもちろん大学受験についてです。
当たり前のことですが、高3生はこのお盆休みの間も受験勉強を続けないといけません。
そうしないと、とてもじゃないですが、大学に合格することは難しいのです。
まぁ、以前話をしたFランク大学は別ですよ。
Fランク大学ならば、夏休み中遊び惚けても合格できるでしょうよ。
ただ、その程度の大学に高い学費を払う価値はないと思いますけどね。
この子は「うん、受験勉強はきちんとやってたよ」と言ってきました。
実際に以前指示していた英文和訳はきちんとやってきていたので、一定の受験勉強はしてきたのでしょう。
ただ、この生徒は本来そこまで受験勉強を頑張らなくてもいいのです。
実は指定校推薦がもらえることが濃厚なのです。
もちろん、校内選考がありますから、確実に指定校推薦がもらえるかはわからないんですけどね。
だからこそ、受験勉強はしなくてはいけないんです。
いわゆる保障のために受験勉強をしているわけです。
ほとんどの生徒は指定校推薦がもらえる可能生が高くなれば、受験勉強の手は緩めるでしょう。
しかし、この生徒はしっかりと受験勉強をしているのです。
それはなぜか。
この子は万が一のことを想定して行動しているからです。
仮に指定校推薦がとれたとしても100%合格できるわけでないと考えているのです。
とはいえ、99.9%合格するものなんですけどね。
ただ、その0.1%が起こる可能性があると考えているわけです。
だからこそ、受験勉強の手を緩めないというわけです。
この生徒、以前はそこまで慎重な生徒ではありませんでした。
どちらかというと、勉強に対しては後ろ向きの生徒だったのです。
ただ、ここまでうちの塾で何度も勉強することの意義を話されてきました。
そして、徐々にですが、勉強するのに前向きになっていったんです。
そうでなければ、内申点が指定校推薦に届くわけもないんです。
指定校推薦がもらえるのは、今まで努力してきたご褒美です。
今までサボってきた生徒がもらえることはないご褒美なんです。
世間では推薦入試で大学に行くことに関して冷ややかな目がありますが、大学なんて受かったもの勝ちなんですよ。
しかも、高校生時代頑張ってこれた子なら、大学時代もそれなりに頑張ることが確定されています。
であれば、推薦で大学に行くことは大いに利用した方がいいんですよ。
今、中学生の人たちは、高校生になっても勉強を継続してくださいね。
勉強を継続することで悪いことは何も起こりません。
将来どうやって大学へ行くかは自由ですが、できるだけ選択肢を残しておいてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。