生徒の意識はどこに向かっているか。

うちの塾ではテスト前にかなりの勉強をやらせます。

今日がそのテスト日だったので、前日までそれなりに勉強をやらせました。

 

基本的には自分で考えて勉強してもらっています。

もし勉強方法が分からないなら、学校ワークの繰り返しをやってもらっていますね。

 

中には教科書を読み返す子がいたり、ノートまとめをする子もいます。

まぁ、ノートまとめはあまり効果的な勉強方法とはいえないので、なるべくなら辞めてもらっていますけどね。

 

それでも、やってみて失敗しないと人は反省しませんからね。

基本的にはなんでもいいからやってみろというスタンスで勉強させているのです。

 

自由に勉強をやらせてみてわかるのは、その子の勉強に対する意識です。

 

ワークの問題を解いていて、分からないことがあったら分かるようになるまで粘っているかどうか。

知識を整理しなくちゃいけないのに、その知識の整理がきちんとできているか。

間違えた問題は解けるまで繰り返し解いているか。

 

以上のような取り組みを自然とできているか。

それによって生徒の意識が分かってくるのです。

 

当たり前ですが、言われてやっているだけの子は、行動のレベルが低いです。

どうしても適当にやってしまうところがあるので、テスト勉強をしてもその努力がテストの点数に反映されることはないでしょう。

 

単にテストの点数を上げたいと願っているかどうかなんですけどね。

テストの点数を上げたいと考えるなら、それにふさわしい行動があるはずなんです。

 

しかし、テストの点数を上げたいと考えていない子は、行動そのものの効果が薄いんですよ。

効果が薄いのはテストで点数をとるイメージができていないからなんです。

こればかりはテストの点数をどうやってとっていくのかが経験でわからないとダメなんですどね。

 

基本的に試行錯誤をしながら勉強方法を突き詰めていかないといけません。

今回のテストで失敗をしたら次にどういかすかが大事になってくるわけですよ。

 

そのためにも、結果が出たら即反省しないといけません。

失敗の記憶が新しいうちに反省をしないと、せっかくの経験がムダになってしまいますからね。

 

テスト結果は今週中、遅くとも来週までには出ると思います。

頑張って結果がどうだったのかしっかりと確認するようにしてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。