勉強しない高校生の末路。

先日、とある進学校のテスト結果を生徒から見せてもらいました。

そこには点数と人数の関係が書かれていました。

例えば、50点をとった生徒は上から数えて何番目か、などのように書かれています。

 

驚いたのは、赤点(30点以下)をとった子がたくさんいたことでした。

仮にも進学校であるなら、定期テスト前に勉強するのが当たり前です。

それなのに、全く勉強していないのだろうという子がかなりの数いたのです。

 

ちなみに、このテスト自体は難しくありません。

ほとんどが基本問題ですし、事前にどこから問題が出るかも教えてもらっていましたしね。

正直、ちょっと勉強すれば、そこそこ点数がとれるだろうといった内容でした。

 

それにも関わらず、低得点の子がこれだけいるという事実・・・

その進学校の質がかなり低下していることがよくわかります。

 

なお、うちの子たちはなんとか上位20%にはいる程度でした。

まぁ、私からはこれでも「もっと点数をとらなきゃいけないよ」と言われています。

 

結局は、いくら進学校に通おうが、そこで頑張らないと成績は下がってしまうんです。

そもそも高校の勉強は難しいのが当たり前です。

であれば、それに必死になってついていかないとダメなんですよ。

 

うちの塾生は普段から私がハッパをかけています。

私の要求は上位10%を目指しなさいですからね。

そこを目指さないのはありえないんですよ。

 

高校で下位の成績を取り続けていると、当たり前ですが大学受験はうまくいきません。

有名な大学に合格することは不可能だと思いますよ。

行けたとしても、誰でも行けるような大学でしょうか。

 

Fランクといわれる、まるで価値がないと思われる大学に通ったところで、それは人生の汚点にしかなりませんからね。

社会人になってから、出身大学を聞かれても胸を張って答えられるんでしょうか?

普通の感覚なら恥ずかしくて答えられないでしょうね。

 

未だに社会に出ると出身大学の名前はつきまといますからね。

みんなが知っている大学は、みんなが行きたいと思っているところですから、行くのも難しいんですよ。

しかも、以前と比べて、合格がしにくくなっているんです。

 

こんな田舎に住んでいる高校生が、勉強もしなくなったら終わりですよ。

高校生になったら自分が考えて行動できると勘違いしている保護者の方は多いですが、何もしなければどんどん状況が悪化するだけですからね。

 

自分の子が胸を張って社会を生き抜いていけるかどうかは、どんな場面でも頑張れるかどうかで決まってきますよ。

大学に行くのがすべてではありませんが、せっかく進学校に行ったのなら、行って良かったという結果を出してほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。