塾で授業をすると、大抵の子は問題が解けるようになります。
まぁ、それは当たり前のことで、特に個別指導であればできるようになるまで何度も教えますからね。
ただ、授業でできたからといって、その先もずっとできるかは不明です。
授業中は私がアドバイスをしますから、解けないとサポートが入るようになっています。
しかし、実際にテスト中は自力で解けるようにしなきゃいけないわけで、問題が解けるようになる努力をしなきゃダメなのです。
授業でやったことは宿題にしているわけですが、その宿題も時間を置いてからやってしまうと、全く解けなくなります。
時間が経てば、やり方だって忘れてしまうが当たり前なわけです。
ということは、宿題をやるなら最低でも次の日までにはやらなきゃいけません。
勉強が出来る子は、自然とコツをつかもうとするので、時間をおいてもやり方を忘れるなんてことはありませんが、勉強の出来ない子はそういうわけにはいきません。
あくまで授業は先生が理解していることを伝えているだけですから、生徒本人が理解しているかどうかはその子の能力にかかっているのです。
勉強の出来ない子というのは、行動自体が残念な場合が多く、勉強ができなくなるのはなるべくしてなっているのです。
適切なタイミングで適切なやり方で勉強すれば、それなりに成果を出すことができるのにも関わらず、それを実行に移さないのが残念なんですよ。
当たり前のことですが、勉強はやらないとできるようにはなりません。
年をとり時間が経てば、勝手に理解できるようになるなんてことはありえないのです。
自分の行きたい高校が決まっているなら、そこを目指して勉強するしかありません。
大学に行きたいなら、人よりも勉強をして理解を深めていくしかないのです。
入試は競争ですからね。
競争に負けた子は不合格という結果が待っているだけなんですよ。
毎日の勉強が積み重なると、とんでもない量になっていきます。
塵も積もれば山となるとはよくいったもので、必ず自分の身に返ってくるのです。
何もしなければ、無為に時間が過ぎるだけですからね。
目標があるなら動く・・・これを当たり前のこととしてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。