塾業界も人手不足なんですよね。

私は社会人になってからずっと塾講師をやっています。

最初の教え子ももう30代半ばを超えていますしね。

今後は教え子の子どもを指導するなんてこともありそうですね。

 

長年この業界にいますが、近年の人手不足はかなり深刻です。

優秀な講師はずっと塾業界にいるわけですが、その先生が全員を指導できているわけではありませんしね。

大手の個別指導塾は、教室長以外はアルバイトやパートでまかなっているわけです。

 

アルバイトは基本的に大学生が多いんじゃないでしょうか。

首都圏の個別指導塾なら、数多くの大学生がバイトをしてくれるでしょうが、この近辺のような田舎の個別指導塾はなかなか大学生バイトも雇えません。

 

そもそも大学生自体がこの近辺に住んでいませんからね。

通える大学といったら、数える程しかありませんからね。

そして、そこまで優秀な大学がないのも事実です。

 

そういう大学生がこの近辺で個別指導塾の講師になったところで、残念ながら指導力は期待できません。

そもそもの学力が乏しい子がどうして講師ができるでしょうか。

 

最低でも教室長クラスか社員クラスに担当してもらわないと、きちんとした指導を受けることは叶わないでしょう。

ただ、個別指導塾も人手不足なので、自分を担当してくれる人を選べないのが実情なんです。

だから、どれだけ良い指導を願ったところで、それが叶うのは難しいんですよね。

 

であれば、老舗の塾に通えばいいとは思うのですが、そうなると個別指導塾は極端に少なくなります。

集団授業の塾の方が老舗塾は多いんじゃないでしょうかね。

ただ、集団・個別と指導の好みがあるでしょうから、一概に老舗塾だから大丈夫ともいえないんですよね。

 

やはり大事なのは口コミなんだと思います。

その塾がどういう方針で指導しているのか、そこに通っている生徒や保護者に聞き込みをしてから、塾を選ぶのが正しいやり方なんだと思いますね。

 

塾選びによって、その子の理解度は変わってきます。

特に中1のように基本を習う時期に指導力が乏しいところに入ってしまうと、もう取り返しがないほどに勉強をこじらせてしまいます。

 

せっかく塾に通わせるのであれば、じっくりと塾の情報を集めましょう。

できるかぎり良い塾を選ぶのが、子どもの将来に良い影響を与えるのですから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。