テスト結果は必ず確認するようにしてください。

本日、塾では中学生に春期講習で行ったテスト結果を面談形式で返却しています。

このテストの結果を見れば、高校合格にどれだけ近づいているかがわかるわけです。

必ず保護者の方もご覧いただき、現時点での成績がどうなのかを確認して下さい。

 

ちなみに、どんなご家庭も子どもの成績を見ることは徹底して下さい。

毎月、何かしらのテストは行っていると思いますので、成績表が返却されたらすぐに見てあげて下さい。

 

最初からしっかりと確認する意思を子どもに見せておかないと、後で子どもが見せなくなったとしても文句は言えません。

成績表が学校から返却されたら、必ず見せなさい!!と子どもと約束してほしいのです。

 

だからといって、成績表を見てその結果が悪くても怒ってばかりではいけません。

成績表をつぶさに見れば、必ずいいところがあるはずですから、その箇所を指摘してあげてほしいのです。

 

もちろん、成績が悪ければ怒りがわき上がるでしょう。

しかし、怒られると分かっているのに、子どもは親に成績表は見せないでしょう。

 

成績表を見ながら怒るばかりではなく、必ず最後にフォローを入れてほしいのです。

さすがに成績が悪いのに褒めるのは難しいでしょう。

ただ、フォローを入れるのは大事なことです。

 

例えば、最初は「なんでこんな点数なの!?○○高校に行く気があるの!?」と怒ってしまっても、「でも、最近は毎日勉強するようになっているからね、次の試験でリベンジしようね」とフォローしてほしいのです。

 

別にフォロー内容は何でも構いません。

子どもの普段の行為を褒めても良いですし、特定の教科が伸びていることを指摘してもいいですし、難しい問題ができていることを褒めても良いですし、プラスなことであれば何でも大丈夫です。

 

要は、最初はマイナスな入り方でも最後がプラスで終わればいいのです。

人は最後の記憶の方が印象に残ります。

どれだけ怒られても、褒めてもらえた事実があれば、次に向けて頑張ろうと思えるのです。

 

もし、成績を見せる約束をしなかったとしたら、子どもは親に成績を見せることはありません。

良い成績ならまだしも、悪い成績なら絶対に見せませんよ。

また、最初は良い成績だったとしても、徐々に成績が悪くなってしまえば見せなくなるでしょう。

 

必ずどんなときでも成績を見せてもらいたいなら、親が子どもと成績を見せる約束をきちんとしてほしいのです。

当たり前ですが、親も子どもの成績表が返却されていることを把握しないとダメですよ。

 

親が子どもの成績に無関心であることも問題なんですからね。

子どもは親に見てもらいたいと思っているのです。

 

仕事で忙しいからは言い訳にはなりませんからね。

子どもの頑張りは成績で表れるのですから、しっかりと確認はしてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。