勉強においてどうしても必要になる作業は「暗記」です。
知識を頭に取り込むことでテストで答えを書けるようになるわけですから、暗記は避けては通れない作業なのです。
しかし、ほとんどの子が暗記ということをしません。
学校で小テストをしているものの、ほとんどの子が覚えてこないのです。
それは、勉強へのやる気も関係していますが、そもそも暗記力がないからいけないのです。
人の暗記力は様々です。
天賦の才能を持った子ならいざ知らず、平々凡々の子は努力をせずには暗記はできません。
しかも、人の能力的にせっかく覚えた内容も、一日で70%は忘れ去りますからね。
毎日のようにコツコツ暗記しないと、人の頭には定着しないんですよ。
本来は毎日何かしらを暗記することが望ましいです。
例えば、漢字練習です。
小学生の多くが漢字ドリルをやってくるように宿題が出されていますが、それをきちんとやり続けることが大事なのです。
暗記の仕方は様々ですが、やはり効果が高いのが「書いて覚える」なんです。
とてもアナログなやり方ではあるんですが、書いて覚えるのは非常に理にかなっているやり方なんです。
手を動かし、目を動かし、できれば声に出して書いていくんです。
これによって、触覚、視覚、聴覚までもが刺激され、頭の中への定着がスムーズに進んでいくのです。
これを目だけで覚えようとしても、なかなか頭には定着しないでしょう。
それこそ、繰り返し目で見て覚えるを続けないと効果は出ないでしょうね。
だからこそ、時間があるのであれば、じっくり書いて覚えた方が良いのです。
勉強のやる気がある子はしっかりと書いて覚えていますよ。
うちの塾生もとにかく書いて書いて書きまくって覚えているのです。
きちんと暗記をしたいと考えている子は手を抜くことはしないんですよ。
まぁ、勉強って手を抜いた分だけ自分の首を絞めることになるようにできているんですけどね。
うちの塾生は今日から英単語テストがスタートします。
毎週2回英単語テストを受けてもらうことになるんです。
これによって英語の実力を上げることもできますが、本来の狙いは暗記力の強化です。
暗記はすべての教科で必要な技量ですからね。
コツコツと暗記をして、少しずつ暗記力を鍛えてもらいたいですね。
それでは、今日はこの辺で。