確認テストをただ丸暗記する子は成績は伸びない。

うちは多くの確認テストを実施しています。

単元毎の単元テストや、英単語テスト、講習毎に行う確認テストなどです。

 

単元テストは授業で単元が終了する毎に実施しています。

このテストを行うことで、理解力を確認しているわけです。

 

合格点は70点ですので、そこまで高いハードルではありません。

ただ、問題数が少ないので、一問の点数が高めになっています。

大体、4問間違えると不合格になる感じですね。

 

一発で合格する子は授業内容を完璧に理解しています。

宿題で類題を解いていますので、確認テストが初見であっても合格してしまいます。

 

ギリギリ不合格の子でも、授業内容を理解はしています。

しかし、細かい知識が不足していたり、勘違いを起こしてケアレスミスを繰り返すケースもあるので、不合格になってしまうんですね。

 

一方で、点数が半分も満たない子は、授業内容を理解もしていないし、宿題もきちんと理解していないことになります。

正しい宿題のやり方をしていれば、そこまでひどい点数をとるわけがないんです。

 

宿題を授業から間を空けてやっていたり、間違えた問題を解き直すなどをしていないため、確認テストができないのです。

こういう子は勉強方法から指導しないと、確認テストに合格できるようにはなりません。

 

単元テストを行った後、不合格なら再テストが実施されます。

全く同じ内容で次の授業でテストをするのです。

しかし、ここでさらに問題が起こります。

 

他のテストもそうですが、解答をただ暗記してくる子がいるのです。

勉強ができない子というのは、大体、なぜそうなるのかを考えずに勉強します。

それこそが成績が上がらない要因なのですが、考えることを怠るのです。

 

ただ答えを暗記してくるだけでも合格はできちゃいます。

合格点は同じように70点にしていますから、2回目で合格できるのは当たり前なんです。

 

しかし、丸暗記をしてくる子は、次も同じようなことをやらかします。

結局、大事なことをサボっているから、一向に成長していかないのです。

 

逆に単元テストでしっかりと理解をしょうと努力をする子は、グングン成績を伸ばしていきます。

問題を解く際も、なぜそうなるのかをしっかりと考えていれば、テストの問題など覚えずとも解くことができるのです。

このように考えて問題を解くことができるようになると、自然と成績を伸ばし始めるんですよね。

 

英単語テストも、講習で行う確認テストも、ただの丸暗記ではなく、どうやったら暗記しやすくなるのかを工夫している子は成績の伸びはいいです。

暗記はコツがありますから、早めに自分なりのやり方が定着すれば、今後の勉強も順調に進めることができるんです。

 

勉強のほとんどは暗記が必要になりますからね。

暗記力はとにかく身につけることが肝要なんですよ。

 

テストの丸暗記をするなと生徒に促してはいますが、子どもはどうしても楽な方に逃げますからね。

結局、逃げ続ける子は成績が伸びず、立ち向かえる子は成績を伸ばすことができるんだと思いますよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。