毎日家庭学習するのは学生の基本ですからね。

学校で6時間もの授業を受け、1、2時間ほどの部活を行う学生は多忙だとは思います。

しかし、これだけで成績が上がるのであれば苦労はしません。

 

学校で受けるのはあくまでも授業です。

新しい知識を教えてもらう場所が学校なのです。

それだけで問題が解けるならいいのですが、習った内容をしっかりと理解する努力を行わないと知識は頭に定着しません。

 

そのために家庭学習が必要であり、学校で習った復習をしたり、学校で出された宿題をすれば1、2時間の勉強は必要になるでしょう。

それを学校のある平日は毎日こなしていかないといけないのです。

 

基本的にこれだけのことをすれば、勉強でつまづくこともなくなると思います。

この動きを毎日行えば、学校の授業についていけなくなるといったことはないのです。

 

学校の授業を聞いて分かるのなら、塾も必要ないでしょうし、家庭学習をコツコツとやっているだけでそれなりの成績はとれるのです。

しかし、大半の子たちはこの基本的な動きができていません。

 

学校から帰ったら、スマホで動画を見て、ゲームをして時間を過ごします。

下手をすれば夜更かしまでして、一日家で遊び倒すのです。

 

当たり前のことですが、全く家庭学習をしない子が良い成績をとれるわけもありません。

どんどん成績は落ちていき、取り返しのつかない状態まで下がってしまうのです。

 

家で子どもを勉強させるのは親の役目だと思います。

子どもが言うことを聞いてくれないのは親の躾が甘いだけです。

きちんと子どもと話をして、毎日勉強するのが当たり前だと理解させてください。

 

ちなみに、上記の基本的な動きができていなければ、受験生になったときに苦労します。

成績が下がったのは勉強量の問題ですから、いきなり勉強を開始したところですぐには成果は出てきません。

 

一定の勉強量まで到達しないと成績はビクともしないんです。

成績に変化がなければ、それだけで心が折れてしまいますからね。

そこを乗り越えて努力を続けていくのは大変ですよ。

 

新学期が始まった今だからこそ忠告しますが、家での勉強はきちんとさせてください。

これは小学生・中学生・高校生全員です。

塾に大量のお金を使いたいならいいですが、塾にお金をかけたくないなら日々の勉強をやらせましょうね。

 

基本的な動きができている人は、他の人よりも上を目指すこともできます。

勉強で身を立てる時代でもなくなりましたが、勉強という努力をきちんとさせても損はしませんよ。

保護者の方も気合いを入れて、子どもの勉強習慣を整えて下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。