成績を上げるためのことを全力でやる!!」

塾に通って、授業を受けて、宿題をする・・・

これだけで成績って上がると思いますか??

 

もちろん、これは正しい勉強方法です。

しかし、これを無気力で取り組んでも成績は上がりません。

 

例えば、ボーと上の空で授業を聞く・・・

先生の顔など見ずに、ボケーとしながら授業を聞いていてもその内容は頭には入りません。

 

これは学校でも塾でも変わりません。

どんなときでも、教えてくれている人の顔を見て、真剣に前のめりで聞かないと意味はないのです。

 

そして、宿題に関しても同じです。

宿題をやって丸付けをする・・・間違っても赤ペンで答えを写して終わりにする。

一見すると、正しいやり方かもしれませんが、これも適当にやったら意味はないのです。

 

特に間違ってしまった問題に関しては、なぜ間違ったのか、どうやれば正解になったのかを考えないといけません。

説明ページやら授業ノートやらを見直し、先生が何て言っていたかを思い出さないといけないのです。

 

これをやらない子が圧倒的に多く、これをやらないから成績が上がらないのです。

問題を解いたら丸付けをしないって子も多いですからね。

丸付けをしないということは勉強していることにはなりませんからね。

 

そもそもこういう勉強をしてしまう子というのは、テストを想定して勉強をしていないのです。

テストの点にこだわりがある子は、宿題をいい加減には解きませんからね。

何で間違っていたのかを真剣に理解しようとしなければ、テストで答えが書けるわけがないのです。

 

私は、自分が頭が良くないことは分かっていましたので、真剣に問題と向き合うことを大事にしてきました。

人に頼ることなく、テキストの説明ページをしっかりと読み込み、自分なりに理解していくといった感じで勉強していったのです。

 

今考えれば、勘違いして理解していたことも多かったとは思いますが、テストの点数は高得点をとることはできました。

自分なりの理解でもテストで答えが書ければ点数はとれますからね。

 

とにかく問題を解き、なぜそうなるかを考え続けました。

そして、何度も解き直しをして、その問題が完璧に解けるようになるまで繰り返しました。

 

私は自分がバカだとわかっていたので、とにかく時間をかけて勉強しないとダメだったんですね。

凡人は努力することでしか成果を出すことができないんですから、とにかく長時間勉強することが大事なんですよ。

 

私は、この考えを生徒にも押しつけます。

それは、こうしないと成績が上がらないことを理解しているからなんです。

生徒にキツく当たってしまうこともありますが、それでも生徒の成績を上げられたら問題はないと思っています。

 

そもそもが点数を上げたいと意識がないと、成績は上がりませんからね。

その動機は○○高校に受かりたいなどの将来を見据えたものだと助かりますが、そうでなくても○○に負けたくないやら、あまり低い点数だと恥ずかしいからでも、なんでもいいんですよね。

 

大事なことは動機づけをしつつ、しっかりと勉強していくことなんです。

成績を上げるというのは、そんなに簡単なことではありません。

まずは、本人の意識改革から始めていかないといけませんね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。