うちの受験生最後の発表が今日行われました。
その子が受かった高校は偏差値69の香川県内2位の高校でした。
私の教え子の中で一番レベルの高い高校受験となりましたね。
茨城県でいえば、水戸一高や土浦一高のレベルですからね。
かなり高い偏差値の高校となります。
この塾の近辺の高校では匹敵するところはありません。
それだけずば抜けた高校なんです。
そんなところを合格できたのですから、立派ですよね。
ちなみに、この子には当塾では初めての指導方法を試しました。
それはこちらから授業をしないというスタイルです。
何かを教わるような授業自体は学校の授業のみです。
後は自学をしながら、わからないことを質問するというスタイルをとりました。
受験勉強をやってわからないところを質問します。
質問がなければひたすら問題を解いてもらうのです。
このくらいのレベルの子は私がわざわざ説明する必要がないんですよね。
学校の授業で十分わかることを私が同じ説明をする必要がないんです。
まぁ、社会だけは少し苦手だったので、歴史・地理・公民と順番にまとめて授業をしましたけどね。
でも、それもあらかじめ自分で勉強してもらって、私がその内容の質問をするといったやり方で授業をしました。
さすがに自分だけではまとめきれないところは、私が補足説明をいれながら授業しましたけどね。
それでもあの短期間にあれだけの量の授業を行ったのは、私でも初めての経験でした。
実はこのスタイルは理想ではあるんですよね。
勉強で大事なのは自学をいかにするかですから、自学ができる子は塾の授業なんていらないんです。
自分で勉強していてわからないことはあるでしょうから、それを質問して解消するだけで事足りるんですよね。
本来ならうちの塾もこのスタイルを採用したいのです。
ひたすらに勉強させて、質問対応で疑問をつぶす・・・ってやりたいところですが、あくまでも理想論で終わりそうではありますがね・・・
とはいえ、この子にとっては、ここからが正念場です。
それだけ高い偏差値の高校ですから、中の生徒のレベルもずば抜けています。
手を抜いてしまえば、たちまち落ちこぼれとなってしまうでしょうね。
このブログでも何度も言っていますが、高校に合格するのはあくまでも通過点に過ぎないのです。
せっかく高校に入ってもそこで頑張らないと意味はないんですよ。
この子も4月から新天地で頑張ることになります。
慣れない土地で大変かと思いますが、頑張ってほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。