今日は茨城県の高校入試の合格発表でしたね。
早速、茨城県の教育委員会上で合格人数の表がUPされています。
気になる方はこちらをチェックしてください⇒令和5年度茨城県高校合格状況
ちなみに、千葉県の合格状況に関してはこちらからご覧下さい。
確認していただければわかると思いますが、公立高校のほとんどが定員割れとなっています。
これは私立高校の補助金制度の導入と、少子化が原因です。
高校はかなり前から全入時代に突入しているんですよね。
この近辺の茨城県の高校で不合格者を出したのは鹿島高校と波崎高校くらいです。
鹿島高校は今年は人気があり39名もの人が不合格になっています。
波崎高校も工業科学・情報科だけは人気があり、8名の不合格者を出していますね。
とはいえ、電気科に転科合格しているものもいるので、実質3名の不合格者となっています。
ちなみに、神栖・波崎柳川は定員割れにも関わらず1名の不合格者が出ていますが、これは真面目に入試を解かなかった結果か、どれかの教科で0点を出した可能性があります。
当たり前のことですが、きちんと入試に取り組まなければ合格はできません。
他の高校は軒並み定員割れという結果になりました。
問題なのは、鉾田一高でしょうか。
定員減となったにも関わらず、定員割れとなってしまいました。
進学校という位置づけの高校なのですが、これだけ定員割れが続くと学力低下は否めません。
実際、教え子から学校の様子を聞いていると、落ちぶれてきた感が否めません。
もっと定員減をして、有能な子だけを選出しないと、どんどん学力は低下してしまう気がします。
ここまで定員割れが続いてしまうと、受験勉強の価値がどんどんなくなってしまいます。
努力をそこまでしなくても合格できてしまうという流れはどう考えてもマズいのです。
ちなみに、高校合格のために塾に入る価値もどんどん薄れています。
別に高校さえ選ばなければ、自分の学力にあった高校へは進学することができるのです。
大学進学を考えていないのであれば、どの高校を卒業しようがそこまで大差ありませんからね。
自分の学力にあった高校で、それなりに真面目に取り組めば専門学校に進学することも、就職することもできると思います。
では、高校進学のために塾に通う必要がないのであれば、塾にどんな価値があるのか。
それは大学進学を見据えて塾に通わせることだと思います。
ここまで高校に入ることが簡単になってしまった今では、高校受験にそこまでの価値はありません。
むしろ、入学してからの方が大事なのです。
入学してから上位に入るように学力を高めておくことが何より大事なことだと思います。
どんな進学校に行こうが、順位が真ん中程度では、大した大学に進学することはできません。
大学受験はあくまでも全国大会です。
東京にある有名大学には、全国から猛者が集まって受験をしにくるのです。
こんな田舎の子が、そんな猛者たちと戦うためには、生半可な努力では足りないのです。
であれば、できるだけ自分を高めることに重きを置いたほうがいいのです。
高校に入ることがゴールなら問題はありませんよ。
ただ、高校に入った理由がそうではないのであれば、大学に受かるまでは努力を継続させていかないといけないのです。
高校で上位に入るためにも、できるだけ中学時代に学力を上げておくことをオススメします。
特に国語・数学・英語の主要三教科は中学で鍛えるだけ鍛えておかないと、高校では通用しませんよ。
大学に受かるために戦略を立ててしっかりと努力を続けていきましょう。
後悔だけはしないように、この春休みも努力を継続してくださいね。
それでは、今日はこの辺で。