塾は生徒の学習サポーター。

塾はある意味、強制的に勉強させる機関だと言ってもいいかもしれません。

子どもになぜ勉強しなければいけないのかを諭し、塾の仕組みで勉強をさせていくのです。

 

授業中に膨大な問題を解かせたり、難しい問題を解かせて、しっかりと理解させていくのも、子ども自身に受験に打ち勝つ力を持たせるためなんですよね。

 

成果をあげる塾というのは、塾での取り組み方がしっかりとしています。

先生が生徒に意識付けを行い、勉強をする気にさせていくのも、塾講師の技術力次第です。

 

一方で、授業しかやっていない塾は成果を出すのも難しくなります。

そういう塾で成果が出てくるのは、もともと才能がある一部の子です。

別にその子は他の塾に行っても成果を出しますし、塾に依存していないので、塾卒業後も成果を出し続けるでしょう。

 

しかし、自分では成果の出せない子は、塾の授業だけでは足らないと思います。

長い間、その塾に在籍しても成果が出ないのは、その塾のやり方が緩いからかもしれないのです。

 

そもそも生徒に勉強させることが大事なことであり、それができない塾は力がないのと同様なんでしょうね。

まぁ、うちは勉強させるシステムはあるものの、それで全員の成果があげられていないので、まだまだ改良の余地があるんでしょうね。

 

うちみたいの個人経営の塾はやりようをいくらでも変えることができますけどね。

大手の塾はなかなかやり方を変えられない・・・だから、講師の力が重要なんでしょうね。

 

運良く自分に合った塾が見つかるというのは、自分を鍛えてくれる塾講師に出会うってことでもありますから。

うちの塾を選んでくれたということは、私の授業を気に入ってくれたことでもあります。

 

そして、今までじっくりとやってきた成果が出てきたからなんでしょう。

生徒の成績にこだわり、やってきたおかげでほとんどの子の成績を上げることができましたから。

 

理想を言うのなら、塾を頼らないで成果を出すことです。

親子でしっかりと協力して、家庭学習を毎日やらせることで成果を出すのです。

それができれば塾なんて通う必要はありません。

 

上位にいる子には数人、自学だけで成果を出している子がいます。

高校でも突き抜けた存在になるためには、こういう自学ができることが必要なんだと思います。

 

塾はある意味、サポーターですからね。

あくまで生徒の勉強を支えるためにあるのであり、生徒に依存させるためにあるのではありません。

 

以前私が在籍した塾ではお楽しみ会やら、受験後の打ち上げなんかを盛大にやってましたが、それって本当は必要ないんですよ。

別に塾が介在しなくても、子どもたちは自分たちで遊びに行きますしね。

 

それよりも成績をあげるために特化する、そして、いずれ塾を離れても自力で歩ける子をつくる方がよっぽど大事だと思いますね。

 

私の塾運営は端から見たらクソつまんないと思います。

しかし、成績が上がって喜ぶ生徒の姿を見られるだけで塾運営って楽しめるものなんですよ。

 

そして、第一志望の高校・大学に合格させ、そこで活躍する人になってもらうんです。

そういう目標があるから、私は楽しんで指導できるんでしょうね。

 

新学年も始まったばかりですが、早くも新学年の授業を行っています。

じっくりと理解してもらって、学校で習っている頃には完璧にわかっている状態に育てていきたいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。