浪人したら良い結果になるわけではない。

今日は国公立大学の前期試験日です。

うちでも一人受験していますね。

何とか合格を勝ち取ってほしいものです。

 

この時期になると、私立大学の入試も一通り終わり、国公立も前期が行われているように、大学入試が終わりに近づいていきます。

 

第一志望の大学に合格を勝ち取った者はそのまま進学することとなるでしょうが、滑り止めにしか合格できなかった、もしくはどこも合格できなかった者は岐路に立たされることとなります。

 

それは就職か浪人です。

ただ、そこからの就職活動は厳しいものです。

高校生の就職活動はすでに終わっていますし、今の時期は高校生への求人も少なくなっているのではないかと思います。

 

まぁ、現在は人手不足の業界も多いですから、どこでもいいから就職するということなら、問題なく就職はできるでしょう。

ただ、希望通りの道ではありませんので、やはり厳しいものにはなると思います。

 

一方で浪人ですが、この浪人も難しいです。

仮に大学合格まであと一歩だったとすれば、一年の浪人で次年度の入試は勝つ可能性はあるでしょう。

しかし、志望校に全く届いていない状態で浪人をしたとしても、一年勉強を続けても意味がないかもしれません。

 

そもそも現役時代に成績が上がらなかった者は、浪人したところでそこまで成績は上がりません。

一年後、大して成績を伸ばさない状態で次年度の受験をすることになり、そこでも第一志望の大学には受からない可能性が高いのです。

 

もし、滑り止めの大学に合格しているのであれば、進学をしてしまうのも手です。

もちろん、そのレベルにもよりますが、そこまで嫌ではない大学であるのなら、進学してしまった方がいいでしょうね。

 

なぜなら、大学には編入試験なるものがあるからです。

大学2年から3年に上がる際に、他大学へ編入試験を受けることができます。

いろいろな条件はありますので、そこは確認していただきたいですけどね。

 

もしくは、仮面浪人という手もあります。

大学に在籍して、最低限の単位をとりつつ、大学受験の勉強をするのです。

学費がムダになるという問題がありますが、それでももう一度第一志望の大学に挑戦する権利は持つことができます。

 

どちらにしろ、大学在籍中にかなりの勉強をしなければいけませんが、ただ浪人するよりもよっぽどこちらの方が可能性があるでしょうね。

学歴で重視されるのは最終学歴ですから、編入でも仮面浪人でも第一志望の大学に通えたもの勝ちなんですよ。

 

この時期に不謹慎な内容かもしれませんが、先を見据えることは大事なことです。

大学受験が終わりかかっている今だからこそ、最悪のことも想定しておきましょうね。

 

当たり前のことですが、第一志望の大学に受かることがなにより大事なことですからね。

私立大学もまだまだ受験できるところがありますので、最後まで望みを捨てずに頑張りましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。