この地域は残念ながら学力底辺の地域です。
茨城の近辺の学区の最高偏差値の高校が鉾田一高であり、その偏差値が55程度です。
お隣の千葉県ですら最高偏差値が58程度の佐原高校です。
正直ここまでレベルの低い学区はないんじゃないでしょうか?
高校のレベルがこうですから、中学・小学のレベルもお察しの通りです。
私立の清真学園も中学のレベルが下降し続けていますので、全盛期に比べてかなり学力は落ちています。
このような学区なわけですから、勉強に対する意識も低いわけです。
現実がわかっていないからこそ、鉾田一高や佐原高校に進学するだけで、学力が高いとチヤホヤされるんですね。
残念なのは、そうやってチヤホヤされてしまった子どもも大いなる勘違いをしてしまうということです。
偏差値が60にも届かない高校に行って、何が偉いんでしょうか?
そんな高校は全国にごろごろあるというのに。
これって富士山をありがたがっている日本人を世界の人が笑うのと同じことです。
富士山の標高は3776mですが、これって世界レベルでいったら大したことないんですよ。
とはいえ、富士山は日本人から神格化されているので、世界文化遺産に登録されたんですけどね。
都市圏の高校では偏差値が70を超える化け物が通う高校が存在します。
それが最低1校は存在し、多ければ2~3校存在する学区もあるわけです。
もちろんその高校に入るのは至難の業です。
多分ですが、この学区の中学校で1位をとっている子でも受かるかはわかりません。
なぜなら、そういう学区に生きている子というのは、トップクラスの戦いが壮絶な戦いだからです。
中学時代からそういう戦いの中で生きているわけですから、その争いも壮絶なものなのです。
しかも、これだけレベルの低い高校に通っているにも関わらず、その高校内の競走にも負けているという事実です。
もちろん、そういう高校の上位10人の子はかなりの学力を有していますし、数人は都市圏の子どもたちにも勝てるでしょう。
ただ、この地元の高校で順位が中盤にいる子はどうなんでしょう?
その高校に通っているからといって、順位が低い子が都市圏の子たちに勝てるわけもないのです。
それなのに自分は優秀だと勘違いをしている・・・
レベルの低い学区の中学の中で10位以内にいただけで、それが優秀な証にはならないのです。
では、都市圏の子たちとこの田舎の子との差はどこにあるんでしょうか?
それは、単に努力の密度の違いです。
都市圏の優秀な子たちはその環境が鍛えてくれているわけですが、努力の量が半端ないのです。
なぜなら、そうしないと自分の行きたい高校には通えないんですから。
死に物狂いで勉強して初めて、その学区の一番の高校に通えるかもしれないのです。
しかし、それでも大半の子は夢破れて地域一番の公立高校には通えず、滑り止めの私立高校に通うのです。
そういう子はそこで大きな挫折を味わうわけです。
だからこそ、私立に進学したら、今まで以上に努力を続けます。
大学受験で同じ悲しみを味わいたくないですからね。
ちなみに、その私立高校も偏差値が65を超えるレベルの進学校ですからね。
滑り止めにも関わらず、清真学園よりも高い偏差値帯の高校に通っているのです。
そういう都市圏の子と戦うのが、大学受験です。
大学は全国大会ですからね。
この地域よりも遙かに高い学区から猛者たちが受験に集まってくるんです。
当たり前のことですが、その都市圏の子たちは失敗なんてしませんよ。
先日行われた共通テストだってきちんと合格点をとって、二次試験に備えるのです。
そういう子たちと戦って初めて、有名大学に受かることができるんですよ。
もし、模試や定期テストで点数がとれないのなら、それは努力不足だと自覚しましょう。
今までの勉強が足りないから、点数がとれないのだと悟りましょう。
そうやって現実を知った上で、まずは現環境のトップを目指して下さい。
今いる高校でトップクラスに立てないで、全国の猛者と戦って勝てるわけがないんですから。
それでは、今日はこの辺で。