先日、とある高校生の授業をやっていたときのことです。
「次の定期テスト、問題集繰り返しやってみるわ。あと、もっと前に準備開始する」
そう宣言してくれたのです。
よくよく話を聞いてみると、中学生のときのやり方を取り入れてみるとのことでした。
この子は小学生のころからうちの塾にいる子です。
勉強のやり方は刷り込まれているんですよね。
しかも、これが成功体験なんですから、すがろうと思うのも自然なことです。
中学時代のテスト勉強のやり方が自分に合っていたからこそ、そのやり方に戻してみるということなんでしょうね。
このように、自分で勉強方法に気づくのが大事なことなんです。
人から言われたやり方をやるだけでは、成果が出るかはわかりません。
逆に、自分でやったやり方は、実績があるので信用ができるんですね。
問題なのは、そのやり方が高校でも通用するかどうかですが、まぁそれも実際にやってみてから考えればいいんです。
他にも高校生で、テスト勉強をしているとき「繰り返しやってみるわ」と言って黙々とワークを繰り返し解いていた子がいました。
その子も小学生のころからうちにいる子です。
定期テストでワークを何周もすれば点数がとれることに慣れているので、どんな問題集でも繰り返しやろうとしています。
これも成果が出たからできることなんですよね。
成功した体験がなければ、きっと高校でも実行しようとは思わなかったでしょう。
とはいえ、これが最善なやり方とは限りません。
高校での勉強で大事なことは、とにかくいろいろなやり方を試すことです。
その中で一番成果が出るやり方をやっていけばいいんですよ。
大学受験となると、それなりに工夫していかないと成績は伸びません。
自分が目指すべきなのはどこなのかをしっかりと考えて行動していくことが大学合格に近づくことができるだと思いますよ。
それでは、今日はこの辺で。