高校生が勉強量を要求されるのは当たり前のこと。

先日、とある高校生と話をしていました。

内容は「勉強量に関して」でした。

 

残念ながら、その子の勉強量は理想よりもかなり少ない状況です。

しかも、やりたいことも目指したいこともない状況です。

いわゆる勉強のやる気がない状況なんです。

 

話をしていると、その子から「小学生のときは勉強できたんです」と言われました。

でも、今現在は勉強で苦戦しているわけです。

 

まぁ、こんなことは当たり前のことなんですよね。

小学校の勉強というのは、正直、ちょっと勉強すればなんとかなります。

それだけ勉強する内容が少ないんですよ。

 

一方で高校の内容は小学生とくらべたら10倍以上です。

難易度も跳ね上がっているわけで、それを含めると10倍でもきかないかもしれません。

 

そういう事実があるにも関わらず、高校生は日々勉強することをしません。

それでは、置いていかれてしまうのは仕方のないことです。

なにせ授業に追いつくための努力をしていないんですから。

 

小学生や中学生で優秀な子というのは、その力を自分の力だと過信します。

その力が高校でも通用すると考えてしまうんです。

だから、小学生のころや中学生のころと同じように勉強してしまうんです。

 

それでは、間に合わないことに気づいたとしても、自分の力を過信している子は必要以上の努力ができないんです。

これは不幸なのかもしれません。

 

逆に小学生のころや中学生のころに努力で乗り越えた子は、高校でも努力することを怠りません。

そもそも、努力で自分の力が形成されていて、その努力がなければすぐにでもついていけなくなるのが分かっているからです。

ただし、こういう子は勉強で苦労することも確定していますけどね。

 

理想は、才能を持ちつつ努力もできる子です。

世の中の頂点をとっている子というのは、ほんの少しの才能とほんの少しの努力で成績をとっているのです。

極端に無理をして勉強しているわけではないんですよ。

 

とはいえ、努力を続けるにしても、やりたいことがないのはキツいです。

なるべくなら、やりたいことを見つけてから行動したほうがいいんですよね。

本当の理想は、自分のやりたいことのために頑張ることですから。

 

目の前の試練を乗り越えるための努力をしましょう。

その努力が足りなければ、結果はついてくることはありませんよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。