テストがイベント化されていない子は危険。

運動会、体育祭、文化祭、受験・・・など学生にはいろいろなイベントがあります。

そのイベントには入念な準備が必要であり、その準備を怠ると失敗することが目に見えています。

 

部活でも同じです。

練習試合、公式試合などのイベントを経て、最終的には総体が待ってるわけです。

 

試合ごとにその準備をするために日々練習をするわけです。

試合で勝つことを想定しないで練習をすることもありえないでしょう。

 

しかし、勉強にいたってはテストがイベント化されていない子が多いです。

もちろん、成績上位者はテストをきちんとイベント化しており、そのテストに向けてしっかりと準備を行おうとします。

 

ま、ここも十人十色で、その取り組みための熱が人によって違いますけどね。

同じ環境に通っていても、かたや一生懸命勉強し、かたや適当に勉強します。

人間なんだから仕方のないことですが、適当に勉強している子にはそれ相応のツケがまわってきるので覚悟しないといけませんね。

 

問題なのは、成績中位者です。

年々、テストがイベント化されない子が多くなってきているような気がします。

学校に通っていれば、テストはそれなりにイベントとして扱います。

 

しかし、現状は単元テストばかりを行い、それも成績にするといいます。

そうなると、イベントの意味が軽くなっていき、テストの持つ意味が軽くなっていくんです。

 

人は状況になれていきますからね。

もし、文化祭を毎日やったらどうでしょうか?

そんなの日常になってしまい、準備を入念に行うことも緊張感もなくなっていくでしょう。

 

テストとは一発勝負であり、その勝負に勝つために準備をすることは当然のことなんです。

その勝負に勝ったり負けたりすることで、自分を高めていくんですね。

そうすることで、受験で勝利をつかむことができるんです。

 

私はよく今の学校改革に異論を唱えています。

それが改良であればいいんですが、どうやら改悪になってしまっているように感じるんです。

 

そもそも、そこまでの改革をする必要があるのかも疑問視しています。

なぜなら、今までやってきた教育は別に間違っていたわけではないからです。

 

今までのやり方が理にかなったやり方だったわけですから、それを改良しようとしても難しいんだと思います。

よっぽど入念に考え尽くしてからアイデアを出さないと、改革はうまくいかないでしょうね。

 

ちなみに、うちの塾は定期テストや実力(評価)テストをイベントとして重視していきます。

テストが近づけば、学校ワークをやってもらいますし、テスト前にはしっかりと勉強時間を確保してもらいます。

 

うちの塾生だけでも、テストを大事に思ってもらわないといけません。

そうしないと受験で勝ち残ることはできないでしょうから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。