良い行いをしている人の真似をしてください。

正直に言うと、この地域の勉強に対する意識は低いと思います。

子ども、親はもちろん、学校の先生も教育にそこまで力をかけている感じがしません。

 

塾も同じで、生徒の成績は度外視で、授業料だけを搾取しているところが多いです。

ただ授業をしてそれで終わりでは、生徒の成績は上がりません。

 

実は、塾の講師はそのことをわかっていて、その上でそういう指導しかしていません。

大手の塾は上からノルマを課されていますから、売り上げを重視してしまいます。

子どもの成績を上げるよりも、子どもをどうやって塾に縛るのかを考えているのです。

 

もちろん、こういう悪質な塾ばかりではありません。

ただ、そういう塾があるのも事実なのです。

 

私のところも売り上げがなければ潰れてしまいますので、授業料という収入は大事です。

しかし、生徒の成績も上げられないのに、その家庭からお金をいただくのは嫌なんですよね。

 

うちの塾にいる以上、成績を上げるために努力するのは当たり前なんです。

だからこそ、考え得る勉強はみんなやってもらいます。

とはいえ、生徒のやる気がなければ成績を上げることは難しいですけどね。

 

話が逸れましたね。

もし、自分が通っている小中学校のレベルが低いと感じたら、周りと同じことをしてはいけません。

 

田舎は狭いコミュニティで生活をするためか、周りの人の行動に影響を受けてしまいがちです。

特に子どもは自分がいつもいる友達からしか情報を得ていませんから、周りの子のレベルに染まってしまうのです。

 

もし、テスト前なのに、テスト勉強を一生懸命やっていない子が周りにいたら、その子の行動は無視しなくてはいけません。

なぜなら、テスト前に勉強しないでいつ勉強するんだって話だからです。

 

周りの子が成績を下げて困るのは、自業自得です。

自分でそう決めて行動しているんですから。

しかし、もし、あなたの子どもがその子の影響を受けてしまったら、それは不幸です。

 

同じように成績を下げ、同じような進路を歩むことになってしまうかもしれないんです。

そこにあなたの子の意思はありませんよ。

ただ、勉強してこなかった後悔が存在するだけなんです。

 

そのときに自分に影響を与えた友人を恨むのもお門違いです。

何が正しいことなのかを考えずに行動してきたわけですから、最終的にはその結果も自業自得なんです。

 

周りの影響を受けないためには、周りの行動に同調することを辞めることです。

一番いいのは、周りのダメな子を反面教師として扱うことなんです。

要は、その子の行動とは真逆のことをやればいいんですよ。

 

もし、その子が遊びまくっていたら、自分の子には勉強させるんです。

その子がスマホをいじって夜更かししているなら、自分の子にはルールを決めてスマホをいじらせるんです。

 

ダメな人の真似はしていてもいいことはありません。

むしろ、良い行いをしている人の真似をしましょう。

成績が優秀で、日々頑張っている子があなたの周りにもいるはずです。

 

ぜひそういう人を見つけて真似をしてくださいね。

完璧に同じことができなくても、その人の行動を真似て行動するだけでも、きっと結果は良いものになっていきますよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。