勉強の習慣を身につけとけば、とりあえず大丈夫ですよ。

何でもそうですが、習慣化って難しいです。

一朝一夕で身につけられるものではありませんし、最低でも3ヶ月は毎日続けないと習慣にはならないでしょう。

 

習慣化がうまくいくと、それをやることが当たり前だと考えるようになります。

人は当たり前だと思うことは、簡単に行動できるようになります。

逆に異常だと思うことは、人はなかなか行動できません。

 

一念発起して勉強しようと宣言した子が、三日坊主になるのはそのためです。

勉強をしてこなかった子にとって、勉強という行動自体、異常な行動なんです。

それを1週間続けることは難しいでしょう。

 

しかも、こういう子はいきなり4時間の勉強をしたりします。

やる気があるからこそできる行動ですが、それが続くことはありません。

 

3日続いたらエライんじゃないですか?

まぁ、三日坊主というくらいなんですから、三日経てば終わってしまうものなんですよね。

 

では、なぜこうなってしまうのか?

それはやる気に左右されているからです。

 

やる気を出すこと自体は悪いことではありません。

しかし、やる気になって行動したとしても、そんなのはやる気がなくなったら止まってしまうものなんです。

 

一方で習慣化は違います。

やる気のあるなしは関係がありません。

とにかく毎日のノルマをこなすんです。

 

それが30分でも1時間でも構いません。

とにかく何があろうと、毎日コツコツやっていくんです。

継続させることを目的にすれば、3ヶ月間勉強し続けることはできるでしょう。

 

これを続けて3ヶ月が経つと、習慣化は達成されます。

その人にとって、勉強するのが当たり前だと刷り込むことができるわけです。

そうなれば、勉強しないことが異常となり、勉強しないと気持ち悪くなるといった現象が起こり始めるのです。

 

人の価値観はこうやって構成されていくのです。

誰かに「勉強は大事だよ」と諭されたから、人は勉強するようになるのではありません。

 

そうではなくて、いつの間にか勉強するようになるのが理想なのです。

もちろん、これは子どもの自主性を待っていても無理なことです。

 

親がある程度、管理してあげないと達成することはないでしょう。

毎日、特定の時間を勉強させる・・・それを家のルールとしてください。

 

ここで子どもの意見に耳を傾けないでください。

子どもは必死になって抵抗するでしょうから。

ある程度は親のエゴでやらせるしかないと思います。

 

それでも、子どもが勉強するのが当たり前なんだという価値観を身につけさせたほうがお得なんです。

最終的には親は何もしなくても子どもが行動するようになる・・・

それはこの習慣化が成し遂げられないとダメなんですよ。

 

このブログで何度も言っています。

今日から始めましょう。

 

毎日勉強するのが当たり前という子どもを作るために、親が頑張りましょう。

親が継続的に努力できなければ、子どもが努力できるわけもありませんからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。