うちは生徒のために営業トークはしません。

塾の営業トークなるものを知っていますか?

いかにも、うちの塾に入ったらいいことがありますよ!とほのめかして、塾に入るメリットを伝えてきます。

 

「このテキストは○○のようにできていますので、これを進めていけば成績は伸びますよ」

「だから、このテキストを信じて、コマをとってください。できるかぎり多くコマをとればそれだけ成績は上がりますよ。」

 

逆に、不安をあおってくる場合もありますね。

「○○高校に受かるためには、この成績では足りません・・・」

「ですから、毎週○コマの授業をとって、すべての学習をやっていきましょう。」

「大丈夫、ちゃんと授業をとれば、間に合いますから。」

 

このように不安をあおってから、入塾を促していきます。

保護者からすれば、そういう提案にはすがってしまうことでしょう。

 

ただ、うちはそんなことは言いません。

仮にうちの塾に問い合わせが来たとして、その子の実力を体験授業で見させてもらえば、ハッキリとダメなものはダメと伝えます。

 

「この時期にこの成績では無理ですよ。今どのくらい勉強してます?・・・それっていつからやってます?・・・う~ん、今からでは無理でしょうね。」

その子の現状次第でしょうが、このくらいハッキリ言ってしまいますね。

 

もちろん、家での勉強習慣があって、しかるべき時期勉強を継続していれば、成績次第で合格はできるでしょうけどね。

それでも、届くわけもないのに、「間に合います」というフレーズは使いませんね。

 

この「間に合います」というフレーズ、最近聞き覚えはないですか?

とある大手の塾がCMでバンバン流していますよね。

今からでも「間に合います」って笑

 

私からすると、「間に合います」って何だよ!!ってツッコミを入れたくなりますけどね。

「間に合う」=「合格できる」ではないんですよ。

その大手の塾は「合格できる」とは言っていないんです。

 

そりゃそうですよね。

今から頑張ったって「合格できる」わけがないんですから。

あくまでも受験勉強が始められますよってことなんです。

 

こういう曖昧な表現を使う塾は結構ありますけどね。

しかし、よく考えて行動してくださいね。

「間に合う」って言葉の曖昧さに気づかないと、こういう塾の戦略に引っかかってしまうんです。

 

受験にとって大事なのは、時期ではなく量なんですよ。

今の時期までに積み重ねた量がどれだけあるかで、合格できるかどうかは決まってくるんです。

 

以前、この時期にうちの塾で受け入れた中3生がいますが、その子は毎日毎日家で自学をしている子でした。

そして、体験授業でその子の実力を見た上で、入塾を許可しましたね。

 

その子の素性をハッキリさせてしまえば、合格できるかどうかはわかるんですから。

実際に遅れた入塾したにも関わらず、その子は余裕で合格していきましたよ。

 

私は真実のみを伝えます。

勉強を頑張っていない生徒が成績が上がるわけがないと思っていますし、毎日勉強できない子が高校でも活躍することはないと思っています。

そして、それが真実であることは、今までの教え子が証明してくれていますし。

 

逆に、やる気のない子には塾を辞めてもらって構わないんです。

だって、塾にいるだけムダですからね。

残念ながら、授業だけ受けていたって成績は上がりませんし。

 

うちの塾が本人のやる気にこだわっているのは、生徒本人が勉強する気がないなら塾なんて入れたってムダだと思っているからなんですよ。

親の意見だけで塾は入れてはいけませんよ。

必ず、親子が同じ方向を見るようにしてから塾に入れるようにしましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。