進学校で上位に入るのは難しいに決まっている。

進学校に通う高校生のほとんどが、通う高校でやられてしまいます。

たとえ中学で優秀だったとしても、高校ではやられてしまうのです。

まぁ、それは当たり前という話で、通っていた中学がぬるければ簡単に優秀になれてしまうわけです。

 

しかし、進学校に行ってしまえば、それは通用しません。

周りは自分と同じくらいかそれ以上の成績を持った生徒たちです。

しかも、出身中学がしっかりとしていれば、そこで上位でいることは価値が出てきます。

 

そもそもそういう子たちは、中学時のライバルが強力ですからね。

そこでの競走を勝ち抜いて進学校に来ているわけですから、やはり頭一つ抜けてくるのです。

 

とはいえ、以前よりかはそういう現象は減りましたけどねぇ。

以前はこんなことがあったんですよ。

 

お隣の旧小見川町の小見川中学は町でたった一つの中学校です。

その中学の一学年の人数は約300人程度でした。

何せすべての小学校から一つの中学校に進学してくるわけですから、そりゃそれだけの人数になるんです。

 

そこで30位以内くらいに入れて初めて上位10%にいれるわけです。

神栖市の中学校と比べてもいかに競走が激しいかが分かると思います。

 

私は以前勤めていた塾で、その小見川中学の上位の子たちを指導したことがありますが、まぁ優秀な子が多かったですね。

神栖の子と比較しても、やはり飛び抜けているんですよ。

それだけの成績をもって高校に進学するわけですから、やはり強かったですよ。

 

ただ、そんなマンモス中学も今や少子化のあおりを受け、かなり縮小されてしまったらしいです。

あれだけ繁栄していた中学だけにその凋落は悲しいものがありますね。

 

このように千葉県の高校であれば、千葉県の中学からも優秀な子が集まってきます。

清真学園なんかは水戸から通う子もいるみたいですね。

進学校は基本的にいろいろな地域から人が集まるようにできているんですよね。

 

まぁそういうところに進学校の良さはあるわけです。

今までは地域の子たちとの付き合いしかなかったものが、いろいろな地域の子とのつながりができるんですよね。

根本がそうですから、やはり優秀な子は飛び抜けて優秀だったりするんですよ。

 

そういう環境で上位に立ちたいなら、半端な努力では勝てないということです。

上位の子たちは、全員ではないにしろ、中学の3年間を荒波にもまれながら勉強してきたわけですからね。

 

進学校の上位層に勝つことは難しいですが、その勝負に勝てなければ首都圏の有名大学に合格することはできないでしょう。

同じ高校の猛者よりも全国にいる猛者の方が強いんですからね。

常に高い目標をもってしっかりと頑張ってほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。