勉強ができないと考えている子は多いと思います。
そして、その保護者も自分の子は勉強ができないと思っています。
勉強ができないというのは、授業で何を言っているかわからないからです。
学校の授業がその状況なら、その子は勉強分からない=自分はバカだと思うでしょう。
勉強が楽しくないのも、学校の授業が分からないからです。
ずっと訳のわからない言葉で、訳の分からない説明を延々とされるわけです。
楽しいわけがありません。
そういう経験をしてしまうと、途端に人は絶望してしまいます。
今さら頑張ったって意味がないと絶望を感じてしまうのです。
と、かなり最悪の想定で話しをしましたが、きっと勉強ができない子の言い分ってこうなんじゃないでしょうか。
ハッキリ言って、これって間違っているんですよね。
なぜ間違っているのかというのは、それは最初から周りのせいにしているからです。
学校の授業が悪いというのは、先生の能力がないと言っているのと同じです。
確かに、そういう先生もいるでしょう。
しかし、大半の先生は熱心に授業をしているはずなのです。
ダメな先生はその存在が目立ちますからね。
あたかもそういう先生が多いような感覚を持ってしまいますが、決してそんなことはありません。
学校の授業がわからなくなったのは、それはその子に問題があるのです。
そして、その子の問題というのは、親の問題です。
親が子育てに失敗しているのです。
例えば、大事な話をしているときは人の目を見て聞きなさい。
と自分の子に教えたことはありますか?
学校の授業を先生の目を見て真剣に聞く・・・
これで学校の授業が分からなくなるわけがないのです。
逆にそういう基本的な動きを親が子どもに教えないから、子どもは勉強ができるようにならないんです。
他には、分からないことがあったら、どうやって調べるのかを教えてあげたことはありますか?
子どもが勉強が分からないと言っているなら、親がその調べ方を見せてあげればいいのです。
図書館に連れて行って本で調べても良いですし、スマホで検索して見せてあげてもいいです。
そういう勉強がわからなくなったときの対処法を親が子どもに伝授してあげれば、子どもは自分でわからないときは自分で対処するんじゃないですかね?
そうすれば、学校の授業に頼ることなく、自分で勉強できるようにもなるのです。
しかし、親は子どもが勉強できないのは、学校の教え方が悪いからだと断じてしまうのです。
それは大きな間違いです。
基本的な勉強への姿勢は親が子どもに教えるべきことなんですよ。
別に学校の肩をもつわけではありません。
しかし、何でもかんでも学校に教育を丸投げする姿勢はダメだと思うのです。
だからといって、親がすべての責任をとる必要はないですけどね。
要は、親と学校が連携をとって子どもを導いていくことが大事なんですよ。
もし、塾に通っているなら塾も巻き込んでしまえばいいのです。
子どもは元来勉強ができなくはないのです。
どんな子でも導き次第で勉強はできるようになるんですよ。
子育ては大変だと思いますが、大事な時期に大事なことを教えておかないと後悔することになりますよ。
まずは、勉強における大事な姿勢から教えて下さい。
人の目を見て授業を集中して聞きなさいと。
自分の子が才能があるのかないのかを判断するのは、それができてからだと思いますよ。
それでは、今日はこの辺で。