泣くくらい悔しがるのは、頑張ったからだね。

先日の授業でとある高1生が私の前で泣きました。

それは、テストの結果が芳しくなかったからです。

 

頑張ったのに成果が出なかったから泣いたんですよ。

 

これって私は素晴らしいことだと思います。

結果が出なかったわけですから、手放しに素晴らしいと言ってはいけないかもしれませんがね。

ただ、泣くくらい悔しがれるのは、それだけ真剣にテスト勉強に取り組んだからです。

 

私は勉強への努力は誰しもができることだと思っています。

それで成果が出るか出ないかは関係なく、努力ができる姿勢が大事なんです。

 

たとえ頭が良い子であっても、努力ができない子はダメです。

私は成績だけが良くて努力ができないという子は認めません。

まぁ、成績が良い子っていうのは、たいていが努力できているんですけどね。

 

この子はもともとは泣くような性格ではありません。

ビビりな子ではありますが、そこまで感情的にはならないんですよね。

 

そんな子が泣いたわけです。

さぞかし努力したんでしょうね。

まぁ、実際、塾で努力しているのを見ていますからね。

 

本当に努力していましたし、それは私が認めるほどでした。

また、答案を見ても努力の痕跡はありましたから。

努力をした者だけしか表せない答案ではありました。

 

とはいえ、点数をとらないと他の人に努力は伝わりません。

そして、高校のテストはちょっと努力をしたからといって成果は簡単に出ないんです。

 

うちの生徒たちは、結構努力をしている子が多いですが、それでも成果が出ているかは疑問ですね。

ただ、それでも続けていけば、必ず開花しますけどね。

 

それがいつになるのかは生徒毎に異なります。

そして、その成果が出るまで我慢して努力を続けるのが難しいんですよね。

いつか成果が出るといっても、何ヶ月も成果が出ないと心が折れてしまいますから。

 

最低でもテストに対して真剣に取り組むことは大事なことです。

ちなみに、その子の高校の周りの子たちは、点数がひどいのにヘラヘラしていたらしいです。

そういう子たちに未来はないでしょうね。

 

あなたのお子さんはどうですか?

定期テストで一喜一憂できてますか?

そして、テストに向けて最大限の努力ができていますか?

 

もし、真剣に大学に行きたいのなら、定期テストで成果を出すことが大事になります。

成果が出ていないなら、早めに成果が出るように声がけをしてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。