私の国語の授業の仕方はこんな感じです。

中高生にはあまり国語を指導してほしいという子はいませんが、小学生には国語を指導しています。

それでも小5くらいまでですけどね。

小5から塾に入れば私の国語の授業が受けられます笑

 

とはいえ、私の国語の指導はじっくり文章を読ませてから、自力で問題を解いてもらうだけなんですけどね。

わからない言葉があったらその意味を教えてはあげますが、純粋に問題を解くことだけしかやらせないんです。

 

そして、丸付けをする段階で、生徒の答案を見て添削を開始します。

的外れなことを書いてあったら、問題の意味を取り違えている可能性が高いので、問題が何を聞いているかを確認します。

私が問題文を読んであげて、その問題では何を聞いているかをかみ砕いて教えてあげます。

 

そこからまた生徒に読ませます。

それでも答えが出せないなら、どこにその答えが書いてあるのかのヒントだけ与えます。

傍線部の場所を確認し、その付近に答えがあることを指導するんです。

 

それでもわからなかったら、答えの箇所がどの段落に書いてあるのかだけ教えます。

そして、また数分間放置です。

とにかく自力で解かせることを念頭に置いて指導しているので、答えを教えることはありません。

 

国語の問題を解くのって根気が必要なんですよ。

文章を読むことに慣れている子なら問題はないんですが、文章を読むことに慣れていない子にはひたすら文章を読ませるしかないんです。

 

最初はなかなか解けなくても徐々に答えをさがすコツをつかんでいきます。

答えが書いてある箇所が見つけられるようになったら、それは読解力が身についてきている証拠なんです。

 

あとは、正答にどれだけ近づかせるかです。

模範解答をなぞって、どうやって解答を書けば良いのかを指導します。

問題でこう聞かれたらこう答えるのだと教えていくのです。

 

問題に対応した答えの書き方を身につけないと国語は点数がとれなくなりますからね。

これは社会や理科などの他の教科でも使えるテクニックになるわけですから、小学生のうちに身につけておいた方がいいのです。

 

ちなみに、小5まで国語を指導するのは、小6からは英語を指導することになるからなんですよね。

うちの1コマの指導だと2教科が限界なので仕方がないんですけどね。

 

できれば、小学生のうちにある程度の国語力は身につけさせておかないといけないと思います。

その国語力がゆくゆくは自学力につながっていくんです。

自分で勉強できるようにするなら、国語力を上げることが肝要なんですよね。

 

国語ができるようになるためには、まずはじっくりと文章を読む忍耐力をつけることが大事です。

忍耐力がない子は文章を読み切ることができず、国語力が伸びなくなります。

問題さえ解ければいいといっても、さすがに文章を読まずに問題は解けませんからね。

 

この実践自体は家でもできると思います。

中学生でも国語力がないと判断したら、小学3、4年の国語の読解ドリルをやらせてみてください。

 

やってもきっとボロボロでしょうけど、文章を読むのに適した長さなのは、そのころの読解問題なんですよね。

 

早めに実践してみてくださいね。

そうしないと、中学生のうちに成績が上がることはないですよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。