国語は母国語を学ぶものですから、すべての教科の基礎となります。
国語ができないというのは、他の教科もできないと言っているのと同じです。
数学だって計算問題だけが解けたらOKではないですよね?
高校入試では文章問題だって出てくるわけですから、読解力がなければそれを解くことはできないんです。
高校の数学なんて、計算はおまけでほとんど文章ですよ?
国語力がない子が数学を得意になることもないんですよ。
ということは、国語ができるようにならないといけないわけです。
では、教わればできるようになるのか・・・?
もちろん習うことで国語の解き方なるものが理解できるかもしれません。
ただ、結局は実践するのは本人ですからね。
本文をしっかりと読み、内容をとらえないと国語は解けないんですよ。
そもそも国語というのは、文章の中から答えを探してくる教科です。
決して、一から自分で考えて解く教科ではないのです。
しっかりと文章を読み、問題で聞かれていることが何かを考え、答えを見つければいいのです。
そこには、語彙力や漢字力も必要ですけどね。
文章を読んでも、わからない言葉だらけでは文章の内容をとらえることはできないのです。
文章を読んで国語の問題を解くことを繰り返すことで、国語の問題は解けるようになっていきます。
そのときに、必ず分からない言葉を調べるクセをつけるのです。
今なら、簡単にスマホやタブレットで意味を調べられますよね。
もし、家で勉強しているなら、親が代わりに調べてあげてもいいですよ。
特に、小学生の場合は、どうやって調べればいいのかわからない場合もありますからね。
まぁ、最近の子どもに限ってそんなことはないでしょうが・・・
ただ、国語を解けるようにするためには、並々ならぬ努力が必要になります。
それこそ、毎日、読解問題を解くくらいの心構えが必要です。
以前いた生徒は、親が買ってきた国語のドリルを毎日一題解くことで、国語ができるようになりましたね。
ずっと国語ができずに悩んでいましたが、一定期間毎日国語を解くことで成果を出したのです。
とはいえ、この子のやり方はいい加減だったので、かなり私がアドバイスしましたけどね。
ただ、正しいやり方で、毎日努力すれば成果は出るものなのです。
ちなみに、字がきれいな子の方が、国語はできるようになりますよ。
漢字はきれいな字で覚えた方が頭に残るんですよ。
毎日勉強するからといって、汚い字でいいわけはないですからね。
家で勉強を監督するときは、きれいな字で書くように指導してくださいね。
それでは、今日はこの辺で。