生徒の勉強の姿を見ていると・・・

昨日は水曜日の自立支援学習日でした。

夏休み明け一発目の自習日ということでしたね。

 

私は授業は入れないようにしているので、机間巡視をしながら生徒の勉強の様子を見ていきます。

そして、間違った勉強方法をしている子やら、何をしていいか分からない子にアドバイスをしていくのです。

 

ちなみに、最初はみんな自由に勉強を始めます。

私が「○○をやって~」と指示はやりません。

自由に自分がやりたい勉強をやっていくのです。

 

昨日はちょうど英単語のプリントを渡したタイミングなので、さっそく英単語の練習をしている子をいましたね。

そういう行動をしていたら、私は英単語を練習するときのアドバイスを行います。

それが効率のいいやり方ですしね。

 

ま、別にそのアドバイスに従わなくても構いませんけどね。

好き勝手自分のやり方でやっても、成果が出ているなら問題はないわけで、私のやり方を強制することはしません。

 

ただ、成果が出てこないなら、私のやり方に従ってもらいますけどね

成果が出てこないのは、やり方に問題があるから。

生徒によっては頑固にそのやり方を貫いてしまうので、そこで私はやり方を訂正するわけです。

 

基本的に勉強のやり方は、自分のオリジナルのやり方が一番いいのです。

自分に合ったやり方で勉強して成果が出る・・・それが最高の結果なのです。

私が勉強のやり方を細かく指示することは、生徒の創造性をつぶすことになるので、あまり良い方法とはいえないんですよ。

 

他にも手が止まっている生徒がいたらどうするのか。

私は生徒に「なんで手が止まっているの?」と質問し、現状を生徒から聞き出します。

 

ほとんどがわからないから手が止まっているわけですが、私はそのやり方を教えてあげたりはしません。

もし、私がすでに指導しているところなら、なおさら説明はしません。

 

わからないからと何度も私が教えていては、私がいなくなった瞬間にこの子は勉強できなくなるでしょう。

それでは、いずれ本人が困ってしまうのです。

 

だからこそ、教科書やテキストをもってきて、「ここに書いてあるから読んでごらん」と生徒に促します。

それでもわからなかったら、教科書に書かれている箇所を指さしながら、「こことここにヒントが書いてあるからもう一度読んで考えてみな」と言うのです。

 

うまくいけば、自力で理解ができるところまで導くことができます。

とはいえ、何度もヒントを出してもわからなければ、さすがに説明しますけどね。

 

このように自分で勉強していくやり方を指導していくんですね。

私が指導している内容は教科書に書かれているわけです。

なら、教科書を読んで私が教えたことを思い出さないとダメなんですよ。

 

生徒が勉強でつまづいているのは、その子が成長できるチャンスでもあるんです。

だからこそ、勉強するという行動をしてもらわないといけないんですよ。

いずれ自力で勉強できるように、促していくのが正しい教育なんだと私は思いますよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。