夏期講習2022 20日目

夏期講習20日目です。

 

指導していてつくづく思うのは、やはり勉強は早めに始めるのにかぎるということです。

特に、文章題などの応用問題を解くためには、その経験値が必要になってきます。

 

小学校のころから文章題は出てくるわけですが、そこできちんと挑戦したものだけが、中学や高校で文章題を解けるようになるのです。

同じことを指導していても、生徒によってそれを感じ取る力が異なるのです。

 

とある生徒は、そんな文章題でもすんなり解いていきます。

私は、最初に軽く説明しているだけです。

そこから、要点だけを理解して、あとは今まで培った経験で問題を解いていくのです。

 

もちろん、この子は小学生のころから優秀な子です。

小5のころから塾にいますが、文章題はほぼすべてのレベルの問題を解かせてきました。

中学受験希望の子ではないですので、受験用の知識はないですが、一般の小学生の指導内容はほぼ解けることができるでしょう。

 

このように、早めに経験を積んだ子は、今つまづくことがありません。

まぁ、当たり前といったら当たり前ですが、勉強経験者じゃないとこの感覚は理解できないでしょうね。

 

一方で、なかなか理解できない子は、そもそもが国語力が弱い可能性があります。

言葉をそのまま受け入れることができないのは、国語力が問題である可能性が高いです。

 

文章問題というのは、文章通りに立式すればいいわけです。

短い文章を読んで、状況を整理する・・・

これができなければ、立式ができないわけで、問題を解けるわけもないんです。

 

ただ、こういう子でも経験を積みさえすれば、徐々にコツをつかんでいきます。

要は、考え方を覚えてしまえばいいわけですからね。

とはいえ、時期が遅くなればなるほど、苦労するのは目に見えているのです。

 

私が言いたいのは、勉強は早い者勝ちという事実です。

どうしても早めに始めた子は有利になるんです。

それだけ経験を多く積んでいますからね。

 

もちろん良質な経験を積むことが大事だとは思いますが、もし良質じゃなくても早めに始めることは大事なことです。

なぜなら、早めに始めるからこそ、失敗を挽回できるのも早いわけですから。

 

遅きに失することがなきように、迅速な行動を心がけてほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。