夏期講習2022 14日目

夏期講習14日目です。

 

うちの塾は私1人が指導しているので、授業内容や質がブレるということはありません。

みなに共通して同じことを指導しているので、そこにブレはないんですよね。

 

まぁ、若干の話の抑揚の違いや雑談が入ったりもしますが、大事なポイントは平等に教えています。

しかし、それでも理解には違いが出てきます。

 

先日の授業で確認テストを実施したところ、10点という悲しい結果をとった子がいます。

そのテストは決して難しいわけはなく、基本問題だらけです。

そして、その子は実際に授業でその問題を解いているんです。

 

しかし、この結果でした。

とはいえ、私はこの結果になるだろうと確信していましたけどね。

それはどこを見て確信していたのかというと、宿題のやり方です。

 

この子の宿題ノートには丸ばかりが並んでいるんですよ。

さも、自分は優秀な生徒だとアピールしているかのごとくです。

ただ、さすがに私の目はごまかせません。

 

その子は「やることやってんだからいいだろ」という感じで宿題をやってきているのです。

うちの塾は宿題をしないと、授業をしませんからね。

だから、形だけでも宿題をやったフリをしているんでしょう。

 

いかに授業で解けていたとしても、宿題で同じように解けていなければ意味はありません。

きっとこの子は自力で解くのは難しいと感じ、一応挑戦はしたものの、その後すぐに答えを写してしまったのでしょう。

 

当たり前のことですが、こういう子は成績は上がりません。

勉強において、自分の力を伸ばそうとしない子は絶対に成長はしないんですよ。

逆に自分の力でチャレンジして、ボロボロになるまであがいて、それでも分からないから再度教えてほしいと願ってくる子の方が伸びますね。

 

せっかく塾でやり方を教わって、授業中には一応正解までできているのに、宿題でしっかりと理解しなおさなければ、意味はなくなります。

これを繰り返しては成績が上がらず、ひいては高校入試なんて突破できるわけもないんです。

 

今回は、この結果を受けて、その子になぜダメなのかを指摘しました。

これで変われればいいのですがね・・・

今後の変化に期待しましょう。

 

 

 

それでは、今日はこの辺で。