夏期講習5日目です。
うちの夏期講習は中学生には確認テストを行ってもらっています。
英単語やら、県名やら、勉強において必要な知識を覚えてもらうべくやってもらっています。
もちろん、復習の意味合いが強いのですが、これだけで復習がきちんとできるとは思っていません。
今まで勉強を頑張ってきた子なら効果はあるのでしょうが、頑張ってこなかった子に関してはあまり効果はないでしょうね。
では、何のためにこのテストを行っているのか。
それは、暗記力を鍛えるために行っているんです。
勉強は知識を頭に蓄積することが基本となります。
頭に用語が入っていなければ、テストで答えを書けるわけもないんです。
答えが書けなければ、点数だって伸びませんからね。
最初は短期的にで構わないので、暗記をする力を伸ばすことが大事なんです。
暗記力が備われば、あとはやる気次第でどうとでもなりますからね。
勉強の経験がない子は、そもそも暗記というものをやってきていないので、いざ暗記するとなってもどうしたらいいのかがわかりません。
しかし、塾で強制的に暗記することで、暗記する方法を自分なりに構築することができるようになるのです。
とはいえ、単に暗記するだけでは、長期記憶にはなりません。
その成り立ちやら、その用語の意味をしっかりと理解をしなければ、せっかく覚えてもすぐに忘れてしまいます。
ここら辺はやる気の問題で、わからないことを調べようとする姿勢が大事になります。
ただ、そのやる気を引き出そうとしても、そううまくはいきませんからね。
であるなら、今できることを精一杯やってもらおうと思います。
何かを暗記しようとするのは、勉強の基本です。
これができないと、成績を上げる能力が身につかないんですよ。
暗記する力は技術次第でなんとでもなります。
機会さえ与えられれば人は成長することができますからね。
それでは、今日はこの辺で。